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153cmの平均体重は何kg?2026年最新データと標準・美容体重を徹底解説

氷室 美冬 氷室 美冬 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
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身長153cmの平均体重は何kgなのか。女性と男性では違うのか、標準体重の51.5kgは重いのか、それとも美容体重やシンデレラ体重を目指したほうがよいのか。体重を調べ始めると、さまざまな数字が見つかり、どれを基準にすればよいのか迷う人も少なくない。

2026年11月現在、厚生労働省が公表している最新の詳細資料は、2024年に実施された「令和6年国民健康・栄養調査報告」だ。この調査では性別・年齢別の平均身長や平均体重、BMIなどが公表されている。一方、身長153cmの人だけを抽出した全国平均体重とは区別する必要がある。BMI22から計算した153cmの標準体重は男女共通で約51.5kg。年齢別の実際の平均値、美容体重との違いまで整理する。

【まず結論】153cmの平均体重は何kg?標準体重は約51.5kg

153センチの平均体重

身長153cmの体重を考える際、最初に押さえたい数字は51.5kgだ。これは厚生労働省が紹介しているBMI22を基準にした標準体重の計算式から求められる。

計算式は次のとおり。

標準体重=身長(m)×身長(m)×22

153cmの場合は、次の計算になる。

1.53×1.53×22=51.4998kg

したがって、153cmの標準体重は約51.5kgとなる。

この数字は女性にも男性にも共通する。BMI22という基準は男女別の美容上の目標ではなく、健康管理に用いる体格指数の基準だからだ。

ただし、51.5kgが153cmの人全員にとって理想的な体重という意味ではない。筋肉量、骨格、年齢、体脂肪の分布などによって、健康的な身体の状態は異なる。

また、「平均体重」と「標準体重」は別の概念だ。

  • 平均体重:実際に調査した集団の体重を平均した数字。
  • 標準体重:BMI22を基準に身長から計算した健康管理上の目安。
  • 適正体重:健康状態や年齢などを考慮して管理する体重の目安。
  • 美容体重:美容目的で使われることが多い、BMI20前後を基準にした呼称。

インターネット上で紹介される「153cmなら50kgが平均」「45kgが理想」といった数字も、調査対象や計算方法が異なれば意味が変わる。数字だけを比較して、自分の体重が適切かどうかを判断するのは避けたい。

【2026年最新】令和6年国民健康・栄養調査の男女・年齢別データ

153cmの平均体重を考えるうえで参考になるのが、厚生労働省の「令和6年国民健康・栄養調査報告」だ。

令和6年調査は2024年10月から11月に実施され、結果の概要は2025年12月2日に公表された。詳細な報告書は2026年3月に公表され、政府統計の総合窓口e-Statでは関連する統計表が2026年9月11日に公開されている。

同調査の第14表には、性別・年齢階級別の身長と体重の平均値が掲載されている。全国補正値による成人のデータを整理すると、次のようになる。

令和6年国民健康・栄養調査の平均身長・平均体重

年齢 男性の平均身長 男性の平均体重 女性の平均身長 女性の平均体重
20~29歳 171.4cm 66.1kg 158.0cm 52.3kg
30~39歳 171.6cm 70.6kg 158.0cm 53.4kg
40~49歳 171.6cm 71.3kg 158.2cm 55.4kg
50~59歳 170.5cm 70.9kg 157.6cm 55.3kg
60~69歳 168.9cm 68.1kg 155.4cm 54.2kg
70歳以上 164.2cm 63.3kg 150.5cm 51.1kg
20歳以上 168.4cm 67.5kg 154.9cm 53.2kg

出典:厚生労働省「令和6年国民健康・栄養調査報告」第14表。平均値は全国補正値。女性の体重集計は妊婦を除外している。

注目したいのは、成人女性の平均身長が154.9cm、平均体重が53.2kgという点だ。153cmはこの平均身長に比較的近いため、女性が自分の体格を考える際の参考情報にはなる。

しかし、53.2kgは154.9cmを含む成人女性全体の平均値であり、153cmの女性だけを集計した平均体重ではない。身長の異なる人をまとめた数字を、そのまま153cmの平均として扱うことはできない。

男性についても同じだ。成人男性全体の平均身長は168.4cm、平均体重は67.5kg。153cmの男性とは身長に大きな差があるため、67.5kgを153cm男性の平均体重と考えるのは適切ではない。

つまり、2026年最新の公的統計を使っても、153cmの人だけの男女別平均体重を直接示すことはできない。正確な健康管理には、実際の身長と体重からBMIを算出する方法が役立つ。

【BMIで計算】153cmの標準体重・適正体重・普通体重の範囲

153cmの体重を客観的に確認するには、BMIを使うのが基本だ。

BMIはBody Mass Indexの略称で、身長と体重から体格を判定するための国際的な指標。厚生労働省のe-ヘルスネットでも、次の計算式が紹介されている。

BMI=体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)

