峰竜太の実績は、GRANDE5全制覇だけではない。SG、G1を含めた通算成績でも、ボートレース界を代表する選手として際立った数字を残している。
SG優勝回数は通算8回
2026年8月30日のメモリアル優勝によって、峰のSG優勝回数は通算8回となった。
これまでのSG優勝歴は次のとおり。
- 2017年:オーシャンカップ
- 2018年:グランプリ
- 2020年:オーシャンカップ
- 2020年:グランプリ
- 2021年:ボートレースオールスター
- 2023年:ボートレースダービー
- 2026年:ボートレースクラシック
- 2026年:ボートレースメモリアル
2026年だけで2つのSGタイトルを獲得している。
特筆すべきは、2023年のダービー優勝から約2年5カ月を経て、2026年3月のクラシックでSGタイトルを奪還したことだ。その後、8月のメモリアルも制し、年間2度のSG優勝を記録した。
通算優勝回数は107回
2026年10月23日の全日本王者決定戦優勝により、峰の通算優勝回数は107回に到達した。
BOAT RACEが配信した10月24日のレース報道では、G1優勝は通算21回目、全グレードを含む通算優勝は107回目と紹介されている。
2026年の主要優勝実績は次の3つだ。
1. 3月29日:SG第61回ボートレースクラシック
2. 8月30日:SG第72回ボートレースメモリアル
3. 10月23日:G1第73回全日本王者決定戦
SGで2勝、G1で1勝。大舞台で結果を出し続けていることがわかる。
2026年の獲得賞金ランキングは1位
2026年11月2日にBOAT RACE公式サイトが公表した獲得賞金ランキングも注目に値する。
集計期間は2026年1月1日から11月1日まで。峰竜太は次の成績でランキングトップに立った。
年間1億7,870万円を超える獲得賞金は、SG優勝賞金だけでなく、G1を含む各開催での安定した上位進出が積み重なった結果だ。
なお、この金額は競走で獲得した賞金の累計であり、税金や経費などを差し引いた手取り額ではない。
【直近の出走結果】全日本王者決定戦2026でも地元優勝
2026年10月23日、峰はボートレース唐津で開催されたG1第73回全日本王者決定戦でも優勝した。
このタイトルには、通常のG1優勝以上の意味があった。
地元唐津で悲願のG1初制覇
峰は佐賀県唐津市出身で、所属も佐賀支部。地元のボートレース唐津は、選手としての背景とも深く結び付いた場所だ。
しかし、これまでSGを含む数々のタイトルを獲得してきた峰には、地元唐津のG1記念競走で優勝した経験がなかった。
2026年10月18日から23日まで開催された第73回全日本王者決定戦で、ついにその壁を突破した。
優勝戦では1号艇からスタートタイミング0.21秒で飛び出し、イン逃げを決めた。レースタイムは1分47秒5。2着の木下翔太に続く形を許さず、地元で初のG1タイトルを手にした。
この優勝でG1通算21回目、通算優勝107回目を達成している。
11月1日の最新出走結果
2026年11月4日時点で確認できる直近の出走結果は、11月1日のSG第73回ボートレースダービー最終日、尼崎10R特別選抜戦だ。
峰は5号艇から出走し、5コースに進入。スタートタイミング0.11秒で2着に入った。
- 開催日:2026年11月1日
- 開催場:ボートレース尼崎
- 競走:第73回ボートレースダービー・10R
- 枠番:5号艇
- 着順:2着
- ST:0.11秒
- 1着:桐生順平
優勝戦進出とはならなかったものの、最終日の特別選抜戦で2着を確保した。
この結果からも、10月のG1優勝後もSG上位選手と競り合う状態を維持していることが読み取れる。
【峰竜太はなぜ強い?】勝率・2連対率・3連対率から実力を検証
峰竜太の強さを評価する際、優勝回数だけを見ていては本質を捉えきれない。
ボートレースでは、勝率、2連対率、3連対率、スタートタイミングなど、複数の数字を組み合わせて選手の実力を判断する必要がある。
2026年の最新勝率データ
2026年5月1日から10月31日までの審査対象期間における峰の成績は、以下のとおり。
それぞれの指標には、異なる意味がある。
勝率8.85
勝率は着順に応じて与えられる得点を出走回数で割った数値。8.85という数字は、非常に高い水準である。
