2026年10月2日(金)に神宮球場で行われた2026年JERAセ・リーグ公式戦、東京ヤクルトスワローズ対読売ジャイアンツの25回戦は、ヤクルトが5―1で巨人に勝利した。巨人は2回にリチャードの3号ソロで先制したが、ヤクルトは3回に同点とし、8回裏に山田哲人の勝ち越し適時二塁打などで一挙4得点。試合の流れを大きく変えた。試合は18時に始まり、21時05分に終了。観客数は29,328人だった。
勝敗を分けた要点は、ヤクルト先発・山野太一の7回1失点という好投と、終盤8回の集中打にある。星知弥が今季2勝目を挙げ、巨人の森田駿哉が敗戦投手となった。ここではNPB公式記録とスポーツナビの試合情報をもとに、最終スコア、イニング別速報、スタメン、投手成績、勝負を決めた場面を整理する。
【試合結果】巨人対ヤクルトは5―1!2026年10月2日の神宮25回戦
この試合はヤクルトが13安打を放った一方、巨人はわずか2安打に終わった。巨人が先制したものの、ヤクルトが中盤に追いつき、8回に試合を決定づける展開となった。
NPB公式試合速報に掲載された確定スコアは次のとおり。
- 試合日:2026年10月2日(金)
- 球場:明治神宮野球場
- 試合:JERAセ・リーグ公式戦25回戦
- 試合開始:18時00分
- 試合終了:21時05分
- 試合時間:3時間5分
- 観客数:29,328人
最終スコア
- 巨人:1得点、2安打、0失策
- ヤクルト:5得点、13安打、1失策
ヤクルトは安打数で巨人を11本上回った。巨人はリチャードの本塁打による1点を挙げたものの、その後は山野を中心とするヤクルト投手陣に追加点を阻まれた。試合結果と公式記録はNPBの試合速報で確認できる。
【試合経過】リチャードの先制弾から山田哲人の逆転打まで
2回表:リチャードの3号ソロで巨人が先制
試合が動いたのは2回表だった。巨人のリチャードがヤクルト先発・山野太一から左翼スタンドへのソロホームランを放つ。
この一発はリチャードにとって今季第3号。巨人が0―0の均衡を破り、1―0とリードを奪った。
一方、ヤクルトの山野は本塁打を許した後も崩れなかった。巨人打線に連打を許さず、追加点を防いだことが、その後の反撃につながっていく。
3回裏:増田珠の適時打でヤクルトが同点
ヤクルトは3回裏、鈴木叶と山野の連打で無死一、二塁の好機をつくった。
長岡秀樹、岩田幸宏が続けてアウトとなり、二死一、二塁。それでも増田珠がセンター前へ適時打を放ち、二塁走者をホームに迎え入れた。
これでスコアは1―1の同点。山野自身も打撃で安打を記録しており、投打両面でチームに貢献した。
4~7回:両軍が追加点を奪えず、試合は膠着
同点となった後は、両チームの投手陣が踏ん張った。
ヤクルトの山野は4回以降も巨人打線を抑え、7回まで投げ切る。巨人は吉川尚輝の安打などで出塁したものの、得点には結びつかなかった。
ヤクルトも4回の松下歩叶の二塁打、7回の田中陽翔の安打などで走者を出したが、巨人の救援投手陣が追加点を許さなかった。
8回裏:山田哲人の勝ち越し打から4得点
この試合最大の山場は8回裏だった。
巨人は森田駿哉をマウンドに送ったが、ヤクルトは長岡の内野安打と岩田の犠打野選などで一、二塁のチャンスをつくる。
増田珠が三振に倒れた後、打席に入った山田哲人がセンター方向へ適時二塁打を放った。これが2点を生む勝ち越し打となり、ヤクルトが3―1とリードを奪う。
