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二十四時間テレビマラソン歴代ランナーと走行距離を総検証!2026年星野真里と疑惑の真相

安曇 春香 安曇 春香 • 更新: • 公開: • 読了約 27 分
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2026年の『24時間テレビ49』でチャリティーランナーを務めたのは、俳優の星野真里。8月29日から30日にかけて放送された番組で、星野は80kmを走破し、午後8時42分に両国国技館へゴールした。今回の企画は「できた!を増やす子ども募金」と題され、子どもたちの可能性や自分らしく暮らせる環境を支援することを目的としていた。

1992年に間寛平が始めたチャリティーマラソンは、2026年で35年目を迎えた。歴代ランナーには、間寛平、萩本欽一、イモトアヤコ、みやぞん、やす子、横山裕など、各時代を代表する著名人が名を連ねる。最長記録として知られる間寛平の600kmは7日間かけた挑戦であり、24時間以内の記録とは区別する必要がある。また、ネット上で繰り返される「やらせ」「ワープ」疑惑についても、過去の映像表示問題や近年の検証報道を整理すると、見えてくる事実がある。

【2026年最新】星野真里が80km完走!チャリティーマラソンに選ばれた理由とは

二十四時間テレビマラソン

2026年8月29日・30日に放送された第49回『24時間テレビ』のチャリティーランナーは、俳優の星野真里だった。

ランナーへの起用は2026年6月21日、日本テレビ系『Golden SixTONES』の番組内で発表された。チャリティーパートナーを務めるSixTONESのメンバーにも事前に知らされていなかったサプライズ発表だった。

星野真里が走った理由と子ども支援への思い

今回のマラソンには、星野自身の子育て経験と、子どもたちが置かれている環境への問題意識が反映されていた。

星野は2024年、長女が先天性ミオパチーという指定難病を患っていることを公表している。娘は電動車いすや人工呼吸器を使用しながら生活しており、星野は家族として日々の暮らしと向き合ってきた。

今回の企画で掲げられたのは「できた!を増やす子ども募金」。すべての子どもが周囲の環境や身体的な事情によって可能性を制限されず、自分の居場所を選べる社会を目指すという趣旨だった。

日本テレビの番組発表では、星野の願いとして、子どもたち自身が自分の居場所を選べる世の中になってほしいという考えが紹介された。

星野真里の走行距離と完走結果

星野は80kmを走り、2026年8月30日午後8時42分にゴール。ゴール直前には長女と抱き合う場面も放送された。

完走時点で発表された「できた!を増やす子ども募金」は3億8054万8400円。その後、募金の受付期間を含めた集計が行われ、2026年10月26日に発表された最終的な同募金額は4億1224万6566円となった。

同じ発表によると、2026年の24時間テレビ全体の寄付金総額は15億5436万6256円。番組放送終了時点の数字と最終集計額には差があり、募金は放送終了後も集計・受付が続く仕組みになっている。

星野の挑戦は、単に80kmを走るというスポーツ企画にとどまらず、子どもの生活環境や社会参加について考える機会を提供した点に特徴があった。

【完全一覧】二十四時間テレビマラソン歴代ランナーと走行距離・完走結果

チャリティーマラソンが始まったのは1992年の第15回。2026年までの35年間には、単独走、複数人によるリレー、駅伝、トライアスロン、募金ランなど、さまざまな形式が採用されてきた。

