女子大会の開催概要
女子大会の正式名称は「アジア女子バレーボール選手権大会 天津2026」。開催期間は2026年8月21日(金)~8月30日(日)で、中国・天津が舞台となった。
日本にとっては、中国やタイなどアジアの強豪と対戦し、世界ランキングや国際大会での競争力を示す重要な機会だった。
- 開催地:中国・天津
- 開催期間:8月21日~30日
- 主催:アジアバレーボール連盟(AVC)
- 日本代表のキャプテン:石川真佑
- 優勝:タイ
- 準優勝:中国
- 3位:日本
決勝ではタイが開催国の中国をフルセットで下し、連覇を達成した。日本は3位決定戦でイランに勝利し、銅メダルを獲得している。
女子日本代表の対戦カード・試合結果
日本代表は予選ラウンドを3連勝で突破。準々決勝でも勝利したが、準決勝でタイに敗れ、決勝進出はならなかった。
| 日程 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 8月21日 | 日本-香港 | 日本 3-0 |
| 8月23日 | 日本-韓国 | 日本 3-0 |
| 8月25日 | 日本-ベトナム | 日本 3-0 |
| 8月27日 | 日本-台湾(準々決勝) | 日本 3-0 |
| 8月29日 | 日本-タイ(準決勝) | 日本 1-3 |
| 8月30日 | 日本-イラン(3位決定戦) | 日本 3-0 |
特に注目されたのは、準決勝のタイ戦だった。
日本はタイに1-3で敗れたものの、翌日の3位決定戦ではイランをストレートで撃破。最終戦を勝利で締めくくった。
3位決定戦では和田由紀子がチーム最多の19得点を記録。島村春世も14得点を挙げ、日本の銅メダル獲得に貢献した。
女子大会の最終順位と優勝チーム
2026年8月30日の決勝では、タイが中国に3-2で勝利した。
セットスコアは25-20、11-25、23-25、25-18、15-10。タイは第2、第3セットを落とした後に巻き返し、最終セットを制した。
女子大会の最終順位は次の通り。
1. タイ
2. 中国
3. 日本
4. イラン
5. インドネシア
6. 韓国
タイにとっては4度目のアジア王者獲得となり、女子バレーボールで史上初のオリンピック出場権獲得という歴史的な成果にもつながった。
【男子日本代表】9月4日~13日の北九州大会の日程と試合結果
男子大会の開催概要
男子大会は「買取大吉 アジア男子バレーボール選手権大会 福岡2026」として開催された。
開催期間は2026年9月4日(金)~9月13日(日)。会場は福岡県北九州市の北九州市立総合体育館だ。
日本は前回大会の優勝国として連覇を目指し、地元開催の利点を生かして大会に臨んだ。
- 開催期間:9月4日~13日
- 開催地:福岡県北九州市
- 会場:北九州市立総合体育館
- 主催:AVC、バレーボールワールドなど
- 競技主管:日本バレーボール協会(JVA)
- 日本代表のキャプテン:石川祐希
- 優勝:日本
- 準優勝:イラン
参加12チームは4チームずつ3組に分かれて予選ラウンドを戦い、その後、上位8チームによる決勝トーナメントで優勝を争う方式だった。
男子日本代表の対戦カード・試合結果
男子日本代表は予選ラウンドから安定した戦いを見せた。
| 日程 | 対戦カード | 結果 |
|---|---|---|
| 9月4日 | 日本-オマーン | 日本 3-1 |
| 9月6日 | 日本-バーレーン | 日本 3-0 |
| 9月8日 | 日本-オーストラリア | 日本 3-0 |
| 9月11日 | 日本-インド(準々決勝) | 日本 3-0 |
| 9月12日 | 日本-韓国(準決勝) | 日本 3-0 |
| 9月13日 | 日本-イラン(決勝) | 日本 3-0 |
予選ではオマーン戦で第3セットを落としたものの、その後のバーレーン戦とオーストラリア戦ではストレート勝ちを収めた。
決勝トーナメントではさらに勢いを増し、インド、韓国、イランをすべて3-0で撃破。6試合を戦って5試合がストレート勝ちという安定した成績を残した。
決勝・日本対イランは3-0で日本が勝利
9月13日の決勝で日本が対戦したのは、アジアの強豪イランだった。
試合は日本が3-0で勝利。各セットのスコアは以下の通り。
| セット | 日本 | イラン |
|---|---|---|
| 第1セット | 25 | 21 |
| 第2セット | 26 | 24 |
| 第3セット | 25 | 23 |
| 合計 | 3 | 0 |
第2セットは26-24と接戦になったが、日本は重要な局面で得点を重ね、ストレート勝利を決めた。
FIVBの大会報告によると、西田有志はスパイク13得点、ブロック3得点などでチームをけん引。攻撃得点でも日本がイランを上回った。
この優勝は日本男子にとって通算11度目のアジア王者獲得。アジアで最も多くの大陸タイトルを持つ国としての記録も更新した。
男子大会の最終順位
男子大会の上位6チームは以下の通り。
1. 日本
2. イラン
3. 韓国
4. オーストラリア
5. タイ
6. 中国
