2026年11月4日現在、なでしこジャパン(女子サッカー日本代表)の注目を集めた活動が、10月の欧州遠征だ。日本サッカー協会(JFA)は9月22日、ハイチ女子代表戦とドイツ女子代表戦に臨む23選手を発表。長谷川唯、長野風花、谷川萌々子ら海外の強豪クラブでプレーする主力に加え、FW島田芽依がA代表初招集を果たした。招集された23人のうち海外組は22人、国内組は三菱重工浦和レッズレディースのDF高橋はなの1人という構成だった。
今回の選考では、2017年以来の代表メンバー入りとなったGK松本真未子、バイエルン・ミュンヘンでプレーする谷川萌々子、そして初招集の島田芽依など、選手の顔ぶれにも変化が見られた。一方、発表後には負傷による不参加や追加招集も発生している。背番号、ポジション、所属クラブから選考の狙い、欧州遠征の試合結果、2027年FIFA女子ワールドカップへの展望まで整理する。
【2026年最新】女子サッカー日本代表の10月欧州遠征メンバー23人一覧
JFAが2026年9月22日に発表した当初の招集メンバーは23人。ポジション別の内訳はGK3人、DF7人、MF10人、FW3人となっている。
以下は発表時点の背番号と所属クラブをまとめた一覧だ。後述するように、その後の負傷による不参加や追加招集によって、実際の遠征メンバーには変更が生じている。
GK(ゴールキーパー)3人
| 背番号 | 選手名 | 所属クラブ |
|---|---|---|
| 1 | 山下杏也加 | マンチェスター・シティ(イングランド) |
| 12 | 松本真未子 | マインツ05(ドイツ) |
| 23 | 大熊茜 | アストン・ビラ(イングランド) |
GKでは、経験豊富な山下杏也加、ドイツでプレーする松本真未子、アストン・ビラ所属の大熊茜が選ばれた。
山下はマンチェスター・シティでプレーする日本代表の重要な守護神。大熊もイングランドで経験を積む若手GKとして存在感を示している。
松本は2017年以来の代表メンバー入りとなり、今回の選考における大きな話題の一つとなった。ただし、後述のとおり負傷によって遠征には参加していない。
DF(ディフェンダー)7人
| 背番号 | 選手名 | 所属クラブ |
|---|---|---|
| 4 | 守屋都弥 | ユタ・ロイヤルズ(アメリカ) |
| 13 | 北川ひかる | エバートン(イングランド) |
| 5 | 高橋はな | 三菱重工浦和レッズレディース |
| 16 | 山本柚月 | デンバー・サミットFC(アメリカ) |
| 2 | 石川璃音 | エバートン(イングランド) |
| 21 | 白垣うの | ノースカロライナ・カレッジ(アメリカ) |
| 6 | 古賀塔子 | トッテナム・ホットスパー(イングランド) |
DFでは、イングランドのエバートンに所属する北川ひかると石川璃音、アメリカでプレーする守屋都弥、山本柚月、白垣うのらが選出された。
特に注目したいのが古賀塔子だ。若い世代の選手として海外クラブで経験を積み、今後の代表を支える存在として期待される。
また、DFで唯一の国内クラブ所属選手となったのが高橋はな。三菱重工浦和レッズレディースから選出され、WEリーグでプレーする選手の代表入りを象徴した。
MF(ミッドフィルダー)10人
| 背番号 | 選手名 | 所属クラブ |
|---|---|---|
| 8 | 清家貴子 | ブライトン(イングランド) |
| 14 | 長谷川唯 | マンチェスター・シティ(イングランド) |
| 20 | 三浦成美 | ユタ・ロイヤルズ(アメリカ) |
| 18 | 林穂之香 | エバートン(イングランド) |
| 10 | 長野風花 | リバプールFC(イングランド) |
| 22 | 千葉玲海菜 | ユベントス(イタリア) |
| 7 | 宮澤ひなた | マンチェスター・ユナイテッド(イングランド) |
| 15 | 藤野あおば | マンチェスター・シティ(イングランド) |
