2人の結婚について、まず押さえておきたいのが入籍日だ。2016年5月26日、上野樹里と和田唱は双方の所属事務所を通じて結婚を発表した。
なお、5月25日は上野樹里の誕生日であり、婚姻届を提出したのは翌日の2016年5月26日。当時の日刊スポーツやスポーツニッポンの報道でも、26日に都内の区役所へ婚姻届を提出したと伝えられている。日付が混同されることがあるが、結婚の基準日は5月26日だ。
発表時、2人は連名で次のコメントを寄せた。
「2人にとって、とても自然なことでした。そしてそのことにとても喜びを感じています。」
加えて、お互いを支えながら一歩ずつ前に進んでいきたいという思いも伝えている。華やかな芸能人同士の結婚発表でありながら、コメントには落ち着いた生活をともに築いていこうとする姿勢が表れていた。
結婚当時、上野は30歳、和田は40歳。2人の交際は2015年秋ごろに始まったと報じられ、交際期間は約半年とされていた。
上野は俳優として映画やドラマで活躍し、和田は長年にわたり音楽活動を続けてきた。異なる業界で仕事をする2人が、音楽という共通の価値観を通じて結ばれたことが、この結婚の大きな特徴だ。
【馴れ初めの真相】TRICERATOPSの「if」が2人を結びつけた
和田唱と上野樹里の出会いを語るうえで欠かせない作品が、TRICERATOPSの楽曲「if」だ。
上野はもともとTRICERATOPSのファンだった。2026年10月の本人発信に関連する報道でも、中学1年生のときに初めて自分のお小遣いで購入したCDが、TRICERATOPSの「if」だったと振り返っている。
1999年にリリースされた同曲は、まだ中学生だった上野と、後に人生をともにすることになる和田をつなぐ重要な存在だった。
出会いのきっかけは「笑っていいとも!」
2人の接点が生まれたのは、上野がフジテレビのバラエティー番組「笑っていいとも!」に出演した際のエピソードだった。
番組で初めて買ったCDについて尋ねられた上野が、TRICERATOPSの「if」を挙げた。その話がファンなどを通じて和田の耳に届き、上野のもとへライブの案内が届くようになったという。
ただし、CDの話が伝わったからといって、すぐに交際が始まったわけではない。上野は2023年11月の「徹子の部屋」で、ライブの案内を受け取りながらも、実際に足を運ぶまでには約6年間の時間があったと振り返っている。
初対面はライブのリハーサル
転機になったのは、仕事の都合で年末年始に地元の兵庫県へ帰省できなかったことだった。
ちょうどTRICERATOPSの年末ライブの案内が届いており、双方のマネジャー同士に面識があったことから、リハーサルを見に行く機会が生まれた。
そこで上野は初めて和田と対面する。最初から華やかな恋愛感情があったというより、上野の記憶に残ったのは、和田の音楽家としての才能や、その才能を十分に発揮できているのかという気がかりだった。
そして翌日のライブ本番を見て、和田の音楽に改めて強く惹かれたという。上野は当時の心境について、後年のテレビ出演で、早い段階から和田が結婚する相手になると感じていたかもしれないと語っている。
ファンとミュージシャンという関係から始まり、音楽を実際に体験することで相手への理解が深まった。2人の馴れ初めは、単なる有名人同士の偶然の出会いとは異なる、長い音楽的なつながりを背景にしている。
【2人の関係年表】2015年の交際から2026年の結婚10周年まで
2人の歩みを時系列で整理すると、ファンとアーティストとしての接点が、実際の出会い、交際、結婚、そして共同での音楽制作へと発展していることが分かる。
この年表で注目したいのは、交際前から続いていた音楽的なつながりが、結婚後も途切れていない点だ。
TRICERATOPSの活動休止という大きな転換点を迎えた後も、和田はソロアーティストとして音楽活動を続け、上野も音楽イベントの企画や共同制作に関わっている。夫婦の関係は、単に結婚生活を送るだけでなく、互いの創作活動を尊重する形へと広がっている。
【夫婦仲の現在】結婚10周年の共作曲「星の記憶」に込めた思い
2026年の2人を語るうえで、最も象徴的な出来事がオリジナル曲「星の記憶」の公開だ。
2026年6月15日、上野樹里は自身のInstagramで、和田唱と一緒に演奏する動画を公開した。曲の制作クレジットは作詞・上野樹里、作曲・和田唱。上野がピアノを弾いて歌い、和田がギターを添える構成となっている。
上野は40歳になった記念と結婚10周年を祝う作品として紹介し、夫にギターを演奏してもらったことへの喜びも伝えた。オリコンや日刊スポーツも、この夫婦による弾き語り動画を報じている。
「星の記憶」は夫婦の共同制作
この曲で興味深いのは、作詞と作曲をそれぞれ担当していることだ。
和田は長年の音楽活動で培った作曲・演奏の技術を生かし、上野は自身の言葉で楽曲の世界観を形にしている。夫婦が同じ作品に関わりながら、それぞれ異なる役割を担っているのだ。
上野は2026年10月のぴあの公式インタビューでも、「星の記憶」について、和田が自分のために作曲し、自身が歌詞を書いた楽曲だと改めて説明している。6月の投稿が一時的な記念企画ではなく、2人にとって大切な共同作品であることがうかがえる。
夫婦仲を示す2023年と2026年の本人発言
夫婦仲については、2023年11月の「徹子の部屋」で上野が具体的に語っている。
