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コミケ来場者数2026最新|C108は延べ26万人、C97からの推移を徹底解説

穂積 彩花 穂積 彩花 • 更新: • 公開: • 読了約 16 分
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2026年11月4日時点で確認できるコミックマーケットの最新開催実績は、2026年8月15日・16日に開催された「コミックマーケット108(C108)」の2日間合計26万人です。1日目と2日目はいずれも13万人を記録しました。前回の冬コミC107は延べ30万人、2025年夏のC106は延べ25万人であり、開催時期によって参加者数に違いが表れています。

一方、歴代最多記録は2019年冬のC97が保持する延べ75万人(4日間)です。現在の2日間開催と単純に比較すると実態を見誤る可能性があります。会場となる東京ビッグサイトの大規模改修、使用できる展示ホール、サークルスペース数、開催日数なども数字を左右する重要な要素です。

【2026年最新】コミケ108の来場者数は2日間で延べ26万人

コミケ来場者数

2026年の夏コミとして開催されたコミックマーケット108は、8月15日(土)・16日(日)の2日間にわたって東京ビッグサイトで開催されました。

コミックマーケット準備会が8月24日に公開した公式アフターレポートによると、入場者数は次のとおりです。

  • 1日目・8月15日(土):13万人
  • 2日目・8月16日(日):13万人
  • 2日間合計:延べ26万人

両日とも13万人という結果になり、日ごとの来場者数に大きな偏りはありませんでした。2日間で約2万3,000のサークルスペースが設けられ、企業ブースには121社が出展しています。

今回の開催で注目したいのは、会場の一部が改修工事によって使用できない状況が続いていたことです。C108では東京ビッグサイトの東4~6ホールが使用できず、TFTホールも会場として活用されました。

そのような制約があるなかでも、2日間で26万人が参加しました。2025年夏のC106と比較すると1万人増えており、夏コミの参加者数が一方的に減少しているわけではありません。

【歴代来場者数ランキング】C97の75万人はなぜ過去最多なのか

コミケの歴代来場者数を語るうえで欠かせないのが、2019年12月に開催されたコミックマーケット97です。

コミックマーケット準備会の公式アフターレポートによると、C97の来場者数は4日間で延べ75万人。コミケット史上最大の記録を更新しました。

日別の参加者数は、1日目19万人、2日目18万人、3日目19万人、4日目19万人です。1日あたりの平均は18万7,500人となり、現在の2日間開催よりも多い規模でした。

C97は通常の2日間開催とは異なる特別な4日間開催

C97が4日間開催となった背景には、東京オリンピック・パラリンピックに伴う東京ビッグサイトの利用制約がありました。

会場の使用可能面積が大幅に縮小されたことから、C96~C98は4日間開催という特別な運営形態が採用されました。C97ではサークル参加数も約3万2,000に達し、企業ブースとサークルブースの双方で多くの参加者を集めました。

つまり、75万人という数字は、単純に1日あたりの集客力が現在より圧倒的に高かったことだけを意味しません。開催日数が長かったこと、会場の利用形態が異なっていたこと、複数日にわたって参加する人がいたことも関係しています。

そのため、C97の75万人とC108の26万人を比較する際は、総数だけでなく1日あたりの平均人数も確認する必要があります。

【来場者数の推移】C106・C107・C108を公式データで比較

コロナ禍後のコミケを理解するには、2025年夏から2026年夏までの3開催を並べると分かりやすくなります。

コミックマーケット準備会が公表した各回のアフターレポートを整理すると、次のようになります。

開催回 開催日 1日目 2日目 延べ人数 サークルスペース数
C106 2025年8月16~17日 12万人 13万人 25万人 約2万3,000
C107 2025年12月30~31日 15万人 15万人 30万人 約2万4,000
C108 2026年8月15~16日 13万人 13万人 26万人 約2万3,000
C97 2019年12月28~31日 19万人 18万人 19万人 合計75万人 約3万2,000

※C97は4日間開催のため、上表の1日目・2日目はそれぞれ19万人・18万人です。4日目までの合計が75万人となります。サークル数とサークルスペース数は公式資料上の表記が異なるため、完全に同一条件の指標ではありません。

