『水戸黄門』の助さん・格さんは、1969年のテレビ放送開始から長い歴史の中で、数多くの俳優が演じてきた人気キャラクターです。初代助さんの杉良太郎、二代目助さんの里見浩太朗、三代目のあおい輝彦、そして格さん役の横内正、大和田伸也、伊吹吾郎など、時代ごとに異なる魅力を持った俳優たちが作品を支えてきました。
歴代キャストを部ごとに整理すると、助さんは杉良太郎から里見浩太朗、あおい輝彦、岸本祐二、原田龍二、東幹久へと交代。格さんも横内正から大和田伸也、伊吹吾郎、山田純大、合田雅吏、的場浩司へと受け継がれています。さらに2017年にはBS-TBS版で財木琢磨と荒井敦史が新たな助さん・格さんに抜擢されました。
この記事では、2026年時点で確認できる公式番組情報をもとに、歴代俳優の出演順、担当した部、配役の変遷、印象的なコンビ、2017年以降の新シリーズまで詳しく紹介します。
【歴代一覧】水戸黄門の助さん・格さんを演じた俳優は誰?
最初に、歴代キャストの全体像を確認しましょう。
『水戸黄門』は1969年8月4日にTBSで放送を開始しました。制作はC.A.L。長年にわたって東野英治郎、西村晃、佐野浅夫、石坂浩二、里見浩太朗らが水戸光圀を演じ、助さん・格さんも世代交代を重ねています。
従来のテレビシリーズは第43部まで制作され、2011年には最終回スペシャルが放送されました。その後、2017年にはBS-TBSで新しいキャストによるシリーズがスタートしています。
歴代の配役を理解するうえで重要なのは、助さんと格さんが必ずしも同時に交代してきたわけではないという点です。
例えば、助さんが杉良太郎から里見浩太朗に交代した第3部では、格さんは引き続き横内正が担当しました。また、里見浩太朗からあおい輝彦に助さんが交代した第18部でも、格さんの伊吹吾郎は続投しています。
つまり、シリーズの雰囲気を保ちながら、一人ずつキャストを入れ替える方法が取られてきたのです。
【完全年表】1969年から2011年までの部ごとの歴代キャスト
助さん・格さんの交代を、放送された部の順番にまとめました。
| 放送部 | 放送年 | 助さん(佐々木助三郎) | 格さん(渥美格之進) |
|---|---|---|---|
| 第1~2部 | 1969~1971年 | 杉良太郎 | 横内正 |
| 第3~8部 | 1971~1978年 | 里見浩太朗 | 横内正 |
| 第9~13部 | 1978~1983年 | 里見浩太朗 | 大和田伸也 |
| 第14~17部 | 1983~1987年 | 里見浩太朗 | 伊吹吾郎 |
| 第18~28部 | 1988~2000年 | あおい輝彦 | 伊吹吾郎 |
| 第29~31部 | 2001~2002年 | 岸本祐二 | 山田純大 |
| 第32~41部 | 2003~2010年 | 原田龍二 | 合田雅吏 |
| 第42~43部 | 2010~2011年 | 東幹久 | 的場浩司 |
| BS-TBS版 | 2017年 | 財木琢磨 | 荒井敦史 |
| BS-TBS第2シリーズ | 2019年 | 財木琢磨 | 荒井敦史 |
出典:TBSチャンネル、BS-TBS、C.A.Lの番組・キャスト情報をもとに整理。
この年表から分かるように、従来のシリーズでは助さんが6人、格さんも6人の俳優によって受け継がれました。その後、2017年のBS-TBS版で新しい配役が登場します。
特に注目したいのは、1988年から2000年まで続いた、あおい輝彦と伊吹吾郎の組み合わせです。長期間にわたって同じ二人が旅を続けたことで、この時代の『水戸黄門』には独特の安定感が生まれました。
助さんの交代時期を詳しく見る
助さんは、作品の中で剣の腕に優れ、明るく行動的で、女性にも目がない人物として描かれてきました。
杉良太郎から里見浩太朗への交代は第3部。里見浩太朗からあおい輝彦への交代は第18部です。
さらに第29部では岸本祐二、第32部では原田龍二、第42部では東幹久が新たに助さんを演じました。
格さんの交代時期を詳しく見る
一方の格さんは、真面目で責任感が強く、印籠を預かる役割でも知られています。
