「マッチングアプリを使う40代女性はやばい」「40代になると急にモテなくなる」「若い女性と比べて出会いが厳しい」――。検索すると、こうした刺激的な言葉が目に入る。しかし、2026年の調査結果を確認すると、40代女性のマッチングアプリ事情は、ネット上のイメージほど単純ではない。年齢による不利を感じる人がいる一方、実際に異性と出会い、交際や結婚に進んだ女性も存在する。
2026年2月に公表された40代女性100人の調査では、利用経験者の56.0%が実際に誰かと出会い、27.0%が交際に発展したと回答した。一方、別の女性170人を対象とした調査では、30代・40代の63.8%が年齢による不利を実感している。つまり、厳しい現実は確かにあるものの、40代女性だから一律に出会えないという話ではない。アプリ選び、相手との目的の一致、安全対策によって結果は変わってくる。
【真相検証】マッチングアプリの40代女性は本当に「やばい」と思われているのか?
まず整理したいのは、「40代女性がやばい」という言葉の意味だ。ネット上では、主に次のような文脈で使われている。
- 年齢の割に相手への条件が厳しい女性
- 若い男性ばかりを希望している女性
- 結婚を急ぎすぎて相手にプレッシャーをかける女性
- プロフィールと実際の印象が大きく異なる女性
- マッチングアプリで何年も相手が見つからない女性
ただし、これらはネット上で語られる人物像であり、40代女性全体の特徴を示す統計ではない。年齢だけで性格や恋愛観を判断することには無理がある。
2026年の調査で判明した40代女性の利用実態
株式会社MOCHIが2026年2月20日に公表した調査は、マッチングアプリの利用経験がある40代女性100人を対象に、2025年10月1日から31日までインターネットアンケートを実施したものだ。
この調査では、現在もマッチングアプリを継続利用している女性は22.0%。過去に利用した経験はあるものの、現在は利用していない女性は78.0%だった。
利用目的を見ると、「婚活」が34.0%で最多。「恋愛活動と婚活の両方」が19.0%、「恋愛活動」が17.0%となっている。結婚を視野に入れて活動する女性が半数を超える構成だ。
特に注目したいのは、実際に出会えたかどうかという結果である。
- 出会えなかった・目的を達成できなかった:31.0%
- 出会えたが交際には至らなかった:29.0%
- 出会えて交際した:27.0%
- 恋愛以外の目的を達成した:13.0%
つまり、56.0%は実際に誰かと出会っている。交際まで発展した女性も約4人に1人いる計算だ。
この結果からは、40代女性の出会いが不可能なのではなく、出会った後に交際へ進めるかどうかが一つの分岐点になっていることが読み取れる。ただし、100人のインターネット調査であり、日本全国の40代女性全員に当てはまる成功率ではない。
年齢による不利を感じる女性も少なくない
一方、株式会社Presiaが2026年2月に公表した「マッチングアプリ婚活実態レポート2026〜女性版〜」では、20代から40代のアプリ利用経験者170人を対象に調査を実施している。
調査によると、男性から嫌な経験をされたことがある女性は57.6%。また、30代・40代に対象を絞ると、63.8%が年齢による不利を感じていた。
同調査では、嫌な経験として遊び目的の相手、失礼な言動、突然の音信不通なども挙げられている。
ただし、これは20代から40代を含む170人の任意回答調査であり、40代女性だけの割合ではない。また、結婚相談所を運営する企業による調査という背景も踏まえて読む必要がある。
ここから見えてくるのは、40代女性が抱える問題は単なるモテる・モテないではないということだ。年齢による検索上の不利、相手の真剣度の見極め、交際から結婚までの意思決定など、複数の要因が重なっている。
【厳しい現実】40代女性がマッチングアプリで出会えない5つの理由
40代女性がマッチングアプリで苦戦する背景には、個人の魅力だけでは説明できない構造的な問題がある。特に影響が大きいのは、検索条件、利用者層、恋愛目的の違いだ。
1. 年齢検索によって候補から外されることがある
マッチングアプリの多くは、年齢、居住地、職業、結婚への意思などを条件に相手を検索できる。
そのため、男性側が「30代まで」と設定していれば、魅力的なプロフィールを作っていても検索結果に表示されない可能性がある。
これは40代女性の魅力が低いという意味ではない。相手が設定した検索条件に入っていないという、サービスの仕組みによる問題だ。
