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今年流行語2026を徹底調査!「滅」「ドパガキ」の意味と大賞発表日・歴代ランキングを解説

氷室 美冬 氷室 美冬 • 更新: • 公開: • 読了約 26 分
目次

2026年の流行語を語るうえで、女子高校生の間で注目を集めているのが「滅」「ドパガキ」「麻辣湯」の3つだ。なかでも「滅」は、女子高生94人を対象にした2026年のJK流行語調査で、実際に最も使った言葉と新語・流行語大賞の予想の両方で1位を獲得した。

一方、SNSで頻繁に見かける「ドパガキ」は、実際には使わない言葉でも1位になるという興味深い結果が出ている。加えて、食べ物の麻辣湯も大賞予想の上位に入り、2026年の若者文化が単なるネットスラングだけでは説明できないことが浮かび上がった。2026年11月3日現在の調査結果を中心に、言葉の意味や元ネタ、流行の背景、新語・流行語大賞の発表時期まで整理する。

【2026年最新】今年流行語ランキング!女子高生94人が選んだ1位は「滅」

今年流行語

2026年10月31日、株式会社nowWnowが運営する女子高生メディア&シンクタンク「JKラボ」から、2026年の流行語に関するアンケート結果が発表された。

調査対象は全国の女子高校生94人。2026年10月20日から22日にかけて、Googleフォームを使った自由記述形式で実施された。

今回の調査で特徴的なのは、単に流行している言葉を尋ねるだけでなく、実際に使っている言葉、SNSで見かけるけれど使わない言葉、大人には伝わらないと思う言葉、そして新語・流行語大賞の予想を分けて調べている点だ。

2026年に女子高生が最も使った流行語ランキング

最初に、2026年に一番使った流行語の結果を見てみよう。

順位 流行語 回答者数・割合
1位 滅 29人・30.9%
2位 ドパガキ 15人・16.0%
3位 フレネミー 9人・9.6%
4位 メロい 6人・6.4%
5位 麻辣湯 5人・5.3%
6位 わほー 4人・4.3%
7位 モナキ・ワッサー・冷笑 各3人・3.2%

出典:株式会社nowWnow/JKラボ「2026年の流行語に関するアンケート」。回答者94人。複数回答を含む自由記述の集計。

1位の「滅」は29人が回答し、全体の30.9%を占めた。約3人に1人が挙げている計算になる。

2位の「ドパガキ」は16.0%、3位の「フレネミー」は9.6%だった。

注目したいのは、ランキングに感情を表現する言葉だけでなく、食べ物やグループ名なども入っていることだ。

特に「麻辣湯」は、日常的な会話で使うスラングというより、その年に流行したものを象徴する言葉として回答されている。

女子高生が予想する2026年の新語・流行語大賞

同じ調査では、2026年の新語・流行語大賞に選ばれそうな言葉についても質問している。

その結果は次のとおりだ。

順位 予想された言葉 回答者数・割合
1位 滅 26人・27.7%
2位 ドパガキ 12人・12.8%
3位 麻辣湯 5人・5.3%
4位 ワッサー・フレネミー・わほー 各3人・3.2%
7位 爆裂愛してる・メロい・私に嘘はつかないで 各2人・2.1%

ここでも「滅」がトップとなった。

ただし、27.7%という数字は過半数ではない。94人のうち26人が予想した結果であり、女子高校生全体の意見を代表する全国規模の世論調査とは異なる。

それでも、実際に使っている言葉と大賞予想の両方で「滅」が1位になったことは興味深い。

単なる一時的なSNSの話題ではなく、日常会話での使用と社会的な認知の両面で存在感を高めていることがうかがえる。

【意味・元ネタ】「滅」「ドパガキ」「麻辣湯」はなぜ流行した?

