2026年WBCの侍ジャパンには、メジャーリーグ(MLB)所属選手が何人選ばれたのでしょうか。野球日本代表の公式最終ロースターを確認すると、30人のうちメジャー組は8人です。大谷翔平、山本由伸、菊池雄星、菅野智之、鈴木誠也、吉田正尚、岡本和真、村上宗隆が名を連ねました。
今回の代表には、ドジャースの大谷・山本だけでなく、ブルージェイズの岡本、ホワイトソックスの村上など、異なる球団でプレーする日本人スターが集結しました。一方、佐々木朗希とラーズ・ヌートバーは選出されていません。菅野の所属先や大谷の投手起用をめぐる情報も含め、2026年2月26日更新の最終ロースターを基準に、選出された選手と不参加の背景を整理します。
【結論】2026年WBCのメジャー組は30人中8人!侍ジャパンの選出状況
2026年WBC日本代表に選ばれたMLB所属選手は、最終的に8人でした。
大会を主催するWBCインクが2026年2月に各国の最終ロースターを発表し、侍ジャパン公式サイトも2月26日付で出場選手を更新しています。両者の情報を照合すると、メジャー組の顔ぶれが確認できます。
内訳は投手3人、内野手2人、外野手2人、指名打者1人です。
- 投手: 菊池雄星、山本由伸、菅野智之
- 内野手: 岡本和真、村上宗隆
- 外野手: 吉田正尚、鈴木誠也
- 指名打者: 大谷翔平
30人中8人という割合は約26.7%。およそ4人に1人がMLB所属選手という計算です。
注目したいのは、メジャー組が単に有名打者に偏っていないことです。菊池、山本、菅野という3人の先発候補を含み、投打それぞれに経験豊富な選手を配置しています。
ただし、大谷は最終ロースター上で投手ではなくDHとして登録されています。そのため、MLB所属の投手は3人であり、大谷を投手陣に数えるのは正確ではありません。
【完全一覧】2026年WBCメジャー組8人の所属球団・ポジション
ここでは、2026年WBCの最終ロースターに掲載された所属球団と登録ポジションをまとめます。所属球団は大会時点の情報です。
| 選手名 | MLB所属球団 | 代表ポジション | 注目ポイント |
|---|---|---|---|
| 大谷翔平 | ロサンゼルス・ドジャース | DH | 打者として出場 |
| 山本由伸 | ロサンゼルス・ドジャース | 投手 | 右腕の先発候補 |
| 菊池雄星 | ロサンゼルス・エンゼルス | 投手 | 左腕の先発候補 |
| 菅野智之 | コロラド・ロッキーズ | 投手 | 豊富な先発経験 |
| 鈴木誠也 | シカゴ・カブス | 外野手 | 長打力と得点力 |
| 吉田正尚 | ボストン・レッドソックス | 外野手 | 高い打撃技術 |
| 岡本和真 | トロント・ブルージェイズ | 内野手 | 中軸を担う長距離打者 |
| 村上宗隆 | シカゴ・ホワイトソックス | 内野手 | 左の長距離砲 |
この8人の所属球団は、ドジャースが2人、エンゼルス、ロッキーズ、カブス、レッドソックス、ブルージェイズ、ホワイトソックスが各1人です。
特に話題を集めたのは、岡本和真と村上宗隆のMLB挑戦後の代表選出です。NPBで実績を残した日本を代表する強打者が、それぞれ異なるMLB球団に所属してWBCの舞台に立ちました。
また、菅野智之も忘れてはいけない存在です。菅野は最終ロースターでコロラド・ロッキーズ所属の投手として登録されており、今回のメジャー組8人に含まれます。
なお、上記のポジションは侍ジャパン公式ロースターの登録区分に基づくものです。実際の守備位置や打順は試合ごとの起用によって変わります。
【全30人】2026年WBC侍ジャパン最終ロースターと選出選手一覧
メジャー組8人だけでなく、残る22人を含めた最終メンバーも確認しておきましょう。
侍ジャパン公式サイトが2026年2月26日に掲載した最終メンバーは、以下の30人です。
投手14人
- 宮城大弥(オリックス・バファローズ)
- 伊藤大海(北海道日本ハムファイターズ)
- 大勢(読売ジャイアンツ)
- 菊池雄星(ロサンゼルス・エンゼルス)
- 山本由伸(ロサンゼルス・ドジャース)
- 菅野智之(コロラド・ロッキーズ)
- 隅田知一郎(埼玉西武ライオンズ)
- 金丸夢斗(中日ドラゴンズ)
- 種市篤暉(千葉ロッテマリーンズ)
- 髙橋宏斗(中日ドラゴンズ)
- 藤平尚真(東北楽天ゴールデンイーグルス)
- 曽谷龍平(オリックス・バファローズ)
- 北山亘基(北海道日本ハムファイターズ)
- 松本裕樹(福岡ソフトバンクホークス)
捕手3人
- 若月健矢(オリックス・バファローズ)
- 坂本誠志郎(阪神タイガース)
- 中村悠平(東京ヤクルトスワローズ)
内野手7人
- 牧秀悟(横浜DeNAベイスターズ)
- 小園海斗(広島東洋カープ)
