春風亭昇吉さんは、落語の高座だけでなく、クイズ番組や教養番組、俳句番組にも出演してきました。
テレビ出演で特に知られているのが、MBS系の「プレバト!!」です。
プレバトでは俳句の特待生
「プレバト!!」では俳句査定に挑戦し、所属事務所のプロフィールでは俳句特待生4級として紹介されています。
公式サイトの出演記録にも、複数年にわたる出演が掲載されています。
俳句に関する主な出演実績は次のとおりです。
- 2020年:俳句の才能査定ランキングに出演
- 2020年:俳句で特待生に昇格
- 2022年:春光戦・金秋戦などに出演
- 2023年:プレバト俳句に出演
- 2024年:プレバト俳句に出演
- 2025年:プレバト俳句に出演
落語家として培った言葉の感覚に加え、公式プロフィールにも趣味として俳句・川柳が記載されています。
俳句と落語は、一見すると異なる芸術ですが、限られた言葉で情景や人物の心情を伝えるという点で共通しています。
昇吉さんが俳句番組でも活動できる背景には、こうした言葉への関心があると考えられます。
テレビせとうち「プライド せとうち経済のチカラ」
もう一つの重要な出演番組が、テレビせとうちの経済情報番組「プライド せとうち経済のチカラ」です。
所属事務所のプロフィールによると、2018年4月からMCを担当しています。
番組では、地域経済や企業の取り組みなどを扱います。
東大経済学部で学んだ知識と、落語家として磨いた話術を組み合わせられる仕事です。
専門的な経済情報を視聴者に伝える役割は、単なるバラエティー出演とは異なります。
岡山県出身という地域とのつながりもあり、地元の企業や経済活動を紹介する仕事は、昇吉さんの経歴と相性のよい分野です。
そのほかの主なテレビ出演
| 放送局 | 番組名 | 出演ジャンル |
|---|---|---|
| NHK | 日曜美術館 | 教養・文化 |
| NHK | NHK俳句 | 俳句 |
| NHK | ヒューマニエンス | 科学・教養 |
| TBS | 東大王 | クイズ |
| TBS・MBS系 | プレバト!! | 俳句 |
| フジテレビ | 99人の壁 | クイズ |
| フジテレビ | 潜在能力テスト | クイズ |
| フジテレビ | 呼び出し先生タナカ | バラエティー |
| テレビ朝日 | Qさま!! | クイズ |
| BS日テレ | 全国一斉クイズバトルQフェス | クイズ |
テレビ出演で注目すべきなのは、東大卒という経歴を生かしたクイズ番組だけに活動が限定されていないことです。
伝統芸能、俳句、経済、科学など、異なるジャンルに出演していることからも、知識を分かりやすく伝える能力が仕事の幅につながっていることが分かります。
なお、2026年11月の本人公式出演予定では、寄席や大学講義、独演会などが中心です。2026年11月の新規テレビ出演については、同月の公式スケジュールに具体的な番組名は掲載されていません。
【2026年最新】春風亭昇吉の現在の活動と今後の予定
2026年の春風亭昇吉さんは、落語家としての活動を続けながら、大学教育、地域貢献、ユニバーサルデザインの普及にも力を入れています。
本人の公式サイトに掲載された2026年11月の出演情報は、11月2日に公開されたものです。
2026年11月の主な活動
| 日程 | 活動内容 | 場所・主催 |
|---|---|---|
| 11月4日 | 「明烏」の講義・実演 | 岡山理科大学 |
| 11月8日 | チャリティ落語会 | 梶原いろは亭 |
| 11月11日 | 「水屋の富」の講義 | 岡山理科大学 |
| 11月14日 | 鎌倉・海棠寄席 | 鎌倉 |
| 11月21日・22日 | 落語の実演を交えた講義 | 放送大学愛媛学習センター |
| 11月25日 | 「牛ほめ」の講義 | 岡山理科大学 |
| 11月30日 | 春風亭昇吉独演会 | グリーンホール環七野方 |
特に注目したいのが、11月8日のチャリティ落語会です。
東京大学の国際協力学生団体GREEN HEARTSが主催し、梶原いろは亭で開催される予定です。
公式告知によると、開場14時、開演14時30分、木戸銭2,500円。落語を楽しみながら国際協力について考える機会として企画されています。
演目は「水屋の富」です。
また、11月21日と22日には放送大学愛媛学習センターで講義を予定。落語の実演を通して、日本文化や江戸の暮らしを解説します。
11月30日には古典落語を中心とした独演会も予定されています。
2026年12月にも独演会や大学講義を予定
12月も活動は続きます。
本人の公式スケジュールには、次の予定が掲載されています。
- 12月2日:岡山理科大学で「権助提灯」の講義
- 12月7日:横浜市立大学で講義・出演
- 12月9日:渋谷区文化総合センター大和田・伝承ホールで「昇吉の会」
- 12月9日:岡山理科大学で「たがや」の講義
- 12月16日:岡山理科大学で「死神」の講義
- 12月23日:岡山理科大学で「紺屋高尾」の講義
12月9日の「昇吉の会」は昼・夜の2公演を予定する独演会です。