以下は歴代ランナーと公表された走行距離を整理した一覧。複数人で走った年は合計距離を記載し、単独ランナーの距離と単純比較できないものは形式も併記している。

年 歴代ランナー 走行距離・完走結果
1992年間寛平約153km・途中打ち切り
1993年間寛平200km・完走
1994年ダチョウ倶楽部100km・グループ企画
1995年間寛平約600km・7日間で完走
1996年赤井英和100km・ゴール
1997年山口達也100km・完走
1998年森田剛100km・完走
1999年錦野旦110km・完走
2000年トミーズ雅150km・完走
2001年研ナオコ85km・完走
2002年西村知美100km・完走
2003年山田花子110km・時間外ゴール
2004年杉田かおる100km・完走
2005年丸山和也100km・完走
2006年アンガールズ100km企画・完走
2007年萩本欽一70km・時間外ゴール
2008年エド・はるみ111km・完走
2009年イモトアヤコ126.585km・時間外ゴール
2010年はるな愛85km・完走
2011年徳光和夫約63.2km・完走
2012年佐々木健介・北斗晶一家合計120km・リレー
2013年大島美幸88km・時間外ゴール
2014年城島茂101km・完走
2015年DAIGO100km・完走
2016年林家たい平100.5km・完走
2017年ブルゾンちえみ90km・完走
2018年みやぞん合計161.55km・トライアスロン完走
2019年いとうあさこ・近藤春菜・よしこ・水卜麻美合計148.78km・4人駅伝
2020年高橋尚子・チームQ合計236km・募金ラン
2021年岸優太・城島茂ら約100km・募金リレー
2022年兼近大樹100km・完走
2023年ヒロミ102.3km・完走
2024年やす子80km超・完走
2025年横山裕105km・完走
2026年星野真里80km・完走

※距離は当時の報道・番組発表を基準とした概数を含む。1992年の間寛平は200kmの予定だったが、約153km地点で打ち切り。1995年の600kmは7日間の挑戦であり、通常の24時間走とは異なる。2018年のみやぞんは水泳1.55km、自転車60km、ラン100kmの合計。2019~2021年も複数人で距離を分担したため、単独走の記録とは分けて考える必要がある。

歴代最長600kmの間寛平と24時間最長200kmの違い

歴代最長記録として紹介されるのは、1995年の間寛平による約600km。阪神・淡路大震災が発生した年に、神戸から東京までを7日間かけて走った特別企画だった。

この挑戦には震災からの復興への思いが込められていた。600kmという数字は非常に大きいが、24時間で走った距離ではない。

一方、通常の24時間マラソンで歴代最長とされるのは、1993年の間寛平による200km。1992年の初挑戦で完走できなかった間寛平が、翌年に再挑戦して達成した記録だ。

この2つを混同すると、歴代ランキングの意味が変わってしまう。「歴代最長600km」と「24時間で200km」は、それぞれ別の記録として扱うのが正確である。

女性ランナーの最長記録はイモトアヤコ

女性ランナーで特に長い距離を走った人物として知られるのが、2009年のイモトアヤコだ。

当時23歳だったイモトは126.585kmに挑戦。長距離走行に加え、番組終了後にゴールする展開も大きな話題になった。

女性ランナーの距離は、2010年のはるな愛が85km、2013年の大島美幸が88km、2017年のブルゾンちえみが90kmなど、年によって設定が異なる。2024年のやす子、2026年の星野真里も80km前後の距離を走っている。

【歴史と経緯】マラソン企画はなぜ始まり、リレー・募金ランへ変化したのか

『24時間テレビ』そのものは1978年に始まったが、現在につながるチャリティーマラソン企画が登場したのは1992年。番組の歴史の中では、比較的新しい大型企画に位置づけられる。

1992年:間寛平が初代ランナーに選ばれる

初代ランナーを務めたのは、長距離走に実績があったお笑いタレントの間寛平だった。

当初の予定距離は200km。しかし、走行コースが事前に公表されていたため、沿道に多くの観客が集まり、安全確保が難しくなった。結果として約153km地点で企画は打ち切られた。

翌1993年は、前年の経験を踏まえてコースを事前公開しない形に変更。間寛平は200kmを走り切り、初挑戦の未完走を翌年に果たした。

この経緯は、現在の24時間テレビマラソンでコースが非公開になる理由を考えるうえでも重要だ。

2018年:みやぞんがトライアスロンに挑戦

2018年の第41回では、ANZEN漫才のみやぞんが史上初のトライアスロン形式に挑戦した。

内訳は水泳1.55km、自転車60km、長距離走100km。合計161.55kmという大規模な挑戦だった。

番組公式記録によると、みやぞんは8月25日に水泳をスタートし、自転車競技を経て、夜から100kmのランに突入。翌26日午後8時45分ごろ、日本武道館にゴールした。

