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【現役復帰の理由】宇野昌磨とのアイスダンス「しょまりん」はなぜ誕生した?

黒木 涼 黒木 涼 • 更新: • 公開: • 読了約 13 分
目次

アイスダンスへの挑戦を提案したのは宇野昌磨

本田真凜さんの競技復帰を語るうえで欠かせない人物が、フィギュアスケート男子の元世界王者・宇野昌磨さんです。

2人は以前から交際を公表しており、2026年には同じ競技に取り組むパートナーとなりました。アイスダンスチーム結成のきっかけは、宇野さんからの提案です。

2026年5月22日の会見を報じたスポニチなどによると、宇野さんが本田さんにオリンピックを目指すことを提案したのは2024年10月ごろ。2人はその時点からアイスダンスの準備を始めていました。

本田さんにとっては、引退後に再び競技の世界へ戻るという大きな決断でした。本人も、宇野さんからの提案を受けてすぐに決めたのではなく、考える時間を必要としたことを明かしています。

本田真凜が復帰を決めた理由は宇野昌磨のスケートへの魅力

2026年5月の会見で、本田さんはシングル競技について、やり残したことがないと思えるほど全力を尽くしたという趣旨の説明をしています。

つまり、以前のシングル競技に未練があって復帰したわけではありません。新しい競技に魅力を感じ、宇野さんとともに別の目標を追いかけることを選んだのです。

宇野さんのスケートが好きで、その魅力を近くで感じていたことも大きな理由でした。宇野さん自身も、本田さんのスケーティングの魅力を自分がパートナーになることで引き出したいという考えを語っています。

「私も昌磨君のスケートが本当に好きで、魅力的なスケートをする選手です」

これは2026年5月のトヨタイムズスポーツの会見記事で紹介された本田さんの発言です。2人の関係は、単に交際相手同士が同じ競技を始めたというだけではありません。それぞれのスケーティングの長所を生かし、新しい競技者として成長するためのチーム結成でもあります。

アイスダンスはシングルと何が違う?

本田さんの復帰を理解するうえで、アイスダンスという種目の特徴も押さえておきたいところです。

シングルではジャンプやスピンなど、個人の技術力が大きな評価対象になります。一方、アイスダンスでは男女2人の動きの調和や音楽表現、ステップ、ツイズル、リフトなどが重要です。

特に難しいのは、2人が同じタイミングで滑り、同じ音楽の解釈を共有しなければならないことです。個人の技術が高くても、パートナーとの動きがずれれば演技全体の完成度は上がりません。

トヨタイムズスポーツの会見記事でも、宇野さんはシングルとはルールも練習方法も大きく異なることを説明しています。2人は映像を撮影して動きやタイミングを確認し、細かな修正を繰り返してきました。

「しょまりん」という愛称の由来

本田真凜さんと宇野昌磨さんのペアは、ファンや報道で「しょまりん」と呼ばれています。

実は、この呼び名についても2026年5月の会見でエピソードが紹介されました。本田さんによると、妹が2人をまとめて呼ぶ際に使っていた名前がきっかけだったそうです。

2026年の東日本選手権では、観客が「しょまりん」と書かれたタオルを掲げて応援する姿も見られました。TBS NEWS DIGは、約1500席の会場が2日続けて完売したことも伝えています。競技デビュー戦から大きな注目を集めたペアです。

【2026年最新情報】東日本選手権で初戦4位!145.70点の結果を詳しく解説

本田真凜引退

2026年11月1日・全日本選手権進出決定

2026年10月31日:リズムダンスは58.68点で4位

本田真凜さんと宇野昌磨さんが競技者として復帰して最初に出場した大会は、2026年10月31日に群馬県前橋市のALSOKぐんまアイスアリーナで始まった東日本選手権です。

