40代になると、以前と同じメイクをしているのに、顔色が悪く見えたり、ファンデーションが毛穴や小じわに入り込んだり、眉やアイメイクがしっくりこなくなったりすることがあります。こうした変化に対応するには、単純に化粧品を増やすのではなく、今の肌質や顔立ちに合わせてメイクの方法を見直すことが大切です。
2026年の大人メイクでは、厚塗りを避けた自然なツヤ肌、毛並みを生かした眉、血色感のあるチークやリップなど、清潔感とほどよい華やかさを両立する仕上がりがポイント。この記事では、40代のナチュラルメイクの基本から、ベースメイク、ファンデーション、眉、アイメイク、チーク、リップの具体的な手順まで解説します。メイク初心者でも実践できる順番や、老け見えにつながりやすいNG例も紹介します。
【まず押さえたい】40代のナチュラルメイクは「隠す」より「整える」が基本

40代のメイクで最初に見直したいのは、ファンデーションの厚さと顔全体の色のバランスです。シミや毛穴を隠そうとしてベースメイクを重ねると、かえって肌の凹凸が目立ち、表情の動きに合わせて化粧崩れしやすくなります。
資生堂の美容情報メディア「Beauty Journey」が2026年7月23日に公開した40代向けのメイク悩み解説でも、厚塗りを避けたベースメイク、毛並みを意識した眉、アイラインの引き算、チークとリップのツヤ・血色感がポイントとして紹介されています。
大人のナチュラルメイクは、何もしていないように見せることではありません。肌の色ムラを整え、顔のパーツに適度な立体感を加え、健康的な印象をつくることが目的です。
40代の顔立ちに合わせてメイクの重点を変える
同じ40代でも、似合うメイクは顔立ちによって異なります。資生堂のヘアメイクアップアーティスト・齋藤有希子さんが紹介する見直しメイクでは、顔立ちを大きく「薄顔タイプ」と「濃い顔タイプ」に分け、それぞれに合ったポイントを提案しています。
- 薄顔タイプ:パーツが小さめで穏やかな印象。一重や奥二重、眉が薄い人などは、肌のツヤや目元の自然な立体感を意識する。
- 濃い顔タイプ:目鼻立ちがはっきりした華やかな印象。眉やアイメイクを強くしすぎず、チークとリップの色を調和させる。
これは顔立ちを固定的に分類するものではなく、メイクのバランスを考えるための目安です。薄顔タイプなら必ず濃いアイメイクが必要、濃い顔タイプなら薄化粧が正解というわけではありません。
例えば、普段からナチュラルメイクを好む人は、肌の透明感と眉の毛並みを整えるだけでも印象が変わります。一方、アイメイクをしっかり楽しみたい人は、濃い締め色を何色も重ねるより、中間色とマスカラで目元を引き立てる方法が取り入れやすいでしょう。
大切なのは、年齢に合わせて好みを制限することではなく、自分の顔立ちを生かすことです。
【ベースメイクの基本】40代の肌悩みを自然にカバーする順番と方法
40代のメイクで仕上がりを大きく左右するのがベースメイクです。乾燥、くすみ、シミ、毛穴、小じわなど、複数の悩みが重なる場合もありますが、すべてをファンデーションで隠そうとする必要はありません。
化粧下地で肌の色ムラを整え、コンシーラーで気になる部分を補正し、ファンデーションを薄く重ねる。この順番を基本にすると、厚塗りを防ぎやすくなります。
1. スキンケアで肌の土台を整える
メイク前は、化粧水や乳液、保湿クリームなどを使い、肌の乾燥を防ぎます。特に頬や口元が乾燥しやすい人は、保湿を省かないことが大切です。
ただし、油分の多いスキンケアを大量に重ねると、下地やファンデーションが均一になじまないこともあります。保湿後は肌表面に残った余分な油分を軽く押さえ、次の工程に進みましょう。
日中は紫外線対策も欠かせません。日焼け止めは季節や屋外で過ごす時間、紫外線の強さに合わせて選びます。日本化粧品工業会によると、SPFは主にUVB、PAはUVAに対する防御効果の目安です。数値だけで持続時間が決まるわけではないため、使用量や汗などによる落ちやすさにも注意しましょう。
2. 化粧下地は肌質と悩みに合わせて選ぶ
40代の化粧下地は、単純にカバー力が高いものを選ぶのではなく、肌の状態と補正したい悩みに合わせることが重要です。