| 17 | 浜野まいか | チェルシー(イングランド) |
| 19 | 谷川萌々子 | バイエルン・ミュンヘン(ドイツ) |
MFは10人が選出され、今回のメンバーでも特に充実したポジションとなった。
中心となるのは長谷川唯と長野風花。加えて、ドイツのバイエルン・ミュンヘンでプレーする谷川萌々子、マンチェスター・シティの藤野あおば、チェルシーの浜野まいかなど、海外のトップレベルで競争する選手がそろった。
経験と将来性を兼ね備えた中盤は、狩野倫久監督が目指す攻守にアグレッシブなサッカーを支える重要な部分だ。
FW(フォワード)3人
| 背番号 | 選手名 | 所属クラブ |
|---|---|---|
| 11 | 田中美南 | ユタ・ロイヤルズ(アメリカ) |
| 9 | 植木理子 | ウェストハム・ユナイテッド(イングランド) |
| 24 | 島田芽依 | ヴェルダー・ブレーメン(ドイツ) |
FWでは、経験豊富な田中美南、ウェストハムの植木理子、そして初招集の島田芽依が選ばれた。
島田は今回のメンバーで唯一のA代表初招集選手。ドイツのヴェルダー・ブレーメンでプレーするストライカーとして、代表の攻撃陣に新たな選択肢を加える存在となった。
【注目選手5人】長谷川唯・長野風花・谷川萌々子ら海外組の所属クラブと役割
今回の選考を理解するうえで欠かせないのが、選手と所属クラブの関係だ。
なでしこジャパンにはイングランド、ドイツ、アメリカ、イタリアなど、異なるリーグで競争する選手が集まっている。クラブで経験しているサッカーの違いは、代表チームの戦術的な選択肢にもつながる。
選手・所属クラブ・代表での注目ポイント
長谷川唯|マンチェスター・シティの中盤を支える司令塔
MF・背番号14/イングランド
長谷川唯は、今回のなでしこジャパンを語るうえで欠かせない選手だ。
マンチェスター・シティに所属し、世界トップレベルの女子サッカーで経験を重ねている。
中盤でのボール保持、パスの選択、攻撃の組み立てなど、チーム全体のリズムを整える能力が持ち味。日本代表でも、相手の守備を見ながら攻撃の方向性を変える働きが期待される。
特に欧州の強豪国と対戦する場合、相手のプレッシャーを受けながら冷静にボールを動かせる選手の存在は大きい。
長野風花|リバプールで磨く中盤の安定感
MF・背番号10/イングランド
長野風花はリバプールFCに所属するMF。長谷川唯とともに、日本の中盤を支える重要な存在だ。
相手の攻撃を抑えながら、味方につなぐパスで攻撃の起点をつくる。攻守の切り替えが速い試合では、その判断力がチーム全体の安定感に直結する。
長谷川と長野が中盤でどのように連係するかは、2027年ワールドカップを見据えた日本代表の大きな注目ポイントとなる。
谷川萌々子|バイエルンで成長する次世代の主力候補
MF・背番号19/ドイツ
谷川萌々子はドイツの名門バイエルン・ミュンヘンに所属するMFだ。
若い世代の選手ながら、海外の高い競争環境でプレーしている点が大きな特徴。長谷川や長野とは異なる持ち味を持ち、前線に絡む攻撃的なプレーでも期待される。
ドイツでの経験を積んだ谷川が、同国代表との試合でどのような存在感を示すかも見どころとなった。
島田芽依|ブレーメンから初めてA代表へ
FW・背番号24/ドイツ
島田芽依は今回の欧州遠征でA代表初招集を果たしたFWだ。
所属先はヴェルダー・ブレーメン。ドイツでプレーする若手選手として、代表での新たな競争に加わった。
狩野監督は、島田について前線でターゲットを張れる力強さや、フィニッシャーとしての役割に期待を示している。
これまでの主力選手とは異なる特徴を持つFWが加わったことは、攻撃陣の選択肢を広げる意味でも注目された。
高橋はな|WEリーグから選出された国内組
DF・背番号5/三菱重工浦和レッズレディース
当初の23人のうち、国内クラブから唯一選出されたのが高橋はなだ。
海外組が22人を占める構成ではあるが、これは国内リーグでプレーする選手の能力が評価されていないという意味ではない。