2026年の流行語を理解するには、単語の意味だけでなく、どのような場面で使われているかを知ることが大切だ。

ここでは、検索需要の高い3つの言葉を詳しく解説する。

1.滅(めつ)の意味と使い方

2026年JK流行語調査1位

「滅」は、好きなものや面白い出来事などに対して、感情が大きく動いたときに使う表現だ。

代表的なのが「好きすぎて滅」「〇〇すぎて滅」という言い回しである。

単に好きというだけではなく、気持ちが大きくなりすぎて、自分が消えてしまいそうなほどだという誇張したニュアンスを含んでいる。

元ネタは、5人組ダンスボーカルグループのが発表した楽曲「好きすぎて滅!」だ。

楽曲の印象的なフレーズと振り付けがSNSで拡散され、「〇〇すぎて滅」という応用しやすい表現へと広がった。

モデルプレスが発表した2026年上半期の流行語大賞でも「〇〇で滅」が選出されており、上半期から継続して注目されている言葉だ。

具体的な使い方

- 推しの新しいビジュアルが良すぎて滅。
- 好きなアーティストのライブが最高すぎて滅。
- 友達との旅行が楽しすぎて滅。
- 今日の新作スイーツ、おいしすぎて滅。

この表現が広がった理由の一つは、ポジティブな感情にもネガティブな感情にも応用できることだ。

「最高すぎて滅」のように喜びを表現することも、「課題が多すぎて滅」のように困った状況を表現することもできる。

短く、意味が伝わりやすく、SNSのコメントにも使いやすい。この汎用性が流行を後押ししている。

2.ドパガキの意味と元ネタ

JK調査の大賞予想2位

「ドパガキ」は、「ドーパミン中毒のガキ」を略したネットスラングだ。

ショート動画やSNSなど、刺激の強いコンテンツを繰り返し見続け、なかなか離れられない状態を表現するときに使われる。

ドーパミンは脳内で働く神経伝達物質の一つで、報酬や動機づけなどに関係している。

短い動画を次々に視聴したり、刺激的なコンテンツを繰り返し求めたりする行動を揶揄する言葉として使われるのが特徴だ。

ただし、医学的な診断名ではない。「ドパガキ」と呼ばれたからといって、実際にドーパミンへの依存症であると判断できるわけではない。

ドパガキの元ネタについて

特定の楽曲やアニメ作品、著名人の発言が公式な発祥元として確定している言葉ではない。

「ドーパミン」と「ガキ」を組み合わせたネット上の表現であり、特定の投稿者を最初の発案者として断定することはできない。

2026年のJKラボ調査では、この言葉に興味深い特徴が現れた。

- 実際に使った流行語:2位、15人・16.0%
- SNSで見るけれど使わない言葉:1位、16人・17.0%
- 大人には意味が伝わらないと思う言葉:1位、26人・27.7%

つまり、知名度は高い一方で、自分から積極的に使うとは限らない言葉なのだ。

また、「ガキ」という表現には相手を見下すようなニュアンスがある。

友達同士の冗談として使われる場合もあるが、他人に向けて使えば侮辱的に受け取られる可能性がある。使用する場面には注意したい。

3.麻辣湯(マーラータン)の意味と流行した理由

2026年JK大賞予想3位

麻辣湯は、中国発祥の辛味としびれが特徴的なスープ料理だ。

「麻」は花椒による舌のしびれ、「辣」は唐辛子の辛さを意味する。

春雨や野菜、肉、練り物などをスープで煮込んで食べる料理で、具材や辛さを自分好みに調整できる点が魅力となっている。

2025年から続く日本国内の第2次麻辣湯ブームは、2026年も勢いを保っている。

株式会社Reviewが2026年9月に発表した開業動向調査によると、2026年1〜6月に開業が確認された麻辣湯専門店は273件。2025年の年間開業数225件を半年で上回った。

加えて、東京・大阪以外の開業が165件で、全体の約60.4%を占めている。都市部だけでなく、全国へ広がっている様子が数字から読み取れる。

麻辣湯が流行した主な理由

1. カスタマイズ性が高い: 具材、麺、辛さなどを自分好みに選べる。
2. SNSで紹介しやすい: 色鮮やかな具材やスープが写真・動画と相性がよい。
3. 食事の満足感がある: 野菜や春雨などを組み合わせられ、食べ方の幅が広い。
4. 専門店が増加している: 実際に食べられる場所が全国的に増えている。