結婚当初は生活面で大変なこともあったものの、時間をかけて役割分担を整え、互いに支え合えるようになったという。夫婦げんかについても、たまには感情がぶつかることはあるものの、ほとんどしないと笑顔で話していた。
加えて、2026年10月のぴあのインタビューでは、家庭での和田の様子にも触れている。愛犬の散歩に連れて行ったり、ときには食事を作ったりする一方、音楽の予定があると何時間も楽器や機材に向き合っているという。
上野は、そうした和田のものづくりに対する姿勢に憧れ、尊敬していると語った。日常生活での協力と、仕事上の創作への敬意。その両方が夫婦関係を支えている。
過去にもあった夫婦の音楽コラボ
2人の共同制作は「星の記憶」が初めてというわけではない。
ぴあのインタビューによると、和田が作曲し、上野が作詞した「眩しい未来」という楽曲を、香取慎吾と草彅剛によるユニットSingTuyoに提供した経験もある。
俳優として活動する上野と、音楽家として作品を作る和田。互いの専門性を生かして作品を完成させる関係は、結婚10周年を迎えた現在も続いている。
【2026年最新】樹里フェスへの出演と和田唱の音楽活動
2026年の2人の活動を象徴するもう一つの出来事が、上野樹里が主催した「オークラpresents 樹里フェス2026 in Kakogawa」だ。
樹里フェス2026は10月25日に開催
同イベントは2026年10月25日、兵庫県加古川市のSHOWAグループ市民会館大ホールで開催された。上野の故郷である加古川を舞台に、本人が感銘を受けた音楽家を招く音楽と食のイベントだ。
出演者は次の3組だった。
- 和田唱(TRICERATOPS)
- 鼓童
- el tempo
鼓童は日本を代表する太鼓芸能集団、el tempoはシシド・カフカが率いるリズム・プロジェクト。異なる音楽性を持つアーティストを一堂に集めた構成だった。
主催者は上野樹里。会場では地元の食材や商品を扱うマルシェも同時開催され、音楽だけでなく地域の魅力を発信する催しとして企画された。加古川市の公式情報と市民会館の公演案内でも、10月25日の開催と和田の出演が確認できる。
上野は2021年から加古川観光大使を務めており、地元を紹介する動画制作や農業への参加などを続けてきた。樹里フェスは、そうした地域活動と自身の音楽への関心を結びつけた企画でもある。
ぴあの事前インタビューでは、和田には絶対に出演してほしかったと語り、鼓童とのセッションも提案したことを明かしていた。夫を単にゲストとして招くのではなく、音楽家同士として新たな組み合わせを生み出そうとする姿勢が印象的だ。
TRICERATOPSは無期限活動休止、和田唱はソロで活動
ここで押さえておきたいのが、和田の現在の音楽活動だ。
TRICERATOPSは2024年8月19日、公式YouTubeチャンネルを通じて無期限の活動休止を発表した。その後、2024年11月から2025年1月にかけて活動休止ツアーを開催し、2025年1月10日のLINE CUBE SHIBUYA公演を最後にバンドとしての活動を休止した。
活動休止の理由について、発表時に詳細は明かされていない。したがって、解散と同じ意味で捉えるのは正確ではない。公式に発表されているのは無期限の活動休止だ。
一方、和田自身の活動は止まっていない。2026年にはソロ公演やバンド編成でのライブを展開。公式サイトでは、奥貫圭一朗(ベース)、川口ケイ(キーボード)、大野達哉(ドラム)を迎えた2026年春のツアーも告知されていた。
また、2026年2月には「和田唱 SOLO -COVERS vol.3-」を開催。ミュージカル『のだめカンタービレ』関連の楽曲制作やアレンジにも関わっており、活動の幅はバンド時代とは異なる方向へ広がっている。
2026年末から2027年初頭にも記念公演
2026年11月時点で、和田の公式サイトには50歳のアニバーサリー公演のファイナルとして、次の2公演が掲載されている。
出演:和田唱 & HIS BAND。公演情報は公式サイト掲載内容。
TRICERATOPSの活動休止後も、和田は新しいバンド編成やソロ公演を通じて音楽を届けている。2026年の動向を見る限り、バンドの枠にとらわれず、作曲家・演奏家として活動の場を広げていることが分かる。
【家族関係と噂の検証】平野レミ・和田誠とのつながり、子供の公表情報
和田唱の家族関係も、上野樹里との結婚が注目された理由の一つだ。
和田は料理愛好家・シャンソン歌手として知られる平野レミの長男であり、父はイラストレーター・映画監督として活躍した故・和田誠。上野にとっては平野レミが義母、和田誠が義父にあたる。
和田唱と平野レミは親子、和田誠は実父
和田唱は、音楽活動を始める前から著名な両親を持つ環境で育った。
ただし、両親の知名度だけで音楽家としてのキャリアを説明することはできない。和田は1997年にTRICERATOPSとしてメジャーデビューし、長年にわたりボーカル・ギター、作詞・作曲を担当してきた。
2026年2月5日には、平野レミと和田唱がテレビ朝日系「徹子の部屋」で親子初共演を果たした。和田は以前から母とのテレビ共演を控えていたが、この番組で初めて親子そろって出演。父・和田誠と親交のあった黒柳徹子を交え、家族の思い出を語った。
この共演は、和田が自分自身の音楽活動と家族の歴史を改めて語る機会にもなった。
上野樹里と平野レミの関係は?
