2026年11月現在、PINOCOは芸名を香野子に変更し、シンガーソングライターとして活動しています。単に元アイドルとして過去の実績を振り返るだけでなく、自分で楽曲を作り、ライブを企画し、音楽表現を追求するアーティストへと活動の幅を広げています。
現在の肩書は「アイドルソングライター」。アイドルとしての華やかなパフォーマンスと、シンガーソングライターとしての作詞・作曲能力を組み合わせた独自の活動スタイルです。
音楽活動の特徴は、ギター一本で届ける弾き語りと、ギタリスト・ベーシスト・ドラマーを迎えたバンドセットの両方を展開していること。東京だけでなく、名古屋など地方での公演も実施しています。
また、2024年9月からは株式会社ミーディに所属。個人のセルフプロデュースを基盤にしながら、マネジメントや活動支援を受ける体制へ移行しました。
現在の活動を整理すると
- 音楽:オリジナル楽曲の作詞・作曲、音楽配信
- ライブ:弾き語り、バンドセット、定期公演
- メディア:雑誌グラビア、インタビュー
- ファンクラブ:公式ファンクラブ「カノコ飼育係」
- 所属:株式会社ミーディ(2024年9月から)
つまり、鶯籠時代のPINOCOがいなくなったわけではありません。名前と活動形態を変えながら、当時から持っていた表現力を新しい音楽活動に生かしているのです。
【プロフィール】香野子の読み方・経歴・基本情報
香野子の読み方は「かのこ」です。「かなこ」ではありません。また、鶯籠は「うぐいすかご」ではなく「とりかご」と読みます。
PINOCO時代から知っている人にとっては、活動名がアルファベットから漢字に変わったことも印象的なポイントでしょう。現在の「香野子」は本名であり、2023年7月29日に発表された新しい活動名です。
生年や年齢については、本人の公式プロフィールで前面に公表されている情報ではありません。誕生日と年齢を混同しないことも、プロフィールを調べる際のポイントです。
2026年5月には『週刊プレイボーイ』No.23に登場。音楽活動を中心にしながら、グラビアの分野でも新しい姿を見せました。同誌への登場は約6年ぶりと報じられています。
2018年から現在までの経歴年表
香野子の経歴を理解するには、PINOCO時代、グループ冬眠後のソロ活動、改名後の3つの段階に分けると分かりやすくなります。
この年表で注目したいのは、グループの冬眠から改名までに約7か月の期間があることです。グループ活動の終了と同時に名前を変えたのではなく、ソロ活動を始めてから新しい名前での方向性を打ち出しています。
2020年のメジャーデビューについては、タワーレコードの公式プレスリリースでも確認できます。キングレコードから発売された『FLY HIGHER AGAIN』は、鶯籠のメジャーデビュー作品でした。
【鶯籠とは?】PINOCOが所属したグループと歴代メンバー
鶯籠は、2018年に結成された東京・鶯谷を拠点とする女性アイドルグループです。読み方は「とりかご」。一般的な王道アイドルとは異なる、ロックやパンクの要素を取り入れたアグレッシブなライブパフォーマンスで知られていました。
2018年の活動開始後、ライブを中心に知名度を伸ばし、2019年には東名阪のCLUB QUATTROツアーを開催。2020年2月19日にはキングレコードから『FLY HIGHER AGAIN』を発売し、メジャーデビューを果たしています。
当時のタワーレコードによる紹介では、鶯籠は5人組として紹介されていました。メンバーの名前は次のとおりです。
鶯籠の主なメンバー
この5人が、2020年2月のタワーレコードの紹介資料に掲載されたメンバー構成です。結成当初からの構成と、活動期間中の全時点でのメンバー構成が同じだったという意味ではありません。
2022年12月31日の「冬眠」とは?
