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THE W歴代女王を総まとめ!2017〜2025年の優勝・準優勝と2026年開催見送りを徹底解説

相沢 隼人 相沢 隼人 • 更新: • 公開: • 読了約 19 分
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女性芸人の頂点を決めるお笑い賞レース「女芸人No.1決定戦 THE W」。2017年にスタートした同大会は、ゆりやんレトリィバァの初代女王誕生から、阿佐ヶ谷姉妹、3時のヒロイン、吉住、オダウエダ、天才ピアニスト、紅しょうが、にぼしいわし、そして2025年のニッチェまで、9組の女王を生み出してきた。

2026年11月現在、THE Wは2025年大会を最後に開催されていない。日本テレビは2026年7月の定例会見で、今年は大会を行わないと説明。大会として一定の役割を果たしたとの判断にも言及し、9年間の歴史に大きな転換点を迎えた。ここでは、2017年から2025年までの全9大会について、歴代優勝者、準優勝者、最終決戦の顔ぶれ、参加組数を振り返り、最後の王者となったニッチェの快挙と2026年の開催見送りの意味を整理する。

【THE W歴代女王一覧】2017〜2025年の優勝者・準優勝者・参加組数

thew歴代

まず押さえておきたいのが、THE Wの全9大会の優勝者と決勝結果だ。大会は2017年に始まり、2025年まで毎年開催された。優勝者には各大会の女王という称号が与えられ、賞金1,000万円や日本テレビ系番組への出演権、冠特番などの副賞が用意されてきた。

以下が、歴代優勝者、準優勝者、最終決戦に進んだ芸人、エントリー組数をまとめた一覧である。

開催年 優勝者・歴代女王 準優勝・2位 最終決戦進出者 参加組数
2017年・第1回 ゆりやんレトリィバァ 牧野ステテコ ゆりやん、牧野ステテコ、アジアン、ニッチェ、まとばゆう 636組
2018年・第2回 阿佐ヶ谷姉妹 横澤夏子 阿佐ヶ谷姉妹、横澤夏子、ニッチェ、あぁ〜しらき、合わせみそ 606組
2019年・第3回 3時のヒロイン はなしょー 3時のヒロイン、はなしょー 627組
2020年・第4回 吉住 紅しょうが 吉住、紅しょうが 646組
2021年・第5回 オダウエダ Aマッソ・天才ピアニスト(同票) オダウエダ、Aマッソ、天才ピアニスト 700組
2022年・第6回 天才ピアニスト ヨネダ2000 天才ピアニスト、ヨネダ2000、紅しょうが 735組
2023年・第7回 紅しょうが エルフ 紅しょうが、エルフ、スパイク 863組
2024年・第8回 にぼしいわし 紺野ぶるま にぼしいわし、紺野ぶるま、忠犬立ハチ高 903組
2025年・第9回 ニッチェ 紺野ぶるま・エルフ(同票) ニッチェ、紺野ぶるま、エルフ 1,044組

※準優勝者は最終決戦の得票結果に基づく。2021年と2025年は2組が同票で2位となった。2017年と2018年は現在の3組による最終決戦方式とは異なり、複数組がファイナルステージに進出している。

歴代女王の顔ぶれを見ると、ピン芸人、コンビ、トリオと、異なるスタイルの芸人が優勝していることが分かる。特定の芸風や人数構成に偏らず、ネタそのものの面白さを競ってきたことがTHE Wの特徴だ。

【歴代大会の決勝結果】9年間で生まれた印象的な女王たち

2017年:ゆりやんレトリィバァが初代女王に

記念すべき第1回大会で優勝したのは、ピン芸人のゆりやんレトリィバァ。636組のエントリーから初代女王に輝いた。

決勝のファイナルステージには、ゆりやんのほか、牧野ステテコ、アジアン、ニッチェ、まとばゆうが進出。審査員による投票で、ゆりやんは201票を獲得し、2位の牧野ステテコに大差をつけた。

初代大会は、プロ・アマを問わず女性芸人が参加でき、漫才、コント、ものまね、ピン芸など幅広い表現が認められた。後の大会にも受け継がれるTHE Wの基本的な方向性を示したスタートだった。

2018年:阿佐ヶ谷姉妹が2代目女王に

第2回大会の優勝者は阿佐ヶ谷姉妹。参加606組の中から勝ち上がり、2代目女王となった。

ファイナルステージでは5組が競い、阿佐ヶ谷姉妹が184票を獲得。2位の横澤夏子は114票で、70票差という結果だった。親しみやすいキャラクターと独特のコントが評価され、コンビとして初めて大きな賞レースの頂点に立った。