特に20代・30代中心の恋活アプリでは、若い利用者が多く、年齢による競争を感じやすい。40代女性が同年代との出会いを求めるなら、利用者の年齢構成を優先して選ぶ必要がある。
2. 相手に求める条件が多くなりすぎる
40代になると、恋愛だけでなく結婚後の生活も具体的に考える人が増える。経済力、仕事への理解、居住地、家族との関係、生活リズムなど、確認したい項目が増えるのは自然なことだ。
しかし、年収、身長、学歴、外見、年齢、職業、居住地などをすべて必須条件にすると、検索対象は狭くなる。
条件を持つこと自体は悪くない。問題は、譲れない条件と、できれば満たしてほしい希望条件を区別できているかどうかだ。
3. 恋活と婚活の目的が一致していない
マッチングアプリには、結婚を前提にした交際を求める人もいれば、恋人探し、食事相手、気軽な交流を求める人もいる。
40代女性が1年以内の結婚を希望していても、相手が数年間は恋愛を楽しみたいと考えていれば、関係が進展しにくい。
特に注意したいのは、プロフィールに「結婚を考えています」と書いているだけで、相手も同じ温度感だと思い込むことだ。実際には、結婚への意思と具体的な時期は別の問題である。
4. 写真やプロフィールが現在の自分を伝えていない
写真が数年前のものだったり、加工が強すぎたりすると、実際に会ったときの印象との間に差が生じる。
プロフィールに仕事や趣味しか書かれておらず、どんな関係を築きたいのかが分からない場合も、相手はメッセージを送りにくい。
40代のプロフィールでは、若く見せることよりも、現在の自分の雰囲気や生活スタイルを正確に伝えることが大切だ。
5. マッチング後のやり取りで慎重になりすぎる
仕事や日常生活が忙しくなる40代では、メッセージの返信に時間がかかることもある。
もちろん、無理に即レスする必要はない。ただし、相手の質問に答えず短い返事だけを続けたり、会う話が出ても具体的な日程を決めなかったりすると、関係が進みにくい。
一方、相手の返信が遅いからといって、すぐに脈なしと判断する必要もない。返信の頻度だけではなく、質問への姿勢や約束を守るかどうかを見極めたい。
40代女性は本当にモテないのか?
40代女性が20代女性と同じ条件で比較される場面では、不利を感じることがある。しかし、同年代の男性や、年齢より価値観や人柄を重視する男性との出会いまで否定されるわけではない。
40代女性のマッチングで大切なのは、誰からも好かれることではなく、自分の希望する関係を築ける相手と出会うことだ。
【徹底比較】40代女性におすすめのマッチングアプリ5選と料金
40代女性がアプリを選ぶときは、単純な会員数ランキングだけで決めない方がよい。利用者の年齢層、恋愛・結婚への真剣度、再婚への理解、本人確認の仕組みを確認することが重要だ。
2026年時点で候補に入れたいサービスを、特徴と公式料金を基準に整理した。
主要5サービスの特徴と料金比較
| アプリ名 | 40代女性に向いている目的 | 女性の基本料金 | 男性のWEB料金目安 | 特徴・注意点 |
|---|---|---|---|---|
| Pairs(ペアーズ) | 恋活・婚活・幅広い出会い | 無料 | プランにより異なる | 利用者の母数が大きく、地域を問わず候補を探しやすい |
| アンジュ | 30代以上との恋活・婚活 | 無料 | 3,600円/月 | 30歳以上限定で、若年層中心の環境を避けやすい |
| マリッシュ | 再婚・バツイチ・落ち着いた婚活 | 無料 | 3,800円/月 | 再婚活を応援する機能やプロフィールが特徴 |
| youbride(ユーブライド) | 結婚を前提とした真剣な婚活 | 5,000円/月 | 5,000円/月 | 男女同額の料金体系で、婚活目的の人に向いている |
| ブライダルネット | 結婚相手探し・サポート重視 | 3,980円/月 | 3,980円/月 | IBJ運営。男女同額で婚活に取り組める |
※料金は各サービスの公式サイトに掲載されたWEB決済の基本プランを基準とした税込価格。プラン期間、決済方法、キャンペーンによって変動する場合がある。オプション料金は含まない。
Pairs(ペアーズ):まず出会いの母数を確保したい女性向け
Pairsは、幅広い年齢層の利用者を抱える国内の代表的なマッチングサービスだ。2026年の40代女性100人を対象としたMOCHIの調査でも、利用経験のあるサービスとして最も多く挙げられている。
女性は基本機能を無料で利用でき、本人確認を完了するとメッセージなどの機能も利用できる。地方在住で候補者の数を確保したい女性にも検討しやすい。