この年の特徴は、単純に走行距離を伸ばしたのではなく、3種目を組み合わせることで企画そのものを進化させたことにある。

2019~2021年:駅伝と募金ランへの転換

2019年は単独ランナーではなく、4人による駅伝形式が採用された。近藤春菜、よしこ、水卜麻美、いとうあさこの4人がたすきをつなぎ、合計148.78kmを走った。

2020年は新型コロナウイルス感染症の流行によって、従来の公道マラソンとは異なる方式が採用された。高橋尚子が考案した「募金ラン」では、1周5kmのコースを走るごとに10万円を寄付する仕組みが導入された。

高橋本人の走行と、土屋太鳳、吉田沙保里、陣内貴美子、松本薫、野口みずきらによるチームQのリレーを合わせ、合計236kmに達した。

2021年も一般公道ではなく閉鎖された敷地内で「復興への想いをつなぐ募金リレー」を実施。岸優太や城島茂、五郎丸歩、荒川静香らが参加し、約100kmをつないだ。

この2年間は、感染症対策だけでなく、走る行為そのものを寄付につなげる仕組みが明確になった時期でもある。

【選考理由と募金の仕組み】やす子・横山裕・星野真里に共通するテーマ

チャリティーランナーは、単純に走力だけで選ばれるわけではない。番組のテーマや社会的なメッセージ、本人が抱えてきた経験などが企画と結びつくことで、マラソンの意味が伝わりやすくなる。

ただし、日本テレビがすべての歴代ランナーについて、統一された選考基準や内部審査の詳細を公表しているわけではない。個別の起用理由は、番組発表や本人の発言から読み取れる範囲に限られる。

近年のチャリティーランナーと企画目的

2024年以降は、走ることによって集めた寄付金の使途を明確にした目的別募金が目立つようになった。

特に2024年のやす子、2025年の横山裕、2026年の星野真里には、子どもたちの生活や将来を支援するという共通点がある。

  • 2024年・やす子:「全国の児童養護施設に募金マラソン」。自身と児童養護施設との関わりを背景に、全国の施設で生活する子どもたちへの支援を呼びかけた。
  • 2025年・横山裕:「子ども支援マラソン」。自身の弟がかつて児童養護施設でお世話になった経験などを番組で紹介し、支援を必要とする子どもたちのために105kmを走った。
  • 2026年・星野真里:「できた!を増やす子ども募金」。子どもの可能性や居場所の選択肢を広げることを目的に80kmを完走した。

3人の企画は、それぞれ異なる背景を持ちながら、子どもたちの生活環境を支えるという方向性でつながっている。

2024年のやす子は児童養護施設のためにいくら集めた?

2024年の第47回でランナーを務めたやす子は、全国の児童養護施設への支援を目的に80kmを超える距離を走った。

番組終了時点で発表された募金額は4億3801万4800円。その後、日本テレビが2024年10月27日に発表した最終集計では、やす子の「マラソン児童養護施設募金」は5億493万6310円となった。

日本テレビの発表によると、寄付金は全国の児童養護施設への支援に使用される。子どもたちへの図書券、自転車、衣服、スポーツ用品、パソコンなどに加え、施設で使用する設備や備品も支援対象となった。

ここで注目したいのは、単に番組終了時の募金額を発表するだけでなく、集まった資金をどのような用途に充てるのかを具体化した点だ。

募金ランの仕組みと目的は通常のマラソンとどう違う?

