道場六三郎さんの現在を知るうえで、特に注目したいのが、2026年5月30日にSmartFLASHが報じた近況です。
報道によると、道場さんは現在も月に1回、東京・銀座の「ろくさん亭」の献立を変更するタイミングで厨房に立っています。料理を実際に確認し、最終的な味を判断したうえで新しいメニューを決める役割を担っています。
つまり、現在の道場さんは、かつてのように毎日店の厨房で調理する働き方ではなく、長年培った経験を生かして、料理の方向性や品質を監修するスタイルも取り入れているのです。
同じ記事では、企業とのコラボレーションにも取り組んでいることが紹介されました。取材当日には和菓子の試食にも参加し、一つひとつ丁寧に味を確かめていたといいます。
95歳になっても、料理を食べて評価するだけでなく、新しい商品づくりに関わっている点は見逃せません。道場さんの活動は、料理店の厨房だけにとどまらなくなっています。
また、2026年6月には「鉄人の台所」にも厨房で料理する姿が登場。手術後も料理に関する発信が続いていることが確認できます。
こうした活動から分かるのは、道場さんが料理人としての仕事を完全に退いたわけではないということです。現在の活動量や役割は年齢に合わせて変化していますが、味を追求する姿勢は変わっていません。
【心臓手術の経緯】95歳で受けた手術の正体はペースメーカーの電池交換
道場六三郎さんの近況を調べる人が気にしているのが、2026年に報じられた心臓手術です。
2026年5月30日のSmartFLASHの取材記事では、道場さん自身が手術を控えていることを明かしています。
ただし、今回の手術については、重大な心臓病の治療や大きな心臓手術というよりも、以前から使用していたペースメーカーの電池交換が目的でした。
10年前に植え込んだペースメーカーの電池交換
同記事によると、道場さんは約10年前にペースメーカーを植え込んでおり、今回の手術ではその電池を交換する予定でした。
「10年前に入れたペースメーカーの電池交換をします。落ち着いたらまた、店にも顔を出します。YouTubeもやりますよ」
これは2026年5月の取材時に道場さんが語った言葉です。手術後も店やYouTubeでの活動を続ける意欲を示していました。
手術は無事終了。次女の照子さんが報告
加えて、SmartFLASHの記事では、次女の照子さんが手術は無事に終了したと伝えています。
したがって、2026年5月時点で確認できる経緯は次のとおりです。
- 約10年前にペースメーカーを植え込む。
- 2026年5月の取材時に電池交換の手術を予定していると説明。
- 手術後、次女の照子さんが無事に終了したことを報告。
- その後もYouTubeで料理動画の配信が続く。
なお、手術の具体的な実施日や術後の詳細な医学的状態については、報道された内容を超えて判断することはできません。
一方、2026年10月4日にはYouTubeの新作動画が公開されています。少なくとも、手術後も料理に関する活動が継続していることは、公開情報から確認できます。
【銀座ろくさん亭の現在】開店55周年を迎え、新しい店舗も誕生
道場六三郎さんの代表的な仕事場といえば、1971年に開店した「銀座ろくさん亭」です。
2026年は、開店から55周年に当たります。半世紀以上にわたり、道場さんの料理哲学を伝えてきた店です。
大塚食品の公式紹介ページでも、銀座ろくさん亭は四季折々の旬の食材を大切にし、新しい味を追求する日本料理店として紹介されています。
銀座ろくさん亭は現在も営業を続けている
銀座ろくさん亭の特徴は、伝統的な日本料理を大切にしながらも、型にはまらない創作性を取り入れていることです。
道場さんは和食の料理人でありながら、西洋料理や中華料理の食材、調理技法も積極的に取り入れてきました。和食の枠を守ることだけを目的にせず、食べる人に新しい驚きを届けることを重視しています。
2026年5月の報道で紹介された月1回の厨房での仕事も、この店の献立を考える重要な機会です。
毎日厨房に立つことと、定期的に味を確かめて最終判断をすることは違います。95歳という年齢を踏まえた働き方でありながら、店の料理に対する責任を持ち続けている点に特徴があります。
2026年9月11日には「日比谷ろくさん亭」がオープン
2026年の道場さんの活動で、もう一つ注目したいのが新店舗の誕生です。
株式会社eatopiaホールディングスは2026年8月25日、新業態「日比谷ろくさん亭」を9月11日に東京ミッドタウン日比谷3階にオープンすると発表しました。
