2026年の巨人開幕オーダーは、攻撃力と守備のバランスを意識した9人で構成された。試合開始時に発表された正式な打順と守備位置は次の通りだ。
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出典:スポーツナビ、スポニチアネックスの試合前スターティングメンバー。
1番・キャベッジ(左翼)
1番に起用されたのは、来日2年目のトレイ・キャベッジ。2025年は2番・右翼だったが、2026年は打順を1つ上げ、守備位置も左翼へ変更された。
開幕戦では第1打席から阪神・村上頌樹の球を右翼スタンドへ運び、先頭打者本塁打を記録。2026年のプロ野球開幕第1号という強烈なスタートを切った。
2番・松本剛(中堅)
2番には松本剛が入った。中堅の守備も任され、キャベッジに続く上位打線の一角を担った。
開幕戦の第1打席では11球を投げさせた末に四球を選択。相手投手に球数を投げさせ、出塁する役割を実際の打席で示した。
3番・泉口友汰(遊撃)
3番・遊撃は泉口友汰。内野の中心となる遊撃を守りながら、クリーンアップにつなぐ打順を任された。
開幕戦では初回に右前打を放ち、6回にはフェンス直撃の二塁打を記録。2安打をマークし、上位打線の中で存在感を見せた。
4番・ボビー・ダルベック(一塁)
新外国人のボビー・ダルベックは4番・一塁で起用された。
2026年の巨人における第97代4番打者という位置づけで、長打力を期待される存在だ。
開幕戦では4回にバックスクリーンへのソロ本塁打を放ち、来日初本塁打を記録。開幕戦の勝利に直結する追加点をもたらした。
5番・岸田行倫(捕手)
5番には岸田行倫が入り、竹丸和幸と開幕戦のバッテリーを組んだ。
捕手として新人投手をリードする役割も担い、打線では4番の後ろに配置された。攻守両面でチームの中心を支える起用となった。
6番・中山礼都(右翼)
6番・右翼は中山礼都。内野手としても起用されることがある選手だが、開幕戦では外野の一角を担当した。
上位打線からクリーンアップにつながる攻撃の流れを、下位打線へ引き継ぐ役割も期待された。
7番・坂本勇人(三塁)
坂本勇人は7番・三塁で先発出場した。
長年にわたって巨人の中心選手を務めてきた坂本が、若手や新戦力を含む新しいオーダーの中に入った点は大きな見どころだった。
8番・浦田俊輔(二塁)
8番・二塁には浦田俊輔が起用された。
新しい内野陣の一角として、泉口との二遊間を形成。若い選手に開幕スタメンの機会が与えられたことも、2026年の編成を考えるうえで注目される。
9番・竹丸和幸(投手)
9番は開幕投手の竹丸和幸。
2025年ドラフト1位で入団した左腕が、プロ初登板を開幕戦で迎えるという大役を任された。
【2025年と2026年を比較】巨人開幕スタメンは9人中7人が変更
2026年の開幕オーダーを理解するうえで重要なのが、前年との比較だ。
2025年3月28日の巨人対ヤクルト戦では、戸郷翔征が開幕投手を務め、若林楽人、キャベッジ、吉川尚輝、岡本和真らがスタメンに名を連ねた。
一方、2026年は9人中7人が入れ替わった。前年から引き続き開幕スタメンに選ばれたのは、キャベッジと坂本勇人の2人だけだった。
2025年・2026年の開幕スタメン比較表
2025年は3月28日対ヤクルト戦、2026年は3月27日対阪神戦。守備位置は各試合の開始時。
比較から見える3つの大きな変化
1.1番打者が若林からキャベッジへ
2025年は若林が1番・左翼、キャベッジが2番・右翼だった。2026年はキャベッジが1番・左翼へ移動し、外国人打者を攻撃の先頭に置く形となった。
キャベッジは開幕戦で先頭打者本塁打を放っており、この起用が初戦から結果につながった。
2.内野の顔ぶれが大きく変わった
2025年の開幕戦では、吉川尚輝、岡本和真、坂本勇人、門脇誠が内野を構成していた。
2026年は泉口友汰、ダルベック、浦田俊輔が新たに名を連ねた。坂本は引き続き三塁を守りながら、打順は6番から7番に変わった。
