株式会社LAPONEエンタテインメントは、東京都新宿区市谷本村町に本社を置くエンターテインメント企業です。公式会社概要に掲載されている基本情報は次のとおりです。
LAPONEエンタテインメントの読み方は「ラポネ」
LAPONEは「ラポネ」と読みます。したがって、会社名は「ラポネエンタテインメント」です。
一見すると英語の「LAP ONE」のようにも見えますが、単純な英単語ではありません。吉本興業とCJ ENM、それぞれの企業理念を組み合わせて生まれた名称です。
資本金1億円が示す企業規模
公式会社概要によると、資本金は1億円です。
ただし、資本金だけで企業の売上高や利益、経営の安定性を判断することはできません。非上場企業であるため、上場企業の有価証券報告書のような詳細な経営情報が常時公開されているわけでもありません。
企業の実態を把握するには、資本金に加えて、所属アーティストの活動規模、作品のリリース状況、ライブ制作、コンテンツ事業などを総合的に見る必要があります。
代表取締役社長・崔信化氏とは?
代表取締役社長を務めるのは崔信化氏です。
同氏の名前は、公式会社概要や吉本興業のグループ企業情報にも掲載されています。LAPONEは日韓のエンターテインメント企業が共同出資した会社であり、経営体制にも両国の事業基盤が関係しています。
一方、個人の詳しい経歴と現在の役職を混同しないためにも、代表者については会社の公式情報を基準に確認することが大切です。
【設立背景】吉本興業とCJ ENMはなぜ合弁会社を設立したのか?
LAPONEエンタテインメントの成り立ちを理解するには、吉本興業とCJ ENMの役割を知る必要があります。
両社は異なる強みを持っています。
- 吉本興業ホールディングス: 日本の芸能・タレントマネジメント、テレビ番組、イベントなどに関する事業基盤。
- CJ ENM: 韓国の総合コンテンツ企業。音楽、映像、放送、エンターテインメント分野で事業を展開。
CJ Japanの企業情報でも、LAPONEエンタテインメントは両社が共同出資して設立した合弁会社として紹介されています。
設立のきっかけとなったPRODUCE 101 JAPAN
大きな転機となったのが、2019年に始まったオーディション番組『PRODUCE 101 JAPAN』です。
この番組は、韓国発の『PRODUCE 101』シリーズを日本向けに展開したサバイバルオーディション企画です。
2019年には吉本興業、MCIPホールディングス、CJ ENMによる共同制作として発表されました。
番組では101人の練習生がさまざまな審査やミッションに挑戦し、視聴者による投票を通じてデビューメンバーが選ばれる仕組みが採用されました。
最終的に誕生したのがJO1です。
LAPONEエンタテインメントは2019年5月29日に設立され、同年9月から12月にかけて番組が配信されました。その後、JO1は2020年3月にシングル『PROTOSTAR』でデビューしています。
つまり、オーディション番組でアーティストを選ぶだけでなく、デビュー後のマネジメントや作品制作、プロモーションまでを継続的に担う事業基盤としてLAPONEが形成されたわけです。
LAPONEという社名の由来
社名には、両社の企業理念が反映されています。
| 構成要素 | 由来 | 意味 |
|---|---|---|
| LA | Laugh | 吉本興業の「Laugh&Peace」 |
| P | Peace | 吉本興業の「Laugh&Peace」 |
| ONE | ONLY ONE | CJ ENMの「ONLY ONE」 |
「Laugh&Peace」は笑いと平和、「ONLY ONE」は唯一無二という理念を表します。
異なる企業文化を持つ2社が、エンターテインメントを通じて新しい価値を生み出すという考え方が社名に込められています。
LAPONEは吉本興業の子会社なのか?