初代の横内正が第1部から第8部まで出演。その後、大和田伸也、伊吹吾郎と続きました。
2001年からは山田純大、2003年からは合田雅吏、2010年からは的場浩司が担当しています。
2017年のBS-TBS版では荒井敦史が新しい格さんに抜擢されました。
【助さん歴代俳優】杉良太郎から里見浩太朗、原田龍二まで
助さんの歴史は、俳優それぞれの個性がキャラクターに反映されてきた歴史でもあります。
初代・杉良太郎(第1部~第2部)
1969年の放送開始時に佐々木助三郎を演じたのが杉良太郎です。
初代黄門様の東野英治郎、初代格さんの横内正とともに、番組の基本となる三人組を形成しました。
TBSチャンネルの第1部番組情報では、杉良太郎が助さん、横内正が格さんとして紹介されています。
第1部は全32話、第2部は全33話。現在ではおなじみの印籠を使った展開も、初期にはまだ完全に定着しておらず、印籠が登場しない回もありました。
杉良太郎の助さんは、後のシリーズへとつながるキャラクターの原型を作った存在です。
二代目・里見浩太朗(第3部~第17部)
助さんの歴史を語るうえで欠かせないのが里見浩太朗です。
1971年の第3部から助さん役に就任。東野英治郎時代だけでなく、西村晃が黄門様を務めた時代にも出演し、長年にわたってシリーズを支えました。
第3部では横内正、第9部では大和田伸也、第14部では伊吹吾郎と、それぞれ異なる格さんとコンビを組んでいます。
里見浩太朗の魅力は、端正な立ち姿と時代劇らしい品格、そして軽妙な演技のバランスにありました。
特筆すべきは、第31部からは助さんではなく水戸光圀を演じる側に回ったことです。
TBSチャンネルの公式番組解説でも、第3部から第17部まで助さんとして活躍した里見が、第31部で五代目黄門様に就任したことが紹介されています。
三代目・あおい輝彦(第18部~第28部)
1988年の第18部から助さんを引き継いだのが、あおい輝彦です。
この交代では、格さんの伊吹吾郎が続投しました。
あおい輝彦の助さんは、それまでの里見浩太朗版とは異なる若々しさと軽快さを備えたキャラクターとして親しまれました。
また、TBSチャンネルの第18部解説によると、あおい版の助さんは独身という設定に変更されています。里見版では既婚者だったため、単に俳優が変わっただけではなく、物語上の人物像にも変化が加えられました。
第18部から第28部まで、実に11部にわたって出演。伊吹吾郎との組み合わせは、歴代でも特に長く続いた名コンビです。
四代目・岸本祐二(第29部~第31部)
2001年の第29部からは岸本祐二が助さんを担当しました。
この時期は、石坂浩二が四代目の水戸光圀を演じた時代に始まり、第31部からは里見浩太朗が五代目黄門様として登場します。
岸本祐二と格さん役の山田純大は、第29部から第31部までコンビを組みました。
第30部のBS-TBS番組情報でも、岸本祐二と山田純大の出演が確認できます。
五代目・原田龍二(第32部~第41部)
2003年の第32部から助さんを演じたのが原田龍二です。
格さん役は合田雅吏。二人は第32部から第41部まで共演し、2000年代の『水戸黄門』を代表する組み合わせになりました。
原田龍二は、時代劇での立ち回りに加え、現代劇でも幅広く活躍してきた俳優です。
合田雅吏とのコンビは、従来のシリーズらしい王道の助格像を受け継ぎながら、新しい世代の視聴者にも親しみやすい雰囲気を作りました。
BS-TBSの第32部および第41部のキャスト情報でも、二人の配役が確認できます。
六代目・東幹久(第42部~第43部)
2010年の第42部から助さんに就任したのが東幹久です。
格さん役には的場浩司が起用されました。
BS-TBSの第42部番組情報では、東幹久が六代目の佐々木助三郎、的場浩司が六代目の渥美格之進として紹介されています。
この時期は、雛形あきこ、林家三平、内藤剛志らもレギュラーに加わり、従来のシリーズから新しい雰囲気への転換が進みました。
2011年の第43部まで、この組み合わせが続きます。
【格さん歴代俳優】横内正・大和田伸也・伊吹吾郎の系譜
格さんは、助さんと並ぶ物語の中心人物です。