153cmの場合、身長を1.53mとして計算する。逆に、目標とするBMIから体重を求める場合は、BMIに1.53の2乗を掛ければよい。

153cmの体重=BMI×2.3409

この計算式を使って、BMIごとの体重を整理すると次のようになる。

  • BMI18.5:約43.3kg
  • BMI20:約46.8kg
  • BMI22:約51.5kg
  • BMI24.9:約58.3kg
  • BMI25:約58.5kg

153cmの普通体重の範囲は約43.3~58.5kg未満

日本肥満学会の成人の肥満度分類では、BMI18.5未満が低体重、18.5以上25未満が普通体重、25以上が肥満に分類される。

153cmの場合、これを体重に換算すると以下のようになる。

  • 約43.3kg未満:低体重に該当する範囲。
  • 約43.3kg以上~約58.5kg未満:普通体重に該当する範囲。
  • 約58.5kg以上:BMI25以上に該当する範囲。

この区分は成人向けのBMI分類であり、子どもや成長期の中高生にはそのまま当てはめられない。小児では年齢・性別・身長を踏まえた別の判定方法が用いられる。

153cmの適正体重は年齢によっても考え方が変わる

ここで押さえておきたいのが、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2025年版)」だ。

同資料では、成人が目標とするBMIの範囲を年齢別に設定している。

  • 18~49歳:BMI18.5~24.9
  • 50~64歳:BMI20.0~24.9
  • 65~74歳:BMI21.5~24.9
  • 75歳以上:BMI21.5~24.9

153cmに換算すると、18~49歳では約43.3~58.3kg、50~64歳では約46.8~58.3kg、65歳以上では約50.3~58.3kgが、それぞれの目標BMIに相当する体重の範囲となる。

これは年齢別の栄養管理に使われる目標範囲であり、個人の診断や一律の減量目標ではない。特に高齢者は、体重を減らすことだけでなく、筋肉量や栄養状態を維持することも大切になる。

【美容体重・シンデレラ体重】153cmでは何kg?健康面との違い

153cmの体重を検索すると、標準体重以外に「美容体重」「シンデレラ体重」という言葉も多く見つかる。

これらは美容やファッションの文脈で広く使われる呼称だが、厚生労働省や日本肥満学会が定める正式な健康基準ではない。一般的な計算方法では、美容体重をBMI20、シンデレラ体重をBMI18として扱うことが多い。

153cmの美容体重は約46.8kg

美容体重をBMI20として計算すると、次のようになる。

1.53×1.53×20=46.818kg

したがって、153cmの美容体重は約46.8kgが目安となる。

これはBMI18.5以上25未満の普通体重の範囲に入っている。ただし、46.8kgがすべての人にとって最も健康的、あるいは最も美しく見える体重という意味ではない。

同じ体重でも、筋肉量や骨格、肩幅、ウエスト、ヒップのバランスによって見た目は変わる。体重だけで外見を評価することはできない。

153cmのシンデレラ体重は約42.1kg

シンデレラ体重をBMI18として計算すると、次の数字になる。

1.53×1.53×18=42.1362kg

つまり、153cmのシンデレラ体重は約42.1kgだ。

ただし、この数字には注意が必要だ。BMI18は、成人の低体重判定の境界であるBMI18.5を下回っている。

153cmでBMI18.5に相当する体重は約43.3kg。そのため、一般的な計算方法によるシンデレラ体重42.1kgは、医学的な分類では低体重に該当する。

見た目の細さを基準にした数字と、健康を維持するための数字は同じではない。シンデレラ体重を健康上の目標として無理に目指す必要はない。

3つの体重を比較すると違いが分かる

  • 標準体重51.5kg:BMI22。健康管理で使われる標準的な計算基準。
  • 美容体重46.8kg:BMI20。美容目的で使われることが多い目安。
  • シンデレラ体重42.1kg:BMI18。成人の低体重基準を下回る数字。

この3つを比べると、標準体重から美容体重までは約4.7kg、標準体重からシンデレラ体重までは約9.4kgの差がある。

数字の差だけを見ると小さく感じるかもしれないが、BMIの分類上は意味が異なる。美容体重やシンデレラ体重は、健康上の適正体重と混同しないことが大切だ。

【年齢・性別で違う?】153cmの平均体重を正しく読み解くポイント

153cmの平均体重を考えるとき、女性と男性、さらに年齢による違いを無視することはできない。

令和6年国民健康・栄養調査では、女性の成人平均体重は20代の52.3kgから40代の55.4kgへと変化し、60代では54.2kg、70歳以上では51.1kgとなっている。

男性も20代の66.1kgに対して、40代では71.3kg、60代では68.1kg、70歳以上では63.3kgという結果だ。

ただし、これは各年齢層に属する人全体の平均値である。年齢による体重の違いだけを示すものではなく、各年代の平均身長も異なる。

153cmの女性は成人女性の平均身長に近い

成人女性全体の平均身長は154.9cmで、153cmとの差は1.9cmだ。女性の場合、全国平均の身長と比較しながら自分のBMIを確認することは参考になる。

一方、成人女性の平均体重53.2kgを153cmの平均体重とみなすことはできない。153cmで53.2kgの場合、BMIは約22.7となり、成人の普通体重の範囲に入るが、これはあくまで個人のBMI計算結果だ。