加えて、JKラボが女子高生96人を対象に実施した別の調査では、「周りで流行っているもの」の1位が麻辣湯で25.0%だった。

流行を感じるきっかけとして「出典元やInstagramなどSNSでよく見る」と回答した人は54.2%。流行をきっかけに実際に購入・体験したことがある人は71.9%に達している。

麻辣湯は、言葉としての流行語というより、食文化や消費行動まで巻き込んだトレンドの象徴といえる。

【関係性を比較】2026年流行語の特徴とJK調査の注目ポイント

2026年の流行語を整理すると、それぞれの言葉が異なる文化や行動と結びついていることが分かる。

単にランキングの順位を見るだけでは、その背景までは理解できない。

そこで、代表的な言葉の関係性をまとめた。

流行語 関連する人物・文化 主な意味・特徴 JK調査での位置
滅 M!LK・楽曲文化・出典元 強い感情を誇張して表現 実際の使用1位・大賞予想1位
ドパガキ SNS・ショート動画文化 強い刺激を求め続ける状態 実際の使用2位・大賞予想2位
麻辣湯 中国発祥の食文化・外食市場 好みに合わせて具材を選ぶ料理 実際の使用5位・大賞予想3位
フレネミー 人間関係・海外由来の表現 友人のように見える敵対的な相手 実際の使用3位
メロい 推し活・若者の感情表現 メロメロになるほど魅力的 実際の使用4位

この比較から分かるのは、2026年の流行語が大きく3つの方向に分かれていることだ。

- 感情を短い言葉で表現する「滅」「メロい」
- SNSやデジタル生活を表現する「ドパガキ」
- 食文化や消費行動を象徴する「麻辣湯」

特に「滅」と「ドパガキ」の違いは重要だ。

「滅」は自分の感情を表現するために使われる一方、「ドパガキ」はSNS上で他人の行動や状態を説明する言葉としての側面が強い。

また、麻辣湯のような食べ物が大賞予想に入っていることからも、女子高生が考える流行語は、辞書的な新語だけに限定されないことが分かる。

【発表日はいつ?】新語・流行語大賞2026のノミネート発表と年間大賞を予想

2026年の流行語を調べる読者が気になるのが、毎年恒例の新語・流行語大賞だ。

この賞は自由国民社が主催し、1984年に始まった。『現代用語の基礎知識』に収録された言葉をベースに、その年の世相を反映した新語や流行語を選ぶイベントである。

2025年からは特別協賛社が変更され、正式名称も「T&D保険グループ新語・流行語大賞」となった。

新語・流行語大賞2026のノミネート発表日は?

11月3日時点で正式日程未確認

2026年11月3日現在、2026年のノミネート30語について、正式な発表日は確認できていない。

ただし、過去の発表日を見ると、毎年11月第1週に発表される傾向がある。

年 ノミネート発表日 年間大賞発表日
2022年 11月4日 12月1日
2023年 11月2日 12月1日
2024年 11月5日 12月2日
2025年 11月5日 12月1日
2026年 正式発表待ち 正式発表待ち

2026年についても11月上旬の発表が見込まれる。

特に2025年と2024年は11月5日にノミネート語が公表されているため、11月5日前後は注目したい時期だ。

ただし、過去の発表日から2026年の確定日を決めることはできない。

年間大賞の発表日はいつ?

年間大賞とトップテンは、例年12月初めに発表される。

過去の実績では2022年、2023年、2025年が12月1日。2024年は12月1日が日曜日だったため、12月2日に発表された。

2026年12月1日は火曜日に当たるため、過去の傾向からは同日の発表が有力な見通しとなる。

ただし、11月3日時点で2026年の正式な発表日として確定した情報ではない。

2026年の大賞候補として注目したい言葉

女子高生94人の予想で上位になった言葉は、次の3つだ。

「滅」

日常会話でも使いやすく、楽曲からSNSへ広がった経緯がある。若者文化と音楽トレンドを象徴する候補だ。

「ドパガキ」

SNSの利用習慣やショート動画との関係を表す言葉。デジタル社会の課題を象徴する点で注目される。

「麻辣湯」

言葉そのものというより、2026年の食文化と消費トレンドを代表する候補。全国的な店舗拡大という実態もある。

ただし、JKラボの大賞予想と公式の選考結果は別物だ。94人の予想で1位だったからといって、公式大賞への選出が決まるわけではない。

【選考基準と歴代一覧】流行語大賞は誰がどのように決める?