この大会は全日本選手権の予選会を兼ねており、2人にとってはアイスダンスの公式戦デビューとなりました。

初日のリズムダンスでは、プログラム「ポエタ」を披露。得点は58.68点で7組中4位でした。

演技ではツイズルやステップ、リフトなどを組み合わせ、シングルとは異なる競技スタイルに挑戦しました。読売新聞オンラインの報道でも、初戦で4位につけたことが伝えられています。

2026年11月1日:フリーダンス87.02点、合計145.70点

翌11月1日はフリーダンスが行われました。2人が披露したプログラムは「四季」。宇野さんが鳥、本田さんが花を表現し、季節の移り変わりを描く構成でした。

フリーダンスの得点は87.02点。前日のリズムダンスと合わせた合計は145.70点で総合4位となりました。

フリーダンスでは、宇野さんが本田さんを持ち上げて回転するリフトも披露。演技後には観客からスタンディングオベーションが起こりました。

本田さんは、練習してきたことを落ち着いて出せたという趣旨のコメントを残し、宇野さんも大会で得られた課題を次の演技につなげたいという姿勢を示しました。

初戦4位は成功なのか?順位だけでは分からない評価

今回の4位という結果は、優勝や表彰台ではありません。しかし、2人にとって初めての公式戦であり、シングルからアイスダンスへ競技を変えたばかりという背景があります。

比較すると、優勝した吉田唄菜さん・森田真沙也さん組は175.82点、2位の櫛田育良さん・島田高志郎さん組は165.53点、3位の紀平梨花さん・西山真瑚さん組は165.32点でした。

したがって、上位チームとの技術的な差を縮めていくことは、今後の課題です。一方で、初戦を最後まで滑り切り、リズムダンスとフリーダンスの両方で4位を確保したことは、競技生活を再スタートさせるうえでの実績になりました。

全日本選手権への出場が決定

今回の結果で特に重要なのが、全日本選手権への出場権を獲得したことです。

日刊スポーツによると、2人は東日本選手権で必要な2種目を滑り切り、全日本選手権への進出が確定しました。

2026年の全日本選手権は、12月24日から27日まで大阪の東和薬品RACTABドームで開催される予定です。東日本選手権での経験をどこまで次の演技に反映できるかが、注目点になります。

【現在の活動と2030年五輪】本田真凜はこれから何を目指す?

2026年現在はプロスケーターから競技者へ新たな段階に

本田真凜さんの現在の活動を整理すると、2024年のプロ転向後、アイスショーなどで演技を届けながら、2024年10月からアイスダンスの準備を進めてきました。

2025年6月には宇野さんがプロデュースするアイスショーで2人のアイスダンスを披露。2026年には正式に競技者として登録し、新シーズンから大会に出場する道を選びました。

そのため、2026年11月現在の本田さんは、単に引退後のプロ活動を続けているだけではありません。アイスショーで培った表現力を競技に生かしながら、アイスダンサーとしての技術を磨いている段階です。

2030年冬季五輪への出場は実現するのか

本田真凜さんと宇野昌磨さんが掲げる最終目標は、2030年冬季オリンピックへの出場です。

2026年5月22日の会見では、2人がそろって2030年のオリンピックに出場することを目標として発表しました。開催地はフランス・アルプス地域です。

宇野さんはオリンピックに出場することの難しさを経験している選手です。そのため、2026年の大会に急いで照準を合わせるのではなく、2030年を見据えて競技に取り組む考えを示しました。

本田さんにとっても、オリンピックはスケートを始めたころからの夢でした。引退時には思い残すことはないと考えていたものの、宇野さんとの新しい挑戦を通じて、もう一度その目標を追いかけることになったのです。

五輪出場に向けて乗り越えるべき3つの課題

ただし、2030年五輪への出場は、現時点で確定しているわけではありません。本人たちが掲げた目標であり、実際に出場するには今後の競技成績や日本代表選考などの条件をクリアする必要があります。