2019年:3時のヒロインがトリオとして初優勝

第3回大会では、627組の頂点に3時のヒロインが立った。最終決戦の相手は、はなしょー。3時のヒロインが6対1で勝利し、3代目女王に輝いた。

福田麻貴、ゆめっち、かなでによるトリオならではの掛け合いとコントが支持された大会だった。THE Wがピン芸人やコンビだけでなく、トリオにも優勝の可能性がある舞台だと印象づけた。

2020年:吉住がピン芸人として4代目女王に

第4回大会の優勝者は吉住。646組が参加した大会で、最終決戦では紅しょうがを破り、4代目女王となった。

吉住は人物の心理や人間関係を独特の視点で表現する一人コントを得意とするピン芸人だ。2018年にも決勝進出を経験しており、2度目の挑戦で優勝をつかんだ。

なお、この大会では決勝進出を決めていたスパイクが新型コロナウイルス感染のため出場を辞退。ターリーターキーが繰り上がりで決勝に進出するという出来事もあった。

2021年:オダウエダが3組の最終決戦を制す

第5回大会では、参加組数が初めて700組に到達。優勝したのはオダウエダだった。

この年は、各ブロックの勝者に加えて視聴者のデータ放送投票で選ばれた芸人も最終決戦に進める仕組みが導入された。最終決戦はオダウエダ、Aマッソ、天才ピアニストの3組で争われた。

投票結果はオダウエダが3票、Aマッソと天才ピアニストがそれぞれ2票。接戦を制したオダウエダが5代目女王に輝いた。Aマッソと天才ピアニストが同票で2位となったことも、この大会の特徴である。

2022年:天才ピアニストが2年連続決勝進出から悲願の優勝

第6回大会は735組が参加。決勝進出枠も12組に拡大され、A・B・Cの3ブロックで競う方式が採用された。

最終決戦に進んだのは、ヨネダ2000、天才ピアニスト、紅しょうがの3組。審査員6人と視聴者投票による計7票で争われ、天才ピアニストが4票を獲得して優勝した。

天才ピアニストは前年の2021年にも最終決戦へ進出していた。2年連続で大舞台に立ち、ついに6代目女王の称号を手にした。

2023年:紅しょうがが5度目の決勝進出で初優勝

第7回大会では、過去最多となる863組がエントリー。優勝したのは紅しょうがだった。

最終決戦ではスパイク、紅しょうが、エルフの3組が対戦。紅しょうがが勝ち抜き、7代目女王となった。

紅しょうがは2018年から決勝に進出し、2020年には準優勝も経験していた。何度も挑戦してきたコンビが、5度目の決勝進出で初めて頂点に立ったことは、THE Wの歴史を語るうえで印象深い出来事だ。

2024年:にぼしいわしがフリー芸人として頂点へ

第8回大会の優勝者は、にぼしいわし。903組が参加した大会で、8代目女王に輝いた。

最終決戦に進んだのは、にぼしいわし、紺野ぶるま、忠犬立ハチ高。投票結果は、にぼしいわしが4票、紺野ぶるまが2票、忠犬立ハチ高が1票だった。

にぼしいわしはフリーで活動するコンビとして優勝を果たした。所属事務所の規模やバックアップだけではなく、舞台で披露するネタそのものが評価される大会の性格を象徴する結果でもあった。

【歴代女王の共通点と違い】ピン芸人・コンビ・トリオの優勝実績

9大会の優勝者を振り返ると、THE Wが特定の芸人像に限定されない賞レースだったことが分かる。

歴代女王を芸人の構成で分類すると、次のようになる。

  • ピン芸人:ゆりやんレトリィバァ、吉住
  • コンビ:阿佐ヶ谷姉妹、オダウエダ、天才ピアニスト、紅しょうが、にぼしいわし、ニッチェ
  • トリオ:3時のヒロイン

ピン芸人には、一人で人物や状況を作り込む表現力が求められる。一方、コンビには掛け合いや役割分担、トリオには複数人だからこそ生まれるテンポや関係性がある。

THE Wは漫才、コント、ピンネタなどを横断して審査するため、芸人が自分の得意な表現方法で勝負できる。その結果、異なるスタイルの芸人が同じ舞台で優勝を争う構造が成立していた。

また、紅しょうがやニッチェのように、複数回の決勝進出を経て優勝した芸人もいる。初出場で一気に頂点をつかむだけが成功ではなく、挑戦を続ける芸人にもスポットライトが当たったことが、この大会の価値の一つだった。

