山口豪太は、湘南ベルマーレに所属する左利きのMFです。小柄ながらもボールを扱う技術に優れ、相手の守備をドリブルで突破しながら、味方の得点機会を生み出す攻撃的な選手として評価されています。
基本プロフィールは以下のとおりです。
湘南ベルマーレ所属・背番号30の山口豪太選手
出典:湘南ベルマーレ公式選手プロフィール、Jリーグ公式選手名鑑。
出身地は埼玉県富士見市
山口の出身地は埼玉県富士見市です。湘南ベルマーレの公式プロフィールには、富士見市立つるせ台小学校、富士見市立富士見台中学校、昌平高校という出身校の情報も掲載されています。
小学生年代から埼玉県内でサッカーに取り組み、中学時代にはFC LAVIDAで頭角を現しました。その後、昌平高校へ進学し、全国大会や年代別日本代表の舞台を経験しています。
また、湘南ベルマーレの公式プロフィールによると、サッカーを始めたきっかけは兄の影響。憧れの選手としてネイマールとメッシを挙げています。どちらも個人技やドリブルで試合の流れを変えられる選手であり、山口自身が大切にするプレーとの共通点も感じられます。
【経歴】FC LAVIDAから昌平高校、湘南ベルマーレへ
山口豪太の成長過程で重要なのが、FC LAVIDAと昌平高校での経験です。
FC LAVIDAは昌平高校とつながりの深い育成組織です。山口は中学生年代から高い技術を発揮し、同世代だけでなく、年上の選手と対戦する機会も経験しました。
特に2021年の高円宮杯JFA第33回全日本U-15サッカー選手権大会では、FC LAVIDAの全国準優勝に貢献。中学2年生ながら攻撃の中心として存在感を示し、将来を期待される選手になりました。
山口豪太の経歴・年代別キャリア年表
出典:JFA、湘南ベルマーレ、Jリーグ、昌平高校およびサッカー専門メディアの公開情報を整理。
昌平高校では背番号10を背負う
高校進学後の山口は、昌平高校サッカー部で早い段階から出場機会をつかみました。
特に注目されたのは、下級生の時期からチームの象徴的な番号である背番号10を任されたことです。2025年には最終学年を迎え、攻撃の中心選手としてチームをけん引しました。
2024年の全国高校総体では昌平高校の初優勝に貢献。埼玉サッカー通信の報道では、山口は同大会で5アシストを記録したと紹介されています。自らゴールを狙うだけでなく、味方の得点を演出する能力も評価されていました。
高校最後の全国大会でも左足で存在感
2025年12月31日に開催された第104回全国高校サッカー選手権大会の2回戦・高知高校戦では、山口が開始7分に先制ゴールを決めています。
敵陣中央で縦パスを受け、相手の寄せをステップでかわして左足でシュート。コントロールされたボールをゴール左上に送り込む印象的な得点でした。
サッカーダイジェストWebもこのゴールを取り上げ、湘南加入内定選手の技術を紹介しています。高校最後の大舞台でも、持ち味であるボールコントロールと左足の精度を発揮した試合でした。
【プレースタイル】左足とドリブルが武器!山口豪太の特徴を分析
山口豪太のプレースタイルを理解するうえで、注目したいのは次の3点です。
- 相手の重心を外す独特のドリブル
- 左足から繰り出す精度の高いパスとシュート
- 個人突破だけで終わらないチャンスメイク
1. 独特のリズムを持つドリブル突破
最大の武器は、相手との駆け引きを生かしたドリブルです。
山口は単純なスピードだけで相手を抜くタイプではありません。細かなボールタッチや身体の向き、ステップを組み合わせ、相手の重心が動いた瞬間に進行方向を変えるプレーを得意としています。
FC LAVIDA時代から注目されていたのも、この突破力でした。サッカーダイジェストWebは中学時代のプレーについて、独特のテンポで複数の守備者をかわし、ゴール前まで運ぶ能力を紹介しています。
湘南ベルマーレの公式選手プロフィールでも、本人が今季こだわりたいプレーとして「ドリブル突破」を挙げています。加えて、子どもの頃に取り組んでよかった練習にもドリブルを挙げており、長年磨いてきた技術であることが分かります。
2. 利き足は左足。パスとシュートの精度にも注目
山口の利き足は左足です。
左足のコントロール技術は、ドリブルだけでなく、シュートやラストパスにも生かされています。昌平高校時代には、相手をかわしてから左足でシュートを放つプレーや、味方の動きに合わせたパスで攻撃を組み立てていました。
2025年12月の全国高校サッカー選手権大会で決めた高知高校戦のゴールも、左足の技術が表れた場面です。狙ったコースへ正確にボールを運べることは、プロの試合でも大きな武器になります。
3. 個人技を味方の得点につなげるチャンスメイカー
山口の魅力は、ドリブルで自分だけが目立つ選手ではないことです。
J2リーグデビューとなった2026年10月3日の藤枝MYFC戦後、山口は自分のプレーについて、周囲の選手を使うために時間を作ることにも自信があったと振り返っています。
「自分がちょっと時間を作ってほかの選手を使う自信もあった」
これは、湘南ベルマーレ公式サイトに掲載された本人の試合後コメントです。個人で相手を抜くだけではなく、ボールを持ちながら味方が動く時間を作り、攻撃全体を機能させようとする意識が読み取れます。
