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【宝塚時代】珠城りょうはなぜ月組トップスターに選ばれた?

榊原 纱英 榊原 纱英 • 更新: • 公開: • 読了約 16 分
目次

珠城りょうさんのキャリアを語るうえで欠かせないのが、宝塚歌劇団月組で過ごした約14年間です。2008年に94期生として入団し、2016年9月には月組の男役トップスターに就任しました。

トップスター就任は入団9年目。所属事務所の公式プロフィールでも、男役としては天海祐希さんの入団7年目に次ぐ速さと紹介されています。若くして大役を任されたことは、当時の珠城さんのキャリアを象徴する出来事でした。

新人公演から主演へ:月組で磨いた実力

初舞台は2008年3月から5月に上演された月組公演『ME AND MY GIRL』。その後、同年5月に月組へ配属されました。

2010年には『THE SCARLET PIMPERNEL』の新人公演で初主演を経験。2013年の『月雲の皇子』では宝塚バウホール公演で初主演を務めています。

特に『月雲の皇子』は、珠城さんの主演俳優としての存在感を印象づけた作品の一つです。若手時代から大きな役を経験し、2016年のトップスター就任へとつながりました。

トップスター時代の代表作







こうした作品に共通しているのは、珠城さんの持ち味である包容力と身体表現です。2020年の退団会見でも、172cmの長身を生かしたダイナミックなダンスや、男役としての理想像について語っていました。

日刊スポーツの取材では、珠城さん自身が「包容力」を男役として確立できた部分として振り返っています。単に見た目の華やかさだけではなく、観客を包み込むような存在感を追求していたことがうかがえます。

【退団理由の真相】珠城りょうはなぜ宝塚を卒業した?

珠城りょう

珠城りょうさんの退団理由については、2020年3月17日の退団会見と、2023年の本人インタビューが重要な手がかりになります。

退団は突然決まったものではありません。トップスターに就任した段階から、自分の中で在任期間を考えていたことが、後年のインタビューで明かされています。

トップ就任時から5年以内を一つの区切りにしていた

2023年10月、WEBメディア「STREAM」のインタビューで、珠城さんは宝塚退団を考えた時期について振り返りました。

本人によると、2016年にトップスターへ就任した際、長くても5年程度と自分の中で決めていたそうです。また、約3年が経過した段階で、続けるか退団するかを冷静に考えるつもりだったと語っています。

「長くても5年、それ以上はやらないと自分の中で決めていました」

つまり、退団は単に仕事が嫌になったからでも、結婚など別の人生設計があったからでもありません。トップスターという立場を引き受ける時点から、自分なりの区切りを意識していたことが分かります。

退団会見で明かした「背負ってきたものを下ろす」という思い

2020年3月の退団発表会見では、前年に月組が新体制になったことが、退団を意識するきっかけの一つになったと説明しています。

それまで支えてきた仲間の卒業や、次世代へのバトンタッチを考えるなかで、これまで背負ってきた責任を少しずつ下ろしてもよいのではないかと感じるようになったと報じられました。

また、STREAMのインタビューでは、トップスターとして過ごすなかで逆風を感じ、何度も退団を考えたことも明かしています。それでも月組の仲間たちが支えてくれたため、途中で投げ出すのではなく、最後まで責任を果たそうという思いが強くなったそうです。

コロナ禍で退団時期が変更された

当初の退団予定は2021年2月14日でした。しかし、新型コロナウイルスの感染拡大によって公演スケジュールが変更され、退団時期も延期。最終的には2021年8月15日の東京宝塚劇場千秋楽をもって退団しました。

退団公演は『桜嵐記』『Dream Chaser』。約14年間の宝塚生活に幕を下ろし、月組トップスターとしての在位期間は約5年間となりました。

退団理由を整理すると、本人が語っているのは、トップスター就任時から考えていた活動期間、新体制への移行、次世代への継承、そして自分自身の人生の節目です。特定のスキャンダルや結婚を理由に退団したという公表事実はありません。

【結婚・旦那・彼氏】珠城りょうは現在結婚している?

珠城りょうさんについて、検索されることが多いのが結婚相手や旦那の存在です。宝塚時代から男役として高い人気を集め、退団後も女性俳優として活躍しているため、プライベートへの関心も続いています。

ただし、2026年11月5日現在、本人や所属事務所から結婚を発表したという情報は確認できません。公式プロフィールにも配偶者についての記載はなく、夫の名前や職業なども公表されていません。

2020年の退団会見では結婚予定を聞かれていた

珠城さんは2020年3月の退団会見で、恒例の質問として結婚予定について尋ねられています。

そのとき、手のひらの結婚線を見ながら、次のようにユーモアを交えて答えたと日刊スポーツが報じています。

「ないですね~。これが私の限界です」

会見では、月組のメンバーからも結婚について聞かれることがあったと明かしていました。ただし、これは2020年当時の結婚予定についての回答です。2026年現在の婚姻状況を示すものではありません。

珠城りょうの旦那は誰?結婚相手の名前は公表されている?