C107はC106から5万人増加

2025年冬のC107は、1日目と2日目がそれぞれ15万人で、合計30万人でした。C106の25万人と比較すると5万人の増加です。

準備会の報告では、C107はコミックマーケット50周年を記念する開催であり、コロナ禍後で最多となる3万数千のサークル申込があったことも紹介されています。

また、海外からの参加者は75の国と地域に及びました。冬の比較的過ごしやすい気候も、参加者が集まりやすかった要因として準備会が挙げています。

C108はC107から4万人減少したが、夏コミでは増加

C108の延べ26万人は、C107の30万人と比較すると4万人少ない数字です。しかし、C106の25万人と比較すると1万人増加しています。

この比較から分かるのは、冬コミの30万人を基準にすると減少して見える一方、夏コミ同士で比べれば参加者数は回復しているということです。

コミケの来場者数を評価するときは、開催回だけでなく、夏と冬、開催日数、会場条件をそろえることが欠かせません。

【数字を左右する理由】東京ビッグサイトの会場規模とサークル数

コミケの来場者数は、イベントそのものの人気だけで決まるわけではありません。会場の使用可能面積や通路の幅、サークルスペースの数、一般参加者の待機場所など、運営上の条件が密接に関係しています。

東京ビッグサイトの総展示面積は約11万5,420平方メートル

東京ビッグサイトの公式施設案内によると、東・西・南の3つの展示棟を合わせた総展示面積は115,420平方メートルです。

国内最大級の展示施設ですが、この数字がそのままコミケで使用できる面積を意味するわけではありません。改修工事やイベントごとの会場配置によって、実際に使用できるホールは変わります。

例えば、C106とC107では東1~3ホールが使用できず、C108では東4~6ホールが使用できませんでした。利用可能な展示スペースが異なれば、サークル配置や一般参加者の移動経路にも影響します。

サークルスペース数は来場者数を考える重要な指標

コミケの魅力の中心にあるのは、個人や同人サークルによる創作物の頒布です。そのため、参加サークルの数や配置可能なスペース数は、一般参加者の来場動機と深く結び付いています。

準備会の公式資料では、C106が約2万3,000スペース、C107が約2万4,000スペース、C108が約2万3,000スペースでした。

また、C107では3万数千のサークル申込があり、東8ホールにも追加でサークルを配置するなどの調整が行われました。それでも約1万スペース近い抽選漏れが生じています。

この状況は、一般参加者だけでなく、出展を希望するサークル側にも強い需要が存在することを示しています。

会場改修は参加者数だけでなく安全面にも影響する

C106のアフターレポートでは、東京ビッグサイトの改修工事により東地区ガレリアの通路幅が狭くなっていたことが説明されています。また、南コンコースと西展示棟4階を結ぶエスカレーターが停止し、予定していた移動経路の変更を余儀なくされました。

準備会は、通路の安全確保や一般参加者の待機場所の制約から、簡単に入場者数を増やせる状況ではないと説明しています。

つまり、来場者数が増えない理由を人気の低下だけで説明するのは適切ではありません。会場の物理的な制約と安全な運営を両立させる必要があるためです。

【夏コミと冬コミを比較】冬のほうが来場者が多い理由

コミケには夏と冬の年2回開催という特徴があります。近年の実績を見ると、冬コミのほうが参加者を集めやすい傾向が確認できます。

夏コミは猛暑、冬コミは比較的過ごしやすい気候が影響

夏コミの大きな課題は、会場外での待機時間と暑さへの対策です。

C106のアフターレポートでは、東側の一般待機列は日差しを遮る場所が少なく、厳しい環境になることが説明されています。準備会は冷房の効いた東8ホールを臨時休憩所として開放し、瞬間冷却剤を約3万個配布しました。

それでも熱中症による救護室利用や救急搬送が発生しており、夏の参加には体調管理が欠かせません。

一方、C107の開催時は1日目の最高気温が16度、2日目が14度でした。準備会も、冬は夏より救護室の利用者が少なく、気候面で参加しやすい傾向があると説明しています。

開催日程も参加者数を左右する

季節だけでなく、開催曜日や年末年始との位置関係も重要です。

準備会によると、C105は10年ぶりに大晦日を外した日程で開催され、コロナ禍後最高となる延べ30万人を記録しました。C107も12月30日・31日の開催で30万人を集めています。

一方、C106は会場側からの要請により、通常の夏コミより1週間遅い日程で開催されました。準備会は、こうした日程の違いも参加者数に影響した可能性を説明しています。

ただし、冬コミなら必ず30万人を超えるという法則があるわけではありません。参加者数は、日程、気候、ホールの利用状況、参加サークルの構成など複数の要因によって変化します。