また、湘南の公式プロフィールでは、MFというポジションを選んだ理由について「攻撃がすきだから」と回答しています。攻撃への意欲と、味方を生かすプレーの両方を伸ばしていくことが、今後の成長につながりそうです。
【湘南ベルマーレ】背番号30でプロの競争へ!加入の経緯と現在
山口のプロ入りが正式に発表されたのは、2025年8月15日です。
湘南ベルマーレは、昌平高校に在籍していた山口の2026シーズン加入内定を発表。同時に、2025年JFA・Jリーグ特別指定選手として日本サッカー協会から認定されたことも公表しました。
高校卒業後のプロ入りを見据えながら、プロクラブとの接点を早い段階から持てる環境が整ったことになります。
背番号30に決定したのは2026年1月
2026年1月7日、湘南ベルマーレは新シーズンの選手背番号を発表しました。山口に割り当てられた番号は30番です。
昌平高校で背負っていた10番から、プロでは30番へ。番号は変わりましたが、攻撃面で自分の特徴を発揮し、チームに貢献するという役割が期待されています。
なお、背番号30は登録上の番号であり、特定のポジションや出場順位を示すものではありません。試合での起用位置や出場時間は、チームの戦術や競争状況によって変わります。
2026年1月に左内転筋を負傷
プロとしてのスタートは、決して順調なことばかりではありませんでした。
湘南ベルマーレは2026年1月27日、山口が第104回全国高校サッカー選手権大会で負傷し、左内転筋損傷と診断されたことを発表しました。
高校最後の全国大会で活躍した一方、プロとして迎える新シーズンの準備段階で負傷に見舞われたことになります。
その後、2026年のJ2・J3百年構想リーグでは3試合に出場。秋から始まった2026/27シーズンのJ2リーグでも出場機会を獲得し、10月3日にはリーグ戦初出場・初先発を果たしました。
【代表歴】U-17日本代表からU-18日本代表へ
山口豪太は、湘南ベルマーレに加入する以前から年代別日本代表に選ばれてきた選手です。
中学生年代から世代別の活動に関わり、高校進学後もU-17日本代表やU-18日本代表のメンバーに名を連ねています。
2023年:U-17日本代表に飛び級で選出
2023年、昌平高校1年生だった山口は、AFC U-17アジアカップ タイ2023に臨むU-17日本代表に選出されました。
当時は一つ上の世代に当たるチームへの飛び級選出で、将来性の高さが評価された出来事です。日本サッカー協会の公式招集メンバーにも、昌平高校所属のMFとして名前が掲載されています。
2024年:U-17日本代表として国際大会に出場
2024年には、HiFA平和祈念2024 Balcom BMW CUP広島国際ユースサッカーに臨むU-17日本代表に選ばれました。
JFAの公式試合記録では、8月8日のサンフレッチェ広島F.Cユース戦と、8月10日の広島県高校選抜U-18戦に出場したことが確認できます。
年代別代表で実際に国際大会や強化試合を経験していることは、山口のキャリアを評価するうえで要点です。
2025年:U-18日本代表に追加招集
2025年12月15日には、2025 SBSカップ国際ユースサッカーに参加するU-18日本代表へ追加招集されました。
大会は12月18日から21日まで静岡県で開催され、U-18日本代表は静岡ユース、U-18スペイン代表、U-18オーストラリア代表と対戦する予定でした。
ただし、JFAは12月21日、山口がコンディション不良のため代表チームを離脱したと発表しています。そのため、U-18代表への追加招集という実績と、同大会の全日程に参加したかどうかは分けて理解する必要があります。
なお、年代別日本代表への選出は、A代表(日本代表トップチーム)の出場実績とは異なります。Jリーグ公式プロフィールでは日本代表出場試合数は0回と表示されていますが、これは年代別代表での選出や活動を否定するものではありません。
【2026年最新】山口豪太のJリーグ成績は?5試合2アシストの現状
2026年の山口を語るうえで、最も注目したいのが秋以降のJ2リーグでの出場状況です。
Jリーグ公式選手ページの2026年11月2日更新データによると、山口の2026/27シーズンのJ2リーグ成績は次のとおりです。
データ基準日:2026年11月2日。Jリーグ公式選手ページ掲載値。
J2リーグデビューは2026年10月3日
山口がJ2リーグで初めて出場したのは、2026年10月3日の藤枝MYFC戦です。
この試合では先発メンバーに入り、前半45分間プレーしました。湘南は1対1で引き分けましたが、山口にとってはJ2リーグでの初出場・初先発という節目の試合でした。
試合後には、年齢を理由に臆することなく、自分の特徴を出そうと考えてプレーしたことを明かしています。プロの舞台で自分の役割を理解し、周囲と連係しながら戦う姿勢が印象的でした。
10月11日・10月21日にアシストを記録
プロとしての成長を示す具体的な結果が、10月の2アシストです。
2026年10月11日・アルビレックス新潟戦
途中出場・89分にアシスト
