ホーム スポーツ 【2027年大会はいつ開催?開催期間・試合数・大会規模を解説】

【2027年大会はいつ開催?開催期間・試合数・大会規模を解説】

相沢 隼人 相沢 隼人 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
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2027年大会は、男子ラグビーワールドカップの第11回大会にあたる。オーストラリアでの開催は2003年以来となり、約24年ぶりに同国へ世界中のラグビーファンが集まる。

大会期間は2027年10月1日(金)から11月13日(土)までの43日間。出場24カ国が52試合を戦い、最後にシドニーで優勝国が決まる。

大会基本情報

出典:ワールドラグビー公式大会情報、2026年2月発表の試合日程。

開幕戦は開催国オーストラリア対香港チャイナ。パース・スタジアムで現地時間18時45分にキックオフする。決勝は11月13日20時、シドニーのスタジアム・オーストラリアで開催予定だ。

今大会の特徴は、単純に出場国が4カ国増えただけではない。予選プールの試合数を各チーム3試合に抑えながら、決勝トーナメントにラウンド・オブ・16を新設したことで、より多くの国にノックアウトステージへの道が開かれた。

【オーストラリア全7都市・8スタジアム一覧】

2027ラグビーワールドカップ

試合会場はオーストラリアの7都市に分散している。スタジアムは全部で8カ所で、シドニーだけが2会場を使用する。

2026年1月21日のワールドラグビー公式発表で会場が確定した。収容人数は約2万5,000人から8万2,000人まで幅があり、地域密着型のスタジアムから大規模な国際大会仕様の競技場までそろう。

開催都市・スタジアム一覧










特に注目したいのは、開幕戦の舞台となるパースと、決勝の舞台となるシドニーだ。パース・スタジアムは約6万人を収容し、決勝会場のスタジアム・オーストラリアは約8万2,000人を収容する大会最大の会場となる。

また、メルボルンのドックランズ・スタジアムは開閉式屋根を備えた会場。タウンズビルのノース・クイーンズランド・スタジアムは、ラグビーワールドカップの会場として初登場する。

なお、日本代表は3試合すべて別の都市で戦う。現地観戦を計画する場合、チケット代だけでなく都市間の移動費と宿泊費も予算に含める必要がある。

出典:ワールドラグビー「Eight state-of-the-art venues across Australia to host Men’s Rugby World Cup 2027」(2026年1月21日)。

【出場国一覧!24カ国のプール組み合わせを完全整理】

2025年12月3日にシドニーで組み合わせ抽選が行われ、2027年大会の24カ国が6つのプールに振り分けられた。

各プールは4カ国で構成される。日本が入ったのはPool Eで、フランス、アメリカ、サモアと同組だ。

全24カ国・6プールの組み合わせ

プール 出場国 {#each [ ["Pool A","ニュージーランド、オーストラリア、チリ、香港チャイナ"], ["Pool B","南アフリカ、イタリア、ジョージア、ルーマニア"], ["Pool C","アルゼンチン、フィジー、スペイン、カナダ"], ["Pool D","アイルランド、スコットランド、ウルグアイ、ポルトガル"], ["Pool E","フランス、日本、アメリカ、サモア"], ["Pool F","イングランド、ウェールズ、トンガ、ジンバブエ"] ] as item} {item[0]} {#if item[0] === "Pool E"} 日本代表の所属プール {item[1]} {:else} {item[1]} {/if} {/each}

Pool Aではオーストラリアとニュージーランドの伝統的なライバル対決、Pool Bでは前回大会王者の南アフリカとイタリアの対戦が組まれた。Pool Dではアイルランドとスコットランド、Pool Fではイングランドとウェールズが同じプールに入っている。

そして日本にとって大きな注目カードがPool Eのフランス戦だ。フランスは世界的な強豪であり、日本代表が決勝トーナメント進出を目指すうえで大きな試金石になる。

今回の組み合わせでは、各プールのランキング上位国から下位国までが分散する形で抽選されている。単純なランキングだけで突破国を予想することは難しく、3試合の結果が最後まで順位を左右する可能性がある。

出典:ワールドラグビー「Pools confirmed for Men’s Rugby World Cup 2027 in Australia」(2025年12月3日)。

【日本代表の試合日程は?フランス・サモア・アメリカ戦を解説】

日本代表のPool Eでの対戦順は、サモア、フランス、アメリカ。2026年2月に発表された公式試合日程では、3試合すべてキックオフ時刻と会場が公表されている。

※キックオフ時刻は各開催地の現地時間。日程は変更される可能性がある。

サモア戦:初戦で勢いをつかめるか

2027年10月3日のサモア戦は、日本にとって大会の入り方を決める重要な一戦だ。

サモアはフィジカルの強さと接点での激しさを持つチーム。日本が得意とするテンポの速い攻撃を機能させるには、相手の強いコンタクトに対してボールを継続して動かすことが求められる。