ただし、利用者数が多いからといって、全員が結婚を目的としているわけではない。プロフィールの結婚意思を確認し、早い段階で希望する交際の形を共有したい。
アンジュ:同年代との出会いを重視する女性向け
アンジュは、30歳以上の独身者を対象とするマッチングアプリだ。
20代中心のアプリでは年齢差が気になるという40代女性にとって、利用対象が限定されている点は大きな特徴になる。女性は基本機能を無料で利用できる。
同年代との恋活や、落ち着いた関係を希望する人には候補となる。ただし、対象年齢を絞っている分、地域によっては会員数が少なく感じられる可能性がある。
マリッシュ:再婚や離婚歴に理解のある相手を探したい女性向け
マリッシュは、再婚活やバツイチの人の出会いを応援するサービスとして知られている。
離婚歴や家族に関する事情を理解してくれる相手と出会いたい場合に検討しやすい。再婚を希望する人だけでなく、結婚経験のある相手との交際を希望する人にも選択肢になる。
女性は基本無料で、男性のWEB版1か月プランは3,800円。アプリ内決済では料金が異なるため、登録前に支払い方法を確認したい。
youbride:結婚への意思が明確な女性向け
youbrideは、結婚を真剣に考えている利用者向けの婚活アプリだ。
男女同額のスタンダードプランを採用している点が特徴で、WEB決済の1か月プランは5,000円。無料プランでも検索や基本的なプロフィール閲覧ができるため、まず利用者層を確認してから有料プランを検討できる。
公式サイトによると、2024年に成婚退会した会員のうち75%が登録から6か月以内に相手を見つけている。ただし、これは成婚退会者を分母とした数字であり、登録者全員の成婚率や40代女性だけの成功率ではない。
ブライダルネット:婚活サポートも重視したい女性向け
ブライダルネットは、結婚相談所事業でも知られるIBJが運営する婚活サービスだ。
ブラウザ版の月会員プランは男女ともに3,980円。年会員プランは24,000円で、月額換算すると2,000円となる。
恋人探しよりも結婚相手探しを重視し、男女ともに費用を負担するサービスを選びたい女性に向いている。より手厚いサポートを希望する場合は、別サービスであるIBJ onlineなどとの違いも確認したい。
目的別に選ぶならどれがよい?
迷った場合は、次の基準で絞るとよい。
- 幅広い候補者から探したい:Pairs
- 30代以上の同世代を中心に探したい:アンジュ
- 離婚歴や再婚への理解を重視したい:マリッシュ
- 結婚への意思が強い相手を探したい:youbride
- 男女同額の婚活サービスやサポートを重視したい:ブライダルネット
なお、料金が高いサービスほど良い相手に出会えるという保証はない。最初から長期契約するより、無料登録や短期プランで会員層を確認する方が合理的だ。
【要注意人物】40代女性が避けたい男性の特徴とサクラ・業者の見分け方
40代女性がマッチングアプリを利用するうえで、年齢によるマッチングの難しさ以上に注意したいのが、悪質な利用者や詐欺被害だ。
特に婚活を真剣に考えている人は、将来への期待から相手を早く信用してしまうことがある。相手の言葉だけではなく、行動に矛盾がないかを確認したい。
要注意人物に見られる5つの特徴
1. すぐにLINEなどの外部SNSへ誘導する
マッチング直後にアプリを退会する予定だと説明し、LINEや別のSNSへ移動させようとするケースには注意が必要だ。外部サービスへ移ると、アプリ運営側の監視や通報機能を利用しにくくなる。
2. 会う約束を何度も先延ばしにする
毎日メッセージを送ってくるのに、実際に会う話になると仕事や出張などを理由に延期する場合は慎重に対応したい。親密な関係を演出しながら、直接会うことを避ける手口もある。
3. 投資や副業の話を持ち出す
暗号資産、FX、海外投資、ネットショップ経営などを勧めてくる相手は、特に警戒が必要だ。恋愛感情を利用して金銭をだまし取るロマンス投資詐欺の典型的なパターンと重なる。
4. 結婚を急がせて金銭を要求する
「結婚するための資金が必要」「二人の将来のためにお金を増やそう」などと説明し、送金を求めるケースがある。会ったことのない相手から金銭を要求された場合は、理由を問わず応じないことが基本だ。
5. 職業や経歴の説明に矛盾がある
プロフィールに書かれた仕事とメッセージで話す仕事内容が違う、居住地や経歴の説明が頻繁に変わる、不自然な日本語が目立つといった場合は注意したい。
サクラと業者は同じではない
マッチングアプリの口コミでよく見かける「サクラ」という言葉には、異なる意味が混在している。