2連対率63.30%
2着以内に入った割合を示す。10回出走した場合、およそ6回以上で2着以内に入る計算になる。
3連対率80.73%
3着以内に入った割合。こちらも非常に高く、優勝を狙えるだけでなく、安定して舟券の上位着順に絡む能力を示している。
スタート技術とレース展開への対応力
峰の強みは、インコースからの逃げだけではない。
2026年8月のメモリアルでは、予選中に5コースからまくり差しを決めている。最終的には優勝戦で1コースから逃げ切ったが、異なる進入コースでも結果を出せる点が特徴だ。
また、同大会では節間を通じてすべて3着以内に入り、予選をトップで通過した。
この安定感は、単純なエンジン性能だけでは説明できない。
ボートレースでは、モーターの調整、プロペラの状態、スタートのタイミング、ターンの精度、他艇との位置関係など、複数の要素が結果に影響する。
峰はこれらの条件を読みながら、勝負どころで結果を出してきた。SGを8回制覇した実績と、2026年後期の3連対率80.73%は、その総合力を裏付ける材料だ。
【知っておきたい記録の違い】グランドスラムとPERFECT8は別の称号
峰竜太の偉業を理解するうえで、混同しやすいのが「GRANDE5」と「PERFECT8」の違いだ。
どちらもSGの全制覇を目指す称号だが、対象となる競走が異なる。
GRANDE5は5大SGの完全制覇
前述のとおり、GRANDE5はクラシック、オールスター、メモリアル、ダービー、グランプリの5競走を指す。
峰は2026年8月30日に最後のメモリアルを制し、史上初のグランドスラムを達成した。
PERFECT8は8つのSG競走すべての制覇
2026年10月には、BOAT RACE振興会が表彰制度を改定し、新たな称号「PERFECT8」を設ける方針を発表した。
対象はGRANDE5に、次の3競走を加えた計8競走。
- グランドチャンピオン
- オーシャンカップ
- チャレンジカップ
峰はオーシャンカップの優勝経験も持っているため、8競走のうち6競走を制覇している。
一方、グランドチャンピオンとチャレンジカップは未制覇だ。
つまり、GRANDE5のグランドスラムは達成済みだが、PERFECT8はまだ達成していない。
この違いを理解しておくと、峰の今後のSG戦線をより深く楽しめる。
【よくある質問】競艇・峰竜太に関するFAQ
Q1:峰竜太は2026年現在も現役ですか?
A1:現役です。2026年11月現在41歳で、佐賀支部所属のA1級レーサーとして活動しています。2026年8月にはSGメモリアル、10月にはG1全日本王者決定戦で優勝しました。
Q2:峰竜太のSG優勝回数と通算優勝回数は何回ですか?
A2:2026年11月4日時点でSG優勝は通算8回、全グレードを含む通算優勝回数は107回です。G1優勝も通算21回に達しています。
Q3:峰竜太はGRANDE5のグランドスラムを達成していますか?
A3:達成しています。2026年8月30日の第72回ボートレースメモリアル優勝により、史上初のGRANDE5完全制覇を成し遂げました。3億円相当の金のインゴットを獲得する対象にもなりました。
まとめ:峰竜太は2026年もボートレース界の頂点を走る
峰竜太は、登録番号4320、佐賀支部所属のA1級ボートレーサーとして、2026年にキャリアを象徴する大きな成果を残した。
8月30日のボートレースメモリアル優勝による史上初のGRANDE5全制覇は、競艇の歴史に残る記録だ。さらに10月23日には地元唐津で全日本王者決定戦を制し、通算優勝107回に到達。11月1日時点の獲得賞金ランキングでも1位を維持している。
勝率8.85、2連対率63.30%、3連対率80.73%という直近の数字も、現在の実力を雄弁に物語る。
今後の注目点は、3度目の賞金王を狙う年末のグランプリ戦線、そして未制覇のグランドチャンピオンとチャレンジカップだ。GRANDE5を史上初めて制したレーサーが、次にどのような記録を打ち立てるのか。2026年の峰竜太から、まだ目が離せない。
主な参照資料:BOAT RACEオフィシャルウェブサイト、BOAT RACE振興会公式プレスリリース、日本モーターボート競走会発表、BOAT RACEグランプリ特設情報、BOAT RACE公式配信レース報道。成績・賞金の基準日は各項目に記載。