2026年11月4日現在、M-1グランプリ2026の決勝審査員について、公式発表は確認されていません。したがって、松本人志や礼二、博多大吉、海原ともこらの続投・復帰を含め、現段階でメンバーを確定することはできません。
M-1グランプリ公式サイトのお知らせでは、2026年10月31日に大阪3回戦の審査結果が掲載されています。大会は予選段階が進行しており、決勝の審査員発表とは別のスケジュールで動いています。審査員の人数についても、2025年と同じ9人になるかは未発表です。
2026年の審査員発表を予測する手掛かり
参考になるのが、直近2大会の発表時期です。
- 2024年:12月15日に発表。決勝は12月22日。
- 2025年:12月15日に発表。決勝は12月21日。
- 2026年:11月4日時点で未発表。
2024年と2025年はいずれも決勝の約1週間前に審査員が公表されました。この傾向から、2026年も12月中旬が一つの目安になります。ただし、過去2年の発表日が同じだったからといって、2026年も同じ日になるとは限りません。
また、2026年大会で注目したいのは、単純な続投人数ではありません。松本人志が審査員を務めていた時代から、M-1の審査席は少しずつ世代交代してきました。2024年には大幅なメンバー変更があり、2025年には後藤輝基と駒場孝が新たに加わっています。
2026年も、現役で漫才に取り組む芸人、歴代王者、異なる世代の芸人をどう組み合わせるかが、審査員選考の見どころです。
【2001〜2025年】M-1歴代審査員一覧を年別に完全整理
M-1グランプリは2001年に始まり、2010年まで毎年開催されました。その後、2011〜2014年は大会が休止。2015年に復活してからは、2025年まで毎年開催されています。
以下は、決勝の特別審査員を年ごとに整理した一覧です。初期の大会から近年までを比較すると、審査員の人数だけでなく、漫才師以外の文化人や落語家、テレビタレントを含む顔ぶれにも変化が見られます。
2001〜2025年の歴代審査員一覧
| 年度 | 人数 | 決勝審査員 |
|---|---|---|
| 2001年 | 7人 | 島田紳助、松本人志、鴻上尚史、ラサール石井、春風亭小朝、青島幸男、西川きよし |
| 2002年 | 7人 | 島田紳助、松本人志、大竹まこと、ラサール石井、島田洋七、中田カウス、立川談志 |
| 2003年 | 7人 | 島田紳助、松本人志、南原清隆、島田洋七、ラサール石井、大竹まこと、中田カウス |
| 2004年 | 7人 | 西川きよし、南原清隆、大竹まこと、島田洋七、春風亭小朝、ラサール石井、中田カウス |
| 2005年 | 7人 | 島田紳助、松本人志、渡辺正行、大竹まこと、島田洋七、ラサール石井、中田カウス |
| 2006年 | 7人 | 島田紳助、松本人志、南原清隆、渡辺正行、島田洋七、大竹まこと、中田カウス |
| 2007年 | 7人 | 島田紳助、松本人志、上沼恵美子、ラサール石井、オール巨人、大竹まこと、中田カウス |
| 2008年 | 7人 | 島田紳助、松本人志、上沼恵美子、渡辺正行、オール巨人、大竹まこと、中田カウス |
| 2009年 | 7人 | 島田紳助、松本人志、上沼恵美子、東国原英夫、オール巨人、渡辺正行、中田カウス |
| 2010年 | 7人 | 島田紳助、松本人志、南原清隆、大竹一樹、渡辺正行、宮迫博之、中田カウス |
| 2011年 | 開催なし | 大会休止 |
| 2012年 | 開催なし | 大会休止 |
| 2013年 | 開催なし | 大会休止 |
| 2014年 | 開催なし | 大会休止 |
| 2015年 | 9人 | 礼二、増田英彦、岩尾望、吉田敬、徳井義実、富澤たけし、石田明、佐藤哲夫、笑い飯・哲夫 |
| 2016年 | 5人 | 松本人志、オール巨人、上沼恵美子、礼二、博多大吉 |
| 2017年 | 7人 | 松本人志、オール巨人、上沼恵美子、礼二、博多大吉、春風亭小朝、渡辺正行 |
| 2018年 | 7人 | 松本人志、オール巨人、上沼恵美子、礼二、富澤たけし、立川志らく、塙宣之 |
| 2019年 | 7人 | 松本人志、オール巨人、上沼恵美子、礼二、富澤たけし、立川志らく、塙宣之 |