日本、イラン、韓国は2027年のFIVBバレーボールワールドカップ出場権も獲得した。
【大会の関係者・開催地・最終順位】AVCとJVAの役割を整理
アジア選手権2026を正しく理解するには、大会を運営する組織、各国代表チーム、五輪出場権を管理する国際組織の関係を押さえておきたい。
大会を取り巻く主要な組織とチーム
| エンティティ | 関係・役割 | 2026年の実績 |
|---|---|---|
| AVC(アジアバレーボール連盟) | アジア地域の競技統括・大会主催 | 男女大会を開催 |
| JVA(日本バレーボール協会) | 日本代表の統括・国内競技主管 | 男子大会の競技主管 |
| FIVB | 世界バレーボールの統括組織 | LA28の出場資格制度を設定 |
| 女子日本代表 | 天津大会に出場 | 3位・ワールドカップ出場権獲得 |
| 男子日本代表 | 北九州大会に出場 | 優勝・LA28出場権獲得 |
| 女子タイ代表 | 女子大会の優勝チーム | LA28出場権獲得 |
| フジテレビ | 国内放送・配信を担当 | 地上波・CS・TVer・FODで日本戦を展開 |
女子大会の開催地:中国・天津
女子大会の決勝会場は天津オリンピックセンター体育館(Tianjin Olympic Center Gymnasium)。
決勝には開催国の中国とタイが進出し、地元の大観衆が見守る中でフルセットの熱戦が繰り広げられた。
タイが中国を破ったことで、女子バレーボールのLA28出場権を獲得。開催国の中国は準優勝に終わった。
男子大会の開催地:北九州市立総合体育館
男子大会の会場は北九州市立総合体育館。所在地は福岡県北九州市八幡東区八王寺町4-1。
JVAの大会案内では、JR小倉駅やJR南小倉駅などからバスでアクセスできる会場として紹介されていた。
日本にとってはホーム開催であり、地元の観客の応援を受けながら決勝まで勝ち進めたことも大会の大きな特徴だった。
【テレビ放送・ネット配信】TVer・FODで日本代表戦を視聴できた?
2026年大会は、フジテレビが国内の放送・配信を担当した。
大会期間中は地上波フジテレビ系列に加え、CS放送、TVer、FODで日本代表戦を視聴できる体制が整えられていた。
放送・配信サービス一覧
| サービス | 大会当時の視聴方法 |
|---|---|
| フジテレビ系列 | 男女日本代表戦を地上波放送 |
| TVer | 男女日本代表戦を配信 |
| FODプレミアム | 男女日本代表戦全戦を生中継 |
| フジテレビONE | CS放送 |
| フジテレビTWO | CS放送 |
| フジテレビNEXT | CS放送 |
フジテレビの2026年7月17日付の発表では、FODプレミアムで男女日本代表戦全戦を生中継し、フジテレビONE/TWO/NEXTでも放送すると案内されていた。
その後の大会公式放送案内では、TVerとFODでも日本戦全戦を配信することが掲載された。
女子日本代表の主なテレビ放送日程
| 日程 | 対戦カード | 地上波放送時間 |
|---|---|---|
| 8月21日 | 日本-香港 | 19:00~20:54 |
| 8月23日 | 日本-韓国 | 19:00~20:54 |
| 8月25日 | 日本-ベトナム | 19:00~20:54 |
| 8月27日 | 日本-台湾 | 19:00~20:54 |
| 8月29日 | 日本-タイ | 17:45~19:45 |
| 8月30日 | 日本-イラン | 19:00~20:54 |
男子日本代表の主なテレビ放送日程
| 日程 | 対戦カード | 地上波放送時間 |
|---|---|---|
| 9月4日 | 日本-オマーン | 19:00~20:54 |
| 9月6日 | 日本-バーレーン | 19:00~20:54 |
| 9月8日 | 日本-オーストラリア | 19:00~20:54 |
| 9月11日 | 日本-インド | 19:00~20:54 |
| 9月12日 | 日本-韓国 | 18:30~20:54 |
| 9月13日 | 日本-イラン | 19:00~20:54 |
※上記は大会当時に案内された放送枠であり、実際の試合開始時刻とは異なる場合がある。準決勝の9月12日は18時30分から19時までが関東ローカルの放送枠だった。
なお、2026年11月現在は大会終了後のため、TVer・FODでの見逃し配信やアーカイブ視聴が可能かどうかは、各サービスの最新の公開状況による。
【プロの結論】LA五輪2028の出場権を獲得したのは女子タイと男子日本
今回のアジア選手権で最も要点は、男女それぞれの優勝チームにLA28の出場権が与えられたことだ。
ただし、女子と男子では日本代表の結果が異なった。
LA28五輪の出場権獲得制度
FIVBが公表したロサンゼルス五輪2028のバレーボール出場資格制度では、男女それぞれ12チームがオリンピックに出場する。
出場枠は大きく3つのルートで配分される。
- 開催国枠:アメリカに男女各1枠
- 大陸選手権枠:5大陸の選手権優勝チームに男女各1枠
- 2027年世界選手権枠:未出場権獲得チームの上位3チーム
