2026年の活動を確認すると、コムアイは音楽ライブだけでなく、環境問題、平和、文化、歴史をテーマにしたイベントや映像作品にも出演している。
所属事務所OFFICE MIGHTYの公式掲載情報から、2026年の主な活動を時系列で整理した。
2026年の主な出演・活動一覧
| 時期 | 出演・活動 | 内容 |
|---|---|---|
| 7月 | 『遠野巡灯篭木'26 in TOKYO』 | 音楽・文化に関わるイベントに出演 |
| 8月 | J-WAVE『BITS&BOBS TOKYO』 | ショートストーリーに主演 |
| 9月11日 | NHK『世界を味わう 令和に息づく南方熊楠』 | 語りを担当 |
| 10月17日 | 『Dialogue for Peace』Vol.2 | トークセッション、朗読と歌 |
| 10月18日 | 『地球のため わたしのため』 | エネルギーについてのトーク |
| 11月7日 | 『ちよだ環境フェア』 | 気候危機について講演予定 |
| 11月14日 | 『希望のまち音楽祭』 | KOM_I+辰田翔として出演予定 |
| 11月27日 | 『水俣病70年展』 | eri、杉本肇とのトーク出演予定 |
2026年11月4日時点。11月の予定は所属事務所の掲載情報に基づく。
注目したい3つの出演
1. 『Dialogue for Peace』での朗読と歌
2026年10月17日には、長崎県のベネックス長崎ブリックホール国際会議場で開催された『Dialogue for Peace』Vol.2に出演した。
田中熙巳、小林エリカらとともにトークセッションに登壇。第2部ではコムアイによる朗読と歌、小林エリカによるライブドローイングが行われた。
単なる音楽ライブではなく、平和について考える場で声と身体表現を使った点が特徴的だ。
2. 『ちよだ環境フェア』で気候危機を発信
2026年11月7日には、東京都千代田区の千代田区役所で開催される『ちよだ環境フェア』に出演予定だ。
講演テーマは「気候危機の今、私たちにできることってなんだろう?」。環境問題を身近な生活と結びつけて考える内容となっている。
2025年に350.org Japanと発表した『なんか地球がおかしい』ともつながるテーマであり、音楽での問題提起をトークへと広げる活動と捉えられる。
3. 『水俣病70年展』でeriらと登壇
2026年11月25日から12月3日まで、東京・渋谷ヒカリエで開催される『水俣病70年展』にも出演が予定されている。
コムアイ、eri、杉本肇によるトーク企画のテーマは「『水俣』を聴く」。水俣をテーマに書かれたジャズ、フォーク、合唱、浪曲、能楽などの楽曲を取り上げながら話す企画だ。
環境問題を扱ってきたコムアイにとって、水俣という歴史的・社会的テーマと音楽を結びつける出演は、これまでの活動とも接点が深い。
これらの出演実績から見えてくるのは、コムアイが音楽活動を継続しながら、社会的なテーマを扱う表現者としても活動の場を広げていることだ。
【プロの結論】コムアイの脱退はキャリアの終わりではなく表現方法の転換だった
水曜日のカンパネラからの脱退を、人気グループから離れた出来事だけで捉えると、その後の活動の意味を見落としてしまう。
コムアイは、ユニットの中で自分が担っていた役割を終えた後も、音楽を続けている。むしろ、個人名義になったことで、音楽以外の表現や社会的なテーマとの結びつきがより明確になった。
コムアイの現在を理解する3つの視点
1. ボーカリストから複合的なアーティストへ
水曜日のカンパネラでは、ケンモチヒデフミが作る楽曲をコムアイが歌い、Dir.Fがプロジェクトを支えるという役割分担があった。個人活動では、作品ごとに食品まつり、オオルタイチ、村田実莉など異なる表現者と協働している。
固定されたユニットの役割から、プロジェクト単位の創作へ移行した点が大きな変化だ。
2. 音楽を社会問題と接続するようになった
『なんか地球がおかしい』やHYPE FREE WATERの活動は、社会問題を音楽やアートの外側に置かず、表現のテーマとして扱っている。
難しい問題を難しい言葉だけで伝えるのではなく、歌、ビジュアル、対話を通して関心を持つ人を増やそうとする方向性が見える。
3. 過去の成功を再現することを目的にしていない
水曜日のカンパネラ時代のヒット曲やライブの知名度は、現在の活動を知る入り口として重要だ。しかし、2025年の『FANI MANI』や『なんか地球がおかしい』、2026年の社会的なイベントへの出演を見ると、過去の人気を再現することだけを目指しているわけではない。
活動の評価基準も、単純な音楽チャートやテレビ出演数だけでは測りにくくなっている。作品、共同プロジェクト、社会的な発信を合わせて見る必要がある。
コムアイの現在を知りたい人は、次の3つを確認すると活動の全体像をつかみやすい。
- 音楽作品:『FANI MANI』『なんか地球がおかしい』
- 社会活動:HYPE FREE WATER、350.org Japanとの協働
- 最新出演:OFFICE MIGHTYの2026年出演・イベント情報
【水曜日のカンパネラとコムアイ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:コムアイは2026年現在、何をしている?
A1:KOM_I名義で音楽制作を続けながら、俳優、ナレーション、執筆、環境・社会問題に関するアート活動を行っています。2025年には『FANI MANI』『なんか地球がおかしい』を発表し、2026年もNHKやJ-WAVEへの出演、社会的なイベントへの参加を続けています。
Q2:水曜日のカンパネラを脱退した理由は何?
A2:本人によると、自分の興味が広がり、もっと自由に表現したくなったことが理由です。発表の約3年前からグループで活動を続ける将来を想像しにくくなっていたと説明しています。公式発表では、メンバー間の対立や特定のトラブルが脱退理由として示されたわけではありません。
Q3:コムアイと詩羽の関係は?現在も水曜日のカンパネラに所属している?
A3:詩羽はコムアイの後任として2021年9月6日に加入した二代目ボーカルです。コムアイは脱退時、詩羽の人柄や新しいビジョンを肯定的に紹介し、過去の楽曲を歌い継ぐことにも喜びを示しました。2026年現在、コムアイは水曜日のカンパネラのメンバーではなく、個人名義で活動しています。
まとめ:コムアイは2026年も自分らしい表現を続けている
水曜日のカンパネラを2021年に脱退したコムアイは、2026年現在もアーティストとして活動を続けている。
脱退の背景にあったのは、音楽への関心を失ったことではなく、自分の興味が広がり、より自由な表現を求めるようになったことだった。その後は『YAKUSHIMA TREASURE』や『FANI MANI』などの音楽作品に加え、HYPE FREE WATERや350.org Japanとの協働を通して、環境・社会問題にも取り組んできた。
2026年には平和をテーマにした対談、環境関連の講演、NHKでの語り、音楽イベントへの出演など、活動領域はさらに広がっている。
コムアイを知るうえで大切なのは、水曜日のカンパネラ時代の肩書きだけで現在を判断しないことだ。詩羽が二代目ボーカルとして新しい水曜日のカンパネラを築く一方、コムアイは個人名義で別の表現世界を切り開いている。
2026年のコムアイは、過去の人気を懐かしむだけの存在ではない。音楽、アート、社会的な発信を横断しながら、自分が関心を持つテーマを作品へと変えていく表現者として、今も活動を続けている。