この店舗は、神谷昌孝さんが手掛けてきた「そば処 そばがみ」の蕎麦の技術と、道場さんが築いてきた「みちば和食」の感性を融合させたものです。
前身の「そばがみ」は2018年3月に開業し、2026年7月末で一つの節目を迎えました。その技術を引き継ぐ形で、新しい店舗が誕生しています。
銀座ろくさん亭が特別な日の食事を楽しむコース主体の店であるのに対し、日比谷ろくさん亭は、より気軽に立ち寄れるスタイルを目指しています。
ランチでは蕎麦を主役にした料理や60分程度のコース、ディナーでは蕎麦前を中心としたアラカルトなどを提供する構成です。
ここで重要なのは、新店舗の料理を道場さん本人が毎日調理しているという意味ではないことです。道場六三郎事務所の料理人たちが技術を受け継ぎ、道場さんの料理の感性を新しい形で展開する事業です。
95歳の料理人が自分の名前を冠したブランドを次の世代につなげているという点で、2026年の大きな出来事といえます。
【鉄人の台所】2026年10月の最新動画はマグロとチーズの新作サラダ
道場六三郎さんは、テレビ出演だけでなくYouTubeでも活動を続けています。
チャンネル名は「鉄人の台所」。2020年にスタートした家庭料理を中心とするチャンネルで、プロの技術や意外性のある食材の組み合わせを、家庭でも楽しめる形で紹介しています。
2024年の『致知』のインタビューでは、番組の企画や編集を『料理の鉄人』のディレクターを務めた田中経一さんが手掛けていることも明かされました。
2026年10月4日公開の最新動画
2026年10月31日までの動画一覧で確認できる最新配信は、10月4日公開の第159回です。
一つ前の第158回は9月7日公開の「秘技・青寄せ 和の神様がもろこし豆腐を作る」。トウモロコシを使ったもろこし豆腐を取り上げています。
加えて、2026年8月にはえのき茸のサラダ、7月にはブロッコリーを使った「みどり揚げ」、6月にはカツオのたたきと、毎回異なる食材を取り上げてきました。
この配信内容から分かるのは、単に過去の名声を振り返るチャンネルではないということです。現在進行形で新しいレシピを考え、料理の発想を視聴者に届けています。
YouTubeで伝えているのは高級料亭の技術だけではない
『致知』の2024年のインタビューで、道場さんは家庭料理について、店の料理とは違った新しい発見があると語っています。
例えば、海老とリンゴを組み合わせた料理についても紹介していました。一見すると意外な組み合わせですが、食材の相性を考え、新しいおいしさを生み出すところに道場流の面白さがあります。
料理の鉄人時代は、限られた時間のなかで料理人の技術を競う姿が印象的でした。一方、現在のYouTubeでは、家庭の冷蔵庫にある食材から新しい料理を生み出す姿を見せています。
勝敗を競う料理から、視聴者が実際に作れる料理へ。発信する場所や対象が変わっても、創意工夫を楽しむ姿勢は一貫しています。
【経歴・年表】道場六三郎はどんな料理人?料理の鉄人から現在まで
道場六三郎さんは、1931年1月3日、石川県山中温泉に生まれました。
料理人を志したのは10代後半です。最初から料理人になることだけを目指していたわけではなく、地元の魚屋で働いたことが料理の道へ進むきっかけになりました。
その後、東京や神戸、金沢の名店で修業し、28歳で料理長に就任。1971年には自らの店を銀座に開きました。
1993年から始まったフジテレビ系『料理の鉄人』では、初代「和の鉄人」として出演。31戦27勝3敗1分という戦績を残しています。
道場六三郎の主な経歴と転換点
『料理の鉄人』で残した27勝3敗1分の実績
道場さんの名前を全国に広めた番組が、1993年に放送を開始した『料理の鉄人』です。
番組では、料理人が与えられた食材をテーマに腕を競い合いました。道場さんは日本料理を担当する初代「和の鉄人」として登場し、対戦相手の料理人たちを迎え撃ちました。
31戦27勝3敗1分という数字は、単に出演回数が多かったというだけではありません。和食の技術をテレビという舞台で分かりやすく伝え、料理人そのものをスターとして認知させた実績でもあります。
フレンチの鉄人として活躍した坂井宏行さん、中華の鉄人として知られた陳建一さんらとともに、料理番組の歴史を彩りました。
2026年6月には、陳建太郎さんが道場さんと坂井宏行さんとの3ショットを公開し、往年の鉄人たちの交流が報じられました。かつての共演者とのつながりも、現在まで続いています。
【生涯現役の理由】95歳になっても料理への情熱が続くのはなぜ?