| 2020年 | 7人 | 松本人志、オール巨人、上沼恵美子、礼二、富澤たけし、立川志らく、塙宣之 |
| 2021年 | 7人 | 松本人志、オール巨人、上沼恵美子、礼二、富澤たけし、立川志らく、塙宣之 |
| 2022年 | 7人 | 松本人志、博多大吉、山田邦子、礼二、富澤たけし、立川志らく、塙宣之 |
| 2023年 | 7人 | 松本人志、博多大吉、山田邦子、礼二、富澤たけし、塙宣之、海原ともこ |
| 2024年 | 9人 | 若林正恭、礼二、山内健司、塙宣之、博多大吉、哲夫、柴田英嗣、海原ともこ、石田明 |
| 2025年 | 9人 | 礼二、山内健司、塙宣之、博多大吉、哲夫、柴田英嗣、駒場孝、後藤輝基、海原ともこ |
2001〜2021年の歴代構成はオリコンニュースが掲載した大会別一覧、2022〜2024年は後年の審査員発表報道、2025年はABCマガジンの公式発表をもとに整理しています。2011〜2014年は大会自体が開催されていません。
歴代メンバーから分かる3つの変化
最初に、初期のM-1では、島田紳助、松本人志、中田カウス、大竹まことらが審査席に並びました。漫才の実績だけでなく、テレビや舞台、演芸界で幅広い経験を持つ人物が選ばれていたことが特徴です。
2015年の復活大会では、過去のM-1王者を中心とした9人が審査員に選ばれました。礼二、増田英彦、岩尾望、吉田敬、徳井義実、富澤たけし、石田明、佐藤哲夫、笑い飯・哲夫という顔ぶれです。歴代王者が後輩の漫才を評価する構成は、復活大会ならではの特徴でした。
2018年以降は、塙宣之や立川志らくなどが加わり、漫才の技術や表現方法について独自の視点を持つ審査員が定着しました。2022年以降は山田邦子、海原ともこが参加し、女性漫才師・女性タレントの視点も審査に加わっています。
【最多記録】松本人志17回・中川家礼二11大会連続の実績
M-1歴代審査員の回数を比較すると、突出した記録を持つのが松本人志と中川家・礼二です。両者は異なる時代のM-1を支えてきた代表的な審査員といえます。
松本人志は歴代最多の17回
松本人志の審査回数は17回で、歴代最多です。2001年の第1回大会から参加し、2004年を除く2001〜2010年の大会では、2005年から2010年まで再び審査席に座りました。
2015年の大会復活時には審査員を務めず、2016年に復帰。その後、2023年まで8大会連続で担当しました。
松本の審査が注目されてきた理由は、単に知名度が高かったからではありません。漫才の構成やボケの独創性、笑いの展開、演者の個性などについて、独自の評価を示してきたことが大きな要因です。
特に、審査員の点数と講評が視聴者の議論を生むことも、M-1の決勝を楽しむ要素の一つになっていました。17回という記録は、長年にわたって大会の審査を担ってきたことを示しています。
中川家・礼二は2015〜2025年まで11大会連続
礼二は、2015年のM-1復活大会から2025年まで、11大会連続で決勝審査員を務めています。
松本人志の17回が通算回数の歴代1位であるのに対し、礼二の11大会連続は、2015年以降の大会における継続記録です。
礼二の強みは、漫才師として実際に舞台に立ち続けていることです。しゃべくり漫才、間の取り方、ツッコミの精度、コンビ間の呼吸など、実演者ならではの観点を講評に反映できます。
2025年のABCマガジンによる審査員紹介でも、礼二は2015年に初めて審査員となり、2025年が11回目と紹介されました。
歴代審査回数の上位メンバー
松本人志と礼二に続くのは、島田紳助、中田カウス、上沼恵美子、オール巨人らです。長期にわたって審査を務めた人物には、漫才の歴史を知るベテランが多く並んでいます。
- 松本人志:17回
- 中川家・礼二:11回
- 島田紳助:9回
- 中田カウス:9回
- 上沼恵美子:9回
- オール巨人:9回
- ナイツ・塙宣之:8回
- 大竹まこと:7回
- サンドウィッチマン・富澤たけし:7回
- 博多大吉:6回
このランキングからは、M-1の審査が一時的な出演ではなく、長年にわたる漫才界との関係性によって支えられてきたことが分かります。
【人数の変遷】M-1審査員はなぜ5人・7人・9人に変わった?