鶯籠を調べる際によく検索されるのが「活動休止」と「冬眠」という言葉です。
2022年12月31日、鶯籠は冬眠という形でグループ活動を無期限で休止しました。これは通常のライブ活動の休止とは異なり、グループとしての活動に一区切りをつける大きな転換点でした。
その後、メンバーそれぞれが異なる活動の道を歩むことになります。PINOCOもグループでの活動を終え、セルフプロデュースによるソロ活動へ進みました。
ここで注意したいのは、「冬眠」と「正式な解散」を同じ意味で扱わないことです。公表された活動形態は無期限活動休止であり、少なくとも当時の発表を「解散」と置き換えるのは正確ではありません。
【改名理由を検証】PINOCOから香野子へ変わった本当の背景
検索する人が特に気にしているのが、なぜPINOCOという名前を使わなくなったのかという点です。
2023年7月29日、PINOCOはソロライブで新曲披露と改名を発表。新しい活動名として本名の「香野子」を選びました。
この日を境に、活動名はPINOCOから香野子へ移っています。翌年の改名1周年記念ライブの公式案内でも、2023年7月29日に本名へ変更したことが確認できます。
改名の理由は「自分の名前で勝負する」という方向性
改名そのものについて、本人が特定の一つの理由を公式に説明した発言は確認できません。一方、2026年の『週刊プレイボーイ』のインタビューでは、ソロ活動へ向かった理由や音楽に対する考え方を詳しく語っています。
本人は、ソロになる直前から歌への思いが強くなり、提供された楽曲を歌うだけでは自分の本当の気持ちを伝えきれないと感じたことから、自ら作曲する道を選んだと説明しています。
「自分の言葉を歌えることがすごくすがすがしかったですね」
これは、ソロ活動を始めた頃の路上ライブについて語った言葉です。ギターとアンプを持って路上に出て、観客が少ない日も自分の言葉で歌い続けた経験が、現在の創作活動につながっています。
改名の背景を考えるうえで重要なのは、単なる芸名変更ではなく、活動の中心そのものが変わっていることです。PINOCOというグループ内の名前から、個人の創作と表現を担う本名へ。自分の作品を自分の名前で届けるという方向性と重なっています。
「アイドルソングライター」という独自の肩書
香野子が現在使っている「アイドルソングライター」という言葉には、本人なりの考え方があります。
2026年のインタビューで、本人はこの肩書をアイドルとシンガーソングライターのハイブリッドと説明しました。
一般的にシンガーソングライターというと、作詞・作曲を自ら手掛け、音楽そのものを表現の中心に置くアーティストを指します。一方、アイドルには、歌やダンスだけでなく、観客に希望や楽しさを届ける存在という側面があります。
香野子は、この二つを切り離していません。自身の音楽を通して希望を届けることを活動のモットーにしています。
加えて、本人が目指す理想について、印象的な表現を使っています。
「私は自分の音楽で『ディズニーランド』をつくりたいんです。」
これはテーマパークを実際につくるという意味ではありません。大きな耳をつけて歌っても、自由に自分を表現しても、周囲の目を気にせずにいられるような場所を、音楽を通じてつくりたいという考えです。
つらい経験を乗り越えるための重い曲も、思わず楽しくなる曲も、同じ世界観の中で届ける。アイドル時代の表現力を捨てるのではなく、創作活動と融合させている点が、現在の香野子の個性です。
【2026年最新】下北沢DaisyBarの改名3周年ライブと音楽活動
2026年の香野子を語るうえで大きな出来事が、7月25日に東京・下北沢DaisyBarで開催された「香野子 改名3周年記念ライブ」です。
このライブは2023年7月29日の改名から3年を迎える節目の公演でした。ギターのakashi、ベースのKohei、ドラムのRITSUを迎えたバンド編成で開催され、現在のコンセプトである「アイドルみたいに可愛くてロックなシンガーソングライター」をステージで表現しました。
当日は本編12曲とアンコール4曲の合計16曲を披露。PINOCO時代から現在までの歩みを感じさせる楽曲構成になりました。
改名3周年ライブのセットリスト
本編
1. 向日葵
2. 花曇
3. Re:Play
4. 月面逃避行
5. CALL me!
6. アコガレ
7. ヒーローになりたい
8. 1945.AD.
9. JAM
10. キュートアグレッション
11. 鶯龍茶
12. おかえり悪魔
アンコール
1. 白と黒
2. 指切りのかわりに、
3. 朝をさがして
4. 生(みち)
特に注目したいのが、最後に披露された新曲「生(みち)」です。
この日のライブレポートによると、香野子は2026年に入ってから作曲イップスに悩んでいたことを明かしました。思うように曲を作れない時期を経て完成したのが、この新曲です。
バンド編成で展開してきた公演の最後を、あえて一人での弾き語りで締めくくったことにも意味があります。華やかなステージパフォーマンスだけではなく、自ら曲を生み出すシンガーソングライターとしての原点を示した場面でした。
2026年6月から始まった連続楽曲配信
3周年ライブに向けて、香野子は2026年6月12日に「指切りのかわりに、」を配信しました。この楽曲を第1弾として、毎週金曜日に新しい楽曲を届ける連続配信企画も始動しています。
ライブ当日だけを盛り上げるのではなく、そこへ向かう過程でも音楽を届ける企画です。ライブと楽曲配信を連動させることで、普段ライブ会場へ足を運べない人にも作品を届けることができます。
音楽配信サービスのTuneCore Japanでも、2026年のリリースとして「おかえり悪魔」「白と黒」「未確認」「アコガレ」などが掲載されています。継続的な楽曲制作と配信が、現在の活動の重要な柱になっています。
『週刊プレイボーイ』No.23への掲載
2026年5月25日発売の『週刊プレイボーイ』No.23では、香野子がグラビアに登場しました。