代表選考では、所属リーグの知名度だけでなく、ポジションごとの役割やチーム戦術への適合性が問われる。高橋の選出は、その判断を象徴するものだった。
【代表復帰と初招集】松本真未子の不参加、追加招集の経緯を時系列で解説
今回の欧州遠征では、当初の23人がそのまま試合に参加したわけではない。
負傷による不参加や追加招集が相次ぎ、最終的なメンバー構成は変化した。特に松本真未子の代表復帰と、島田芽依の初招集は押さえておきたいポイントだ。
松本真未子は2017年以来の代表選出
GK松本真未子は、今回の当初メンバー発表で大きな注目を集めた選手だ。
JFAによると、代表メンバー入りは2017年以来。ドイツのマインツ05でプレーする松本が久しぶりに選ばれたことで、GK陣の競争にも関心が集まった。
ただし、9月28日に負傷による不参加が発表された。代表復帰が期待されたものの、実際の欧州遠征には参加していない。
この点は、松本が実際に遠征に参加したとする誤解を避けるためにも重要だ。
追加招集・不参加の時系列
JFAの発表をもとに、変更の経緯を整理すると次のとおり。
| 日付 | 選手 | 内容 |
|---|---|---|
| 9月22日 | 23人を発表 | 欧州遠征の当初メンバー |
| 9月28日 | 松本真未子・植木理子 | 負傷により不参加 |
| 10月3日 | 大場朱羽 | GKとして追加招集 |
| 10月4日 | 土方麻椰 | FWとして追加招集 |
| 10月9日 | 田中美南・成宮唯 | 田中が負傷離脱、成宮を招集 |
| 10月10日 | 守屋都弥 | 負傷により離脱 |
| 10月11日 | 角田楓佳 | MFとして追加招集、なでしこ初招集 |
特に注目したいのは、角田楓佳の追加招集だ。
クリスタル・パレスに所属するMFで、10月11日に初めてなでしこジャパンに招集された。島田芽依に続き、新しい選手が代表チームに加わったことになる。
また、田中美南の負傷離脱に伴って国内クラブのINAC神戸レオネッサに所属する成宮唯が追加招集された点も特徴的だ。
こうした変更を踏まえると、9月22日の発表時点の23人と、10月の試合に向けて実際に編成されたメンバーは区別して見る必要がある。
【監督と選考基準】狩野倫久監督が目指す新しいなでしこジャパン
2026年10月の欧州遠征で指揮を執ったのは、狩野倫久監督だ。
JFAのスタッフ発表では、コーチに石井正忠、内田篤人、近賀ゆかりらが名を連ねている。
今回のスタッフ体制で注目されるのが、石井正忠コーチの新加入だ。監督・コーチとしての経験を持つ石井を加え、攻撃面を含むチームづくりを進める体制が整えられた。
海外組と国内組を分けない選考方針
今回の23人は海外組22人、国内組1人という非常に特徴的な構成だった。
ただし、狩野監督は海外所属選手だけを優先する方針ではないと説明している。
サッカーダイジェストWebが伝えた会見でのコメントは、次のとおりだ。
「WEリーグにも、海外と比べてどうこうではなく、しっかりとタフに戦えて、なでしこジャパンの枠に入っていける選手たちは十分にいます」 「能力があって代表争いに食い込んでいける選手であれば、必然的に選出します。そこは海外や国内関係なく見ています」
この発言から読み取れるのは、所属先ではなく代表で発揮できる能力を重視する考え方だ。
実際、今回の欧州遠征では国内組の高橋はなが選ばれた一方、第20回アジア競技大会には国内でプレーする選手を中心とした別の代表メンバーが参加していた。
つまり、JFAは一つの固定メンバーだけでチームを構成するのではなく、複数の選手を比較しながら代表の層を厚くする取り組みを進めている。
欧州遠征で試された戦術的な幅
狩野監督が掲げたテーマは、勝利を目指すことを前提に、相手に応じた攻守の戦い方を広げることだった。
JFAの発表では、6月の南アフリカとの国際親善試合で共有した「ダイナミックでアグレッシブなフットボール」という方向性を、今回の遠征でも発展させる考えが示されている。