M-1の審査員は毎年同じ人数ではありません。過去の大会では5人、7人、9人という3種類の構成が採用されています。
審査員人数の推移
大会の歴史を時系列で整理すると、次のようになります。
- 2001〜2010年:7人
- 2011〜2014年:大会休止
- 2015年:9人
- 2016年:5人
- 2017〜2023年:7人
- 2024〜2025年:9人
特に注目したいのが、2015年と2024年の9人制です。
2015年は歴代王者による9人審査
2015年は、M-1が4年ぶりに復活した大会でした。決勝の審査員には、それまでの歴代王者を中心とした9人が選ばれています。
この構成には、M-1の歴史を知る優勝経験者が、新しい世代の漫才を評価するという意味合いがありました。復活大会という特別な位置付けも、従来の7人制とは異なる構成になった背景です。
2016年は5人に縮小、翌年から7人へ
2016年には審査員が5人に変更されました。松本人志、オール巨人、上沼恵美子、礼二、博多大吉という布陣です。
2017年には春風亭小朝と渡辺正行が加わり、再び7人体制になりました。その後、2018〜2023年は基本的に7人制が続きます。
2024年に9人制へ戻った理由
大きな転換点となったのが、第20回大会の2024年です。
この大会では、松本人志が審査員を務めず、若林正恭、山内健司、柴田英嗣らが新たに加わりました。加えて、石田明、哲夫なども審査席に復帰し、9人体制となりました。
オリコンニュースは、20回大会という節目で審査員構成が大きく変わったことを報じています。2025年も9人制が継続されました。
ただし、9人制を採用した理由について、主催者が具体的な人数設定の根拠を詳細に説明した公式資料は確認できません。20回大会という節目や審査員の世代交代が重なったことは事実ですが、松本人志の不在だけを理由と断定することはできません。
審査員を増やすことには、複数の評価軸を取り入れられるというメリットがあります。一方、審査員が増えれば、得点のばらつきや評価の違いも見えやすくなります。9人制は単純な人数の増加ではなく、漫才の多様性をどう評価するかという大会運営上の変化として捉えると理解しやすいでしょう。
【採点方法】ファーストラウンド100点満点と最終決戦の投票制度
M-1の審査方法を理解するうえで大切なのが、ファーストラウンドと最終決戦は別の方法で順位を決めるという点です。
ファーストラウンドは審査員1人につき100点満点
ファーストラウンドでは、審査員が各コンビの漫才を100点満点で採点します。全審査員の点数を合計し、上位3組が最終決戦へ進みます。
審査員の人数によって満点も変わります。
- 5人制:500点満点
- 7人制:700点満点
- 9人制:900点満点
したがって、異なる年度の合計点をそのまま比較するのは適切ではありません。例えば、700点満点の大会で650点を獲得したコンビと、900点満点の大会で850点を獲得したコンビを、合計点だけで比較することはできないのです。
2025年大会の公式結果でも、9人の審査員による採点が個別に掲載されています。1位のエバースは870点、2位のたくろうは861点、3位のドンデコルテは845点でした。
最終決戦は審査員が優勝候補に1票を投じる
ファーストラウンドを通過した上位3組は、もう一度漫才を披露します。最終決戦では、審査員が最も面白いと判断した1組に投票し、最多票を獲得したコンビが優勝します。
ここではファーストラウンドの合計点は引き継がれません。1本目の点数が高かったコンビが、必ずしも優勝するわけではないということです。
2025年大会は、その違いがよく分かる結果でした。
最終決戦の投票結果
出典:M-1グランプリ2025公式大会結果
ファーストラウンドで最も高い点数を獲得したエバースは、最終決戦では票を獲得できませんでした。一方、2位だったたくろうが8票を獲得して優勝しています。
M-1に明文化された審査基準はある?
100点満点という採点方式は明確ですが、例えば「構成力30点、独創性30点、技術力20点、会場の盛り上がり20点」というような、全審査員共通の細かな配点表が公開されているわけではありません。
実際の講評を見ると、審査員が注目するポイントには違いがあります。
- ネタの構成やストーリーの完成度
- ボケとツッコミの技術
- 会話のテンポや間の取り方
- 言葉選びや独創的な発想
- コンビの個性やキャラクター
- ネタ全体の盛り上がりと完成度
このような要素を総合的に評価するため、同じネタでも審査員によって点数が異なります。審査員ごとの価値観が結果に反映されることも、M-1の特徴です。
なお、ファーストラウンドで同点になった場合、2025年の公式ルールでは各審査員が高い点数を付けた人数が多い組を上位とする方法が示されています。
【女性審査員と講評】上沼恵美子・山田邦子・海原ともこの存在感
M-1の歴代審査員を語るうえで欠かせないのが、女性審査員の存在です。特に上沼恵美子、山田邦子、海原ともこは、それぞれ異なる時代に審査席を担ってきました。
上沼恵美子:9回の審査を担当したベテラン