- 乾燥肌:保湿成分を配合したしっとりしたタイプ。粉っぽさや乾燥による小じわが気になる人に向いている。
- 脂性肌:皮脂によるテカリを抑えるタイプ。Tゾーンを中心に薄く使う。
- 混合肌:乾燥しやすい頬には保湿タイプ、皮脂が出やすい鼻や額には皮脂崩れ防止タイプを使い分ける。
- くすみが気になる肌:ピンクやラベンダーなど、肌の色に合ったコントロールカラーを部分的に使う。
- 血色が不足して見える肌:ピンクやコーラル系など、自然な明るさを与える色を選ぶ。
下地の色は、顔全体に均一に塗る必要はありません。目の下や口角付近など、暗く見えやすい部分を中心に少量ずつなじませると自然に仕上がります。
大正製薬の「大正健康ナビ」で紹介されている40代向けベースメイクでは、下地を顔に直接大量につけず、適量を手に取り、くすみや影が気になる部分から広げる方法が解説されています。ラベンダー系が必ずしもすべての肌に合うわけではなく、白浮きする場合は血色感を補う色を試すことも選択肢です。
3. コンシーラーでシミ・クマを部分的に補正する
シミやクマを隠したい場合は、ファンデーションを何度も重ねるより、悩みに合ったコンシーラーを使うほうが自然です。
- 青みのあるクマ:オレンジ系で青みを補正し、肌色に近い色を薄く重ねる。
- 茶色っぽいくすみ:肌色とのバランスを見ながら、ベージュやオレンジ系を選ぶ。
- シミ・そばかす:カバー力のあるコンシーラーを気になる部分に少量置く。
- 毛穴:毛穴用下地や薄づきのファンデーションを使い、凹凸を強調しないようにする。
塗り方は、コンシーラーブラシなどで気になる部分に少しずつ置き、周囲だけをぼかすのが基本です。カバーしたい部分の中心を何度もこすると、せっかくの補正が取れてしまいます。
4. 40代のファンデーションの選び方
ファンデーションは、年齢だけで種類を決めるのではなく、乾燥の程度、皮脂量、仕上がりの好みで選びます。
- リキッドタイプ:薄く伸ばしやすく、ツヤ感やうるおいのある仕上がりを求める人に向いている。
- クッションタイプ:手軽に塗り直しやすく、適度なカバー力を求める人に向いている。
- クリームタイプ:しっとりした仕上がりやカバー力を重視する人に向いている。
- パウダータイプ:軽い仕上がりや手早さを重視する人に向いている。乾燥が気になる場合は使用量に注意する。
大正健康ナビでは、40代の肌メイクについて、リキッドファンデーションをブラシで薄く伸ばし、最後にTゾーンや小鼻など崩れやすい部分だけをフェイスパウダーで押さえる方法を紹介しています。
ただし、リキッドファンデーションがすべての人にとって正解というわけではありません。脂性肌や軽い仕上がりを好む人には、パウダータイプが合う場合もあります。
色選びでは、頬からフェイスラインにかけてなじませ、首との境目に不自然な差が出ないか確認しましょう。以前から同じ色を使っている人も、現在の肌色に合っているか見直すことが大切です。
ベースメイクの基本手順は、スキンケア、日焼け止め、化粧下地、コンシーラー、ファンデーション、必要な部分だけのフェイスパウダーです。肌悩みが少ない部分には、ファンデーションをほとんど塗らなくても構いません。
【パーツ別攻略】40代の眉・アイメイク・チーク・リップの整え方
肌の土台が整ったら、眉、目元、頬、唇をバランスよく仕上げます。40代のポイントメイクでは、すべてのパーツを強調するより、顔全体の印象を見ながら強弱をつけることが大切です。
各パーツの役割と、悩みに合わせたメイク方法を整理すると次のようになります。
| パーツ | 40代に多い悩み | おすすめのメイク方法 | 避けたい仕上がり |
|---|---|---|---|
| 眉 | 眉尻の下がり、毛量の減少 | パウダーで自然に補い、ペンシルで毛を描き足す | 細すぎる眉、濃すぎる眉 |
| 目元 | まぶたのくすみ、たるみ、小じわ | コーラルやベージュ系のアイシャドウ、自然なアイライン | 濃い締め色の重ねすぎ |
| チーク | 頬の位置の変化、血色不足 | 頬骨の高い位置から横方向にぼかす | 濃すぎる丸チーク |
| リップ | 輪郭のぼやけ、唇のボリューム不足 | リップライナーで輪郭を整え、透け感のある色を重ねる | 肌から浮く色、輪郭の強調しすぎ |