相手の強さや試合展開に応じて、前からボールを奪いにいくのか、守備ブロックを形成するのか。その判断を90分間で適切に使い分けることが、代表チームの完成度を左右する。
【欧州遠征の試合結果】ハイチに5-1、ドイツに1-2で1勝1敗
2026年10月の欧州遠征では、ハイチ女子代表とドイツ女子代表の2試合が行われた。
結果は1勝1敗。初戦では攻撃力を示した一方、ドイツ戦では強豪国との実力差や試合運びの課題が浮き彫りになった。
第1戦:ハイチ女子代表に5-1で勝利
- 試合日:2026年10月9日(現地時間)
- 会場:Stade Bauer(フランス・サン=トゥアン)
- 結果:ハイチ 1-5 日本
日本は4-3-3のシステムで試合に臨み、複数の選手が得点を記録した。
| 得点時間 | 得点者 |
|---|---|
| 26分 | 清家貴子 |
| 33分 | 浜野まいか |
| 38分 | 長谷川唯 |
| 57分 | 千葉玲海菜 |
| 82分 | 土方麻椰 |
日本は前半から攻撃の形をつくり、5得点を記録。ハイチとの初対戦を勝利で飾った。
特に長谷川唯、浜野まいか、清家貴子らが得点に絡んだことは、攻撃陣の多様性を示す結果となった。
土方麻椰も追加招集後に得点を記録し、選考機会を結果につなげた。
第2戦:ドイツ女子代表に1-2で敗戦
- 試合日:2026年10月13日(現地時間)
- 会場:Weserstadion(ドイツ・ブレーメン)
- 結果:日本 1-2 ドイツ
今回の遠征で最も注目されたのが、ドイツ女子代表との対戦だった。
ドイツは世界的にも実績のある強豪国。日本にとっては2011年のFIFA女子ワールドカップ以来となるドイツ戦勝利を目指す一戦だった。
試合は15分、谷川萌々子が相手DFをかわしてシュートを決め、日本が先制する。
しかし28分に同点とされ、後半73分には逆転ゴールを許した。日本は最後まで反撃を試みたものの、1-2で敗れた。
試合には26,574人の観衆が集まり、ドイツ国内でも大きな関心を集める国際親善試合となった。
ドイツ戦で見えた課題
JFAの試合レポートによると、日本は長野風花を中盤の底に配置し、長谷川唯と林穂之香がその前方に入る構成だった。
攻撃面では谷川の先制点が生まれたものの、試合全体ではドイツにボールを保持される時間が長くなった。
試合後、狩野監督は次のように振り返っている。
「守備ではハイプレスだけでなく、状況に応じてミドルブロックやローブロックも使い分けながら戦うことができ、守備の幅は見せられたと思います」 「一方で、90分を通したゲームマネジメントが課題として残りました」
このコメントが示すのは、単純な技術や個人能力だけでは埋められない試合運びの問題だ。
強豪国との試合では、先制後に相手が攻撃の圧力を高めたとき、どのように守備の強度を維持し、攻撃に転じるかが問われる。
2027年大会に向けて、今回のドイツ戦は非常に重要な検証材料となった。
【2027年ブラジル大会展望】なでしこジャパンの強みと今後の注目点
2027年に控えるFIFA女子ワールドカップブラジル大会は、なでしこジャパンにとって大きな目標となる。
ただし、2026年11月時点で日本はすでに出場権を獲得している。
その背景にあるのが、2026年3月に開催されたAFC女子アジアカップオーストラリア大会だ。
2026年女子アジアカップで日本が優勝
日本は2026年3月21日の決勝で開催国オーストラリアと対戦し、1-0で勝利。通算3度目の女子アジアカップ優勝を達成した。
この結果、日本は2027年FIFA女子ワールドカップへの出場権を獲得している。
FIFAによると、ブラジル大会は2027年6月24日から7月25日まで開催され、出場国は32チームとなる。
つまり、今後の代表活動では予選突破だけでなく、本大会でどこまで勝ち進めるチームをつくれるかが焦点になる。
歴代メンバーから受け継ぐ日本女子サッカーの伝統