初戦を勝利で飾れれば、その後のフランス戦に向けて精神的にも大きな余裕が生まれる。反対に初戦を落とすと、残り2試合での突破条件が厳しくなる可能性がある。

フランス戦:Pool E最大の難関

10月9日のフランス戦は、日本代表にとって最も注目度の高い対戦の一つだ。

フランスは2023年大会の開催国であり、準々決勝まで進んだ実績を持つ。個々の選手の身体能力、セットプレー、攻守の切り替えなど、多方面で高い水準を要求される相手となる。

日本が勝ち点を獲得するには、スクラムやラインアウトなどのセットプレーで大きく崩れないことに加え、相手の守備が整う前にボールを展開する攻撃が重要になる。

アメリカ戦:最終戦で突破を決められるか

10月15日のアメリカ戦は、日本にとってプール最終戦となる。

日本とアメリカは過去にも対戦経験があり、2026年5月に公開されたワールドラグビーの日本代表特集では、2024年から2026年半ばまでの期間に、日本がアメリカに2勝を挙げたことが紹介されている。

ただし、過去の対戦成績だけで2027年の勝敗を判断することはできない。大会時点の選手構成やコンディション、負傷者の状況によって試合展開は変わる。

日本代表の戦力で注目したいポイント

ワールドラグビーの2026年5月の日本代表特集によると、日本は2024年から2026年半ばまでに世界ランキング上位10カ国との試合を10試合経験し、その期間に9勝を記録した。Pool Eの対戦相手であるアメリカ、サモアからも勝利を挙げている。

日本の持ち味として紹介されているのは、ラック周辺から素早くボールを動かすテンポの高い攻撃だ。相手の接点での強さに正面から対抗するだけでなく、運動量とボール展開で試合を動かす戦い方が特徴となる。

一方、同特集ではラインアウトやスクラムの安定性も課題として挙げられている。フランスのような強豪相手にセットプレーで圧力を受け続ければ、日本が本来持つ攻撃力を発揮しにくくなる。

したがって、Pool Eの突破を考える際は、単純な得点力だけでなく、セットプレーの安定性と試合終盤まで攻撃のテンポを維持できるかが見どころとなる。

参考:ワールドラグビー「Team Spotlight: Japan」(2026年5月15日)。

【新大会方式を解説!ラウンド・オブ・16の進出条件とは?】

2027年大会の大きな変更点は、6プール制とラウンド・オブ・16の導入だ。

従来の20カ国・4プール制では、各プール上位2カ国が準々決勝へ進出していた。2027年は24カ国・6プール制になるため、準々決勝の前に16チームによるノックアウト戦が設けられる。

決勝トーナメントへ進める16カ国の条件





ラウンド・オブ・16進出
16カ国

つまり、各プールの上位2カ国は無条件で次のステージへ進める。加えて、6プールの3位チームのうち成績上位4カ国にも進出枠が与えられる。

3位チームの順位はどう決まる?

3位チームの比較では、以下の順序で順位を決める。


獲得勝ち点:プール戦で獲得した競技ポイントを比較する。
得失点差:総得点から総失点を差し引いた数値を比較する。
総得点:得失点差でも並んだ場合、得点数を比較する。
トライ数:総得点でも並んだ場合、獲得したトライ数を比較する。
世界ランキング:それでも決まらない場合、2027年10月18日時点のワールドラグビー男子ランキングで比較する。

この方式では、勝敗だけでなく、負けた試合でどれだけ得点を取れたかも重要になる。大差で敗れる試合を減らすことが、3位からの突破を狙うチームにとって要点だ。

なお、ラグビーワールドカップでは、ボーナスポイントを含む競技ポイントが順位決定に使われる。単純な勝利数だけで判断しないことが大切だ。

Pool Eで日本が突破した場合の対戦相手

日本代表がPool Eを突破した場合、最終順位によってラウンド・オブ・16の対戦相手が変わる。

- Pool E 1位:Pool Dの2位と対戦。10月23日、メルボルンのドックランズ・スタジアムで19時15分開始予定。
- Pool E 2位:Pool Aの2位と対戦。10月24日、ブリスベン・スタジアムで18時15分開始予定。
- Pool E 3位:3位通過が決まった場合、他プールの3位通過国との組み合わせによって対戦相手が決まる。

特に注目したいのは、Pool Eで1位になることが必ずしも簡単な相手との対戦を意味しない点だ。1位になった場合も、Pool Dの2位にはアイルランドやスコットランドなどが入る可能性がある。

また、Pool Eの3位通過チームがラウンド・オブ・16でどのプールの首位と対戦するかは、4つの3位通過国の組み合わせが確定してから決まる。

ワールドラグビーが公表した組み合わせ方式では、Pool Eの3位が上位4カ国に入った場合、Pool A・B・C・Dのいずれかの首位と対戦する。具体的な相手は他プールの順位次第だ。

出典:ワールドラグビー「The new Men's Rugby World Cup draw format explained」、公式試合日程。

【観戦チケットの価格・購入方法!2026年11月最新情報】

2027年大会のチケットは、2026年2月の先行販売から段階的に発売されてきた。一般向けの残席販売は2026年10月1日12時(オーストラリア東部標準時)に開始されている。

9月30日の大会公式発表では、すでに164カ国のファンが合計130万枚のチケットを確保しており、全体の半数以上が販売済みとなっていた。全大会で約250万枚のチケットが用意される計画で、需要の高さがうかがえる。