- 牧原大成(福岡ソフトバンクホークス)
- 源田壮亮(埼玉西武ライオンズ)
- 佐藤輝明(阪神タイガース)
- 岡本和真(トロント・ブルージェイズ)
- 村上宗隆(シカゴ・ホワイトソックス)
外野手5人
- 近藤健介(福岡ソフトバンクホークス)
- 周東佑京(福岡ソフトバンクホークス)
- 森下翔太(阪神タイガース)
- 吉田正尚(ボストン・レッドソックス)
- 鈴木誠也(シカゴ・カブス)
指名打者1人
- 大谷翔平(ロサンゼルス・ドジャース)
この30人のうち、MLB所属選手が8人、NPB所属選手が22人という構成です。
投手14人という編成は国際大会での継投を意識したものです。捕手3人を確保し、内野・外野にも複数の選択肢を用意することで、長い大会日程に対応できる布陣となっています。
メジャー組の知名度に注目が集まりがちですが、国内組にも山本や菊池と並ぶ投手力を支える選手、守備や走塁でチームを支える選手がそろっています。
【不参加の理由】佐々木朗希とラーズ・ヌートバーはなぜWBCに選ばれなかった?
2023年WBCで侍ジャパンの優勝に貢献した佐々木朗希とラーズ・ヌートバーは、2026年大会の最終ロースターには入りませんでした。
両選手は不参加という点では共通していますが、その背景は異なります。
佐々木朗希:ドジャース側の判断で出場を見送り
佐々木朗希は2025年にロサンゼルス・ドジャースへ移籍し、メジャー1年目を迎えました。しかし、シーズン中に右肩のインピンジメントで負傷者リスト入りし、長期間の離脱を経験しています。
MLB公式の選手情報によると、佐々木は2025年5月に右肩のインピンジメントで負傷者リストに入り、レギュラーシーズン終盤に復帰しました。
その後、ポストシーズンでは救援投手としてチームに貢献しましたが、2026年のWBCについてはドジャース側が出場を認めない判断をしました。
2026年2月の報道では、佐々木本人も球団の判断だったことを説明し、シーズンに向けた準備に集中する考えを示しています。
つまり、佐々木の不参加は単純な実力不足や代表への意欲の問題ではありません。右肩の故障から復帰したばかりの状況と、球団が管理する選手のコンディション、春季キャンプでの調整を考慮した判断だったと整理できます。
ドジャースには大谷翔平と山本由伸も所属していますが、2人はWBCに参加しました。佐々木だけが不参加となった背景には、前年の負傷歴と調整状況の違いがありました。
ラーズ・ヌートバー:両踵の手術とリハビリが背景
2023年大会で日本代表の一員として活躍したラーズ・ヌートバーは、2026年大会には出場していません。
ヌートバーはセントルイス・カージナルス所属の外野手です。2025年10月、両方の踵に生じたハグルンド変形に対処するため手術を受けました。
ハグルンド変形は踵の後方に骨の突出が生じる状態で、アキレス腱付着部周辺の刺激や痛みにつながることがあります。
MLB公式のカージナルス関連報道によると、ヌートバーは2026年2月のキャンプ開始時点でも復帰時期を明確にできず、リハビリを続けていました。
加えて、3月21日のMLB公式報道では、手術した踵が完全な状態に戻っていないことから、開幕を負傷者リストで迎えることが発表されています。
こうした経過を考えると、2026年WBCへの不参加は、両踵の手術後の回復と競技復帰を優先する必要があったことが大きな背景にあります。
佐々木朗希とヌートバーの不参加は同じ理由ではない
2人の状況を混同しないことが大切です。
- 佐々木朗希: 右肩の故障歴があり、ドジャース側の判断でWBC参加を見送った。
- ラーズ・ヌートバー: 両踵の手術後のリハビリが続いており、最終ロースターに入らなかった。
2023年の優勝メンバーだからといって、次の大会にも必ず出場できるわけではありません。代表選考では、実績だけでなく、その時点での健康状態や所属球団の判断も大きく関わります。
【大谷はDH専念・菅野はロッキーズ】メジャー組の注目ポイントと最終選考の変更
2026年WBCのメジャー組を理解するうえで、特に確認しておきたいのが大谷翔平の起用と菅野智之の所属球団です。
大谷翔平はドジャースからDHとして出場
大谷翔平は2026年WBCに出場しましたが、登録ポジションは投手ではなく指名打者でした。
2026年2月1日、ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は、大谷がWBCでは投球せず、打者として参加することを明らかにしました。
背景には、右肘の手術から投手として復帰した後の調整と、二刀流選手としての負担管理があります。2025年シーズンには投手としての登板を再開していましたが、ドジャースは翌シーズンを見据えたコンディション管理を重視しました。