通常のチャリティーマラソンは、ランナーが設定された距離を走り、番組を通じて寄付や社会的関心を呼びかける形式が中心だった。

一方、2020年の募金ランでは、走行距離と寄付額が直接連動する仕組みが採用された。

高橋尚子が考案した方式では、1周5kmを走るごとに10万円を寄付する。走った距離が増えるほど寄付額も増えるため、ランナー自身の挑戦と寄付の関係が分かりやすい。

2024~2026年は、走ることと目的別募金を組み合わせる形に発展している。特定の社会課題に寄付金を届けることで、マラソン企画の社会的な意味をより具体的に示す狙いがある。

【徹底検証】二十四時間テレビマラソンのやらせ・ワープ疑惑は本当なのか

チャリティーマラソンを語るうえで避けて通れないのが、インターネット上で繰り返される「やらせ疑惑」と「ワープ疑惑」だ。

特に2002年の西村知美、2024年のやす子、2026年の星野真里のマラソンは、放送中の距離表示やゴール時間をめぐって議論が起きた。

2002年・西村知美のワープ疑惑とは?

広く知られるようになったのは、2002年に西村知美が100kmに挑戦した際の出来事だ。

当時、テレビ画面に表示された残り距離が、短時間で大幅に減ったように見えたことから、視聴者の間で「1時間で20km近く走ったのではないか」「車で移動したのではないか」という疑問が浮上した。

この騒動はネット上で「西村知美ワープ疑惑」と呼ばれるようになった。

その後、24時間マラソン追跡団と呼ばれる有志グループが活動を開始した。ITmediaねとらぼの2017年の取材記事では、追跡団のメンバーが2002年の疑惑を結成のきっかけとして説明している。

一方、当時の追跡記録を残すサイトでは、テレビの距離表示について、生中継映像と録画映像が混在したことによって、視聴者に実際の進行状況とは異なる印象を与えた可能性が指摘されている。

つまり、画面上の数字の変化だけでは、実際の移動経路や走行距離を確定できない。ワープ疑惑が広まった経緯と、車移動が実際に行われたという証拠は分けて考える必要がある。

2024年・やす子の完走時間をめぐる疑惑

2024年には、やす子が児童養護施設への募金マラソンを完走した後、YouTuberによる検証動画をきっかけに、企画の進行を疑問視する報道が出た。

問題になったのは、同じような道を歩いて検証した人物が、やす子より短い時間でゴールできたとする主張だった。

しかし、この検証については注意点がある。検証者がやす子とまったく同じコースを、同じ交通状況や休憩条件で移動したと確認されたわけではない。

また、検証動画の内容と実際のマラソンの進行条件は同一ではない。したがって、別の人物が早く到着したという比較だけで、やす子の走行に不正があったと断定することはできない。

当時、女性自身の報道を伝えたライブドアニュースでは、日本テレビへの取材に対して期限までに回答がなかったことも紹介された。局側から詳細な説明がないことは、視聴者の疑問が残る一因になった。

2026年・星野真里にも車移動疑惑が浮上

2026年も星野真里の完走後、SNS上で車移動を疑う声が出た。

疑惑の一つは「19時台に残り29kmもあったのに、20時42分にゴールできるのは不自然」というものだった。

しかし、日刊ゲンダイDIGITALの2026年8月31日の報道では、午後6時49分ごろの番組表示で、星野の走行距離が71.8km、残りが8.2kmとされていたことが紹介されている。

この数字は、最終走行距離を80kmとする報道と整合する。つまり、100kmマラソンを前提に残り距離を計算すると、実際の進行状況を誤って理解することになる。

日刊スポーツも星野が80kmを完走したと報道しており、ゴール時刻は午後8時42分。2026年の疑惑には、過去の100km前後のマラソンの印象から、今回の設定距離を誤認した可能性がある。

なお、報道媒体によって70kmという表記も見られたが、80kmとする報道や途中経過の距離表示との整合性を考慮する必要がある。

やらせ・ワープ疑惑について確認できる事実と未確認情報

これまでの主な疑惑を整理すると、次のようになる。

  • 確認できる事実:2002年に西村知美の距離表示が疑問視され、追跡活動が始まったこと。
  • 確認できる事実:2024年にやす子の完走時間をめぐって第三者による検証動画が話題になったこと。
  • 確認できる事実:2026年の星野真里は80kmを走り、午後8時42分にゴールしたと報道されたこと。
  • 未確認の情報:各年のランナーが実際に車両へ乗って移動したという主張。
  • 未確認の情報:ゴール時刻を合わせるため、走行距離や進行状況が意図的に操作されたという断定。