3.開幕バッテリーと先発投手が一新
2025年の開幕バッテリーは戸郷翔征と甲斐拓也だった。
2026年は竹丸和幸と岸田行倫の組み合わせとなった。経験豊富な開幕投手から新人左腕へ、捕手も変わったことで、開幕戦の投手運用にも新しい構成が見られた。
前年の開幕戦から大幅に顔ぶれが変わったことは、2026年の巨人が新たなチーム構成でシーズンに臨んだことを示している。
【竹丸和幸が開幕投手に】新人左腕が担った64年ぶりの大役
2026年の巨人開幕戦でもう一つ大きな話題になったのが、竹丸和幸の開幕投手起用だ。
竹丸は2025年ドラフト1位で巨人に入団した左投左打の投手。社会人野球の鷺宮製作所でプレーし、プロ入りを果たした。
スポニチの報道によると、新人が巨人の開幕投手を務めるのは、1962年4月7日の阪神戦で城之内邦雄が先発して以来、64年ぶり3人目だった。
竹丸和幸の開幕戦成績
出典:スポニチアネックス、2026年3月27日試合報道。
竹丸は阪神の強力打線を相手に、初回から落ち着いた投球を披露した。
4回には無死一、三塁のピンチを招き、大山悠輔の犠牲フライで1点を失ったものの、同点にはさせなかった。その後も追加点を許さず、6回を投げ切って降板した。
特筆すべきは、プロ初登板が単なる経験の場に終わらなかったことだ。
前年のセ・リーグ王者を相手に6回1失点。しかも、巨人の新人開幕投手として初めて勝利投手になるという歴史的な結果を残した。
2026年の巨人開幕戦は、打線の新戦力だけでなく、先発投手の世代交代を象徴する一戦にもなった。
【坂本勇人の記録】18度目の開幕スタメンは球団単独2位
2026年の開幕スタメンで特に注目されたベテランが坂本勇人だ。
プロ20年目を迎えた坂本は、7番・三塁で先発出場。これが自身18度目の開幕スタメンとなった。
スポニチによると、この数字は巨人の球団記録で王貞治の20度に次ぐ単独2位。長年にわたり開幕戦の先発メンバーに選ばれてきた実績が、2026年にも更新された。
坂本勇人の開幕スタメンで注目したいポイント
- 18度目の開幕スタメン: 巨人の球団単独2位。
- 歴代1位: 王貞治の20度。
- 2025年の打順: 6番・三塁。
- 2026年の打順: 7番・三塁。
- 2026年の立場: 新しい内野陣を支えるベテラン。
坂本の起用で興味深いのは、前年と同じ三塁を守りながら、打順が6番から7番に変わったことだ。
2026年は泉口や浦田といった新しい内野手が加わり、ダルベックも一塁に入った。坂本はその中で三塁を任され、経験を生かす役割を担った。
また、キャベッジの1番起用も記録的な意味を持つ。スポニチによると、巨人で外国人選手が開幕戦の1番打者に入るのは、1994年のダン・グラッデン以来、32年ぶりだった。
坂本の18度目という記録と、キャベッジの外国人1番打者としての歴史的起用。この2つが同時に実現したことも、2026年の開幕オーダーの特徴だ。
【開幕戦の結果を検証】キャベッジとダルベックの本塁打で阪神に勝利
開幕スタメンの注目点は、試合結果にもはっきり表れた。
2026年3月27日の巨人対阪神戦は、巨人が3対1で勝利。開幕戦を白星でスタートした。
日本野球機構(NPB)の公式試合記録によると、巨人は6安打3得点、阪神は4安打1得点。試合時間は2時間23分、入場者数は4万2,111人だった。
得点経過
- 1回裏: キャベッジが先頭打者本塁打を放ち、巨人が先制。
- 1回裏: 松本の四球、泉口の安打などで好機をつくり、併殺打の間に追加点。
- 4回表: 阪神・大山の犠牲フライで1点差。
- 4回裏: ダルベックがソロ本塁打を放ち、3対1とする。
- 試合終了: 巨人が3対1で逃げ切る。
この試合で特に目立ったのは、1番と4番がそれぞれ本塁打を記録したことだ。
キャベッジは初回に先頭打者本塁打を放ち、ダルベックは4回に来日初本塁打。新しい打線の中心として期待された2人が、開幕戦から得点に直結する働きを見せた。