したがって、2026年大会の大谷は打線の中心としての役割を担う存在です。投手としての登板を期待していたファンにとっては意外な起用でしたが、DH登録は大会前から明確にされていました。
山本由伸はドジャースの投手として選出
山本由伸は大谷と同じロサンゼルス・ドジャースに所属し、投手として日本代表に選ばれました。
2023年WBCでも日本代表の一員だった山本は、NPB時代から高い投球能力を評価されてきた右腕です。2026年大会でも、先発投手として期待されるメジャー組の中心的存在でした。
大谷がDH、山本が投手という役割分担になったことで、同じドジャースの日本人選手でも代表での起用方法は明確に異なっていました。
菅野智之はロッキーズ所属として正式登録
菅野智之については、所属球団をめぐる情報に注意が必要です。
最終ロースターでは、菅野はコロラド・ロッキーズ所属の投手として掲載されています。
初期の選出情報では、オリオールズ所属やフリーエージェントとして扱われていた時期の情報が混在することがあります。しかし、最終ロースターの所属表記はロッキーズです。
そのため、2026年WBCのメジャー組を数える際には、菅野を含めるのが正しい整理です。
最終ロースター確定までに起きた選手変更
もう一つ注意したいのが、発表当初のメンバーと最終ロースターの違いです。
2026年2月には、負傷やコンディション不良による選手変更が複数回発表されました。
- 2月11日: 平良海馬が左ふくらはぎの肉離れで辞退し、藤平尚真が追加選出。
- 2月13日: 石井大智が左アキレス腱損傷で辞退し、隅田知一郎が追加選出。
- 2月26日: 松井裕樹がコンディション不良で辞退し、金丸夢斗が追加選出。
特に松井裕樹はMLBのサンディエゴ・パドレスに所属する選手でしたが、最終的には代表を辞退しています。この変更によって、最終ロースターに残ったMLB所属選手は8人となりました。
初期のメンバー発表だけを参照すると、最終的な選出人数や所属球団を取り違える可能性があります。2026年2月26日更新の公式名簿を基準にすることが、正確な確認につながります。
【プロの結論】2026年WBCのメジャー組は人数より役割と編成に注目
2026年WBCの侍ジャパンを評価する際、メジャー組が何人いるかだけでチーム力を判断するのは十分ではありません。
今回の8人を役割別に見ると、投手3人、内野手2人、外野手2人、DH1人という構成です。特に注目すべきは、投手と野手でMLB選手の比率が異なる点です。
メジャー組の強みは国際経験と打撃力
大谷、鈴木、吉田、岡本、村上という打撃陣には、異なるタイプの強打者が集まりました。
大谷の長打力、鈴木のパワー、吉田の打撃技術、岡本と村上の中軸候補としての存在感は、それぞれ異なる特徴を持っています。
一方、投手陣では山本、菊池、菅野がMLBでの経験を持ち、国際大会の大舞台でも経験を生かせる顔ぶれとなりました。
NPB組22人が支えるチーム全体のバランス
今回の代表は、MLB所属選手だけで構成されているわけではありません。
国内組には宮城大弥、伊藤大海、種市篤暉、髙橋宏斗などの投手陣に加え、牧秀悟、源田壮亮、佐藤輝明、近藤健介、周東佑京といった実績ある選手が選ばれています。
こうした選手たちは、守備、走塁、つなぐ打撃、継投など、メジャー組とは異なる役割でチームを支えます。
実際、2026年大会では日本は1次ラウンドを4連勝で突破しました。しかし、3月15日の準々決勝ではベネズエラに5対8で敗れ、準決勝進出を逃しています。
この結果からも、スター選手の人数だけで国際大会の勝敗が決まるわけではないことが分かります。短期決戦では、投手の継投、守備の安定性、相手投手への対応、選手のコンディションなどが複雑に絡み合います。
2026年大会から読み取れるメジャー組の評価基準
メジャー組を評価するなら、次の3つの視点が重要です。
- 所属球団: 最終ロースター発表時点で、どのMLB球団に所属していたか。
- 代表での役割: 投手、内野手、外野手、DHのどのポジションで選出されたか。
- 参加できるコンディション: 故障やリハビリ、所属球団の管理方針などをクリアできたか。
メジャー組の価値は、単純な人数や知名度だけでは測れません。NPBとMLB双方の経験を持つ選手が、それぞれの役割を果たせるかどうかが、代表全体の競争力を左右します。
2026年WBCの侍ジャパンは、MLBのスター選手8人とNPBの実力者22人を組み合わせたチームでした。この30人の構成こそ、今回の代表を理解するうえで押さえておきたいポイントです。
2026年WBCのメジャー組に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年WBCの侍ジャパンにメジャー組は何人いましたか?