さらに西村瑠伊斗がセンター前適時打を放ち、4―1。投手が森田から平内龍太に交代した後も攻撃の手は緩まなかった。
澤井廉の安打、松下歩叶の安打で一死満塁とすると、鈴木叶がレフト前へ適時打。5―1とリードを広げた。
この回だけでヤクルトは4得点。1―1の接戦を一気に優位な展開へ変えた。
9回表:ウォルターズが巨人打線を抑えて試合終了
9回表はウォルターズが登板。泉口友汰をセンターフライ、大城卓三を三振、リチャードをライトフライに打ち取り、巨人の反撃を許さなかった。
最終スコアはヤクルト5―1巨人。ヤクルトが神宮で25回戦を制した。
【巨人対ヤクルトのイニング別速報】得点経過と重要選手を一覧
試合全体の流れをイニングごとに整理すると、巨人の先制、ヤクルトの同点、そして8回の集中打という構図がはっきりする。
| 回 | 巨人 | ヤクルト | 主な試合経過・関係選手 |
|---|---|---|---|
| 1回 | 0 | 0 | 両軍無得点。山野太一、山﨑伊織が立ち上がりを抑える。 |
| 2回 | 1 | 0 | リチャードが山野から3号ソロ。巨人が先制。 |
| 3回 | 0 | 1 | 増田珠のセンター前適時打でヤクルトが同点。 |
| 4回 | 0 | 0 | 松下歩叶が二塁打を放つも得点には至らず。 |
| 5回 | 0 | 0 | 山野が安打を記録。巨人は山﨑から船迫へ継投。 |
| 6回 | 0 | 0 | 両軍無得点。巨人は堀田、ヤクルトは山野が踏ん張る。 |
| 7回 | 0 | 0 | ヤクルトは田中の安打と盗塁で好機をつくるも無得点。 |
| 8回 | 0 | 4 | 山田哲人の2点適時二塁打、西村瑠伊斗と鈴木叶の適時打で4得点。 |
| 9回 | 0 | ― | ウォルターズが巨人を三者凡退に抑えて試合終了。 |
| 合計 | 1 | 5 | ヤクルトが4点差で勝利。 |
注目したいのは、7回まで1―1だったスコアが、8回のわずか1イニングで5―1に変わったことだ。山田の勝ち越し打だけでなく、西村と鈴木叶が続けて適時打を記録したことが、4得点につながった。
なお、8回表には巨人にも反撃の好機があった。吉川の安打と犠打、丸佳浩への敬遠四球などで二死満塁まで進んだが、松本剛がショートフライに倒れて無得点。その直後の8回裏にヤクルトが4点を奪ったことも、試合の流れを象徴している。
【投手成績】山野太一の7回1失点と星知弥の勝利投手獲得
ヤクルト勝利の土台となったのは、先発・山野太一の安定した投球だった。
山野太一:7回1失点、7奪三振の好投
山野の投球成績は次のとおり。
- 投球回:7回
- 投球数:92球
- 対戦打者:23人
- 被安打:1
- 被本塁打:1
- 与四球:1
- 奪三振:7
- 失点:1
- 自責点:1
2回にリチャードの本塁打で先制点を許したものの、その後は巨人打線を封じ込めた。特に、7回まで1失点で投げ切ったことは大きい。
7回を92球でまとめ、奪三振も7個。巨人打線に長打や連打を許さず、ヤクルトが終盤の攻撃に集中できる状況をつくった。
星知弥:8回を無失点に抑えて今季2勝目
山野の後を受けた星知弥は、8回表に登板した。
- 投球回:1回
- 投球数:22球
- 被安打:1
- 与四球:2
- 奪三振:0
- 失点:0
走者を背負いながらも巨人に得点を許さず、同点のまま8回裏へつないだ。その裏にヤクルトが勝ち越したため、星に勝利投手の権利がつき、今季2勝目を記録した。