特に注目したい課題は次の3点です。

1. アイスダンスの技術的な完成度

シングルで培ったジャンプや表現力を、アイスダンスの技術にどう生かすかが重要です。2人の動きの一致やツイズル、ステップ、リフトの完成度を高める必要があります。

2. 国内のライバルとの競争

東日本選手権では、吉田唄菜さん・森田真沙也さん組をはじめ、実績のあるペアが上位に入りました。全日本選手権などで国内の強豪と競いながら、評価を高めていくことが大切です。

3. 国際舞台で戦える実績づくり

国内大会で結果を残すだけではなく、国際大会を視野に入れた競技力の向上も必要です。2030年を目指す以上、長期的な成長と安定した成績が重要になります。

本田さんと宇野さんの挑戦は始まったばかりです。初戦の4位を最終的な評価とするのではなく、これからどの程度演技の完成度を上げられるかに注目するのが適切です。

【よくある質問】本田真凜の引退と現在に関するFAQ

Q1:本田真凜は本当に引退したのですか?

はい。2024年1月にシングルの現役選手生活からの引退を正式発表し、1月11日に引退会見を行いました。ただし、2026年5月に宇野昌磨さんとアイスダンスで現役復帰を発表しています。

Q2:本田真凜の引退理由は何ですか?

大学4年生という節目で競技生活を終えることを以前から決めていたことが、本人が説明した主な理由です。最後の全日本選手権では右骨盤の負傷も抱えていました。単純に成績不振や怪我だけが理由だったわけではありません。

Q3:本田真凜と宇野昌磨はなぜアイスダンスを始めたのですか?

2024年10月ごろに宇野昌磨さんが本田さんを誘ったことがきっかけです。本田さんは宇野さんのスケートの魅力に惹かれ、時間をかけて決断しました。

Q4:本田真凜と宇野昌磨の初戦の結果は?

2026年10月31日・11月1日の東日本選手権で、リズムダンス58.68点、フリーダンス87.02点、合計145.70点を獲得し、総合4位でした。全日本選手権への出場権も獲得しています。

Q5:本田真凜と宇野昌磨は2030年冬季五輪に出場できますか?

2人は2030年冬季五輪への出場を目標にしています。ただし、出場が決まったわけではありません。今後の大会成績や代表選考を経て、出場の可能性が決まります。

Q6:本田真凜は2026年現在、何をしているのですか?

宇野昌磨さんとのアイスダンスチームで競技に復帰しています。プロスケーターとしての経験も生かしながら、全日本選手権や将来の国際舞台を目指して活動しています。

まとめ:本田真凜の引退は終わりではなく、新しい競技人生の始まりだった

本田真凜さんの引退は、2024年1月に正式発表された事実です。2016年の世界ジュニア選手権優勝をはじめ、ジュニア時代から日本フィギュア界を盛り上げてきた選手は、大学4年生という節目にシングルの競技生活を終えました。

その後はプロスケーターとして活動し、宇野昌磨さんとのアイスダンスという新しい道に進みました。2024年10月から準備を重ね、2025年6月のアイスショーで演技を披露。そして2026年5月、2030年冬季五輪への挑戦を正式に発表しました。

2026年11月1日の東日本選手権では、合計145.70点で4位。初戦で全日本選手権への出場権を獲得したことは、新しい競技人生における最初の大きな一歩です。

【プロの結論】本田真凜さんのキャリアを理解する際に大切なのは、引退と競技復帰を矛盾する出来事として捉えないことです。シングルでは自分の納得できる形で競技を終え、その後、アイスダンスという異なる種目で新たな目標を選びました。

今後の評価基準は、話題性や2人の知名度だけではありません。技術面での成長、国内大会での順位、国際舞台での実績、そして2030年五輪に向けた代表選考への進展です。

2026年12月の全日本選手権は、その成長を確かめる次の重要な舞台となります。かつて世界ジュニアの頂点に立った本田真凜さんが、宇野昌磨さんとともにアイスダンスでどのような新しい景色を見せるのか。今後も2人の挑戦から目が離せません。

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コンテンツディレクター 黒木 涼
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映画・ドラマ担当として5年以上の取材経験。cinema領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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