A1:最終ロースター30人のうち8人です。菊池雄星、山本由伸、菅野智之、大谷翔平、鈴木誠也、吉田正尚、岡本和真、村上宗隆が選ばれました。
Q2:大谷翔平は2026年WBCに出場しましたか?
A2:出場しました。ロサンゼルス・ドジャース所属で、最終ロースターには指名打者として登録されました。大会では投手として登板せず、打者に専念しました。
Q3:山本由伸と菊池雄星もWBC日本代表でしたか?
A3:はい。山本由伸はロサンゼルス・ドジャース、菊池雄星はロサンゼルス・エンゼルス所属の投手として選出されました。
Q4:菅野智之の所属球団はどこですか?
A4:2026年WBCの最終ロースターでは、コロラド・ロッキーズ所属の投手として登録されました。メジャー組8人に含まれます。
Q5:佐々木朗希が2026年WBCに出場しなかった理由は何ですか?
A5:2025年に右肩のインピンジメントで長期離脱した経緯があり、2026年大会への参加はドジャース側の判断で見送られました。本人もシーズンに向けた準備に集中する考えを示しています。
Q6:ラーズ・ヌートバーがWBCに出なかったのはなぜですか?
A6:2025年10月に両踵の手術を受け、2026年もリハビリを続けていたことが背景にあります。大会後の3月にも負傷者リスト入りが発表されました。
Q7:岡本和真と村上宗隆もメジャー組ですか?
A7:はい。岡本和真はトロント・ブルージェイズ、村上宗隆はシカゴ・ホワイトソックス所属の内野手として2026年WBC日本代表に選ばれました。
Q8:2026年WBCの最終ロースターは何人ですか?
A8:30人です。投手14人、捕手3人、内野手7人、外野手5人、指名打者1人で構成されています。
まとめ:2026年WBC侍ジャパンのメジャー組は8人!最終名簿で確認しよう
2026年WBCの侍ジャパンに選出されたメジャー組は、最終ロースター30人中8人でした。
顔ぶれは、大谷翔平、山本由伸、菊池雄星、菅野智之、鈴木誠也、吉田正尚、岡本和真、村上宗隆です。
大谷はドジャース所属のDHとして出場し、山本も同球団の投手として代表入りしました。菊池はエンゼルス、菅野はロッキーズ、鈴木はカブス、吉田はレッドソックス、岡本はブルージェイズ、村上はホワイトソックスという所属でした。
一方、佐々木朗希は右肩の故障後の調整と球団側の判断、ヌートバーは両踵の手術とリハビリが不参加の背景にあります。また、松井裕樹の辞退など、最終決定までには複数の選手変更もありました。
2026年大会は日本が準々決勝でベネズエラに敗れて終了しましたが、MLBとNPBのトップ選手が融合した代表の顔ぶれは、今後の侍ジャパンを考えるうえでも重要な記録です。
メジャー組の人数だけでなく、所属球団、代表でのポジション、選出・辞退の経緯まで把握することで、2026年WBCの侍ジャパンをより正確に理解できます。
主な照合資料: 侍ジャパン公式サイトの2026年2月26日最終名簿・選手変更発表、MLB公式の大会ロースター発表および各選手の報道、佐々木朗希の参加判断に関する現地報道。