投手陣も竹丸の好投を受け、船迫大雅、北浦竜次、田中瑛斗とつなぐ継投で阪神の反撃を抑えた。
特に竹丸は、開幕投手という重圧のかかる場面でプロ初勝利を記録。新人の好投と新外国人の本塁打が重なった、印象的な開幕戦となった。
【プロの結論】2026年の巨人開幕スタメンから読み解くチーム構成
2026年の巨人開幕スタメンを評価するうえで、押さえておきたい要点は3つある。
第一に、攻撃の中心が変化したこと。
前年は岡本和真を4番に置き、吉川尚輝やヘルナンデスらが続く構成だった。2026年はキャベッジを1番、ダルベックを4番に配置。外国人打者を攻撃の軸に置いた新しい並びになった。
第二に、内野の若返りと再編が進んだこと。
泉口、浦田、中山らが開幕スタメンに入り、坂本が経験を生かす形になった。新旧の選手を組み合わせた構成は、シーズンを通じた選手起用を考えるうえでも興味深い。
第三に、先発投手の世代交代が象徴的だったこと。
戸郷翔征が務めた前年の開幕投手から、2026年はドラフト1位の竹丸和幸へと交代した。竹丸が開幕戦で勝利したことで、単なる抜てきに終わらず、結果を伴うスタートとなった。
開幕スタメンは、その年のチームのすべてを表すものではない。しかし、監督が開幕戦で誰に打順と守備位置を任せたのかを見れば、チームの方向性を読み取る手がかりになる。
2026年の巨人は、坂本の経験を残しながら、松本、泉口、浦田、竹丸らを含む新しい顔ぶれを開幕戦に送り出した。その構成がシーズン中にどう変化していくかも、見逃せないポイントだ。
【巨人開幕スタメン2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の巨人開幕スタメンは誰でしたか?
A1:1番・キャベッジ、2番・松本剛、3番・泉口友汰、4番・ダルベック、5番・岸田行倫、6番・中山礼都、7番・坂本勇人、8番・浦田俊輔、9番・竹丸和幸でした。
Q2:2026年の巨人の開幕投手は誰でしたか?
A2:2025年ドラフト1位の竹丸和幸です。新人の開幕投手は巨人では64年ぶりで、阪神戦では6回3安打1失点、5奪三振を記録してプロ初勝利を挙げました。
Q3:坂本勇人は何度目の開幕スタメンでしたか?
A3:2026年が18度目でした。巨人の球団記録では王貞治の20度に次ぐ単独2位です。
Q4:2025年と2026年の巨人開幕スタメンは何人変わりましたか?
A4:9人中7人が変更されました。前年から継続して開幕スタメンに入ったのはキャベッジと坂本勇人の2人です。
Q5:2026年の巨人対阪神の開幕戦はどちらが勝ちましたか?
A5:巨人が3対1で勝利しました。キャベッジとダルベックが本塁打を放ち、竹丸和幸がプロ初登板で初勝利を記録しました。
まとめ:巨人開幕スタメン2026は新戦力と経験を融合した布陣
2026年3月27日の巨人開幕スタメンは、キャベッジを1番、ダルベックを4番に置き、松本剛、泉口友汰、岸田行倫、中山礼都、浦田俊輔らを組み合わせた新しいオーダーだった。
特に注目すべき実績は次の通り。
- キャベッジが開幕戦の先頭打者本塁打を記録。
- ダルベックが来日初本塁打を記録。
- 竹丸和幸が64年ぶりの新人開幕投手として初勝利。
- 坂本勇人が18度目の開幕スタメンを達成。
- 前年から7人が入れ替わった新しいスターティングメンバー。
なお、開幕スタメンを調べる際には、試合開始時のオーダーと試合途中の選手交代後のオーダーを区別することも大切だ。試合速報の「最新のオーダー」は交代後の守備位置を反映する場合があるため、開幕時のメンバーを知りたい場合は試合前のスターティングメンバーを確認したい。
2026年の巨人開幕戦は、ベテラン坂本の記録、新外国人の長打力、そして新人竹丸の歴史的な勝利が重なった一戦だった。前年とは大きく異なる9人の顔ぶれは、巨人が新たな戦力構成でシーズンに挑んだことを象徴している。
主な参照資料:日本野球機構(NPB)公式試合記録、スポーツナビ、スポニチアネックス、日刊スポーツ、デイリースポーツ。