【THE W参加組数の歴代比較】606組から1,044組へ拡大した理由

THE Wの歴代エントリー数を見ると、長期的には参加組数が増加している。特に2023年以降の伸びは大きく、最後の2025年大会では1,044組という過去最多記録を達成した。

  • 2017年:636組
  • 2018年:606組
  • 2019年:627組
  • 2020年:646組
  • 2021年:700組
  • 2022年:735組
  • 2023年:863組
  • 2024年:903組
  • 2025年:1,044組

2018年の606組が9大会で最少となり、2025年には1,044組まで増加した。最少時と比較すると約72%の増加である。9年間のエントリー数を合計すると、延べ6,760組に達する。ただし、これは各年のエントリー数を合算した数字であり、同じ芸人の複数年参加も含む。

2023年から参加組数が大きく増加

注目したいのは、2022年の735組から2023年の863組への増加だ。翌2024年には903組、2025年には1,044組となり、3年連続で過去最多を更新した。

参加者の増加は、THE Wが女性芸人にとって大きな挑戦の舞台として認知されていたことを示す一つの指標だ。決勝に進出する芸人の顔ぶれにも、テレビで活躍する実力派だけでなく、初進出の若手やアマチュアなど多様な挑戦者が含まれていた。

参加者が増えても決勝への道は狭い

2025年大会では1,044組がエントリーした一方、決勝進出者は8組だった。単純計算では、決勝に進めるのはエントリーした芸人のおよそ0.8%に相当する。

しかも、決勝進出者の枠は2024年までの12組から2025年には8組へ変更された。参加者が増える一方で決勝の枠が絞られたことからも、最後の大会は厳しい競争となった。

ただし、参加組数は人気や競争の規模を示す指標であり、番組の視聴率やテレビでの話題性と同じ意味ではない。エントリー数が増えたことと、番組としての評価を分けて見る必要がある。

【THE W 2025】ニッチェが9代目女王に!最後の大会で達成した快挙

THE Wの歴史を締めくくることになった2025年大会。9代目女王に輝いたのは、江上敬子と近藤くみこによるお笑いコンビ、ニッチェだった。

2025年12月13日に日本テレビ系で生放送された決勝には、過去最多となる1,044組がエントリー。ファイナリストは以下の8組だった。

  • 紺野ぶるま
  • もめんと
  • 電気ジュース
  • エルフ
  • ニッチェ
  • とんでもあや
  • ヤメピ
  • パンツ万博

このうち5組は決勝初進出。経験豊富な芸人と新しい顔ぶれが同じ舞台で競い合う大会となった。

最終決戦はニッチェ・紺野ぶるま・エルフの三つ巴

決勝はAブロックとBブロックに分かれて進行。各ブロックの勝者に加えて、視聴者投票による敗者復活枠からエルフが最終決戦に進出した。

最後に残った3組と投票結果は次のとおりだ。

  • ニッチェ:3票
  • 紺野ぶるま:2票
  • エルフ:2票

ニッチェが3票を獲得して優勝。紺野ぶるまとエルフは同票で2位となった。

ニッチェは7年ぶり3度目の決勝進出で悲願を達成した。長年の活動を経て、芸歴21年目で初めて大きな賞レースの王者となったことも注目を集めた。

マセキ芸能社にとっても大きな記録

ニッチェの優勝は、本人たちにとっての快挙であると同時に、所属するマセキ芸能社にとっても大きな出来事だった。同社にとって初の賞レース王者誕生となったためだ。

また、2025年のニッチェの優勝は、長く決勝に進めなかった芸人が最後に結果を残したという意味でも印象的だった。

過去には、紅しょうがが5度目の決勝進出で優勝し、ニッチェも3度目の決勝進出で優勝している。THE Wでは、単年の結果だけでは測れない芸人のキャリアや挑戦の積み重ねが、最後の舞台で実を結ぶ場面が生まれていた。

優勝賞金1,000万円と副賞

THE Wの優勝賞金は1,000万円。2025年大会でもニッチェに賞金1,000万円が贈られた。

加えて、日本テレビ系の人気番組への出演権や冠特番などの副賞も用意された。賞金だけでなく、テレビ出演や特別番組を通じて知名度を高める機会が得られる点も、芸人にとって大きな魅力だった。

【THE W 2026年開催見送り】終了報道と日本テレビの公式説明

2025年まで9年連続で開催されてきたTHE Wだが、2026年は大会が行われないことになった。

2026年7月13日、日本テレビは定例会見でTHE Wの今後について説明した。岡部智洋常務執行役員は、2026年について「今年は行いません」と回答。加えて、大会として一定の役割を果たしたとの判断で終了する形になると説明した。