40代の眉メイクは毛並みと自然な立体感がポイント
眉は顔全体の印象を左右する重要なパーツです。眉尻が下がって見えたり、昔の細眉のままになっていたりすると、顔全体が寂しく見えることがあります。
2025年10月に公開されたアットコスメの40代・50代向けメイク講師解説では、眉尻を下げすぎず、角度をつけすぎないなだらかな形に整える方法が紹介されています。
基本の描き方は次の4ステップです。
- スクリューブラシで眉頭から眉尻に向けて毛流れを整える。
- アイブロウパウダーで眉の隙間をふんわり埋める。
- 眉尻や毛が足りない部分をペンシルで1本ずつ描き足す。
- 眉マスカラで自眉と描いた部分の色をなじませる。
眉尻は、小鼻と目尻を結んだ延長線上などを目安にしながら、自分の顔立ちに合わせて調整します。眉山を鋭く描きすぎず、なだらかなラインにすると柔らかな印象になります。
色は髪色に近いブラウンやグレージュが使いやすく、眉頭を濃く描きすぎないこともポイントです。眉全体を均一な濃さにするより、眉頭は淡く、眉尻は少し引き締めると自然に仕上がります。
40代のアイメイクは濃さより目元の明るさを意識する
アイメイクは、濃い色を重ねるほど目が大きく見えるわけではありません。まぶたのくすみや小じわが気になる場合、濃いアイシャドウが凹凸を強調することがあります。
おすすめは、ベージュ、コーラル、ピンク、赤みブラウンなどの肌になじむ色です。特に目元がくすんで見える場合は、アイシャドウを塗る前にコントロールカラーで色を整えると発色がきれいになります。
具体的な手順は次のとおりです。
- まぶたの色ムラをアイカラーベースなどで整える。
- ベージュやコーラル系の中間色をアイホールに広げる。
- 目の際にブラウンやプラムなどの自然な色で細くラインを引く。
- ビューラーでまつ毛を上げ、マスカラで目元にメリハリを加える。
アイラインは黒で太く囲む必要はありません。ブラウンやグレー、プラムなどを使い、まつ毛の隙間を埋めるように細く引くと自然です。
資生堂が2026年2月に公開した40代向けアイメイク解説では、オレンジ・コーラル・ピンク系のアイシャドウや、黒以外のアイライナーを活用する方法を紹介しています。また、目の下の小じわにはファンデーションやアイシャドウを広範囲に重ねず、必要な部分に絞って使うことが勧められています。
2026年のメイクトレンドとして紹介されている「締め色を使わないアイメイク」も、大人世代が取り入れやすい方法です。淡いアイシャドウを丁寧にぼかし、しっかりカールしたまつ毛とマスカラで目元を引き締めます。
40代のチークは頬骨より少し高い位置から自然にぼかす
チークは血色感を補い、顔全体を健康的に見せる役割があります。頬の位置が以前より下がったように感じる場合は、チークを入れる場所を見直してみましょう。
基本は、頬骨の高い位置を起点に、こめかみ方向へ横向きにぼかす方法です。頬の低い位置に濃く入れると、顔全体が下がって見える場合があります。
色はコーラル、ピーチ、ローズ、オレンジベージュなどがおすすめです。肌の黄みが気になる人は青みを感じるローズ系、血色不足が気になる人はコーラル系を試すとよいでしょう。
質感も仕上がりを左右します。
- 乾燥や小じわが気になる人:クリームチークやしっとりした質感のもの。
- 自然な血色感を求める人:透け感のあるパウダーチーク。
- テカリが気になる人:控えめなツヤのパウダータイプ。
資生堂の2025年2月の解説では、乾燥や頬の細かいシワが気になる場合にクリームチークを使う方法や、頬骨の高い位置から横向きにぼかす方法が紹介されています。
また、2026年8月のトレンド解説では、目の下チークを大人世代が取り入れる場合、目のすぐ下に濃く塗らず、頬の高い位置から淡く広げる方法が提案されています。流行をそのまま再現するのではなく、発色を調整することがポイントです。
40代に似合うリップの色は肌色と唇の状態で選ぶ
40代になると、唇の輪郭がぼやけたり、以前よりボリュームが少なく見えたりすることがあります。そのような場合は、口紅の色だけでなく、塗る前の輪郭づくりも意識しましょう。
普段使いしやすい色は、次のとおりです。
- コーラルピンク:血色感を自然に補いたい人に向いている。