【コミケ109の開催日程】2026年冬は3日間開催へ

2026年11月4日時点で、次回のコミックマーケット109(C109)は、12月29日(火)~31日(木)の3日間開催が予定されています。

準備会は2026年3月24日に日程を正式発表しました。2日間を超える開催は、2019年冬のC97以来となります。

C109は東4~6ホールが使用できない

C109でも東京ビッグサイトの大規模改修工事の影響が続き、東4~6ホールは使用できません。

公式案内では、サークルは東1~3・7~8ホール、西1~2ホール、南1~2ホールに配置される予定です。企業ブースは西3~4ホールと南3~4ホールが使用されます。

開催時間はサークルが10時30分~16時、企業ブースは1・2日目が10時30分~17時、最終日は16時までと案内されています。

なぜC109は3日間開催になったのか

準備会が公表した開催日程の説明によると、C107ではコロナ禍後最多となる3万数千のサークル申込がありました。東8ホールにも約1,000スペースを追加しましたが、それでも約1万スペース近い抽選漏れが生じました。

加えて、C108のサークル申込スペース数もC106を下回らない増加となっていました。

冬は夏よりサークル申込が多い傾向にあり、会場の改修工事によって使用できるホールも限られています。こうした事情を踏まえ、準備会はC109を3日間開催とする判断をしました。

なお、準備会は2027年度には改修工事後の全16ホールでの開催を見込んでおり、3日間開催はひとまず2026年冬のみの対応として、今後のサークル申込数を見ながら検討する考えを示しています。

C109はこれから開催されるイベントであり、来場者数の実績はまだ発表されていません。C108の26万人やC107の30万人を参考にすることはできますが、3日間開催だからといって単純に人数を予測することはできません。

【コミケの来場者数】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年最新のコミケ来場者数は何万人ですか?
A1:2026年8月開催のC108が最新の完了開催実績です。1日目13万人、2日目13万人で、2日間合計は延べ26万人でした。

Q2:コミケの歴代最多来場者数は何万人ですか?
A2:2019年12月開催のC97が記録した延べ75万人です。4日間開催で、日別の人数は19万人、18万人、19万人、19万人でした。

Q3:コミケの来場者数は減少していますか?
A3:一概に減少しているとはいえません。C106は25万人、C107は30万人、C108は26万人でした。冬と夏の違いや会場改修、開催日程などを考慮する必要があります。

Q4:夏コミと冬コミではどちらが来場者数が多いですか?
A4:近年は冬コミのほうが参加者を集めやすい傾向があります。準備会も気候の影響を指摘しています。ただし、開催日程やサークル数によって結果は変わります。

Q5:コミケ109はいつ開催されますか?
A5:2026年12月29日(火)~31日(木)の3日間です。東京ビッグサイトで開催されますが、東4~6ホールは改修工事のため使用できません。

まとめ:【プロの結論】コミケ来場者数は開催条件とセットで読む

2026年最新のコミケ来場者数は、C108の延べ26万人です。1日目と2日目がそれぞれ13万人で、2025年夏のC106の25万人を1万人上回りました。

一方、2025年冬のC107は30万人、2019年冬のC97は歴代最多の75万人を記録しています。数字だけを並べると減少しているようにも見えますが、開催日数や季節、会場の利用条件が異なるため、単純な比較には注意が必要です。

コミケの参加規模を正しく判断するために押さえておきたい要点は、次の3つです。

  • 延べ人数と実人数を区別する:複数日に参加する人は日ごとの入場者数に含まれるため、延べ人数は実際の参加者のユニーク人数とは異なる。
  • 夏と冬を分けて比較する:気温や開催日程によって参加しやすさが変わり、季節ごとの数字には差が生じる。
  • 会場とサークル数を確認する:東京ビッグサイトの改修工事や使用ホール、サークルスペース数は参加規模に直接関係する。

今後の注目は、2026年12月29日から開催されるC109です。久しぶりの3日間開催となり、会場改修が続くなかで、サークル需要にどう対応するのかが焦点になります。

さらに2027年度には全16ホールでの開催が見込まれています。会場条件が変わった後、来場者数やサークルスペース数がどのように推移するのかも重要な観察ポイントです。

コミケの規模を測るうえで大切なのは、過去最多の数字だけを追うことではありません。参加者、サークル、会場、開催日数という4つの要素を合わせて見ることで、コミックマーケットが今どのような成長段階にあるのかを、より正確に理解できます。

主な根拠資料: コミックマーケット準備会の公式アフターレポート(C97・C106・C107・C108)、C109開催日程発表、東京ビッグサイト公式施設案内。

編集上の重要な修正点: C97の表については、日別人数と合計人数を正しく区別する必要があります。上記記事では75万人を4日間の合計として扱っています。

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トレンドリサーチャー 穂積 彩花
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