一般にサクラは、運営側が用意した架空の会員を指す。一方、業者は外部の詐欺グループや勧誘目的の人物などが、一般利用者を装ってサービスに登録するケースを指す。
大手サービスでは本人確認、監視、通報、悪質アカウントの停止などの対策が導入されている。しかし、本人確認があるからといって、すべての利用者の結婚歴や職業、交際目的まで保証されるわけではない。
また、返信が途絶えた、マッチング後に会えなかったというだけでサクラと断定することもできない。単に相性が合わなかった可能性もある。
2026年の警察庁データが示すロマンス詐欺の現実
警察庁が2026年7月31日に公表した令和8年上半期の暫定値によると、SNS型ロマンス詐欺の認知件数は2,509件、被害額は246.6億円に達した。
特に注目すべきなのは、被害者の約8割を40代から60代が占めている点だ。当初の接触手段はダイレクトメッセージが約9割で、接触ツールとしてはマッチングアプリが最も多かった。
この統計は男女を含む被害全体の数字であり、40代女性だけの被害件数ではない。しかし、40代が安全対策を軽視できない年代であることは明らかだ。
警察庁は、実際に会ったことのない相手から投資や結婚費用などの名目で金銭を求められた場合、詐欺を疑うよう注意喚起している。
消費者庁も2026年にマッチングアプリ経由の勧誘を注意喚起
2026年6月12日には、消費者庁がマッチングアプリをきっかけとしたコンサルティング契約への勧誘について注意喚起を公表した。
公表内容によると、アプリで知り合った人物から仕事を紹介できるなどと説明され、その後の面談でコンサルティング契約を持ちかけられ、消費者金融から高額な借り入れを勧められる事例が各地で寄せられていた。
恋愛目的で知り合った相手から仕事や副業の話が出た場合、恋愛関係と金銭契約を切り離して考える必要がある。
安全に利用するための具体的な対策
- 本人確認や監視体制が整った大手サービスを選ぶ。
- 会う前から個人情報や勤務先、住所を詳しく教えない。
- 相手の素性が確認できるまではアプリ内で連絡を続ける。
- 初対面は昼間の人通りが多い場所を選ぶ。
- 投資、暗号資産、副業、借金、送金の話が出たら関係を中断する。
- 不審な相手はブロックし、運営に通報する。
すでに金銭を送ってしまった場合や、借り入れを勧められた場合は、追加で支払わず、警察相談専用電話の#9110や消費者ホットライン188へ相談したい。
【実践攻略】40代女性がマッチングアプリで出会いを増やす方法
40代女性がアプリで出会いを増やすためには、20代の利用者と同じ方法を取る必要はない。自分の年齢や生活に合った相手を見つけることを優先し、プロフィールと活動方法を調整することが重要だ。
プロフィール写真は現在の自然な姿を使う
プロフィール写真は、相手が最初に目にする情報だ。過度な加工や古い写真よりも、現在の雰囲気が分かる自然な写真の方が、実際に会ったときの印象とのギャップを抑えられる。
おすすめは、明るい場所で撮影した顔が分かる写真と、趣味や休日の過ごし方が伝わる写真の組み合わせだ。
高価なブランド品や豪華な旅行先を並べる必要はない。普段の生活を想像できる写真の方が、価値観の合う相手との会話につながりやすい。
自己紹介文には結婚観と生活スタイルを書く
40代のプロフィールでは、年齢や職業だけでなく、どのような関係を築きたいかを具体的に示したい。
例えば、次のような内容が考えられる。
- 仕事とプライベートのバランスを大切にしている。
- 休日は旅行や映画、食事などを楽しみたい。
- お互いの仕事や生活を尊重できる関係が理想。
- 将来を考えられる相手と、自然なペースで交際したい。
結婚を希望する場合は、その意思も曖昧にせず伝える方がよい。ただし、登録直後から結婚条件を細かく並べると、相手が身構える可能性もある。希望する関係と人柄が伝わる文章を意識したい。
年齢条件を広げて相性のよい相手を探す
相手の年齢に希望を持つことは自然だが、年齢だけで候補を絞ると、価値観の合う人を見落とすことがある。
同年代だけでなく、数歳年上や年下にも目を向けてみると、出会いの選択肢が広がる場合がある。
重要なのは年齢差そのものではなく、結婚観、生活リズム、経済感覚、将来設計が合うかどうかだ。
男性心理を年齢だけで決めつけない
40代女性が気になるのが、男性側は40代女性をどう見ているのかという点だろう。
男性の考え方は一様ではない。若い女性との交際を希望する人もいれば、同年代の落ち着きや生活経験を魅力に感じる人もいる。再婚を希望する男性の中には、離婚経験や家族に関する事情を理解し合える相手を求める人もいる。