- ローズピンク:上品さと華やかさを両立したい人に向いている。
- ベージュピンク:落ち着いたナチュラルメイクに合わせやすい。
- テラコッタ:温かみのある印象や秋冬のメイクを楽しみたい人に向いている。
- 透け感のある青みピンク:透明感やトレンド感を取り入れたい人に向いている。
リップメイクの基本は、唇を保湿した後、肌になじむリップライナーで輪郭を整え、口紅を中央から外側に向けてなじませることです。輪郭をくっきり描きすぎると不自然になるため、口紅との境目を軽くぼかします。
唇の山や口角の下に少量のハイライトを入れると、立体感を演出できます。
資生堂の2026年8月のトレンド解説でも、明るい青みピンクのリップを大人世代が取り入れる方法として、リップライナーで輪郭を整えてから透け感のある口紅を重ねるテクニックが紹介されています。
40代だから濃い色を避けなければならないということはありません。肌色や普段の服装、メイク全体との調和を見ながら、自分が心地よく使える色を選ぶことが大切です。
【肌悩み別】くすみ・シミ・毛穴・小じわを目立たせないメイク術
40代の肌悩みは一つとは限りません。くすみと毛穴、乾燥と小じわなど、複数の悩みが重なっていることもあります。すべてを同じ方法で隠そうとするのではなく、悩みごとに使うアイテムと塗り方を変えましょう。
くすみが気になる場合
顔全体が暗く見えるときは、ファンデーションを明るい色に変える前に、くすみの原因となっている色ムラを確認します。
黄ぐすみが気になる場合は、肌になじむラベンダーやピンク系の下地を部分的に使用する方法があります。血色不足が気になる場合は、ピンクやコーラル系を取り入れると自然な明るさを演出できます。
ただし、顔全体に明るい下地を厚く塗ると白浮きすることがあります。少量ずつ使い、首との色の差を確認してください。
シミやそばかすが気になる場合
シミを隠すときは、ファンデーションを何度も重ねるより、コンシーラーでピンポイントに補正する方法が有効です。
資生堂の40代向けメイク解説では、肌色に応じてBBクリームとコンシーラーを組み合わせたり、カバー力とツヤ感のあるクッションファンデーションを活用したりする方法が紹介されています。
また、頬のシミをコンシーラーでカバーした後にチークを塗ると、ブラシの摩擦でカバーした部分が取れることがあります。チークはブラシの毛先で優しく押さえるように重ね、強くこすらないようにしましょう。
毛穴やたるみ毛穴が気になる場合
毛穴を隠すためにファンデーションを重ねると、かえって凹凸が目立つことがあります。
毛穴用下地を気になる部分に薄く使い、ファンデーションはブラシで少量ずつなじませるのがおすすめです。ブラシを使うと、凹凸に合わせてファンデーションを細かくフィットさせやすくなります。
資生堂の2026年7月のメイク悩み解説でも、たるみ毛穴にはブラシ塗りと、毛穴をふんわり見せるリキッドファンデーションの組み合わせが紹介されています。
小じわや乾燥が気になる場合
乾燥による小じわが気になる場合は、メイク前の保湿を丁寧に行い、ファンデーションを必要以上に重ねないことが基本です。
目元や口元は表情によって動きやすいため、厚く塗るほど化粧品が溝に入り込みやすくなります。ファンデーションは薄くなじませ、パウダーは小鼻や額など崩れやすい場所に絞りましょう。
ハイライトを使う場合も、顔全体に強いパールを広げるのではなく、頬骨や鼻筋などに少量を置くと自然なツヤが生まれます。
【老け見えを防ぐ】40代のメイクNG例と改善方法
メイクが古く見えたり、実年齢より疲れた印象になったりする原因は、必ずしも年齢そのものではありません。以前のメイク方法が現在の肌や顔立ちに合わなくなっている可能性があります。
次のような習慣がないか、一度確認してみましょう。
NG1:ファンデーションを顔全体に厚く塗る
シミや毛穴を隠そうとして、顔全体に均一にファンデーションを重ねると、肌の立体感が失われることがあります。
改善方法:下地で色ムラを整え、ファンデーションは顔の中心から薄く広げる。気になるシミやクマだけコンシーラーで補正する。
NG2:眉を細く描きすぎる・濃く描きすぎる
昔の細眉をそのまま続けていたり、眉全体を濃いペンシルで塗りつぶしたりすると、顔の印象が硬くなりやすくなります。