- 2028年世界ランキング枠:残る3チーム
つまり、2026年のアジア選手権は、単なる地域王者決定戦ではない。男女それぞれの優勝チームに、ロサンゼルス五輪への直接出場権が与えられる大会だった。
女子日本代表は五輪出場権を逃したが、次の世界大会へ
女子大会ではタイが優勝し、LA28出場権を獲得した。
日本は3位だったため、アジア選手権からの直接出場権は得られなかった。
しかし、3位決定戦でイランに勝利したことにより、2027年FIVBバレーボールワールドカップへの出場権を獲得している。
女子のアジア代表としてワールドカップに進むのは、タイ、中国、日本の3チームだ。
このため、日本女子代表にとって天津大会は、五輪出場権獲得という目標には届かなかったものの、次の国際大会につながる重要な結果を残した大会だった。
男子日本代表は優勝でLA28への切符を獲得
一方、男子日本代表はイランとの決勝を3-0で制し、アジア王者に輝いた。
この優勝によって、男子日本代表はロサンゼルス五輪2028の出場権を獲得。アメリカに次いで、男子バレーボールの五輪出場を確定させたチームとなった。
また、日本は2027年FIVBバレーボールワールドカップの出場権も獲得。男子のアジア代表は日本、イラン、韓国の3チームとなった。
日本男子にとって、2026年9月13日はアジア王者の称号と五輪出場権を同時に手にした記念すべき日となった。
【プロの結論】大会結果を見るときに押さえたい3つの判断基準
2026年の結果を振り返る際には、次の3点を区別することが大切だ。
1. アジア選手権の優勝と五輪出場権は直結する
今大会では男女とも優勝チームがLA28の出場権を獲得した。日本の女子が3位、男子が優勝という結果は、五輪への道筋を大きく分けた。
2. ワールドカップ出場権と五輪出場権は別物
女子日本代表は3位でも2027年ワールドカップに出場できる。しかし、それだけでLA28への出場が確定するわけではない。
男子も日本は優勝で五輪出場を決めた一方、イランと韓国はワールドカップ出場権を獲得したものの、アジア選手権による五輪出場権は得ていない。
3. 最終順位だけでなく、次の大会へのつながりを見る
アジア選手権は、代表チームの現在地を測る大会であると同時に、次の国際大会への出場権を争う場でもある。女子日本代表の銅メダル、男子日本代表の優勝は、それぞれ異なる意味を持つ成果だった。
【バレーボールアジア選手権2026の日程】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:バレーボールアジア選手権2026の女子と男子の日程はいつでしたか?
A1:女子大会は2026年8月21日~30日に中国・天津で開催されました。男子大会は9月4日~13日に福岡県北九州市で開催されました。どちらも現在は終了しています。
Q2:2026年のアジア選手権で日本代表は優勝しましたか?
A2:男子日本代表は優勝し、女子日本代表は3位でした。女子はタイが優勝し、男子は日本が決勝でイランを3-0で破っています。
Q3:2026年のバレーボールアジア選手権はどこで見られましたか?
A3:大会当時はフジテレビ系列の地上波放送、フジテレビONE/TWO/NEXTのCS放送、TVer、FODで日本代表戦を視聴できました。現在の見逃し配信状況は各サービスで確認が必要です。
Q4:女子日本代表はLA五輪2028の出場権を獲得しましたか?
A4:女子日本代表は3位だったため、アジア選手権での直接出場権は獲得していません。優勝したタイが女子のアジア代表枠を獲得しました。ただし、日本は2027年ワールドカップへの出場権を得ています。
Q5:男子日本代表はLA五輪2028への出場が決まりましたか?
A5:はい。2026年9月13日にイランを3-0で破って優勝し、LA28男子バレーボールの出場権を獲得しました。
Q6:男子大会の会場はどこでしたか?
A6:福岡県北九州市の北九州市立総合体育館です。北九州市八幡東区八王寺町4-1にあります。
まとめ:2026年大会は男女日本代表の明暗を分けた重要な大会
2026年のバレーボールアジア選手権は、女子が中国・天津、男子が福岡県北九州市で開催され、男女ともロサンゼルス五輪2028の出場権を懸けた激しい戦いとなった。
大会結果を改めて整理すると、次の通りだ。
- 女子: 8月21日~30日、中国・天津。タイが優勝、日本は3位。
- 男子: 9月4日~13日、北九州市立総合体育館。日本が優勝。
- 女子のLA28出場権: タイが獲得。
- 男子のLA28出場権: 日本が獲得。
- 2027年ワールドカップ: 女子はタイ・中国・日本、男子は日本・イラン・韓国が出場権を獲得。
2026年大会は、日本男子がアジアの頂点に立ち、女子も銅メダルを獲得する結果となった。両代表の次なる焦点は、2027年の国際大会を経て、2028年ロサンゼルス五輪でどこまで世界の強豪と渡り合えるかに移っている。
アジア選手権の最終順位だけでなく、五輪出場権とワールドカップ出場権の違いまで押さえておくことが、今後の日本代表の動向を追ううえで重要になる。