また、男性側も年齢、職業、居住地、結婚意思などの条件で相手を探している。そのため、マッチング数が少ないからといって、女性としての魅力がないと考える必要はない。
相手のプロフィールやメッセージから、何を大切にしている人なのかを判断することが大切だ。
恋活・婚活の体験談から見る成功と失敗
2026年10月29日更新のマッチングアプリ比較メディア「マリマリッジ」掲載記事では、40代で利用経験のある男女133人へのアンケートと、利用経験者への取材が紹介されている。
取材事例の一つでは、40歳からアプリを始めた42歳女性が、3か月で現在のパートナーと出会い、約1年間の交際を経て結婚したという。一方、40歳女性の別の事例では、2〜3年間の利用で11人と会い、そのうち1人と1年弱交際した経験が紹介されている。
二つの事例を比べると、40代の出会い方や進展の速度には個人差があることが分かる。短期間で結婚に至る人もいれば、複数の相手と会いながら相性を見極める人もいる。
これらは取材された個人の経験であり、誰もが同じ期間で交際や結婚に至るという意味ではない。しかし、40代だから出会えないという決めつけを見直す材料にはなる。
3か月ごとに活動方法を見直す
アプリを長期間使い続けても成果が出ない場合は、同じ方法を繰り返すのではなく、活動状況を振り返りたい。
- いいねが少ない:写真、自己紹介、検索条件を見直す。
- マッチングはするが会えない:メッセージの内容や誘うタイミングを確認する。
- 会えるが交際に進まない:希望条件や相手との相性を再検討する。
- 交際できても結婚に進まない:結婚時期や将来設計を早めに話し合う。
出会いの段階ごとに問題を切り分けることで、自分に合わないサービスを使い続ける無駄も減らせる。
【プロの結論】40代女性の婚活成功率とマッチングアプリの本当の選び方
40代女性の婚活成功率を考えるとき、最も注意したいのは「出会えた割合」「交際できた割合」「結婚できた割合」を混同しないことだ。
40代女性の成功率に絶対的な数字はあるのか
2026年の調査を見ると、株式会社MOCHIの40代女性100人調査では、56.0%が実際に誰かと出会い、27.0%が交際に発展している。
一方、株式会社Presiaの20代〜40代女性170人を対象とした調査では、アプリを通じて結婚に至った割合は17.6%と報告された。
ただし、前者は40代女性に限定した調査で、出会いや交際を尋ねたもの。後者は20代〜40代を含む女性の調査で、結婚を成果として扱っている。対象者も調査方法も異なるため、二つの数字を直接比較することはできない。
加えて、各アプリが公表する成婚実績も、成婚退会者のみを対象とした割合なのか、全登録者を対象とした割合なのかで意味が異なる。
したがって、40代女性全員に共通するマッチングアプリの結婚成功率が何%だと断定することはできない。
アプリが向いている40代女性
- 自分のペースで複数の相手と出会いたい人。
- 恋活と婚活の両方を視野に入れている人。
- プロフィールやメッセージを通じて相手を見極めたい人。
- まずは無料でサービスを試したい人。
- 同年代や再婚希望者など、条件に合う相手を自分で検索したい人。
アプリだけの婚活をおすすめしにくい人
- できるだけ短期間で結婚相手を決めたい人。
- 独身証明や年収証明などを確認した相手とだけ会いたい人。
- 自分でメッセージや日程調整をすることが大きな負担になる人。
- 相手選びについて第三者のアドバイスが必要な人。
- 既婚者や遊び目的の相手を見極めることに強い不安がある人。
こうした場合は、結婚相談所や証明書提出の仕組みがある婚活サービスを併用する方法もある。マッチングアプリだけにこだわる必要はない。
40代女性が後悔しないための判断基準
最終的に確認したいのは、次の4点だ。
第一に、年齢層。自分が出会いたい年代の利用者が十分にいるかを確認する。
第二に、利用目的。恋活、婚活、再婚活のどれに強いサービスなのかを確認する。
第三に、安全性。年齢確認、本人確認、監視体制、通報機能、プライバシー保護の仕組みを確認する。
第四に、費用。月額料金だけではなく、長期契約の総額やオプション、アプリ内決済との価格差まで確認する。
40代女性にとって、最も重要なのは人気ランキングの1位を選ぶことではない。自分の結婚観や生活スタイルに合う利用者がいる環境を選ぶことだ。
【マッチングアプリの40代女性はやばい?】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:40代女性がマッチングアプリを使うのは恥ずかしいことですか?