助さんが華やかで軽快な役回りを担うのに対し、格さんは落ち着きと実直さを備えた人物として描かれています。
初代・横内正(第1部~第8部)
初代格さんは横内正です。
1969年の第1部から1978年の第8部まで出演し、杉良太郎、里見浩太朗という二人の助さんとコンビを組みました。
TBSの第9部番組情報では、第1部から第8部まで横内正が皆勤したことが紹介されています。
初期の『水戸黄門』における格さん像を確立した俳優であり、後の格さん役の基準となる存在です。
二代目・大和田伸也(第9部~第13部)
1978年の第9部からは大和田伸也が二代目格さんとして登場しました。
この交代は、初期シリーズにおける大きな転換点です。
助さんは里見浩太朗が続投し、二人は第13部までコンビを組みました。
TBSの公式番組解説によると、第9部は平均視聴率37.3%、最高視聴率43.7%を記録しています。
当時の人気を支えた重要なシリーズであり、大和田伸也の格さんも歴代キャストの中で印象深い存在となっています。
三代目・伊吹吾郎(第14部~第28部)
1983年の第14部から格さんに就任したのが伊吹吾郎です。
伊吹吾郎は、里見浩太朗、あおい輝彦という二人の助さんとコンビを組みました。
第14部から第17部までは里見浩太朗と共演。その後、第18部からはあおい輝彦と組み、第28部まで出演しています。
この長期出演によって、伊吹吾郎は格さん役の代表的な俳優として広く知られるようになりました。
特に、あおい輝彦とのコンビは11部連続。1988年から2000年まで、長く同じ二人が助さん・格さんを演じ続けた点が特徴です。
四代目・山田純大(第29部~第31部)
2001年の第29部から格さんに就任したのが山田純大です。
助さん役は岸本祐二。第31部まで二人がコンビを組みました。
第31部では里見浩太朗が黄門様となり、かつて助さんを演じた俳優が物語の中心に戻ってくるという興味深いキャスト構成になっています。
五代目・合田雅吏(第32部~第41部)
2003年から格さんを担当したのは合田雅吏です。
原田龍二とのコンビは、第32部から第41部まで続きました。
合田雅吏は、真面目で頼りがいのある格さんの人物像を引き継ぎ、原田龍二との掛け合いでも存在感を示しました。
10部にわたる出演は、2000年代のシリーズを象徴するキャスティングです。
六代目・的場浩司(第42部~第43部)
2010年から格さんを演じたのは的場浩司です。
東幹久とのコンビで、第42部・第43部に出演しました。
的場浩司は、力強さを感じさせる存在感が特徴。格さんという役柄の持つ頼もしさを表現するキャスティングでした。
2011年12月19日の最終回スペシャルにも、東幹久と的場浩司が出演しています。
【名コンビを比較】助さん・格さんの組み合わせで変わった水戸黄門
『水戸黄門』の魅力は、黄門様だけではありません。
助さんと格さんの二人がどのような掛け合いを見せるかによって、作品の雰囲気も変わります。
歴代コンビの特徴を整理すると、次のようになります。
杉良太郎・横内正
シリーズ初期を支えた原点のコンビです。作品の基本的な人物関係を作り上げました。
里見浩太朗・横内正
第3部から第8部までの組み合わせ。初期の人気を継承し、シリーズの定番スタイルを定着させた時期です。
里見浩太朗・大和田伸也
第9部から第13部までのコンビ。格さんの交代によって、新しい時代に入ったことを印象づけました。
里見浩太朗・伊吹吾郎
第14部から第17部までの組み合わせ。格さん役が伊吹吾郎に変わり、新しい助格の形が生まれました。
あおい輝彦・伊吹吾郎
第18部から第28部までの長期コンビ。歴代の組み合わせの中でも、特に安定した時代を築いた二人です。
原田龍二・合田雅吏
2003年から2010年までの代表的なコンビ。従来の時代劇らしさを保ちながら、2000年代の作品を支えました。
東幹久・的場浩司
2010年から2011年の終盤を担当。シリーズ後期の新しい顔として活躍しました。
この変遷を見ると、キャスト交代は単純な若返りだけではなかったことが分かります。