新語・流行語大賞については、「SNSで一番話題になった言葉が選ばれる」「最も使われた言葉が大賞になる」と考えている人もいる。

しかし、実際の選考は単純な人気投票ではない。

新語・流行語大賞の選考基準と仕組み

自由国民社の説明によると、この賞は1年間に生まれたさまざまな言葉のうち、世相を巧みに表現し、広く大衆の目・口・耳をにぎわせた新語・流行語を選び、その言葉に関係した人物や団体を顕彰するものだ。

選考は大きく2段階に分けて理解できる。

第1段階:ノミネート30語の選定

『現代用語の基礎知識』に収録された用語をベースに、自由国民社の事務局などが候補を整理する。

第2段階:トップテンと年間大賞の決定

選考委員会が候補を検討し、トップテンと年間大賞を選ぶ。

つまり、SNSでの投稿数やアンケートの回答数だけで機械的に順位を決めているわけではない。世相への影響、言葉の広がり、時代を象徴する力などが選考に関わってくる。

自由国民社が2025年に公表した賞の概要でも、1年を通じて時代を反映した言葉を選出するという趣旨が示されている。

歴代流行語大賞一覧から見る選考傾向

1984年に始まった新語・流行語大賞は、時代ごとに異なる社会現象を映し出してきた。

歴史を振り返ると、流行語は大きく次のような変化を見せている。

1984〜1990年:社会現象や時代の価値観を表す言葉

- 1984年:オシンドローム、まるきん・まるび
- 1985年:分衆、イッキ!イッキ!
- 1986年:究極、新人類
- 1989年:セクシャル・ハラスメント、オバタリアン

この時期は新語部門と流行語部門に分かれて金賞などが選ばれていた。

1991〜2000年代:テレビ・スポーツ・社会の話題

- 1991年:…じゃあ〜りませんか
- 1993年:Jリーグ
- 1994年:同情するならカネをくれ
- 2004年:チョー気持ちいい
- 2006年:イナバウアー
- 2008年:グ〜!、アラフォー
- 2010年:ゲゲゲの〜

テレビ番組やスポーツ選手、芸能人の活躍から生まれた言葉が目立つ時代だった。

2013〜2019年:SNSとネットでの拡散が存在感を増す

- 2013年:今でしょ!、お・も・て・な・し、じぇじぇじぇ、倍返し
- 2016年:神ってる
- 2017年:インスタ映え、忖度
- 2018年:そだねー
- 2019年:ONE TEAM

特に2013年は、テレビドラマ、スポーツ、社会的な話題から複数の言葉が年間大賞に選ばれた。

2020〜2025年:社会問題・スポーツ・デジタル文化の融合

- 2020年:3密
- 2021年:リアル二刀流/ショータイム
- 2022年:村神様
- 2023年:アレ(A.R.E.)
- 2024年:ふてほど
- 2025年:働いて働いて働いて働いて働いてまいります/女性首相

こうして並べると、流行語大賞の対象がテレビ中心の言葉から、SNS、動画、社会問題、日常生活に関係する言葉へと広がっていることが分かる。

2026年の「滅」や「ドパガキ」も、こうしたメディア環境の変化を象徴する言葉として位置づけられる。

歴代の選考傾向から見える3つのポイント

1.一部の世代だけで流行している言葉も候補になる

全国民が同じ言葉を使っている必要はない。特定の世代やコミュニティで広く知られ、社会的な話題になった言葉も候補になり得る。

2.社会的な出来事を象徴する言葉も強い

「3密」「物価高」「裏金問題」のように、生活や社会の変化を端的に表現する言葉も選考対象となる。

3.流行の発信源が多様化している

以前はテレビや新聞が中心だったが、現在は出典元、Instagram、YouTube、Xなど、複数のプラットフォームから言葉が広がる。

2025年の選考委員によるコメントでも、情報環境の多様化によって選考委員それぞれが異なる言葉に注目していたことが紹介されている。

【SNS流行語2026】女子高生の言葉と三省堂「今年の新語」は何が違う?