道場六三郎さんが95歳になっても現役で活動する理由を考えると、単純に体力や健康だけでは説明できません。
これまでのインタビューや仕事の内容を見ると、料理に対する好奇心と、変化を恐れない姿勢が大きな特徴になっています。
1. 和食の伝統にとらわれず、新しい技法を取り入れる
道場さんの料理を語るうえで欠かせないのが、「食材に国境なし」という考え方です。
和食の料理人でありながら、西洋料理や中華料理の食材、調理法を取り入れてきました。伝統を守ることと、新しい料理を生み出すことを対立させず、両立させてきたのです。
この柔軟な考え方は、80歳を迎えた2011年以降に取り組んだ「道場旬皿」にも表れています。
年齢を重ねたからこそできる料理を追求し、以前の成功にとどまらず、新しい表現を模索してきました。
2. 新しい料理を考えること自体が楽しみになっている
2026年5月のSmartFLASHの取材で、道場さんは挑戦への意欲について次のように話しています。
「新しいものに出合ったり、作り上げたり、考えたりするのが好きだからね」
この言葉には、道場さんの仕事観がよく表れています。
料理を作ることが単なる職業上の義務になっているのではなく、新しい味を考え、実際に試し、食べる人の反応を確かめることそのものが楽しみになっているのです。
YouTubeで家庭料理を紹介することも、その延長線上にあります。高級店の料理だけでなく、家庭の食材から新しい発想を生み出すことに喜びを感じているのでしょう。
3. 自分一人で働き続けるのではなく、技術を次世代につなぐ
95歳で現役という言葉から、毎日自分で仕込みをし、調理場を切り盛りしている姿を想像する人もいる可能性があります。
しかし、現在の道場さんの活動は、それだけではありません。
銀座ろくさん亭では月1回の献立変更時に味を確認し、新業態の日比谷ろくさん亭では、道場六三郎事務所の料理人たちが技術を受け継いでいます。
つまり、本人がすべての作業を抱え込むのではなく、自分の経験や料理哲学を周囲の料理人に伝え、次の世代が実際の料理を提供する仕組みができています。
これは、料理人としての仕事を長く続けるうえで重要な変化です。現場で手を動かすことだけが料理人の仕事ではありません。味を決めること、技術を伝えること、店の方向性を示すことも、料理人としての大切な役割です。
4. 料理を通じて人を喜ばせたいという原点
道場事務所の公式紹介には、料理を作る目的について、お客さんに驚きや喜びを届けたいという考え方が記されています。
また、2024年の『致知』のインタビューでも、道場さんは家庭料理を紹介することに新しい発見があると話していました。
料理の鉄人時代には対戦相手を驚かせ、現在は店のお客さんやYouTubeの視聴者に新しい味を届ける。舞台は変わっても、料理を通して人を喜ばせるという原点は変わっていません。
【最新の近影】95歳の道場六三郎は現在どんな姿?