ここは混同されやすいポイントです。
LAPONEエンタテインメントは、吉本興業ホールディングスとCJ ENMが共同出資する合弁会社です。
したがって、単純に吉本興業だけの芸能部門や、吉本興業のタレント事務所と理解するのは正確ではありません。
また、CJ ENMとの関係についても、単に韓国企業が日本のアーティストを管理しているという構図ではなく、共同出資によって設立された独立した法人という点が重要です。
【所属アーティスト一覧】JO1・INI・DXTEEN・KO1KEYZの所属先を整理
LAPONEエンタテインメントの知名度を高めてきたのが、所属するボーイズグループです。
2026年11月6日時点で、公式アーティストページに掲載されている主な所属グループは4組です。
JO1:LAPONEの基盤を築いたグループ
JO1は、2019年の『PRODUCE 101 JAPAN』から誕生した11人組です。
2020年3月のデビュー後、2022年には『第73回NHK紅白歌合戦』に初出場。2023年には京セラドーム大阪で初の単独ドーム公演を開催しました。
2025年にはアメリカの音楽授賞式『2025 iHeartRadio Music Awards』に日本人アーティストとして初参加するなど、海外への活動領域も広げています。
INI:第2弾オーディションから誕生
INIは『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』で選ばれた11人によるグループです。
2021年11月にデビューシングル『A』を発売。同年の『第63回 輝く!日本レコード大賞』では新人賞を受賞しました。
2024年には京セラドーム大阪で初の単独ドーム公演を開催しています。2025年11月にはシングル『THE WINTER MAGIC』のミリオン突破も公式沿革に記録されています。
DXTEEN:次世代を担う6人組
DXTEENは、JO1やINIとは異なる世代の成長を担う6人組グループです。
2023年5月にデビューシングル『Brand New Day』を発売しました。
2026年1月には、有明アリーナで初のアリーナ公演を開催。活動規模を拡大する節目となりました。
KO1KEYZ:2026年に加わった新グループ
2026年の大きなトピックがKO1KEYZです。
『PRODUCE 101 JAPAN 新世界』から誕生した12人組グローバルボーイズグループで、グループ名の読み方は「コイキーズ」。
2026年10月7日に日本と韓国で同時デビューし、デビューシングルも同日に発売されました。
これにより、LAPONEはJO1・INI・DXTEENに続く新たなボーイズグループを事業ラインアップに加えたことになります。
【LAPONE GIRLSとの違い】ME:I・IS:SUEはどちらの会社に所属する?
LAPONEエンタテインメントを調べていると、ME:IやIS:SUEの所属事務所について疑問を持つ人も少なくありません。
この2組は、LAPONEエンタテインメント本体ではなく、株式会社LAPONE GIRLSに所属しています。
両社は関連会社ですが、法人としては別です。
ME:I
IS:SUE
LAPONE GIRLSが設立された理由
株式会社LAPONE GIRLSは、2024年2月8日に設立されました。
LAPONEエンタテインメントは同月15日の公式発表で、新法人について、これまで培ったノウハウを活用し、所属するガールズグループを専門的に育成して、グローバルでの活動を支援する目的があると説明しています。
最初に専属契約アーティストとして所属が発表されたのがME:Iでした。
CJ Japanの沿革では、LAPONE GIRLSはLAPONEエンタテインメントの完全子会社と記載されています。
ME:IとIS:SUEの違い
両グループは同じオーディションシリーズを背景に持ちますが、結成の経緯やグループコンセプトは異なります。
また、ME:IとIS:SUEが同じLAPONE GIRLSに所属しているからといって、同一グループという意味ではありません。それぞれ独立したアーティストとして活動しています。
【2026年最新情報】KO1KEYZのデビューとLAPOSTA 2027の展望
2026年11月6日時点で、LAPONEの動向を把握するうえで注目したいのは、新グループのデビューと全所属グループによる合同イベントです。
2026年の主な動き
| 時期 | 出来事 | 意味・位置づけ |
|---|---|---|
| 2026年1月 | DXTEEN初のアリーナ公演 | 有明アリーナで開催 |
| 2026年10月7日 | KO1KEYZデビュー | 日韓同時デビュー |
| 2026年10月24日 | LAPOSTA 2027発表 | 全6グループの合同ライブ |
| 2026年11月4日 | ファンクラブ会員先行受付開始 | 2027年公演に向けた展開 |
LAPOSTA 2027は6グループが集結
2026年10月24日、LAPONE所属アーティストによる合同ライブ『LAPOSTA 2027』の開催が発表されました。
出演予定は次の6グループです。
- JO1
- INI
- DXTEEN
- KO1KEYZ
- ME:I
- IS:SUE
開催予定日は以下のとおりです。
| 会場 | 開催日 |
|---|---|
| 東京ドーム | 2027年1月23日・24日 |
| 京セラドーム大阪 | 2027年2月6日・7日 |
2023年に始まったLAPOSTAは、今回で4度目の開催となります。
特に注目したいのは、LAPONEエンタテインメントとLAPONE GIRLSという別法人の所属アーティストが、同じ合同イベントに参加する点です。
これは、会社単位のマネジメント体制を維持しながら、グループ全体としてのブランド価値やファンとの接点を広げる取り組みと考えられます。
