2026年の嵐の紅白出演を考えるうえで、最も注目されているのが二宮和也さんの司会起用だ。嵐として過去に5年連続で白組司会を務め、個人でも2017年に白組司会を経験した二宮さんが、2026年に再び紅白の司会者に選ばれた。
第77回NHK紅白歌合戦の最新発表内容
NHKの公式発表と番組案内から確認できる第77回の基本情報は次のとおり。
司会者は10月9日に発表された。二宮さんは個人として2017年以来9年ぶり2回目の司会となる。NHKの番組案内でも、出演者については決定次第知らせると案内されている。
二宮和也さんの司会決定は嵐の出演内定を意味する?
答えはNOだ。
司会者として二宮さんが出演することと、嵐が5人そろって歌手として出場することは、番組上の異なる出演形態である。
過去にも二宮さんは2017年に個人で司会を務めているが、その年の嵐はグループとして歌手出場していた。司会者と出場歌手の両方に同じグループのメンバーが関わることはあり得るものの、今回も同じ形式になるとは限らない。
2026年は二宮さん自身が司会者として参加することが確定している。嵐のグループ出演については、NHKの出場歌手発表を待つ段階だ。
2026年の出演可能性を左右する最大の事情
実は、2026年の嵐には紅白出演を考えるうえで見逃せない大きな節目がある。
嵐は2025年5月6日、ファンクラブ向けの動画で5人そろって活動再開を報告。同時に、2026年春に予定するコンサートツアーをもってグループとしての活動を終了すると発表した。
その後、ラストツアー「ARASHI LIVE TOUR 2026『We are ARASHI』」を開催。2026年5月31日の東京ドーム最終公演をもって、グループとしての活動に幕を下ろした。
つまり、2026年の紅白は嵐の活動終了後に開催される番組となる。
この状況を踏まえると、グループとして新たに紅白のステージに立つには、特別出演などの例外的な企画が必要になる可能性がある。過去の紅白で築いた実績や二宮さんの司会起用は注目材料だが、活動終了後のグループ出演が決まったことを意味しない。
2026年の嵐のグループ出演は、実現すれば特別な意味を持つ一方、活動終了という経緯から見て、通常の出場歌手としての出演を当然視できる状況ではない。公式発表が出るまでは、出演の可能性と決定事項を区別する必要がある。
【まとめ】嵐の紅白歴代出演記録と12年連続の歌唱曲一覧
嵐の紅白出演を語るうえで欠かせないのが、2009年から2020年まで続いた12年連続出場という記録だ。
2009年はデビュー10周年を迎えた年。第60回NHK紅白歌合戦で初出場を果たし、2020年の第71回まで途切れることなく出演した。
各年のメドレーや企画コーナーでの歌唱曲、司会担当、主な出来事を整理すると、次のようになる。
※メドレーの代表的な歌唱曲を記載。企画コーナーの一部歌唱曲も含む。2018年は嵐が白組の最後を務めた後、特別企画のサザンオールスターズが番組を締めくくった。
初出場の2009年はデビュー10周年の節目
2009年の初出場では、デビュー曲「A・RA・SHI」をはじめ、「Love so sweet」「Happiness」「Believe」を盛り込んだスペシャルメドレーを披露した。
グループの歴史を振り返る構成であり、当時のヒット曲を一度に楽しめるステージだった。初出場から複数の代表曲を組み合わせた演出を取り入れていたことも、その後の嵐の紅白ステージにつながっている。
2010~2014年は5人そろって白組司会
嵐の紅白史で特に際立つのが、2010年から2014年までの5年連続白組司会だ。
相葉雅紀さん、松本潤さん、二宮和也さん、大野智さん、櫻井翔さんの5人がグループとして司会を担当。歌手としてステージに立つだけでなく、番組全体の進行にも携わった。
2014年には結成15周年の節目を迎え、5年連続の司会を達成。日刊スポーツの当時の報道では、NHKアナウンサー以外では最多の連続記録として紹介されていた。
2016年からはメンバー個人の司会へ
2016年は相葉雅紀さん、2017年は二宮和也さん、2018年と2019年は櫻井翔さんが白組司会を担当した。
5人全員で司会を務めた時期から、メンバー個人が番組の顔を担う時期へと移行したのである。グループとしての活動と、個人の司会者としての活動が両立していたことも嵐の大きな特徴だった。