同誌への登場は約6年ぶり。PINOCO時代を知る人にとっては、久しぶりの雑誌掲載であり、香野子という新しい名前での活動を知るきっかけにもなりました。
同誌のインタビューでは、ソロ活動を始めた理由、自作曲へのこだわり、森山直太朗やOasisから受けた影響など、音楽面についても語っています。
ここで注目したいのは、グラビア活動と音楽活動が別々の方向に進んでいるわけではないことです。本人が掲げるアイドルソングライターというスタイルには、ビジュアル面の魅力と音楽表現の両方を届ける意図があります。
2026年11月以降のライブ予定と2027年の展望
2026年11月時点でも、香野子のライブ活動は続いています。公式ファンクラブのスケジュールには、東京での定期公演や2027年の生誕ツアーが掲載されています。
2027年1月 生誕ツアー
2027年1月のツアーは名古屋・大阪・福岡・東京の4都市を巡る全編バンドセット公演として発表されました。1月31日には、全公演参加者を対象とする限定アフターパーティーも予定されています。
2026年7月25日の改名3周年ライブで発表されたこの企画は、香野子が東京中心の活動から、より広い地域へライブを届けていく方向性を示しています。
【プロの結論】PINOCO時代と香野子の現在をどう見るべきか
鶯籠のPINOCOと、現在の香野子を比較するとき、最も大切なのは「アイドルを辞めて別の職業に転向した」という単純な理解で終わらせないことです。
現在の活動には、アイドル時代に培った観客とのコミュニケーション、ステージ上での表現力、ビジュアル面の訴求力が引き継がれています。一方で、楽曲の制作や歌詞の内容、ライブの組み立てなど、個人の創作に関わる部分が大きくなりました。
以前と現在の違い
- PINOCO時代: グループの一員として楽曲やライブを通して表現する立場。
- 香野子時代: 自ら楽曲を制作し、ソロアーティストとして世界観を構築する立場。
- 共通する部分: アイドル的な華やかさと、観客に直接感情を届けるライブ表現。
この変化を踏まえると、「PINOCOは現在何をしているのか」という検索への答えは、単に元アイドルとして活動しているというものではありません。
本名で活動すること、自作曲を届けること、アイドルとしての魅力も隠さず表現すること。この3つが現在の香野子を理解する要点です。
また、2026年のインタビューで語った「自分の言葉で歌いたい」という考え方は、ソロ活動の根本を理解する手掛かりになります。改名の背景を特定の人間関係やグループ内のトラブルに結びつけるよりも、本人が実際に語っている創作への意欲と活動の変化を軸に捉えるほうが、経歴を正確に理解できます。
これから香野子の活動を追うなら、注目すべき判断基準は3つあります。
1. 新曲の作詞・作曲を通して、どのような音楽的個性が形成されるか。
2. 弾き語りとバンドセットで、ライブ表現がどう変化していくか。
3. グラビアやアイドル的な表現を、音楽活動とどう融合させていくか。
2027年の東名阪福ツアーは、これらの変化を実際のステージで確かめられる機会になりそうです。
【鶯籠PINOCO・香野子】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:鶯籠のPINOCOは現在、何という名前で活動していますか?
A1:現在は「香野子(かのこ)」という名前で活動しています。2023年7月29日にPINOCOから本名の香野子へ改名し、ソロアーティストとして活動しています。
Q2:PINOCOが香野子に改名した理由は何ですか?
A2:2023年7月29日に本名である香野子への改名を発表しています。改名の個別の理由について明確な説明は公表されていませんが、ソロ活動への移行と、自分の言葉で楽曲を届ける音楽活動への転換が大きな背景にあります。
Q3:香野子の読み方は「かなこ」ですか?
A3:いいえ。「かのこ」と読みます。PINOCOは「ピノコ」、鶯籠は「とりかご」です。
Q4:鶯籠は解散したのですか?
A4:2022年12月31日にグループとしての冬眠を発表し、無期限活動休止となりました。冬眠という発表と正式な解散は区別する必要があります。
Q5:香野子は現在どこの事務所に所属していますか?
A5:2024年9月から株式会社ミーディに所属しています。同社はマネジメントと活動支援を行うことを発表しています。
Q6:2026年の香野子の代表的なライブは何ですか?
A6:2026年7月25日に下北沢DaisyBarで開催された改名3周年記念ライブです。本編12曲、アンコール4曲の計16曲を披露し、2027年1月の東名阪福生誕ツアーも発表しました。
まとめ:鶯籠PINOCOから香野子へ、音楽で広がる新しい挑戦
鶯籠のPINOCOは、2022年末のグループ冬眠を経て、香野子として新しい音楽人生を歩んでいます。
2018年のデビュー、2023年の本名への改名、2024年の株式会社ミーディ所属、そして2026年の改名3周年記念ライブ。こうした歩みを振り返ると、活動の中心がグループでのパフォーマンスから、自ら作品を生み出すソロアーティストへと移ってきたことが分かります。
2026年は『週刊プレイボーイ』への掲載や楽曲の連続配信、下北沢DaisyBarでの記念ライブなど、音楽とビジュアルの両面で新たな展開がありました。
さらに2027年1月には4都市を巡る生誕ツアーも予定されています。
かつてPINOCOを応援していた人にとっても、香野子になってから知った人にとっても、これからの注目点は新しい楽曲とライブでどのような世界観を築いていくかです。PINOCO時代の魅力を受け継ぎながら、自分自身の名前で音楽を届ける香野子の挑戦は、まだ続いています。
主な参考資料:タワーレコード公式プレスリリース、週刊プレイボーイ掲載インタビュー、株式会社ミーディ所属発表、香野子公式ファンクラブ、Pop'n'Roll、BSM Web Magazine、TuneCore Japan。