なでしこジャパンの歴史を振り返ると、2011年のFIFA女子ワールドカップ優勝は大きな転換点だった。
澤穂希、宮間あや、川澄奈穂美、熊谷紗希らが活躍した世代が世界一を達成。その後も2015年大会で準優勝を記録し、日本女子サッカーの実力を世界に示した。
2026年の代表は、長谷川唯や長野風花ら海外で経験を積む選手を中心に構成されている。
2011年の優勝を支えた世代から、欧州やアメリカのクラブで日常的に競争する世代へ。選手の所属環境が変化したことは、現在のなでしこジャパンを理解するうえで要点だ。
11月・12月はブラジル女子代表との2連戦
次の注目活動は、ブラジル女子代表との国際親善試合だ。
JFAが発表している日程は次のとおり。
| 日付 | 対戦相手 | 会場 |
|---|---|---|
| 2026年11月29日 | ブラジル女子代表 | エディオンピースウイング広島 |
| 2026年12月5日 | ブラジル女子代表 | JFE晴れの国スタジアム(岡山) |
11月29日の試合は13時55分キックオフ予定で、日本テレビ系全国ネット生中継とTVerライブ配信が予定されている。12月5日は15時キックオフ予定だ。
ブラジルは2026年6月時点のFIFA女子ランキングで7位、日本は5位。過去の対戦成績は日本の7勝3分7敗となっている。
欧州遠征で見つかった課題を、南米の強豪との対戦でどこまで改善できるか。2027年大会に向けたチームづくりを占う重要な機会になる。
【よくある質問】女子サッカー日本代表メンバーに関するFAQ
Q1:2026年10月のなでしこジャパンの招集メンバーは何人ですか?
A1:2026年9月22日にJFAが発表した当初の招集メンバーは23人です。内訳はGK3人、DF7人、MF10人、FW3人。海外組22人、国内組1人でした。その後、負傷による不参加や追加招集がありました。
Q2:長谷川唯、長野風花、谷川萌々子の所属クラブはどこですか?
A2:長谷川唯はマンチェスター・シティ、長野風花はリバプールFC、谷川萌々子はバイエルン・ミュンヘンに所属しています。いずれも海外の強豪クラブでプレーするMFです。
Q3:松本真未子はなでしこジャパンに復帰したのですか?
A3:2017年以来となる代表メンバー入りを果たしました。ただし、2026年9月28日に負傷による不参加が発表されたため、10月の欧州遠征には参加していません。
Q4:2026年10月の欧州遠征で初招集された選手は誰ですか?
A4:FW島田芽依です。ヴェルダー・ブレーメンに所属し、今回がA代表初招集でした。また、遠征中には角田楓佳もなでしこジャパンに初招集されています。
Q5:なでしこジャパンの2027年ワールドカップ出場は決まっていますか?
A5:決まっています。2026年3月のAFC女子アジアカップで優勝し、FIFA女子ワールドカップブラジル2027への出場権を獲得しました。
まとめ:2026年のなでしこジャパンは海外組を軸に2027年の世界一を目指す
2026年10月の欧州遠征に向けて発表されたなでしこジャパンの当初の招集メンバーは23人。長谷川唯、長野風花、谷川萌々子ら海外組を中心に、島田芽依の初招集や松本真未子の代表選出など、注目点の多い選考となった。
その後、負傷による不参加や追加招集が発生し、実際の遠征メンバーには変更が生じている。特に松本の不参加、田中美南の離脱、成宮唯や角田楓佳の追加招集は押さえておきたい経緯だ。
欧州遠征の成績はハイチ戦5-1、ドイツ戦1-2。攻撃力を示した一方、強豪国との試合運びには改善の余地を残した。
2027年のFIFA女子ワールドカップブラジル大会への出場権はすでに獲得済み。今後は11月29日と12月5日のブラジル戦を通じて、チームの完成度をどこまで高められるかが焦点となる。
2011年の世界一を知る日本女子サッカーは、新たな世代の選手たちとともに再び世界の頂点を目指す。2026年の招集メンバーと選考の変化を追うことは、2027年大会でのなでしこジャパンの可能性を理解する手がかりになる。