これは単なる開催日程の延期とは異なる発表だ。2017年から毎年12月に決勝を生放送してきた大会が、2026年には開催されないことが明確になった。

日本テレビが説明した大会の役割

定例会見では、THE Wが多くの芸人に参加機会を提供し、優勝者が日本テレビ以外の番組でも活躍するなど、スター発掘の役割を果たしてきたことにも言及された。

一方、同会見では、男女を問わず競える舞台として新しい賞レース「ダブルインパクト」にも触れられた。女性芸人だけを対象にした大会から、男女共通の舞台へと競技環境が広がっていることは、お笑い賞レース全体の変化を考えるうえで注目される。

2026年の休止は完全終了なのか

ここで区別したいのが、2026年の開催見送りと、将来にわたる永久的な終了の確定だ。

日本テレビは会見で大会終了の判断に言及した一方、来年以降については「まずは今年は放送しないという判断です」とも説明している。そのため、2026年に大会が開催されないことは確定しているが、将来的な復活の具体的な時期や新たな開催計画は示されていない。

2026年11月時点では、THE Wの新たな大会日程は発表されていない。したがって、歴代女王の一覧は2025年のニッチェまでとなり、2026年の女王は存在しない。

9年間で延べ6,760組が参加し、9組の女王を生み出したTHE W。その歴史は、女性芸人が全国規模の賞レースで競い、才能を広く知られる機会を作ったという点で、日本のお笑い界に一つの足跡を残した。

【THE W歴代に関するよくある質問(FAQ)】

Q1:THE Wの歴代優勝者は誰ですか?

A1:2017年から順に、ゆりやんレトリィバァ、阿佐ヶ谷姉妹、3時のヒロイン、吉住、オダウエダ、天才ピアニスト、紅しょうが、にぼしいわし、ニッチェです。全9大会で9組が女王に輝いています。

Q2:THE Wの初代女王は誰ですか?

A2:2017年の第1回大会で優勝したゆりやんレトリィバァです。636組のエントリーから勝ち上がり、201票を獲得して初代女王となりました。

Q3:THE Wの歴代準優勝者は誰ですか?

A3:2017年は牧野ステテコ、2018年は横澤夏子、2019年ははなしょー、2020年は紅しょうが、2021年はAマッソと天才ピアニスト、2022年はヨネダ2000、2023年はエルフ、2024年は紺野ぶるま、2025年は紺野ぶるまとエルフです。2021年と2025年は同票で2組が2位になりました。

Q4:THE Wの優勝賞金はいくらですか?

A4:優勝賞金は1,000万円です。加えて、日本テレビ系人気番組への出演権や冠特番などの副賞も用意されていました。

Q5:THE Wの参加組数が最も多かったのは何年ですか?

A5:2025年の第9回大会です。1,044組がエントリーし、過去最多を記録しました。これまでの記録は2024年の903組でした。

Q6:THE Wは2026年も開催されますか?

A6:2026年は開催されません。日本テレビは2026年7月の定例会見で今年は行わないと説明し、大会として一定の役割を果たしたとの判断にも言及しました。2026年11月時点で、翌年以降の具体的な再開日程も発表されていません。

まとめ:THE W歴代9大会が残した功績と2026年以降の注目点

THE Wは2017年のゆりやんレトリィバァから2025年のニッチェまで、9大会にわたって9組の女王を生み出した。参加組数も606組から1,044組へ増え、女性芸人が全国規模で競う舞台として歴史を積み重ねてきた。

歴代の結果を振り返ると、初代女王ゆりやんレトリィバァの圧勝、阿佐ヶ谷姉妹の2代目女王獲得、天才ピアニストや紅しょうがの挑戦の末の優勝、にぼしいわしの快挙など、それぞれの大会に異なるドラマがあった。

そして最後の2025年大会では、ニッチェが過去最多1,044組の頂点に立ち、9代目女王として歴史に名を刻んだ。

2026年は日本テレビの判断により開催されず、今後の復活も未定だ。大会の役割を引き継ぐ新たな賞レースや、女性芸人が活躍できる舞台がどのように発展するのかが、これからのお笑い界を見るうえでの注目点となる。

THE Wの9年間は、優勝者だけでなく、何度も挑戦した芸人や新しい才能が決勝に進出する過程も含めて、日本のお笑い史に残る記録となった。

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アニメ・漫画担当として6年以上の取材経験。anime領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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