現時点で公開された資料から、歴代の疑惑すべてを一括して「やらせだった」と結論づけることはできない。一方で、コースや全行程の記録を一般視聴者が独立して検証できる仕組みが十分に公開されているわけでもない。

疑惑を検証する際は、少なくとも実際の走行距離、スタート時刻、ゴール時刻、途中経過、休憩時間、映像が生中継か録画かという条件をそろえる必要がある。

【コースと評判】24時間テレビのマラソンルートはなぜ非公開?視聴者の評価も検証

マラソンコースが非公開になった理由

24時間テレビのマラソンコースは、原則として事前に詳細を公表しない運用が続いている。

その背景には、1992年の初挑戦で発生した沿道の混雑がある。走行ルートが事前に知られたことで観客が集中し、ランナーやスタッフ、一般の通行人の安全確保が難しくなった。

翌1993年からコースを非公開にする形へ変更したことは、マラソン企画の運営上の大きな転換点だった。

2022年の兼近大樹の挑戦でも、日本テレビは走行ルートについて安全上の理由から非公開と説明している。

現在のマラソンでは、沿道の人だかりだけでなく、交通規制、ランナーの体調管理、スタッフの安全確保など、複数の問題を考慮する必要がある。

そのため、コースを非公開にすること自体には合理的な理由がある。ただし、非公開だからこそ、走行距離や完走結果については、視聴者が納得できる情報提供が求められる。

日本テレビのチャリティーマラソンに対する評判

この企画の評判は、大きく分けると肯定的な評価と批判的な評価がある。

肯定的な評価として挙げられるのは、社会問題を広く伝える力だ。

芸能人が長距離を走る姿を通じて、児童養護施設、障害のある子どもたちの生活、災害復興など、普段は接点の少ないテーマに視聴者が関心を持つきっかけになる。

2024年のやす子の募金マラソンや2026年の星野真里の子ども募金は、個人の経験と社会的な支援を結びつけた企画として特徴的だった。

一方、批判的な評価としては、長距離走行の安全性や演出の透明性、チャリティーとテレビ番組のエンターテインメント性の関係が挙げられる。

特に、ゴール時刻に合わせて進行しているように見える演出や、途中経過が十分に分からないことは、疑念を生みやすい。

また、感動的な演出だけが注目され、集めた募金がどのような支援につながったのかが十分に伝わらなければ、チャリティー本来の目的が見えにくくなる。

マラソン企画を評価するときに見るべき4つの基準

番組を評価する際には、ランナーの頑張りやゴールの感動だけでなく、次の4点を確認すると実態が分かりやすい。

  1. 距離の正確性:予定距離と実際の走行距離が区別され、完走結果が公表されているか。
  2. 安全管理:コース非公開や休憩、医療スタッフの配置など、安全確保の仕組みが整っているか。
  3. 募金の透明性:放送終了時点の募金額と最終集計額、使途が明確に説明されているか。
  4. 社会的な成果:募金によって支援対象者や施設に何が届けられたのか、事後報告があるか。

特に3番目と4番目は、チャリティー企画としての信頼性を考えるうえで欠かせない。マラソンの感動を寄付という具体的な支援につなげられるかどうかが、企画の価値を左右する。

【プロの結論】歴代マラソンの本当の価値は距離よりも社会的な成果にある

1992年の間寛平から2026年の星野真里まで、24時間テレビのチャリティーマラソンは、時代に合わせて形式を変えてきた。

初期には100kmを超える単独走が中心だったが、2018年にはトライアスロン、2019年には駅伝、2020年には募金ラン、2021年には募金リレーが登場した。

2024年以降は、児童養護施設や子どもたちの将来を支援する目的別募金が企画の中心に置かれている。

この変化は、単に距離を競う企画から、走ることを通じて社会課題を伝える企画への発展として捉えられる。

歴代記録を振り返る際にも、600kmという数字だけを最長記録として取り上げるのではなく、1993年の200km、2018年のみやぞんのトライアスロン、2020年の募金ラン236kmなど、それぞれの形式を理解することが重要だ。