ここで押さえておきたいのは、7回1失点の山野ではなく、星が勝利投手として記録された点だ。山野の好投が試合をつなぎ、星が8回表を無失点に抑えた直後に味方が勝ち越したことで、公式記録上の勝利投手が星となった。
森田駿哉:8回に3失点で敗戦投手
巨人の森田駿哉は8回裏に登板したが、山田哲人の勝ち越し適時二塁打と西村瑠伊斗の適時打を許した。
- 投球回:0回1/3
- 投球数:20球
- 被安打:2
- 奪三振:1
- 失点:3
- 自責点:3
森田が降板した後、平内龍太も鈴木叶に適時打を許した。8回の4失点は複数の投手が関わる形となったが、勝ち越しを許した森田が敗戦投手となった。
両軍の先発・救援投手の比較
巨人は山﨑伊織が先発し、4回1失点で降板。その後は船迫大雅、堀田賢慎、中川皓太、森田駿哉、平内龍太、則本昂大と継投した。
ヤクルトは山野、星、ウォルターズの3投手で試合を締めた。ヤクルト投手陣は合計2安打、8奪三振、1失点。巨人の投手陣が13安打を浴びたことと対照的だった。
【スタメン・先発投手】巨人とヤクルトの出場メンバーを確認
試合開始時のスターティングメンバーと先発投手を整理する。打順と守備位置はスポーツナビの試合情報に掲載された先発オーダーに基づく。
巨人のスタメン
- 1番・右翼:平山功太
- 2番・中堅:松本剛
- 3番・遊撃:泉口友汰
- 4番・捕手:大城卓三
- 5番・三塁:リチャード
- 6番・二塁:吉川尚輝
- 7番・一塁:増田陸
- 8番・左翼:笹原操希
- 9番・投手:山﨑伊織
巨人の先発は山﨑伊織。打線では5番に入ったリチャードが2回に先制本塁打を放ち、唯一の得点を記録した。
ヤクルトのスタメン
- 1番・遊撃:長岡秀樹
- 2番・中堅:岩田幸宏
- 3番・右翼:増田珠
- 4番・一塁:山田哲人
- 5番・左翼:西村瑠伊斗
- 6番・二塁:田中陽翔
- 7番・三塁:松下歩叶
- 8番・捕手:鈴木叶
- 9番・投手:山野太一
ヤクルトは4番の山田が4打数1安打2打点を記録。5番の西村も4打数2安打1打点、8番の鈴木叶も2安打1打点と、打順の異なる選手が終盤の得点に関わった。
試合のキーマンとなった選手の役割
- 山野太一:先発として7回1失点。巨人打線の追加点を防いだ。
- 星知弥:8回表を無失点に抑え、勝利投手となった。
- 山田哲人:8回に2点適時二塁打を放ち、勝ち越しを演出。
- 増田珠:3回の同点適時打で反撃のきっかけをつくった。
- 西村瑠伊斗:8回に追加点となる適時打を記録。
- 鈴木叶:8回の満塁場面で適時打を放った。
- リチャード:2回に3号ソロを放ち、巨人の先制点を記録。
- 森田駿哉:8回に3失点し、敗戦投手となった。
【プロの結論】ヤクルトの勝因は8回の集中打と投手リレーにあった
今回の試合を分析すると、ヤクルトの勝利には大きく3つの要因があった。
1. 山野が巨人打線を7回まで抑えた
最大の土台は山野の投球だった。リチャードに本塁打を浴びても、その後に崩れなかった。7回1失点、7奪三振という内容は、先発投手として十分な役割を果たしたものだ。
特に巨人の安打を1本に抑えたことは、試合の主導権を大きく左右した。山野が長いイニングを投げたことで、ヤクルトは救援投手を星とウォルターズに絞って試合を終えることができた。
2. 山田哲人が勝負どころで結果を出した
8回の山田の適時二塁打は、単なる追加点ではない。1―1で続いていた試合を3―1に変え、巨人に追いかける展開を強いた一打だった。