古典落語をじっくり楽しめる機会として、寄席とは異なる形で本人の芸を味わえます。
2026年はユニバーサルデザイン落語の活動も拡大
2026年の活動で見逃せないのが、RUDAを通じた文化活動です。
公式団体の発表によると、2026年にはユニバーサルデザイン落語に関するイベントや教育活動が続いています。
9月には、福祉関係者向けの講演や、落語の所作を体験できる参加型プログラムを実施。
10月13日には「ともともフェスタ2026」に参加し、見て、聞いて、触れて楽しむ落語を紹介しました。
また、2026年3月にはUD落語絵本「まんじゅうこわい」がIBBYバリアフリー児童図書の日本推薦作品に選定されたことも、協会から発表されています。
落語を一部の人だけが楽しむ伝統芸能にとどめず、より多くの人に届けようとする取り組みです。
【プロの結論】春風亭昇吉の本当の強みは東大卒だけではない
春風亭昇吉さんの経歴を整理すると、東大卒、気象予報士、大学講師、テレビ出演者という肩書きが目立ちます。
しかし、キャリア全体を見ると、中心にあるのは一貫して落語です。
そのうえで、落語の技術を別の分野に応用しているところに、昇吉さんの特徴があります。
評価する際には、次の3つの視点が参考になります。
1. 落語家としての実力
2006年の学生落語選手権優勝から、2015年以降の演芸賞、2021年の真打昇進まで、舞台で積み上げた実績があります。東大卒という話題性だけでなく、長期的な修業を経て真打になった点が重要です。
2. 知識を伝える能力
経済学の知識、気象予報士の資格、大学講師としての経験を生かし、専門的な内容を一般の人に伝えています。テレビせとうちの経済番組や大学講義は、その能力が具体的な仕事になった例です。
3. 文化を広げる社会的な活動
RUDAの代表理事として、障害の有無に左右されず落語を楽しめる環境づくりに取り組んでいます。これは単なる芸能活動の延長ではなく、伝統芸能の鑑賞機会を広げる文化的な仕事です。
つまり、春風亭昇吉さんは「東大卒の落語家」という紹介だけでは全体像を捉えきれません。
知識を芸に変え、芸を教育や社会活動に結び付ける。その複数の役割を担っていることこそ、2026年現在のキャリアを評価するポイントです。
【春風亭昇吉の現在・経歴】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:春風亭昇吉は現在何歳ですか?
2026年11月3日時点で47歳です。1979年10月29日生まれで、岡山県赤磐市出身です。
Q2:春風亭昇吉は結婚していますか?
結婚については、本人の公式プロフィールや所属事務所のプロフィールに具体的な公表情報がありません。結婚しているとも独身とも断定できず、配偶者や子供についても公表された情報は確認できません。
Q3:春風亭昇吉はNHK新人落語大賞を受賞していますか?
同賞については、2012年、2013年、2014年に本選へ出場しています。ただし、公式プロフィール上の記録は本選出場であり、受賞とは区別されます。2015年の若手演芸選手権優勝など、別の大会での受賞実績があります。
Q4:春風亭昇吉は気象予報士として働いているのですか?
2011年に気象予報士資格を取得・登録しています。防災士の資格も持っています。ただし、現在の活動の中心は落語、講演、大学教育、テレビ出演などです。
Q5:春風亭昇吉は現在もプレバトに出演していますか?
2025年までの公式出演記録には「プレバト俳句」が掲載されています。また、所属事務所のプロフィールでは俳句特待生4級と紹介されています。2026年11月時点の新規出演予定については、本人の公式スケジュールで具体的な放送日を確認できません。
Q6:春風亭昇吉はどこの大学で講師をしていますか?
放送大学では2018年から、岡山理科大学では2022年から「人生が愉しくなる落語学」の講師を務めています。2026年11月にも両大学関連の講義が予定されています。
まとめ:春風亭昇吉は落語・教育・社会活動の3分野で活躍
春風亭昇吉さんは、東京大学経済学部を卒業後、2007年に春風亭昇太さんへ入門した落語家です。
2011年の二ツ目昇進、2021年5月の真打昇進を経て、東大卒初の真打として注目されました。
加えて、気象予報士・防災士の資格、放送大学や岡山理科大学での講師活動、テレビせとうちの経済番組や「プレバト!!」への出演など、幅広い実績を持っています。
2026年11月現在は、寄席や独演会に加え、大学講義やチャリティ落語会、ユニバーサルデザイン落語の普及にも取り組んでいます。
今後の春風亭昇吉さんを知るうえで注目したいのは、テレビでの知名度だけではありません。真打としてどのような古典落語を磨き続けるのか、そして落語の魅力を教育や社会にどう広げていくのかという点です。
東大卒という肩書きから始まった注目を、落語家としての実績と多彩な活動で積み重ねてきた人物。それが2026年の春風亭昇吉さんの姿です。
主な参照資料:春風亭昇吉本人公式サイト、落語芸術協会、ワタナベエンターテインメント、東京大学新聞オンライン、日刊スポーツ、落語ユニバーサルデザイン化推進協会の公開情報。