そして、やらせやワープ疑惑についても、疑惑が広まった事実と、不正行為が実際にあったことは別問題である。映像の距離表示、実際の走行距離、第三者の追跡記録などを照らし合わせて判断する必要がある。

今後の日本テレビには、コースの安全性を守りながら、距離や募金の使途、支援の実績をより分かりやすく伝える姿勢が期待される。

【二十四時間テレビマラソン】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:24時間テレビマラソンの歴代最長記録は誰の何kmですか?
A1:歴代最長は1995年の間寛平による約600kmです。ただし、7日間かけた特別企画です。通常の24時間走行での最長記録は1993年の200kmです。

Q2:2026年のチャリティーランナーは誰で何km走りましたか?
A2:俳優の星野真里です。2026年8月30日に80kmを完走し、午後8時42分に両国国技館へゴールしました。

Q3:2024年のやす子は何km走りましたか?
A3:やす子は児童養護施設への募金マラソンで80kmを超える距離を完走しました。番組終了時点の募金額は4億3801万4800円で、その後の最終集計では5億493万6310円となりました。

Q4:2025年の横山裕は何km走りましたか?
A4:SUPER EIGHTの横山裕は105kmを走破しました。2025年8月31日午後8時45分ごろにゴールし、子ども支援を目的としたマラソンに挑戦しました。

Q5:24時間テレビのマラソンにワープや車移動はあったのですか?
A5:2002年の西村知美や2024年、2026年のランナーについて、距離表示や進行状況をめぐる疑惑が話題になりました。しかし、疑惑が報じられたことと、車移動などの不正が証明されたことは同じではありません。個々の年の記録や報道を分けて確認する必要があります。

Q6:24時間テレビのマラソンコースはどこですか?
A6:年によって異なり、詳細な走行ルートは安全上の理由から原則として事前公開されません。ゴール地点は両国国技館など、開催年の番組会場が使用されます。

Q7:募金ランとは普通のチャリティーマラソンと何が違いますか?
A7:募金ランは走行距離と寄付金額を連動させるなど、走ること自体を募金につなげる形式です。2020年は5km走るごとに10万円を寄付する仕組みが採用され、2024年以降は支援対象を明確にした目的別募金も実施されています。

まとめ:二十四時間テレビマラソンは2026年も新たな形へ

二十四時間テレビマラソンは、1992年の間寛平から始まり、2026年の星野真里まで35年にわたって続いてきた大型チャリティー企画だ。

歴代最長の600kmは1995年の7日間の挑戦であり、24時間での最長記録は1993年の200km。2018年のみやぞんのトライアスロン、2020年の募金ラン、2024年のやす子による児童養護施設募金など、企画の形は時代とともに変化している。

2026年の星野真里は80kmを完走し、「できた!を増やす子ども募金」を通じて4億1224万6566円を集めた。今回の挑戦は、マラソンを通じて子どもたちの生活や将来について考える機会をつくった。

一方、やらせ・ワープ疑惑については、過去の距離表示問題やSNS上の推測だけで不正を断定することはできない。疑惑を検証する際には、実際の距離、映像の時刻、途中経過、公式発表を照らし合わせることが欠かせない。

今後のチャリティーマラソンに求められるのは、ランナーの努力を伝える演出だけではない。寄付金がどこに届き、どのような変化を生み出したのかを継続的に公開することだ。走った距離の記録と、その先にある支援の成果。その両方が明確になってこそ、長く支持されるチャリティー企画になる。

主な調査根拠:日本テレビ公式番組情報・歴史資料・プレスリリース、日刊スポーツ、ORICON NEWS、マイナビニュース、ITmediaねとらぼ、ライブドアニュースなど。

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安曇 春香
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