現在、公表された結婚相手の名前やプロフィールはありません。一般男性、芸能関係者、舞台関係者など、特定の人物が夫であるという確かな発表も確認できません。

そのため、ネット上で特定の共演者の名前が挙がっていたとしても、本人の発表や信頼できる報道による裏付けがなければ、結婚相手と判断することはできません。

現在彼氏はいる?過去の熱愛報道は?

交際相手についても、本人が現在の彼氏を公表したという情報は確認できません。具体的な交際相手を特定できる信頼性の高い報道も見当たりません。

ただし、交際について公表していないことと、恋愛経験や交際相手が存在しないことは別の話です。プライベートについては、本人が公開している情報の範囲にとどまっています。

「旦那」という検索ワードが生まれる背景

一つ注意したいのが、珠城さんはドラマ『マイファミリー』で濱田岳さんと夫婦役を演じていることです。

2023年のSTREAMのインタビューでも、本人は同作で夫役を演じた濱田さんの芝居について話しています。これはあくまでドラマの役柄上の夫婦関係であり、現実の結婚とは無関係です。

また、宝塚の男役は舞台上で男性役を演じるため、ファンが理想のパートナー像を重ねることもあります。舞台上の役柄や共演者との関係を、本人の実生活と混同しないことが大切です。

【退団後の代表作】マヌエラ・20世紀号に乗ってから大河ドラマまで

宝塚退団後の珠城さんは、舞台を活動の中心に据えながら、テレビドラマや映画へ進出しました。特徴的なのは、宝塚時代に築いた舞台経験を生かしながら、出演する作品のジャンルを少しずつ広げていることです。

2022年:『マイファミリー』でドラマ初出演

2022年、TBS日曜劇場『マイファミリー』でテレビドラマに初出演しました。宝塚退団後、映像作品に本格的に挑戦した最初期の代表作です。

STREAMのインタビューでは、セリフの少ない場面で感情を表現する難しさや、映像と舞台では芝居の感覚が大きく違うことを振り返っています。特に、舞台では自然に出る声の大きさを、映像ではマイクとの距離に合わせて調整する必要があり、勉強を続けていると話していました。

2023年:退団後初主演舞台『マヌエラ』

2023年1月には、PARCO PRODUCE『マヌエラ』で宝塚退団後初の主演舞台を務めました。

演じたのは、永末妙子。第二次世界大戦前夜の上海を舞台に、実在した日本人ダンサーをモデルとする人物の愛と波乱に満ちた人生を描いた作品です。

妙子は、上海で生きるためにダンスホールの踊り子となり、やがて「マヌエラ」として知られる存在へと変わっていきます。音楽、ダンス、芝居を組み合わせた舞台であり、珠城さんが宝塚時代に培った身体表現を生かせる作品でもありました。

衛星劇場の作品紹介でも、同作は珠城さんの宝塚退団後初主演舞台として紹介されています。

2023年:映画『わたしの幸せな結婚』と『天翔ける風に』

同年には、映画『わたしの幸せな結婚』にも出演しました。所属事務所の公式経歴では、これが映画初出演として記録されています。

また、ミュージカル『天翔ける風に』では主人公・三条英を演じました。男性中心の社会を生き抜く女性を描く作品で、宝塚で男役を長年務めた珠城さんにとって、性別や社会的立場を超えた人物表現に取り組む機会にもなりました。

2024年:『20世紀号に乗って』で初ヒロイン

2024年3月・4月にはミュージカル『20世紀号に乗って』に出演しました。増田貴久さんらと共演し、所属事務所の公式プロフィールではミュージカル初ヒロインを務めた作品として紹介されています。

宝塚時代には男役トップスターとして舞台の中心を担ってきた珠城さんですが、退団後は女性役として新たな魅力を見せています。この作品は、俳優としての役柄の幅が広がったことを示す重要な節目といえます。

同年にはTBS日曜劇場『アンチヒーロー』にも出演。舞台とテレビドラマの両方で活動しました。

2025年:大河ドラマ『べらぼう』に初出演

2025年には、NHK大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』に出演しました。所属事務所の公式プロフィールでも、大河ドラマ初出演として記録されています。

このほか、舞台『あなたに会えてよかった』『LA PERRUCHE~セキセイインコ~』『忠臣蔵』などにも出演。テレビだけでなく舞台での活動も継続してきました。

2026年以降:映像と舞台の両輪で活動

2026年には『VIVANT』『ファーストクライ 母子救命救急班』といったテレビドラマに出演。加えて、メ~テレの『静かなる変革者たち』ではナビゲーターを担当しています。