153cmの男性は全国平均との身長差が大きい

成人男性の平均身長168.4cmと比べると、153cmは15.4cm低い。そのため、成人男性全体の平均体重67.5kgを153cm男性の目安にするのは適切ではない。

男性であっても、153cmならBMI22を基準にした標準体重は約51.5kgとなる。男女で標準体重の計算結果が同じになるのは、BMI22の計算に性別が含まれていないためだ。

年齢別の平均体重だけで自分を評価しない

体重は加齢に伴う筋肉量の変化、身体活動量、食生活、健康状態などによって変わる。

特に50代以降は、体重が同じでも筋肉量が減少して体脂肪の割合が高くなる場合がある。反対に、筋肉量が多い人は体重が重くても、体脂肪が過剰とは限らない。

そのため、年齢別平均体重は社会全体の傾向を知るための資料として使い、自分の健康状態についてはBMIや体脂肪率、腹囲、血圧なども合わせて確認することが望ましい。

【体脂肪率もチェック】153cmは体重だけで健康状態を判断できない

体重やBMIを確認しても、自分の身体の状態が十分に分かるわけではない。

厚生労働省のe-ヘルスネットは、BMIだけでは筋肉質なのか脂肪が多いのかを区別できないと説明している。BMIが普通体重の範囲に入っていても、筋肉量が少なく体脂肪率が高い状態になる場合がある。

いわゆる「隠れ肥満」と呼ばれる状態も、体重だけを見ていると気づきにくい。

153cmだからといって体脂肪率の基準が決まるわけではない

体脂肪率は、身体に占める脂肪の割合を示す指標だ。身長だけで適正値が決まるものではなく、性別や年齢、筋肉量などを考慮する必要がある。

また、家庭用体組成計の体脂肪率は、機器によって推定方法や判定基準が異なる。測定時の水分量や身体の状態によって数値が変動することもある。

厚生労働省も、家庭用機器の測定値には一定の誤差があることを理解し、数値の変化を把握する目安として活用するよう説明している。

153cmの人が体重管理で確認したい4つのポイント

  • ① BMI:現在の体重が身長に対してどの範囲にあるかを確認する。
  • ② 体脂肪率:体重だけでは分からない脂肪の割合を参考にする。
  • ③ 筋肉量:筋力や身体機能を維持できているかを意識する。
  • ④ 健康診断:血圧、血糖値、脂質なども含めて身体の状態を確認する。

体重が標準範囲にあるのに体力が落ちている場合や、急激な体重変化が続いている場合は、数字だけで判断せず医療機関や管理栄養士などに相談することも選択肢になる。

特に食事を極端に減らす方法や、短期間で大幅に体重を落とす方法は、筋肉量の減少や栄養不足につながる可能性がある。体重管理では、身体の機能を保つことも忘れてはいけない。

【153cmの平均体重】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:153cmの女性の平均体重は何kgですか?
A1:153cmの女性だけを対象とした全国平均体重は、令和6年国民健康・栄養調査の公表値から直接確認できない。参考として、成人女性全体の平均身長は154.9cm、平均体重は53.2kg。153cmの場合、BMI22で計算した標準体重は約51.5kgとなる。

Q2:153cmの男性の標準体重は女性と同じですか?
A2:BMI22を基準にする場合、男女共通で約51.5kgとなる。ただし、筋肉量や骨格などには個人差があるため、51.5kgをすべての男性に当てはめることはできない。

Q3:153cmで43kgは低体重ですか?
A3:43kgの場合、BMIは約18.37となるため、成人のBMI分類では低体重に該当する。153cmでBMI18.5となる体重は約43.3kg。体重だけを理由に判断せず、体調や栄養状態も確認したい。

まとめ:153cmの体重は平均よりBMIと年齢に合った健康管理が大切

153cmの標準体重は、BMI22を基準に計算すると約51.5kg。成人の普通体重の範囲は約43.3kg以上、約58.5kg未満となる。

2026年最新の公的統計として確認できる令和6年国民健康・栄養調査では、成人女性の平均体重は53.2kg、成人男性は67.5kg。ただし、これらは身長153cmの人だけを対象にした平均値ではない。年齢や性別による違いもあるため、全国平均をそのまま個人の目標にすることはできない。

また、美容体重の約46.8kgとシンデレラ体重の約42.1kgは、一般的な美容目的の計算方法による数字だ。特にシンデレラ体重はBMI18に相当し、成人の低体重基準を下回る点に注意したい。

体重の数字を比較するだけでなく、BMI、体脂肪率、筋肉量、健康診断の結果などを総合的に見ることが、自分に合った体重管理につながる。153cmという身長だけで理想の体重を決めず、年齢や生活習慣、健康状態に合った無理のない管理を心がけたい。

主な根拠資料: 厚生労働省「令和6年国民健康・栄養調査報告」第14~17表、「e-ヘルスネット BMIチェック・肥満と健康」、「日本人の食事摂取基準(2025年版)」。

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コンテンツディレクター 氷室 美冬
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