上沼恵美子は、2007年に審査員として初登場し、2009年まで3大会連続で担当。その後、2016年に復帰して2021年まで審査を続けました。
その審査スタイルは、率直な講評と明確な評価が特徴です。漫才に対する厳しい指摘が話題になることもあり、視聴者の間で審査員の評価基準について議論が起きる場面もありました。
2021年大会では審査からの引退を示唆する発言もあり、長年の審査員活動に一区切りをつけました。
山田邦子:2022年から新しい女性審査員として参加
2022年大会では、上沼恵美子とオール巨人の後任となる審査員の一人として山田邦子が初参加しました。
山田の採点は、コンビによって点数の差が大きく、視聴者の間で賛否が分かれました。特に、低い点数と高い点数の付け方について議論が起き、審査員自身の評価基準を知りたいという関心が高まりました。
2023年も引き続き審査を担当し、2大会にわたってM-1の決勝を評価しました。
海原ともこ:2023年から参加した現役女性漫才師
海原ともこは、2023年に初めてM-1の審査員に就任しました。妹の海原やすよとともに漫才コンビ「海原やすよ ともこ」として活動し、関西を中心に舞台で活躍してきた人物です。
初登場時には、漫才を審査することへの緊張を見せながらも、ネタへの愛情を大切にする姿勢を示しました。日刊スポーツの報道では、審査員を務めることへの不安を抱え、本番前に松本人志へ相談していたことも紹介されています。
2023年大会では、令和ロマンやさや香などに対して、ネタの好みや完成度を踏まえたコメントを披露。関西の視聴者を中心に、講評に対する好意的な反応も報じられました。
2024年、2025年も続投し、2025年大会で3回目の審査を担当しています。
2025年は駒場孝の初審査にも注目が集まった
2025年大会では、ミルクボーイの駒場孝が初めて審査員を務めました。同じく初参加となったフットボールアワーの後藤輝基とともに、新しい審査員として注目されました。
駒場の講評については、Lmaga.jpが大会当日の反響を報道しています。ネタの良かった部分を具体的に言葉にし、演者の個性や漫才の構成を丁寧に評価する姿勢が話題になりました。
特に、ヤーレンズのネタに対するコメントなどが注目され、SNSでは誠実で分かりやすい審査という評価が相次いだと報じられています。
審査員の価値は、点数を付けることだけではありません。なぜその点数にしたのかを、視聴者にも伝わる形で説明できることも、講評の重要な役割です。駒場の初審査は、その点でも印象に残るものとなりました。
【よくある質問】M-1審査員に関するFAQ
Q1:M-1グランプリ2026の審査員は誰ですか?
A1:2026年11月4日現在、公式発表はありません。2025年は礼二、山内健司、塙宣之、博多大吉、哲夫、柴田英嗣、駒場孝、後藤輝基、海原ともこの9人でした。2026年の顔ぶれや人数は発表を待つ必要があります。
Q2:M-1の歴代審査員で最も多く担当したのは誰ですか?
A2:松本人志です。2001〜2003年、2005〜2010年、2016〜2023年の合計17回を担当し、歴代最多記録を持っています。2位は中川家・礼二の11回です。
Q3:M-1の審査員は何人ですか?
A3:大会によって異なります。過去には5人、7人、9人の構成が採用されました。2016年は5人、2017〜2023年は7人、2024年と2025年は9人でした。2026年の人数は未発表です。
Q4:ファーストラウンドは何点満点ですか?
A4:審査員1人につき100点満点です。9人制なら900点満点、7人制なら700点満点となります。上位3組が最終決戦に進みます。
Q5:ファーストラウンドで1位になれば優勝できますか?
A5:必ずしもそうではありません。最終決戦では審査員が改めて優勝すると思う1組に投票します。2025年大会でも、ファーストラウンド1位のエバースではなく、2位のたくろうが最終決戦で8票を獲得して優勝しました。
まとめ:M-1審査員の歴史を知れば2026年大会がもっと面白くなる
M-1グランプリの審査員は、2001年の第1回大会から2025年の第21回大会まで、時代に合わせて大きく変化してきました。
歴代最多の審査回数を持つのは松本人志の17回。そして、2015年から2025年まで11大会連続で審査を担当した中川家・礼二も、M-1を象徴する存在です。
審査員の人数は5人・7人・9人と変化し、2024年からは9人体制が続いています。女性審査員では上沼恵美子、山田邦子、海原ともこがそれぞれ異なる時期に参加し、漫才に対する多様な評価を届けてきました。
2026年大会の審査員は11月4日時点で未発表です。今後の注目要点は、次の3つです。
- 礼二をはじめとする常連審査員が続投するか。
- 後藤輝基や駒場孝など、新しい世代の審査員が定着するか。
- 2024年・2025年に続いて9人制が採用されるか。
そして、M-1をより深く楽しむためには、単純な合計点だけでなく、審査員ごとの評価の違い、講評の内容、最終決戦での投票にも注目することが大切です。
審査員の顔ぶれは、漫才界の世代交代や評価軸の変化を映す鏡でもあります。2026年の正式発表によって、今年のM-1がどのような価値観で漫才日本一を決めるのか、その全貌が見えてくるはずです。