助さんと格さんのどちらか一方を残すことで、長年の視聴者がキャラクターの連続性を感じられるようにしていたのです。
また、俳優の持ち味に応じて、二人の掛け合いのテンポや立ち回りにも違いが生まれました。
【2017年BS-TBS版】財木琢磨が助さん、荒井敦史が格さんに抜擢
2011年の最終回スペシャルから約6年後、2017年に『水戸黄門』がBS-TBSで復活しました。
新しい水戸光圀を演じたのは武田鉄矢です。
そして、助さんに財木琢磨、格さんに荒井敦史が起用されました。
2017年5月18日、BS-TBSは助さん・格さんの配役を公式発表しています。
財木琢磨が演じた新しい助さん
財木琢磨が演じた佐々木助三郎は、明るく大らかで熱血漢という人物です。
若い女性に目がないという従来からの助さんの特徴も引き継いでいます。
剣の腕も一流で、武田鉄矢演じる黄門様を支える若侍として登場しました。
荒井敦史が演じた新しい格さん
荒井敦史が担当した渥美格之進は、真面目で一本気な性格です。
素手での格闘に優れ、光圀から印籠を任される重要な人物として設定されています。
財木琢磨の助さんが行動的であるのに対し、荒井敦史の格さんは落ち着きと責任感を備えた役柄です。
この二人の組み合わせは、従来の助さん・格さんの関係性を受け継ぎながら、新しい世代に向けたキャスティングでした。
2017年版の放送期間と2019年第2シリーズ
2017年版は、2017年10月4日から12月6日までBS-TBSで放送されました。全10話です。
その後、2019年には第2シリーズが制作され、財木琢磨と荒井敦史が引き続き助さん・格さんを担当しました。
2019年版では、旅の舞台が東北から九州へと移り、新しい女性レギュラーとして篠田麻里子と吉本実憂も加わっています。
主題歌「あゝ人生に涙あり」も財木琢磨と荒井敦史が歌唱しました。
ここで押さえておきたいのは、2017年版は従来の第43部の単純な続編として第44部と呼ぶよりも、武田鉄矢主演の新生シリーズとして区別するのが正確だという点です。
キャストだけでなく、放送局、作品の構成、旅の舞台などにも新しい要素が加えられていました。
【プロの結論】歴代助さん・格さんを比較すると見えてくる3つの転換点
歴代キャストの変遷を振り返ると、『水戸黄門』が長く支持された理由が見えてきます。
1. 助さんと格さんは一人ずつ交代することが多かった
シリーズ初期から中期にかけては、助さんと格さんを同時に交代させず、一方を続投させるケースが目立ちます。
例えば、第3部では杉良太郎から里見浩太朗へ助さんが交代しましたが、横内正は格さんを続投しました。
第18部でも、里見浩太朗からあおい輝彦へ助さんが交代する一方、伊吹吾郎は格さんを続けています。
こうした配役の仕組みが、シリーズの連続性を保つ役割を果たしました。
2. 里見浩太朗は助さんと黄門様の両方を経験した
里見浩太朗は、第3部から第17部まで助さんを演じ、第31部からは五代目水戸光圀を担当しました。
同じ俳優が若侍から物語の中心人物へと立場を変えたことは、歴代キャストの中でも特に興味深い点です。
加えて、映画では格之進役も演じた経験があり、助三郎・格之進・水戸光圀の三役を経験した俳優としてTBSチャンネルでも紹介されています。
3. 2017年版は新しい視聴者層を意識した再スタートだった
2017年版では、武田鉄矢を黄門様に起用し、財木琢磨と荒井敦史という若手俳優を助さん・格さんに配しました。
これは単に歴代キャストを再現するのではなく、新しい俳優陣で伝統的な時代劇を再構築する試みでした。
従来のシリーズと2017年以降のBS-TBS版を分けて見ると、作品の歴史とキャストの交代がより理解しやすくなります。
歴代俳優を調べるときの判断基準は、放送局とシリーズの区分、部番号、演じた役名の3点です。 これらを照合すれば、同じ俳優が別の役を演じたケースや、従来シリーズと新シリーズの混同を避けられます。
【水戸黄門の助さん・格さん歴代】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:水戸黄門の初代助さんと初代格さんは誰ですか?