なお、2021年の第72回から紅組司会・白組司会・総合司会という従来の区分は統一され、現在は「司会」という呼称が使われている。2026年の二宮さんもこの新しい形式での司会担当となる。
【歴代の名場面】嵐の大トリと紅白を彩ったスペシャルメドレー
嵐の紅白ステージには、通常の歌唱だけではなく、番組の最後を飾る大役や特別企画への参加など、印象的な場面が数多くある。
2014年は初の白組トリ
2014年の第65回では「2014 Thanks Medley」を披露し、初めて白組のトリを担当した。
ここで注意したいのは、白組トリと大トリは同じ意味ではないことだ。白組トリは白組の最後の歌唱者、大トリは紅組・白組の対戦枠全体の最後を飾る歌唱者を指す。
この年の大トリは紅組の松田聖子さんだった。嵐は白組の最後を務めたが、番組全体の最後ではなかった。
2016年は相葉雅紀さんの司会と初の大トリ
2016年の第67回は、嵐にとって大きな転換点となった。
相葉雅紀さんが初めて個人で白組司会を担当し、嵐は「A・RA・SHI」「Happiness」「One Love」の3曲を披露。グループ初の大トリを飾った。
司会と大トリという二つの大役を嵐のメンバーが同時に担った年であり、紅白の歴史を語るうえでも象徴的な回となっている。
2018年は白組トリ、2019年は2年連続の大トリ
2018年の第69回では櫻井翔さんが白組司会を務め、嵐が「君のうた」「Happiness」のメドレーで白組の最後を飾った。
ただし、対戦枠の後には特別企画としてサザンオールスターズが登場し、番組全体の最終歌唱者となった。嵐が白組トリを担当したことと、サザンが番組を締めくくったことを分けて理解しておきたい。
2019年の第70回では、嵐が2年連続の大トリを担当した。櫻井さんの司会のもと、「A・RA・SHI」と「Turning Up」を組み合わせたスペシャルメドレーで番組を締めくくった。
加えて、米津玄師さんが作詞・作曲したNHK2020ソング「カイト」も企画コーナーで初披露。新国立競技場で撮影された映像が放送され、嵐の新たな表現を見せる機会にもなった。
2020年は東京ドームからの中継出演
2020年12月31日の第71回は、嵐にとって12回目にして最後の紅白出演となった。
同日、東京ドームでは生配信ライブ「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」が開催されており、嵐はその会場から紅白に中継出演した。
披露したのは「カイト」「君のうた」「Happiness」の3曲による「嵐×紅白 2020スペシャルメドレー」。活動休止前の最後の紅白ということもあり、これまでの歩みを振り返るような選曲だった。
2009年の初出場から12年間続いた紅白出演は、このステージで一区切りとなった。
【出演しない理由の真相】嵐の活動休止・再始動・活動終了を時系列で整理
「嵐はなぜ2021年以降、紅白に出場していないのか」という疑問を理解するには、グループの活動状況を時系列で見る必要がある。
2020年末の活動休止が紅白出演の区切りに
嵐は2020年12月31日をもってグループとしての活動を休止した。同日は紅白歌合戦と東京ドームでの生配信ライブが重なり、ファンにとっても大きな節目となった。
2021年以降、嵐はグループとして通常の音楽活動を行わない状態に入った。これが紅白への連続出場が途切れた大きな背景だ。
2025年5月に5人で再始動を発表
約4年半の活動休止を経て、2025年5月6日、嵐はファンクラブ向けの動画で再び5人そろって登場した。
発表の中心にあったのは、長く応援してきたファンへ直接感謝を伝えるためのコンサートツアーだった。
「このツアーをもちまして、嵐としての活動を終了いたします」
これは2025年5月6日に発表されたメンバー5人のコメントに含まれる言葉だ。再始動は新たな長期活動の開始ではなく、ファンへの感謝を届ける最後のツアーに向けたものだった。
2026年5月31日にグループとしての活動を終了
ラストツアー「We are ARASHI」は2026年3月に始まり、北海道、東京、愛知、福岡、大阪の5大ドームを巡った。
そして5月31日、東京ドームで最終公演を開催。全15公演にわたるツアーを終え、嵐としての活動を終了した。
音楽関連メディアの報道では、最終公演で26年半に及ぶグループの歴史に幕を下ろしたことが伝えられている。
紅白に出演しない理由は公式に発表されている?