後半途中から出場した山口は、右サイドからクロスを供給。奥埜博亮のヘディングシュートにつながり、J2で初めてのアシストを記録しました。
2026年10月21日・いわきFC戦
途中出場・80分にアシスト
77分から出場し、80分に右サイドからクロスを供給。西野太陽のヘディングゴールを演出しました。短い出場時間で結果を残した試合です。
2026年10月25日・栃木シティ戦
先発出場・45分間プレー
J2リーグで2度目の先発出場。前半をプレーし、チームの2対1の勝利に貢献しました。
2026年10月31日・北海道コンサドーレ札幌戦
途中出場・9分間プレー
81分から出場。チームは0対1で敗れましたが、継続して出場機会を得ています。
このほか、10月3日の藤枝戦では45分間プレーしています。これらの試合を合わせると、11月2日時点でJ2リーグ5試合、116分、2アシストという成績になります。
2026年の成績を見る際に注意したいこと
山口の2026年の成績を調べる際には、2026年春のJ2・J3百年構想リーグと、秋からの2026/27シーズンのJ2リーグを区別する必要があります。
Jリーグ公式選手ページでは、春の特別大会は3試合0得点、2026/27シーズンのJ2リーグは5試合0得点2アシストと別々に掲載されています。
そのため、検索結果によって「出場3試合」「出場5試合」「出場なし」と異なる表示が見つかる場合があります。これは必ずしも誤情報ではなく、対象大会やデータの更新日時が異なるためです。2026年11月時点のJ2リーグの最新掲載値を確認することが大切です。
今後の注目点は出場時間と攻撃への関与
山口は2026年11月時点で19歳。J2リーグでは5試合116分と、まだ長時間の出場経験を積み上げている段階です。
現段階で注目したい評価要点は次の3つです。
- 出場時間の増加: 途中出場中心から先発・長時間出場へ移行できるか。
- チャンスメイクの継続: 2アシストにつながったクロスやパスの精度を維持できるか。
- ドリブル突破の実戦化: 高校時代からの武器をJ2の強度の高い守備相手にも発揮できるか。
2アシストという数字は、短い出場時間の中でも攻撃面で結果を残していることを示しています。一方、116分という限られたサンプルだけで、年間を通じた得点力やレギュラー定着を判断するのは早計です。
今後は出場時間を増やしながら、得点、ラストパス、ドリブル突破など複数の面で存在感を高められるかが焦点になります。
【山口豪太の現在】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:山口豪太の出身地はどこですか?
A1:埼玉県富士見市です。富士見市立つるせ台小学校、富士見市立富士見台中学校を経て昌平高校に進学しました。
Q2:山口豪太のポジションと利き足は?
A2:ポジションはMF(ミッドフィルダー)、利き足は左足です。ドリブル突破や左足のキックを生かした攻撃が持ち味です。
Q3:山口豪太の背番号は何番ですか?
A3:2026シーズンの湘南ベルマーレでは背番号30です。昌平高校時代には背番号10を背負っていました。
Q4:山口豪太は日本代表に選ばれたことがありますか?
A4:あります。2023年のU-17日本代表、2024年のU-17日本代表、2025年のU-18日本代表に関する選出実績があります。2025年のSBSカップでは追加招集後、コンディション不良で離脱しています。
Q5:山口豪太の2026年Jリーグ成績は?
A5:2026年11月2日更新のJリーグ公式データでは、2026/27シーズンのJ2リーグで5試合出場、0ゴール、2アシスト、出場時間116分です。春のJ2・J3百年構想リーグでは別途3試合に出場しています。
Q6:山口豪太はどんなプレースタイルの選手ですか?
A6:独特のリズムを生かしたドリブル突破と左足の精度が特徴です。自分で相手をかわすだけでなく、味方を使うために時間を作り、クロスやパスでチャンスを演出する能力も持っています。
Q7:山口豪太は2026年現在どこのクラブに所属していますか?
A7:湘南ベルマーレです。2026シーズンから正式加入し、MF・背番号30としてJ2リーグでプレーしています。
まとめ:山口豪太は左足の技術と突破力を武器に成長する湘南の若手MF
山口豪太は、FC LAVIDAで育ち、昌平高校で背番号10を背負い、年代別日本代表も経験してきた攻撃的MFです。
2026シーズンから湘南ベルマーレに加入し、背番号30を着用。1月には左内転筋を負傷する困難もありましたが、春の特別大会を経て、10月3日にJ2リーグデビューを果たしました。
11月2日時点のJ2成績は5試合出場、2アシスト。短い出場時間でも結果を残し、持ち味であるクロスや攻撃参加をプロの舞台で発揮し始めています。
山口を評価するうえで大切なのは、高校時代の実績やドリブルの華やかさだけでなく、プロの試合でどれだけ継続して結果を残せるかという視点です。
今後は出場時間の拡大、左足のキック精度、個人突破から得点機会を生み出す能力に注目したいところです。昌平高校の10番から湘南ベルマーレの30番へ。19歳の若きレフティがJリーグでどこまで成長するのか、今後の活躍が楽しみです。