A1:初代助さんは杉良太郎、初代格さんは横内正です。1969年8月4日に始まった第1部からコンビを組み、1970年の第2部まで出演しました。
Q2:里見浩太朗は助さんと黄門様のどちらを演じていましたか?
A2:両方です。第3部から第17部までは助さんを担当し、第31部からは五代目水戸光圀を演じました。助さんとしての出演期間は1971年から1987年に及びます。
Q3:伊吹吾郎は何代目の格さんですか?
A3:三代目格さんです。1983年の第14部から2000年の第28部まで出演し、里見浩太朗とあおい輝彦の二人の助さんとコンビを組みました。
Q4:原田龍二と合田雅吏は何部から何部まで出演しましたか?
A4:原田龍二が助さん、合田雅吏が格さんを演じたのは第32部から第41部までです。2003年から2010年にかけての組み合わせです。
Q5:2017年の水戸黄門で助さん・格さんを演じた俳優は誰ですか?
A5:助さんが財木琢磨、格さんが荒井敦史です。武田鉄矢が水戸光圀を演じたBS-TBS版で、2019年の第2シリーズでも同じ二人が続投しました。
Q6:東幹久と的場浩司は何代目の助さん・格さんですか?
A6:東幹久が六代目助さん、的場浩司が六代目格さんです。2010年の第42部から2011年の第43部まで出演しました。
まとめ:水戸黄門の助さん・格さんは時代とともに受け継がれてきた
『水戸黄門』の助さん・格さんは、1969年の放送開始から2011年の第43部まで、時代ごとに異なる俳優によって演じられてきました。
助さんは杉良太郎、里見浩太朗、あおい輝彦、岸本祐二、原田龍二、東幹久へと交代。格さんは横内正、大和田伸也、伊吹吾郎、山田純大、合田雅吏、的場浩司へと受け継がれました。
2017年にはBS-TBS版で財木琢磨と荒井敦史が新しい助さん・格さんを担当し、2019年の第2シリーズにも出演しています。
特に注目したいのは、里見浩太朗と伊吹吾郎、あおい輝彦と伊吹吾郎、原田龍二と合田雅吏といった長期にわたるコンビの存在です。
俳優が変わっても、助さんの軽快さと格さんの実直さという基本的な関係は受け継がれてきました。
歴代キャストを振り返ることは、単に俳優の名前を並べることではありません。それぞれの時代のテレビドラマが、どのように伝統を守り、新しい魅力を加えてきたのかを知ることにもつながります。
2026年に改めて『水戸黄門』を見るなら、まずは第1部の杉良太郎・横内正コンビ、第18部以降のあおい輝彦・伊吹吾郎コンビ、そして2017年の財木琢磨・荒井敦史コンビを見比べてみると、同じ助さん・格さんでも演じる俳優によって異なる魅力を楽しめます。