ここは誤解が生まれやすい部分だ。
嵐が2021年以降に通常のグループ出演をしていない背景には、2020年末の活動休止がある。2026年については、さらに5月末の活動終了という事情が加わった。
一方、NHKや嵐の公式発表で「紅白には出演しない」と個別に説明されたわけではない。したがって、紅白への不出演理由を特定の人物の意向やNHKとの関係、事務所の事情などに結び付ける根拠はない。
活動終了という公式発表と、紅白への出演可否は別の問題だ。特別企画として一夜限りの出演が実現する可能性まで完全に否定するものではないが、現在は出演を裏付ける発表がない。
【プロの結論】嵐の紅白出演を見極める3つの判断基準
嵐の2026年紅白出演をめぐる情報は、二宮和也さんの司会決定、グループ活動終了後の特別出演の可能性、過去の12年連続出場という実績が重なり、注目を集めやすい状況にある。
ただし、ニュースを正確に読み解くには、次の3点を区別することが大切だ。
1. 司会者としての出演と歌手としての出場を分ける
二宮さんは第77回の司会者として正式決定している。しかし、それは嵐の歌手出場を意味しない。
個人の仕事とグループ名義の活動を切り分けることが、2026年の情報を理解する第一歩になる。
2. 活動終了後の特別出演は通常の出場と異なる
嵐は2026年5月31日をもってグループ活動を終了している。
そのため、仮に大みそかに5人で登場する場合、通常の年間活動を続ける歌手の出場とは異なる意味を持つ。特別企画や記念演出など、番組側の構成も含めた判断が必要になる。
3. NHKの出場歌手発表を最終判断の基準にする
出場内定、出演交渉、関係者による予想などの報道は、NHKによる正式発表とは異なる。
2026年11月5日時点では、司会者は決定しているが、出場歌手は未発表。したがって、嵐の出演を確定情報として扱うことはできない。
現状を総合すると、嵐の2026年紅白出演は未決定であり、グループ活動終了後という事情から、通常出場よりも特別企画での出演が実現するかどうかが焦点となる。
【嵐の紅白歌合戦】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:嵐は紅白歌合戦に何回出場しましたか?
A1:2009年の第60回から2020年の第71回まで、12年連続で合計12回出場しています。2009年が初出場、2020年が最後の出演です。
Q2:2026年の紅白歌合戦に嵐は出演しますか?
A2:2026年11月5日現在、嵐の出場は発表されていません。二宮和也さんの司会は決定していますが、5人でのグループ出演は別途発表される必要があります。
Q3:嵐が最後に紅白で歌った曲は何ですか?
A3:2020年の第71回で披露した「嵐×紅白 2020スペシャルメドレー」です。「カイト」「君のうた」「Happiness」の3曲を歌い、東京ドームから中継出演しました。
Q4:嵐が白組司会を務めたのは何年間ですか?
A4:2010年から2014年までの5年連続です。その後は相葉雅紀さんが2016年、二宮和也さんが2017年、櫻井翔さんが2018年と2019年に白組司会を務めました。
Q5:嵐が紅白で大トリを務めたのは何年ですか?
A5:2016年と2019年に番組全体の大トリを務めました。2018年は白組トリで、対戦終了後には特別企画のサザンオールスターズが番組を締めくくっています。2014年は白組トリでした。
Q6:2026年の二宮和也さんは何年ぶりの紅白司会ですか?
A6:2017年の第68回以来、9年ぶりです。個人としては2回目の司会となります。
まとめ:嵐の紅白歌合戦は12年の歴史から新たな節目へ
嵐は2009年の初出場から2020年まで、12年連続でNHK紅白歌合戦に出演した。2010~2014年の5年連続白組司会、相葉雅紀さん・二宮和也さん・櫻井翔さんの個人司会、そして2016年と2019年の大トリなど、歌唱以外でも紅白の歴史に残る活躍を見せてきた。
2026年は、二宮和也さんが第77回NHK紅白歌合戦の司会に決定している。一方、嵐は同年5月31日のラストツアー最終公演をもってグループとしての活動を終了しており、5人での紅白出演はまだ発表されていない。
今回の紅白は、嵐にとって活動終了後に迎える初めての大みそかとなる。12年間の出演記録を振り返ると、仮に特別出演が実現すれば大きな節目になることは間違いない。
注目すべきなのは、二宮さんの司会と嵐のグループ出演を混同しないこと、そしてNHKによる出場歌手の正式発表を確認することだ。
12年連続の紅白出演という記録は変わらない。2026年の大みそかに5人が再び同じ舞台に立つのか。その答えは、第77回の出場歌手発表に委ねられている。