改善方法:パウダーで自然な形をつくり、足りない部分だけをペンシルで補う。眉マスカラで自眉となじませる。
NG3:アイラインを太く囲む
黒いアイラインで目の上下を囲むと、目元が重たく見えたり、目の大きさがかえって強調されなくなったりする場合があります。
改善方法:アイラインはまつ毛の隙間を埋める程度にし、目尻だけ少し長さを加える。マスカラで自然な目力を補う。
NG4:チークを低い位置に濃く入れる
頬の中央に濃い色を丸く入れすぎると、メイクだけが目立ち、不自然な印象になることがあります。
改善方法:頬骨の高い位置から横方向に淡くぼかす。ブラシに粉を取った後、余分な粉を落としてから使う。
NG5:リップの輪郭を無視する
唇の輪郭がぼやけている状態で口紅だけを塗ると、色がにじんだように見えることがあります。
改善方法:リップライナーで自然な輪郭を整え、口紅を重ねる。必要に応じて唇の山や口角にハイライトを加える。
NG6:顔全体をマットに仕上げる
テカリを防ぐために顔全体へ大量のパウダーを使うと、乾燥や小じわが目立つことがあります。
改善方法:パウダーはTゾーンや小鼻などに限定し、頬は自然なツヤを残す。
こうしたNG例に共通しているのは、必要以上に色や量を足してしまうことです。40代のメイクでは、アイテムを増やすより、使用量や塗る位置を調整するほうが仕上がりを改善しやすい場合があります。
【初心者・忙しい朝向け】40代のメイク手順と時短テクニック
メイク初心者の場合、最初から多くのアイテムをそろえる必要はありません。まずはベースメイク、眉、目元、チーク、リップという基本の順番を覚え、自分に必要な工程から取り入れていきましょう。
メイク初心者向けの基本7ステップ
- スキンケア:化粧水や乳液などで肌を保湿する。
- 日焼け止め・下地:紫外線対策を行い、肌の色ムラを整える。
- コンシーラー:シミやクマなど気になる部分を補正する。
- ファンデーション:顔の中心から薄くなじませ、必要な部分だけ重ねる。
- 眉・アイメイク:眉の形を整え、アイシャドウとマスカラで自然な立体感をつくる。
- チーク:頬骨の高い位置に血色感をプラスする。
- リップ:唇の輪郭を整え、肌になじむ色を塗る。
この順番を基本にすれば、各工程で何をすればよいか迷いにくくなります。最初は眉とベースメイクを丁寧に練習し、慣れてきたらアイメイクやハイライトなどを加えてみましょう。
40代の時短メイクは5つの工程に絞る
仕事や家事で忙しい朝は、すべての工程を丁寧に行う時間がないこともあります。そのような日は、顔全体の印象を整える5つの工程に絞る方法がおすすめです。
- 1. 下地:日焼け止めと肌補正を済ませる。
- 2. ベース:BBクリームやクッションファンデーションを薄く使う。
- 3. 眉:パウダーやペンシルで眉尻を整える。
- 4. 血色:チークを頬の高い位置に薄く入れる。
- 5. リップ:唇に自然な色とツヤを加える。
特に眉とベースメイクは顔全体の印象に影響しやすいため、時間がない日も優先するとよいでしょう。
アイシャドウを省略する場合は、まつ毛をカールさせてマスカラを塗るだけでも目元が引き締まります。リップとチークの色味を近づければ、使用するアイテムが少なくても統一感を出せます。
垢抜けメイクに必要なのは高価な化粧品より使い方の見直し
メイクを変えたいと思うと、新しい化粧品を買いそろえたくなるものです。しかし、今使っているアイテムでも、塗る量や位置、色の組み合わせを見直すだけで印象が変わることがあります。
まずは、次の3点を確認してみてください。
- ファンデーションが顔全体に厚く残っていないか。
- 眉やアイラインの色が強すぎないか。
- チークとリップの色が肌になじんでいるか。
新しいトレンドを取り入れる場合も、一度にすべてを変える必要はありません。例えば、いつものブラウンアイシャドウをコーラル系に変える、リップに透け感のあるピンクを取り入れるなど、一つのパーツから試すと失敗しにくくなります。
【40代のメイクの仕方】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:40代のメイクは何から見直せばよいですか?
