2026年7月22日、WANDSの公式サイトに「WANDS第5期に関する大切なお知らせ」が掲載されました。
発表された内容は、2027年3月をもって第5期の現体制での活動を終了するというものです。
2019年11月17日に再始動してから約7年。上原大史、柴崎浩、木村真也の3人を中心に活動してきた体制に、一つの区切りが設けられることになりました。
活動終了の理由は上原大史の新たな挑戦
公式発表では、上原大史から自身の新しい表現に進みたいという強い意向が示されたことが説明されています。
上原本人もコメントを発表しました。
「一人のアーティストとして活動していくことを決意いたしました。」
また、WANDSという歴史あるバンドのボーカルを続けることに対し、自分がその歴史やイメージを損ねてしまうのではないかという葛藤があったことも明かしています。
約7年間の活動を振り返り、WANDSのボーカルとしてやれることはやり切ったという思いも示しました。
柴崎浩は第5期を続けたい思いを明かす
一方、ギターの柴崎浩は、今回の決定について残念な気持ちを表明しています。
柴崎は上原の申し入れにショックを受けたこと、そして第5期をまだ続けたかったことを率直に語りました。
柴崎にとって、上原の歌声や才能とともに積み重ねてきた時間は大切なものでした。
しかし、ボーカリストが不在となればWANDSとしての活動を継続することは難しいとして、今回の決定に至った経緯を説明しています。
このコメントからも、今回の活動終了が単純なメンバー交代ではなく、上原自身の将来に向けた意思決定だったことが分かります。
2027年3月のラストライブツアー日程
WANDS公式発表では、メンバーの希望によってラストライブツアーの開催も予定されています。
| 日程 | 会場 | 開催地 |
|---|---|---|
| 2027年3月9日 | Zepp Namba | 大阪 |
| 2027年3月12日 | 東京ガーデンシアター | 東京 |
| 2027年3月22日 | IGアリーナ | 愛知 |
ツアーの名称は「WANDS Live Tour 2027 ~LAST ACT 5th period~」。
2026年11月2日時点では、公式サイトで公演情報やチケット関連の案内が順次更新されています。
この3公演が、第5期WANDSとしての最後のライブツアーになる予定です。
WANDSは2027年3月に完全解散するのか?
ここは誤解しやすい部分です。
今回発表されたのは、あくまで第5期の現体制での活動終了です。
公式発表では、上原大史、柴崎浩、木村真也の各メンバーは、今後もそれぞれの形で音楽活動を続けると説明されています。
また、柴崎はWANDSを続けたいという思いが現在も消えていないことを明かしています。
ただし、2027年3月以降に新しいボーカリストを迎えて第6期が始まるという発表はありません。
したがって、現時点で第6期の結成や新ボーカルの加入を既定路線として考えることはできません。
【プロの結論】WANDSの歴代ボーカルから分かる3つの重要ポイント
WANDSの歴史を振り返ると、ボーカリストの交代は単なる人員変更ではなく、バンドの音楽的な方向性そのものに関わってきたことが分かります。
特に注目したいのは、次の3点です。
1. 上杉昇はWANDSの原点を作った存在
初代の上杉昇は、WANDSの知名度を全国規模に押し上げたボーカリストです。
「もっと強く抱きしめたなら」「世界が終るまでは…」などの楽曲は、現在もWANDSを代表する作品として親しまれています。
一方で、上杉自身は自分の音楽的な信念を追求するため、バンドを離れる決断をしました。
人気を維持することよりも、自分が表現したい音楽を選んだという点に、アーティストとしての姿勢が表れています。
2. 和久二郎はWANDSの歴史をつないだ存在
2代目の和久二郎は、上杉昇と柴崎浩が離れた後のWANDSを引き継ぎました。
初代とは異なる歌声で新しい作品を発表し、第3期という独自の時代を作りました。
WANDSという名前が同じでも、メンバーが変われば音楽の印象も変わる。そのことを象徴するボーカリストです。
3. 上原大史はWANDSの可能性を広げた存在
3代目の上原大史は、2019年の再始動を実現させたボーカリストです。
往年の名曲を歌い継ぐ一方で、新曲の作詞・作曲にも関わり、WANDSを過去のヒット曲だけに依存しないバンドへと発展させてきました。
2027年3月の活動終了は、第5期という体制の終わりであると同時に、上原自身が新しい音楽人生へ進むための転換点でもあります。
歴代ボーカルを聴き比べるなら、上杉昇のオリジナル版、和久二郎が参加した第3期の作品、上原大史による第5期バージョンの順に聴くのがおすすめです。
それぞれの時代の違いを知ることで、WANDSというバンドが歩んできた音楽の変化をより深く楽しめます。
WANDS歴代ボーカルに関するよくある質問(FAQ)
Q1:WANDSの歴代ボーカルは何人いますか?