11月3日現在は一般販売開始後となるため、希望する試合や座席が残っているかは購入画面で確認する必要がある。

チケット価格の目安


価格設定
試合・座席別に異なる


予約・取扱手数料
公式発表では無料


子ども料金の対象
試合当日に3~15歳

大人のチケットは40豪ドル、子ども向けは20豪ドルから購入できる。ただし、これは最低価格であり、すべての試合・座席で同じ価格が適用されるわけではない。

子ども料金は試合当日に3~15歳の子どもが対象で、大人チケットと一緒に購入する必要がある。2歳以下は座席を使用しない場合、チケットなしで入場できる。一方、準決勝と決勝には子ども用チケットの設定がない。

また、予約・取扱手数料は公式発表上無料だが、日本から購入する場合、決済時の為替換算によってカード会社の海外事務手数料が発生する可能性がある。

購入方法は?一般販売の流れ



公式チケット販売アカウントを作成する

RWC 2027のチケット販売アカウントを作成し、利用可能な状態にする。


観戦したい試合を選ぶ

日本代表のサモア戦、フランス戦、アメリカ戦など、希望する試合を選択する。


座席と価格を確認する

購入画面で販売中の座席、カテゴリー、価格を確認する。


決済して購入を完了する

販売状況に応じて購入手続きを進め、アカウントで注文内容を確認する。

販売は基本的に先着順。購入時にはオンライン待機列が設けられる場合があり、待機列を通過した後は30分以内に購入を完了する仕組みが案内されている。

公式販売以外で購入しても大丈夫?

チケット購入で特に注意したいのは、非公式の転売サイトや個人間取引だ。

大会公式は、正規の販売経路以外から入手したチケットについて、無効扱いとなり入場を拒否される可能性があると案内している。

購入先として認められているのは、公式チケット販売サイト、公式ホスピタリティ・旅行パッケージ提供事業者のRugby World Cup Experiences、そして大会が認定する公式旅行代理店だ。

座席を確実に確保したい人は、非公式の出品情報を追うよりも、公式販売画面で在庫を確認する方が安全だ。

出典:ワールドラグビー公式チケット販売案内(2026年9月18日)、チケット販売状況発表(2026年9月30日)。

【2027年ラグビーワールドカップに関するよくある質問(FAQ)】

Q1:2027年ラグビーワールドカップはいつ開催されますか?

A1:2027年10月1日(金)から11月13日(土)まで、オーストラリアで開催されます。開幕戦はパース、決勝戦はシドニーで行われる予定です。

Q2:日本代表の試合はいつですか?

A2:日本代表のプール戦は3試合です。10月3日12時15分にサモア戦、10月9日18時45分にフランス戦、10月15日20時にアメリカ戦が予定されています。時刻は各開催地の現地時間です。

Q3:日本代表はどのプールに入っていますか?

A3:Pool Eです。フランス、アメリカ、サモアと同じ組み合わせになっています。

Q4:ラウンド・オブ・16には何カ国が進出できますか?

A4:24カ国中16カ国です。6プールそれぞれの上位2カ国に加え、3位の成績上位4カ国が進出します。

Q5:チケットはいくらから購入できますか?

A5:大人40豪ドル、子ども20豪ドルからです。実際の料金は試合や座席によって変わります。一般向け販売は2026年10月1日に始まっています。

Q6:開催都市は全部で何カ所ですか?

A6:アデレード、ブリスベン、メルボルン、ニューカッスル、パース、シドニー、タウンズビルの7都市です。スタジアムはシドニーの2会場を含む計8カ所です。

まとめ:日本代表の突破条件と観戦準備で押さえたいポイント

2027年ラグビーワールドカップは、24カ国が参加する新しい大会方式のもと、2027年10月1日から11月13日までオーストラリアで開催される。

日本代表にとって最大の焦点は、フランス、サモア、アメリカが待ち受けるPool Eをどう突破するかだ。3試合すべてが異なる都市で行われるため、現地観戦を考えている人は移動計画も含めて準備したい。

特に覚えておきたいのは、次の3点だ。

- 日程:日本代表の3試合は10月3日、9日、15日。
- 突破条件:プール2位以内が基本。3位でも成績上位4カ国に入れば進出可能。
- チケット:一般販売は2026年10月1日開始。公式販売経路で座席と在庫を確認する。

また、3勝すれば必ず決勝トーナメントへ進めるという単純な仕組みでもない。2015年大会では日本がプール戦で3勝を挙げながら、決勝トーナメントに進出できなかった歴史がある。2027年は3位通過枠が設けられるものの、勝ち点や得失点差まで意識した戦いが必要になる。

日本代表が2019年大会以来の準々決勝進出、さらにはその先を目指せるか。新方式の初年度となるオーストラリア大会は、日本ラグビーの現在地を測る大きな舞台になりそうだ。

今後は大会直前の代表メンバー発表、負傷者情報、各国のテストマッチ結果、チケットの販売状況が重要な確認ポイントとなる。

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相沢 隼人

アニメ・漫画担当として6年以上の取材経験。anime領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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