2026年後半のリリース予定にも注目
公式サイトには、2026年11月18日発売予定のJO1の11TH SINGLE『AAO』、12月9日発売予定のDXTEENの8TH SINGLE『相思想愛』などが掲載されています。
LAPONE GIRLS側でも、ME:Iの5TH SINGLE『Rock & Roll Pretty』が12月2日に発売予定です。
単発のデビュー施策だけではなく、既存グループの継続的な作品展開も並行していることが分かります。
【プロの結論】LAPONEエンタテインメントの強みは日韓融合型の事業モデル
LAPONEエンタテインメントの特徴は、オーディション番組、アーティスト育成、音楽制作、マネジメント、ライブ、映像コンテンツなどをつなげる事業構造にあります。
一般的な芸能事務所を所属タレントの管理会社として捉えると、LAPONEの全体像は見えにくくなります。
強み1:オーディションからデビュー後まで一貫した展開
『PRODUCE 101 JAPAN』シリーズを通じて、練習生の選抜からグループ結成、デビューへとつなげる仕組みを構築しています。
デビュー後も作品のリリースやライブ、ファンクラブ、メディア出演などの活動が続きます。
こうした長期的なマネジメント体制は、アーティストの成長とファンコミュニティーの形成を両立させるための基盤です。
強み2:日本と韓国の事業資源を組み合わせられる
吉本興業とCJ ENMという異なる事業基盤を持つ企業が共同出資していることも特徴です。
日本市場での芸能活動に関する知見と、韓国の音楽・コンテンツ産業のノウハウを組み合わせることで、国内外を意識したアーティスト展開が可能になります。
強み3:男女別の専門組織と合同ブランドの両立
LAPONE GIRLSの設立は、事業拡大における大きな転換点でした。
女性グループの育成を専門法人に集約する一方、LAPOSTAのような合同イベントでは男女のグループが同じブランドのもとで活動します。
この二層構造は、専門性とグループ全体の相乗効果を両立させる仕組みとして評価できます。
今後の注目点と情報を見極める基準
LAPONEについて調べる際には、次の3点を区別すると情報を正しく理解できます。
1. 所属先の確認: アーティスト本人の公式プロフィールに記載された所属法人を確認する。
2. 企業関係の確認: LAPONEエンタテインメントとLAPONE GIRLSは別法人であり、完全子会社という関係にある。
3. 最新情報の確認: 所属メンバー、契約、活動休止、リリース予定などは変わるため、過去の一覧ではなく最新の公式発表を基準にする。
特に2026年はKO1KEYZのデビューによって、LAPONEのボーイズグループが4組に拡大しました。今後は6グループの連携によるライブや映像コンテンツの展開が、事業の成長を測る重要な指標になりそうです。
【株式会社LAPONEエンタテインメント】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:株式会社LAPONEエンタテインメントの読み方は?
「ラポネエンタテインメント」です。LAPONEは「ラポネ」と読みます。
Q2:JO1とINIの所属事務所はどこですか?
どちらも株式会社LAPONEエンタテインメントです。JO1は『PRODUCE 101 JAPAN』、INIは『PRODUCE 101 JAPAN SEASON2』から誕生しました。
Q3:ME:IとIS:SUEもLAPONEエンタテインメント所属ですか?
直接の所属先は株式会社LAPONE GIRLSです。同社は2024年2月に設立されたLAPONEエンタテインメントの完全子会社です。
Q4:LAPONEエンタテインメントの代表者と資本金は?
代表取締役社長は崔信化氏、資本金は1億円です。設立日は2019年5月29日です。
Q5:KO1KEYZの所属事務所はどこですか?
株式会社LAPONEエンタテインメントです。『PRODUCE 101 JAPAN 新世界』から誕生した12人組で、2026年10月7日に日韓同時デビューしました。
Q6:LAPONEエンタテインメントは吉本興業の子会社ですか?
吉本興業ホールディングスとCJ ENMが共同出資する合弁会社です。吉本興業だけの子会社と理解するのは正確ではありません。
まとめ:LAPONEエンタテインメントは2026年に新たな成長段階へ
株式会社LAPONEエンタテインメントは、2019年5月29日に吉本興業ホールディングスとCJ ENMの合弁会社として設立されました。
代表取締役社長は崔信化氏、資本金は1億円。アーティストのマネジメントに加え、映像・音楽コンテンツの企画制作や版権事業なども手掛けています。
現在の企業体制を整理すると、次のようになります。
- LAPONEエンタテインメント: JO1、INI、DXTEEN、KO1KEYZ
- LAPONE GIRLS: ME:I、IS:SUE
- 主要な出資企業: 吉本興業ホールディングス、CJ ENM
2026年はKO1KEYZのデビューに加え、6グループが参加するLAPOSTA 2027の開催も発表されました。
LAPONEの本質は、単に人気グループを抱える芸能事務所というだけではありません。日本と韓国のエンターテインメント事業を結び、オーディションから育成、デビュー、ライブ、映像コンテンツまでをつなぐ事業プラットフォームです。
今後の成長を見極めるうえでは、個々のグループの人気だけでなく、6グループを横断したコンテンツ展開や海外市場への進出、アーティスト育成の継続性にも注目する必要があります。
2026年11月現在、LAPONEは既存グループの実績を土台に、新しいアーティストと合同事業を広げている段階にあります。 その動向は、日本の音楽・芸能ビジネスの変化を考えるうえでも注目に値します。