道場六三郎さんの近影については、2026年にも複数の報道や動画で姿を確認できます。
2026年4月1日には、坂井宏行さんが自身のSNSに道場さんとのツーショットを投稿。デイリースポーツがその写真を紹介しました。
道場さんは黒のベスト姿で、背筋を伸ばして立っており、95歳という年齢にもかかわらず、きちんとした身のこなしが印象的な写真でした。
また、5月30日のSmartFLASHでは、和菓子の試食をする道場さんの写真が掲載されています。料理を確認する真剣な表情も紹介されました。
さらに6月には、YouTubeで白い調理服を着て厨房に立つ姿が話題になりました。
そして10月4日には新しい料理動画が公開されています。2026年11月時点で、道場さんの近況を知るための新しい映像資料として注目できるものです。
なお、写真や動画に映る姿だけで健康状態を医学的に判断することはできません。現在の活動については、実際に報道された厨房での仕事や継続的な動画配信を手掛かりに見るのが適切です。
【道場六三郎の現在】よくある質問(FAQ)
Q1:道場六三郎は2026年現在何歳ですか?
A1:1931年1月3日生まれの95歳です。2026年11月時点では95歳で、2027年1月3日に96歳を迎えます。
Q2:道場六三郎は現在も料理人として活動していますか?
A2:はい。銀座ろくさん亭では月に1回、献立変更時に厨房に立ち、最終的な味の確認やメニュー決定に関わっています。YouTubeでも家庭料理の動画を発信しています。
Q3:道場六三郎の心臓手術は成功しましたか?
A3:2026年5月のSmartFLASHの報道によると、約10年前に植え込んだペースメーカーの電池交換を予定しており、次女の照子さんが手術は無事に終了したと伝えています。
Q4:銀座ろくさん亭は現在も営業していますか?
A4:はい。1971年に開店した銀座ろくさん亭は2026年に55周年を迎えています。また、2026年9月11日には東京ミッドタウン日比谷に新業態の日比谷ろくさん亭もオープンしました。
Q5:道場六三郎のYouTube最新動画は何ですか?
A5:2026年10月31日までの配信一覧で確認できる最新動画は、10月4日公開の「『妻への謝罪』マグロ赤身とチーズで新作サラダ」です。家庭料理レシピの第159回に当たります。
Q6:道場六三郎は『料理の鉄人』で何勝しましたか?
A6:初代「和の鉄人」として31戦に挑み、27勝3敗1分という成績を残しました。
Q7:道場六三郎が95歳でも現役を続けられる理由は何ですか?
A7:新しい食材や調理法への好奇心、料理を考えること自体を楽しむ姿勢、そして次世代の料理人に技術を継承する仕組みが挙げられます。毎日厨房に立つだけでなく、味の監修や動画配信など活動方法を広げていることも特徴です。
【プロの結論】道場六三郎の現在は「引退」ではなく、料理人としての新しいステージ
2026年11月現在、95歳の道場六三郎さんは、料理人としての活動を続けています。
今回の近況を整理すると、特に重要なのは次の5点です。
- 銀座ろくさん亭で月1回、献立や味の最終確認に関わっている。
- 2026年5月に報じられたペースメーカーの電池交換は無事に終了した。
- YouTube「鉄人の台所」で家庭料理を発信している。
- 2026年10月4日にも新作レシピ動画を公開している。
- 2026年9月には日比谷ろくさん亭が誕生し、料理の技術と哲学を次世代につなぐ動きも進んでいる。
道場さんの生涯現役を理解するうえで大切なのは、単に95歳で包丁を握っているという年齢的な驚きだけではありません。
料理人としての役割を時代や年齢に合わせて変化させながら、新しい味を考え続けていることです。
かつては『料理の鉄人』の舞台で勝敗を競い、銀座ろくさん亭ではお客さんに喜ばれる料理を追求してきました。そして現在は、YouTubeで家庭料理の可能性を広げ、新しい店舗や若い料理人を通じて自らの技術を伝えています。
95歳になった今も、料理を考えること、食材と向き合うこと、食べる人を喜ばせることに終わりはありません。
道場六三郎さんの現在は、料理人としての引退ではなく、経験を生かしながら新しい世代へ料理の魅力をつないでいく第二の現役時代なのです。
主な参考資料:SmartFLASH(2026年5月30日)、ORICON NEWS(2026年8月25日)、株式会社eatopiaホールディングス公式プレスリリース、大塚食品「銀座ろくさん亭」公式紹介、致知出版社インタビュー、鉄人の台所の動画配信記録。