A1:歴代ボーカルは3人です。初代が上杉昇、2代目が和久二郎(本名・松元治郎)、3代目が上原大史です。第4期と第5期は同じ上原大史が担当しています。
Q2:上杉昇がWANDSを脱退した理由は何ですか?
A2:主な背景は音楽性の違いです。上杉はロック志向が強く、自分が表現したい音楽とWANDSに求められる方向性とのギャップを感じていました。カート・コバーンの死も、自身の音楽人生を見つめ直すきっかけになりました。
Q3:和久二郎は現在、松元治郎として活動していますか?
A3:和久二郎は本名の松元治郎名義で、2012年にミニアルバム『Reverb』を発表しました。2021年のFRIDAYの取材では会社員として働いていると報じられています。2026年現在の継続的な音楽活動については、最新の本人発表が確認できていません。
Q4:WANDSは2027年3月に完全解散するのですか?
A4:公式発表は第5期の現体制での活動終了です。WANDSの歴史すべてが終了するという発表ではありません。ただし、第6期の始動も発表されていません。
Q5:上原大史はなぜWANDSに加入したのですか?
A5:プロデューサーの長戸大幸から声をかけられ、柴崎浩や大島こうすけとの出会いを経て加入が決まりました。歌声の表現力やWANDSの音楽との親和性が評価されました。
Q6:「世界が終るまでは…」を最初に歌ったのは誰ですか?
A6:初代ボーカルの上杉昇です。1994年6月に発売されたWANDSの8thシングルで、2022年には上原大史が歌う第5期バージョンも配信されました。
まとめ:WANDS歴代ボーカルの歴史と2027年への展望
WANDSの歴代ボーカルは、上杉昇、和久二郎、上原大史の3人です。
1991年のデビューから第1期・第2期、第3期、そして第4期・第5期へと、メンバーや音楽性を変えながら歩んできました。
最後に要点を整理します。
- 初代・上杉昇: 1991~1996年。WANDSの黄金期を支え、音楽性の違いから脱退。
- 2代目・和久二郎: 1997~2000年。第3期を担当し、解体後は松元治郎名義でも音楽活動。
- 3代目・上原大史: 2019年から第5期の活動終了予定となる2027年3月まで担当。
- 2019年11月17日: 第5期WANDSとして再始動。
- 2026年7月22日: 第5期の活動終了を公式発表。
- 2027年3月: ラストライブツアーを開催予定。
WANDSの歴史を理解するうえで大切なのは、誰が最も優れたボーカリストなのかを決めることではありません。
上杉昇が築いた音楽、和久二郎が引き継いだ時代、上原大史が新たに切り開いた第5期。それぞれに異なる魅力があります。
2027年3月のラストライブツアーは、上原大史がボーカルを務める第5期WANDSの歴史を締めくくる大切な機会です。
これまでの作品を聴き直しながら、3人のボーカリストが残した音楽と、それぞれの時代のWANDSを改めて味わいたいところです。