その後、西村と鈴木叶が適時打で続いたことで、山田の一打がチーム全体の攻撃につながった。個人の勝負強さと、後続打者のつなぐ攻撃がかみ合ったイニングだった。
3. 巨人は走者を出す場面と得点を生む場面が結びつかなかった
巨人の問題は、単純な安打数の少なさだけではない。8回表には二死満塁のチャンスをつくりながら、松本剛が凡退。追い越す可能性を残した場面で得点できなかった。
その直後にヤクルトが4点を奪ったことで、試合の展開は決定的になった。最終的に巨人は2安打1得点。ヤクルトの13安打と比較しても、攻撃の継続性に大きな差が出た試合だった。
速報を見るときに注目したい3つの数字
今回のような接戦を正しく読み解くには、最終スコアだけでなく次の数字を合わせて見るとよい。
- 安打数:巨人2本、ヤクルト13本。攻撃の継続性を比較できる。
- 投球回:山野7回、星1回、ウォルターズ1回。先発と救援の役割が分かる。
- 8回の得点:ヤクルト4点。試合の勝敗を決めた集中打を確認できる。
プロ野球の試合速報では、勝利投手や敗戦投手だけを見て投手の優劣を判断するのは十分ではない。今回も山野が最も長いイニングを投げて好投した一方、勝利投手は星だった。投球内容と勝敗の記録を分けて理解することが、試合を深く楽しむポイントとなる。
【巨人対ヤクルト速報】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年10月2日の巨人対ヤクルトの試合結果は?
A1:ヤクルトが巨人に5―1で勝利した。神宮球場で行われたセ・リーグ公式戦25回戦で、巨人は2安打1得点、ヤクルトは13安打5得点だった。
Q2:勝利投手と敗戦投手は誰?
A2:勝利投手はヤクルトの星知弥、敗戦投手は巨人の森田駿哉。山野太一は7回1失点の好投を見せた。
Q3:リチャードと山田哲人はどんな活躍をした?
A3:リチャードは2回に山野太一から今季3号のソロ本塁打を放って巨人に先制点をもたらした。山田哲人は8回に2点適時二塁打を放ち、ヤクルトの勝ち越しを決めた。
Q4:巨人とヤクルトの先発投手は誰だった?
A4:巨人は山﨑伊織、ヤクルトは山野太一が先発した。山野は7回1失点、山﨑は4回1失点という投球内容だった。
Q5:試合を決定づけたのは何回?
A5:8回裏。山田哲人の勝ち越し2点適時二塁打を皮切りに、西村瑠伊斗と鈴木叶も適時打を放ち、ヤクルトが一挙4点を挙げた。
まとめ:巨人対ヤクルト25回戦は8回の4得点で決着
2026年10月2日の巨人対ヤクルト戦は、ヤクルトが5―1で勝利した。巨人はリチャードの3号ソロで先制したものの、ヤクルトが3回に同点とし、8回裏の集中打で試合を決めた。
山野太一は7回1失点、7奪三振の好投。星知弥が8回表を無失点に抑えて今季2勝目を挙げ、森田駿哉は8回の失点で敗戦投手となった。打撃では山田哲人の2点適時二塁打、西村瑠伊斗と鈴木叶の適時打が勝敗を左右した。
この試合の本質は、先制した巨人が追加点を奪えなかった一方、ヤクルトが終盤に好機を確実に得点へ変えた点にある。スコアだけでなく、安打数、投球回、勝負どころの打席を合わせて確認すると、5―1という結果に至った理由が見えてくる。
巨人とヤクルトの対戦を振り返る際は、今回のように先発投手の内容、救援投手の役割、終盤の得点経過をセットで確認することが、試合を正確に理解するための判断基準となる。
主な事実確認資料: 日本野球機構(NPB)公式試合速報・投打成績・試合経過、スポーツナビの2026年10月2日試合情報。