上野と平野の関係については、結婚当初から良好なエピソードが報じられている。
2016年の結婚時には、平野が上野に料理道具のレミパンを贈り、料理を教えていきたいと祝福のコメントを寄せた。
また、2023年の「徹子の部屋」出演時、上野は平野と一緒に食事に行くことや、電話で長話をすることもあると紹介。家族思いの平野と家族で集まる時間を楽しんでいると話していた。
2026年2月の親子初共演も含め、和田家との関係は公の場で語られている範囲では温かなものとして伝えられている。
上野樹里と和田唱に子供はいる?
検索されることの多い疑問が、2人に子供がいるのかという点だ。
2026年11月時点で、2人が子供の誕生や人数について公式に発表したと確認できる情報は見当たらない。妊娠や出産について、本人たちが公表していない私生活の詳細を推測で補うことはできない。
2016年の結婚当時には、上野は妊娠していないと報じられていた。しかし、これは結婚時点の情報であり、現在の家族構成を示すものではない。
したがって、正確な整理は「子供に関する詳細は公表されていない」ということになる。「子供がいる」「子供がいない」といった断定を、本人の発表なしに行うことはできない。
離婚説や不仲説は事実なのか?
長く結婚生活を送る著名人には、夫婦仲や離婚をめぐる検索がつきまとう。しかし、今回確認できる本人発信や主要報道には、2人が離婚を発表した事実はない。
むしろ、2026年6月の「星の記憶」の共同演奏、10月の樹里フェスへの和田の出演、上野による夫への尊敬を語ったインタビューなど、夫婦の協力関係を示す具体的な情報がある。
ネット上の検索候補や匿名投稿だけでは、夫婦関係の実態を判断できない。本人たちが公の場で示している言葉や共同活動を軸に見ることが、情報を正しく理解する近道だ。
【和田唱と上野樹里】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:和田唱と上野樹里はいつ結婚した?
A1:2016年5月26日に婚姻届を提出し、所属事務所を通じて結婚を発表した。5月25日は上野樹里の誕生日で、入籍日は翌日の26日。
Q2:2人の馴れ初めはTRICERATOPSの「if」なの?
A2:そうした音楽的な縁が出会いのきっかけになった。上野が中学生の頃に「if」を購入し、テレビ番組で初めて買ったCDとして紹介。その話が和田に伝わり、ライブの案内を受け取るようになった。その後、ライブのリハーサルで初対面し、交際に発展した。
Q3:和田唱と上野樹里に子供はいる?
A3:子供の誕生や人数について、本人たちによる公式な公表情報は確認できない。非公表の家族情報を推測で断定することはできない。
まとめ:【プロの結論】和田唱と上野樹里の現在は音楽がつなぐ夫婦関係
和田唱と上野樹里は、2015年秋ごろの交際を経て2016年5月26日に結婚した。出会いのきっかけは、上野が中学生の頃から好きだったTRICERATOPSの「if」。ファンとミュージシャンとして始まった縁が、10年を経て夫婦の共同制作へと発展している。
2026年の大きな節目となったのは、上野が作詞し和田が作曲した「星の記憶」の公開だ。加えて、上野が主催する樹里フェス2026にも和田が出演。夫婦の音楽的なつながりは、家庭内だけにとどまらず、創作やイベントという形で外へ広がっている。
和田はTRICERATOPSの無期限活動休止後も、ソロや新しいバンド編成で活動を継続。上野も俳優業に加えて、故郷・加古川を盛り上げる企画を手がけている。
2人の関係を理解するうえで大切なのは、芸能人夫婦の噂や私生活の憶測よりも、本人たちが発信した言葉と、実際に形になった作品や活動を見ることだ。
結婚10周年の「星の記憶」は、単なる記念日の投稿ではない。音楽を通じて出会った2人が、10年後も互いの才能を尊重しながら新しい作品を生み出していることを示す出来事だった。
和田唱と上野樹里の現在を象徴するのは、結婚10年という数字以上に、音楽を通じて互いの世界を広げ続けている夫婦の姿なのかもしれない。