2027年には舞台『ハムレット』への出演も予定されています。宝塚時代の男役としての経験を土台に、ドラマ、映画、ミュージカル、ストレートプレイ、朗読劇と、活動領域を広げているのが現在の珠城さんの特徴です。

【プロの結論】珠城りょうの魅力は宝塚で培った表現力と新しい挑戦にある

珠城りょうさんのキャリアを振り返ると、宝塚退団は表現者としての終着点ではなく、新しいスタートだったことが分かります。

宝塚時代は、男役トップスターとして約5年間、月組の中心を担いました。172cmの長身、ダイナミックなダンス、包容力のある芝居といった個性は、舞台上で大きな武器になっていました。

退団後は、その経験を持ったまま女性役や現代劇、映像作品へと挑戦しています。『マヌエラ』での主演、『20世紀号に乗って』での初ヒロイン、『マイファミリー』でのドラマデビュー、そして『VIVANT』への出演は、活動の幅が広がってきた過程を示しています。

特に注目したいのは、舞台から映像へ移行する過程で、本人が芝居の違いを学び続けていることです。STREAMのインタビューでは、映像作品の声のボリュームや感情表現の難しさを率直に語っていました。経験豊富なトップスターであっても、新しい現場では一から学ぶ姿勢を持っていることがうかがえます。

今後の珠城さんを追いかけるなら、次の3つの観点が有効です。

  • 映像作品:『VIVANT』などで、舞台とは異なる繊細な演技をどう見せるか。
  • 舞台作品:『ハムレット』などで、身体表現やセリフの力をどう生かすか。
  • 役柄の変化:宝塚時代の男役イメージから、どのような女性役・人物像へ広がっていくか。

結婚や恋愛に関する情報だけで人物像を判断するよりも、出演作や本人のインタビューを追うことで、現在の珠城りょうさんがどのような俳優を目指しているのかが見えてきます。

珠城りょうの現在・結婚・宝塚時代に関するよくある質問(FAQ)

Q1:珠城りょうは2026年現在、何歳ですか?
A1:1988年10月4日生まれで、2026年11月5日現在は38歳です。愛知県出身で、身長は172cmです。

Q2:珠城りょうは結婚していますか?旦那は誰ですか?
A2:2026年11月現在、本人や所属事務所から結婚の公式発表は確認できません。夫の名前や職業も公表されていません。結婚していないと断定できる情報もないため、公表情報の範囲で判断する必要があります。

Q3:珠城りょうに現在彼氏はいますか?
A3:現在の交際相手について、本人からの公表や確かな熱愛報道は確認できません。プライベートの詳細は明らかにされていません。

Q4:珠城りょうの宝塚退団理由は何ですか?
A4:トップスター就任時から在任期間を意識しており、次世代へのバトンタッチや自身の人生の区切りを考えたことが背景にあります。本人はトップ就任から3年ほどで続投か退団かを考えるつもりだったとインタビューで明かしています。

Q5:珠城りょうは『VIVANT』で何役を演じていますか?
A5:2026年放送の続編で、廣瀬瑞樹役を演じています。TBSの公式登場人物一覧にも掲載されています。

Q6:珠城りょうの代表的な退団後の出演作は何ですか?
A6:舞台『マヌエラ』『天翔ける風に』『20世紀号に乗って』、ドラマ『マイファミリー』『アンチヒーロー』『VIVANT』、映画『わたしの幸せな結婚』などです。2025年には大河ドラマ『べらぼう』にも出演しました。

まとめ:珠城りょうは2026年も俳優として進化を続けている

珠城りょうさんは、2008年に宝塚歌劇団へ入団し、2016年に月組トップスターに就任。2021年8月15日に退団した後は、舞台、ミュージカル、映画、テレビドラマと幅広い分野で活動しています。

2026年は『VIVANT』の廣瀬瑞樹役、『ファーストクライ 母子救命救急班』の間山千夏役、メ~テレ『静かなる変革者たち』のナビゲーターなど、複数の活動が確認できます。

結婚や旦那、彼氏については、現在も公表された確かな情報がありません。一方、退団理由については本人が過去のインタビューで具体的に語っており、トップスターとしての責任と自分自身の人生の区切りを考えた選択だったことが分かります。

宝塚時代に培った存在感を大切にしながら、新しい役柄や表現方法に挑戦する珠城りょうさん。2027年の舞台『ハムレット』を含め、今後どのような作品で新たな一面を見せてくれるのか、引き続き注目したい俳優です。

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デジタルマーケター 榊原 纱英
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アイドル・グラビア担当として4年以上の取材経験。idol領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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