2026年の言葉のトレンドを把握するうえでは、新語・流行語大賞だけでなく、若者向けメディアの調査や辞書出版社の取り組みも参考になる。

モデルプレス流行語大賞2026上半期にも「滅」が登場

女性向けエンタメ・ライフスタイルニュースサイトのは、2026年6月18日に「モデルプレス流行語大賞2026上半期」を発表した。

読者アンケートの回答数は17,978件。編集部による審査も加えて、全20語が選出された。

その中には「〇〇で滅」「フレネミー」「モナキ」「ボンドロ」などが含まれている。

「〇〇で滅」はM!LKの楽曲「好きすぎて滅!」から派生した表現として解説されており、2026年上半期の段階ですでに若者文化を代表する言葉の一つになっていた。

ここで注意したいのは、モデルプレスの流行語大賞と自由国民社の新語・流行語大賞は別の企画だということだ。

調査対象や選考方法が異なるため、両者の順位をそのまま比較することはできない。

三省堂「今年の新語2026」の発表日は12月1日

もう一つ注目したいのが、辞書出版社のが実施する「今年の新語2026」だ。

こちらは新語・流行語大賞とは異なり、将来的に国語辞典に見出しとして採録されてもおかしくない言葉を選ぶ企画である。

三省堂の公式説明によると、対象となる言葉は必ずしも2026年に生まれたものである必要はない。

今年特に広まった言葉や、日常会話・SNSで使われるようになった言葉、時事用語、新しい文物なども候補になる。

2026年の一般公募は9月1日から10月31日まで実施され、選考結果は12月1日(火)の発表会で公表される予定だ。

公式発表日決定

2026年12月1日(火)19時開始予定

発表会は「国語辞典ナイト」とのコラボレーションで開催され、辞書編集に携わる選考委員がベスト10の言葉と語釈を発表する。

新語・流行語大賞と今年の新語の違い

両者の違いを理解すると、2026年の言葉の動きをより正確に捉えられる。

比較項目 新語・流行語大賞 三省堂「今年の新語」
主催 自由国民社 三省堂
主な目的 その年の世相や流行を記録 辞書に採録され得る言葉を選ぶ
対象 新語・流行語・時事的な表現 広まった言葉や新しい用法
選考 ノミネート後に選考委員会が審査 辞書編集関係者による選考
2026年の発表 公式日程発表待ち 12月1日19時予定