A1:まずはベースメイクと眉を見直しましょう。ファンデーションの厚塗りを避け、下地やコンシーラーで肌の色ムラを整えます。眉は細すぎず濃すぎない自然な毛並みを意識すると、顔全体の印象が整いやすくなります。
Q2:40代のファンデーションはリキッドとパウダーのどちらがよいですか?
A2:乾燥が気になる人やツヤ感を求める人にはリキッドタイプ、軽い仕上がりや手軽さを求める人にはパウダータイプが選択肢になります。肌質や好みに合わせて選び、厚塗りにならないように使うことが大切です。
Q3:40代のナチュラルメイクにおすすめの色は何ですか?
A3:ベージュ、コーラル、ローズ、ピンクブラウンなど、肌になじみやすい色がおすすめです。ただし、似合う色は肌の色や髪色によって異なります。実際に肌にのせて顔全体のバランスを確認しましょう。
Q4:40代はアイラインを引かないほうがよいですか?
A4:必ずしも引かないほうがよいわけではありません。太く濃く囲むのではなく、まつ毛の隙間を埋めるように細く引く方法がおすすめです。ブラウンやグレー、プラムなどを使うと柔らかな印象になります。
Q5:40代のチークはどこに入れると自然ですか?
A5:基本は頬骨の高い位置からこめかみ方向へ、横向きにぼかす方法です。濃く入れず、少量ずつ重ねると自然な血色感が生まれます。乾燥が気になる場合はクリームタイプも選択肢です。
Q6:40代でもピンクリップやトレンドメイクを楽しめますか?
A6:もちろん楽しめます。明るいピンクを使う場合は、リップライナーで輪郭を整え、透け感のある口紅を重ねると大人のメイクになじみやすくなります。流行をそのまま再現するより、自分の肌色や顔立ちに合わせて調整することがポイントです。
Q7:メイク初心者が最初にそろえるべきアイテムは何ですか?
A7:日焼け止め、化粧下地、ファンデーションまたはBBクリーム、アイブロウ、チーク、リップが基本です。必要に応じてコンシーラーやマスカラを追加しましょう。最初から多くのアイテムを購入するより、基本の使い方を覚えることを優先してください。
まとめ:【プロの結論】40代のメイクは自分の肌と顔立ちに合わせて更新する
40代のメイクの仕方で大切なのは、年齢を理由にメイクを控えたり、反対に若く見せようと色やアイテムを重ねすぎたりしないことです。
肌の乾燥やくすみ、シミ、毛穴などの悩みは人それぞれです。ファンデーションを厚く塗るのではなく、下地やコンシーラーを適切に使い分け、肌本来の質感を生かすことが自然な仕上がりにつながります。
眉は毛並みを生かして整え、アイメイクは濃さよりも明るさと立体感を意識する。チークは頬骨の高い位置に自然な血色を加え、リップは肌になじむ色で輪郭を整える。この基本を押さえれば、若作りに見えない上品な大人メイクを目指せます。
プロの視点から特に重視したいのは、年齢ではなく、現在の肌状態と顔全体のバランスを基準にアイテムを選ぶことです。40代だからこの色、この化粧品、この塗り方と決めつける必要はありません。
まずは毎日のメイクで、ファンデーションの量、眉の形、チークの位置の3つを見直してみてください。大きく変える必要はなく、少しの調整でも顔全体の印象は変わります。
清潔感、自然な血色感、ほどよいツヤ。この3つを意識しながら、自分らしいメイクを楽しむことが、2026年の40代にふさわしい大人の垢抜けメイクにつながります。
編集・事実確認に使用した主な公開情報
- 資生堂 Beauty Journey「40代メイクのお悩みQ&A」(2026年7月23日)
- 資生堂「40代からのアイメイク」(2026年2月9日)
- 資生堂「40代必見!今どきメイクの似合わせ術」(2026年8月25日)
- 資生堂「40代からの見直しメイク」(2025年5月30日)
- アットコスメ「40代・50代からのポイントメイクのコツ」(2025年10月10日)
- 大正製薬「40代からのベースメイクテクニック」
- 日本化粧品工業会「SPF・PAの基礎知識」