A1:恥ずかしいことではない。2026年の調査でも40代女性の利用経験や交際実績が確認されている。恋愛や結婚を希望することに年齢制限はなく、自分に合うサービスを選ぶことが大切だ。
Q2:40代女性はマッチングアプリで本当にモテないのでしょうか?
A2:一部のアプリでは若年層が中心で、年齢検索による不利を感じる場合がある。しかし、同年代や年齢より価値観を重視する男性との出会いは十分に考えられる。年齢だけで判断する必要はない。
Q3:40代女性に一番おすすめのマッチングアプリは何ですか?
A3:目的によって異なる。幅広い相手を探すならPairs、30代以上との出会いならアンジュ、再婚ならマリッシュ、真剣な婚活ならyoubrideやブライダルネットが候補になる。
Q4:40代女性のマッチングアプリの料金は無料ですか?
A4:Pairs、アンジュ、マリッシュなどは女性の基本機能が無料。youbrideとブライダルネットは男女同額の有料プランがある。追加機能や決済方法によって料金が異なるため、公式料金ページを確認したい。
Q5:40代女性がマッチングアプリで避けるべき男性は?
A5:早い段階で外部SNSへ誘導する人、実際に会うことを避け続ける人、投資や副業を勧める人、金銭を要求する人には注意が必要だ。特に会ったことのない相手への送金は避けるべきだ。
Q6:40代女性がマッチングアプリで結婚できる確率は何%ですか?
A6:40代女性全体に共通する公的な成婚率は示されていない。民間調査では出会いや交際、結婚について異なる数字が報告されているが、調査対象や成功の定義が違うため、単純に比較できない。
Q7:40代女性はマッチングアプリと結婚相談所のどちらを選ぶべきですか?
A7:自分のペースで出会いたいならマッチングアプリ、独身証明などの確認や専門家のサポートを重視するなら結婚相談所が向いている。結婚までの希望期間や予算によって使い分けるとよい。
まとめ:40代女性のマッチングアプリは年齢より選び方と安全性が重要
「マッチングアプリの40代女性はやばい」という評判には、年齢による検索上の不利、相手との目的の違い、遊び目的の利用者とのトラブルなど、実際の問題が背景にある。しかし、それを40代女性全体の評価に結びつけるのは適切ではない。
2026年の40代女性100人の調査では、56.0%が実際に誰かと出会い、27.0%が交際に発展した。年齢による不利を感じる女性がいる一方、交際や結婚につながった事例も確認できる。
大切なのは、若い世代と同じ競争をすることではなく、自分が求める関係に合ったサービスを選ぶことだ。恋活なら利用者数や年齢層、婚活なら結婚意思や証明書の提出状況、再婚なら生活背景への理解を重視したい。
また、2026年は警察庁がマッチングアプリを接触手段とするロマンス詐欺について注意喚起している。投資や送金を持ちかける相手を信用せず、本人確認や通報機能を活用することも欠かせない。
40代は恋愛を諦める年齢ではない。自分の価値観を明確にし、相手を冷静に見極め、安全性と費用のバランスが取れたサービスを選ぶこと。それが、2026年のマッチングアプリで後悔しない出会いを実現するための現実的な方法だ。
主な根拠資料・2026年11月4日時点
- MMD研究所「2025年マッチングサービス・アプリの利用実態調査」
- 株式会社MOCHI「40代女性のマッチングアプリに関する調査」
- 株式会社Presia「マッチングアプリ婚活実態レポート2026〜女性版〜」
- 警察庁「令和8年上半期における特殊詐欺の認知・検挙状況等について」
- 消費者庁「マッチングアプリをきっかけにしたコンサルティング契約に関する注意喚起」
- 各サービスの公式料金・利用案内