この違いは大きい。

例えば「滅」は、2026年の若者文化や音楽トレンドを代表する言葉として流行語大賞の観点から注目される。

一方、辞書の観点では、その言葉が一時的な流行にとどまらず、どのような意味や用法で社会に定着していくかが重要になる。

流行した言葉と、辞書に残る言葉は必ずしも同じではない。 ここが両企画を理解するうえでのポイントだ。

【プロの結論】2026年の流行語から読み解く若者文化とSNSの変化

2026年の流行語を分析すると、単に若者の間で人気になった言葉を集めただけでは見えてこない変化がある。

特に重要なのは、流行の広がりと実際の使用頻度が必ずしも一致しないことだ。

今回のJKラボ調査で「ドパガキ」は、実際に使った言葉では2位だった一方、SNSで見るけれど使わない言葉では1位だった。

つまり、SNS上で目にする機会が多い言葉でも、日常会話にそのまま定着するとは限らない。

反対に「滅」は、実際の使用と大賞予想の両方で1位になった。

これは、音楽や動画をきっかけに広がった表現が、日常的なコミュニケーションに取り込まれる過程を示す一例といえる。

麻辣湯についても同様だ。

SNSで見かけるだけの流行ではなく、実際に専門店が増加し、消費者が店舗へ足を運ぶという行動につながっている。

2026年の流行語を見極める3つの判断基準

流行語を調べる際には、次の3点を意識すると情報を整理しやすい。

① SNSで話題になっているだけなのか、日常会話でも使われているのか

投稿数や動画再生数だけでは、実際の使用頻度までは分からない。「滅」と「ドパガキ」の調査結果は、その違いを示している。

② 特定の世代だけでなく、幅広い層に認知されているのか

女子高校生の間で人気がある言葉と、社会全体で知られている言葉は別物だ。JK調査と一般向けの流行語調査を区別して考える必要がある。

③ 一時的なブームなのか、社会に定着する可能性があるのか

食べ物なら店舗数や消費行動、言葉なら使用場面や意味の広がりを確認する。単なる話題性だけでは、その言葉が長く残るかどうかは判断できない。

2026年は、SNSから生まれる短い表現と、食文化や社会現象を象徴する言葉が同時に注目されている。

この多様性こそ、今年の流行語を読み解くうえで重要な視点だ。

【今年流行語2026】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年の女子高生流行語ランキング1位は何ですか?

A1:JKラボが女子高生94人を対象に実施した調査では、「滅」が1位だった。29人、30.9%が回答している。

Q2:「滅」の元ネタは何ですか?

A2:M!LKの楽曲「好きすぎて滅!」が元ネタ。楽曲のフレーズから「〇〇すぎて滅」という表現が広がった。

Q3:「ドパガキ」とはどういう意味ですか?

A3:「ドーパミン中毒のガキ」の略称。ショート動画やSNSなどの刺激的なコンテンツを繰り返し求める状態を揶揄するネットスラングだ。医学的な診断名ではない。

Q4:2026年の新語・流行語大賞のノミネート発表日はいつですか?

A4:2026年11月3日時点では正式な発表日は確認できていない。例年11月上旬にノミネート30語が発表されているため、今後の公式発表が注目される。

Q5:2026年の年間大賞はいつ発表されますか?

A5:例年12月初めに発表される。2026年も12月1日前後が見込まれるが、11月3日時点では正式日程は未確認だ。

Q6:麻辣湯はなぜ2026年の流行語候補に入ったのですか?

A6:具材や辛さを自由に選べる楽しさ、SNSとの相性、専門店の増加などが背景にある。女子高生94人の大賞予想でも3位に入っている。

Q7:三省堂「今年の新語2026」と新語・流行語大賞は同じですか?

A7:別の企画だ。新語・流行語大賞はその年の世相や流行を象徴する言葉を選ぶ。一方、三省堂の今年の新語は、将来辞書に採録される可能性のある言葉を選ぶ。2026年の三省堂の発表会は12月1日19時から予定されている。

まとめ:今年流行語2026は「滅」が主役!12月の大賞発表にも注目

2026年の流行語を女子高生94人の調査から振り返ると、最も存在感を示したのは「滅」だった。

実際に最も使った言葉として30.9%、新語・流行語大賞の予想でも27.7%を獲得し、両方で首位となった。

一方、「ドパガキ」はSNSでの認知度が高いものの、実際に使うかどうかでは意見が分かれる言葉だ。そして麻辣湯は、SNSの話題から実店舗の増加へとつながる食文化のトレンドを象徴している。

2026年の注目ポイントを整理すると、次の3つになる。

- 若者文化の象徴:「滅」
- SNS時代のネットスラング:「ドパガキ」
- 消費トレンドの象徴:「麻辣湯」

今後は11月上旬の新語・流行語大賞ノミネート発表と、12月初めの年間大賞発表が大きな注目ポイントになる。

また、12月1日の三省堂「今年の新語2026」の発表も見逃せない。

2026年を代表する言葉が何になるのか。女子高生の予想と公式選考の結果を比較することで、SNSで生まれた流行が社会全体にどこまで浸透したのかも見えてくるはずだ。

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氷室 美冬
コンテンツディレクター 氷室 美冬
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