2026年度前期のNHK連続テレビ小説『風、薫る』は、見上愛と上坂樹里がダブルヒロインを務めた、明治時代の看護の世界を描く物語です。物語の中心となるのは、元家老の家に生まれた一ノ瀬りんと、幼い頃に親に捨てられ牧師に育てられた大家直美。異なる境遇で育った2人が看護婦養成所で出会い、衝突を重ねながら新しい看護の道を切り開いていきます。
2026年11月3日現在、ドラマは9月25日に全130回で放送を終了しています。 放送終了後の最新情報も含め、北村一輝、水野美紀、原田泰造、多部未華子、佐野晶哉らの役柄、家族関係、看護婦養成所の仲間、恵風看護婦会の人物関係を整理しました。加えて、大関和と鈴木雅という実在の看護師との関係も解説します。
【2026年最新】『風、薫る』の放送情報とキャスト相関図の全体像
『風、薫る』は、NHK連続テレビ小説の第114作です。
舞台は文明開化が進む明治時代。まだ専門職としての地位が確立されていなかった看護の世界に飛び込んだ2人の女性が、患者や医師、社会制度と向き合いながら成長していく姿を描いています。
作品の基本情報は次のとおりです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 作品名 | 風、薫る |
| 放送開始 | 2026年3月30日 |
| 最終回 | 2026年9月25日 |
| 放送回数 | 全130回 |
| 放送枠 | NHK連続テレビ小説 |
| 主演 | 見上愛・上坂樹里 |
| 脚本 | 吉澤智子 |
| 原案 | 田中ひかる『明治のナイチンゲール 大関和物語』 |
| 主題歌 | Mrs. GREEN APPLE「風と町」 |
| 語り | 研ナオコ |
NHKエンタープライズの作品紹介では、主人公の2人が看護婦養成所に入所し、卒業後は大学病院でトレインドナースとして活動する過程が紹介されています。
人物相関図の中心は2人の女性
人物関係を理解するうえで、最初に押さえたいのが2人の生い立ちの違いです。
一ノ瀬りん(見上愛)は、栃木県那須地域の元家老の家に生まれた女性です。父と母、妹に囲まれて育ち、比較的恵まれた環境にありました。しかし、人生の転機を経験し、若くして娘を育てる立場になります。
一方の大家直美(上坂樹里)は、生後間もなく親に捨てられ、キリスト教の牧師に保護されて育った女性です。家族という安心できる居場所を持たず、自分の力で生き抜くためのしたたかさを身につけてきました。
りんは良心を大切にし、直美は現実を生き抜く知恵を重視する。性格も価値観も異なる2人が、看護婦養成所で同じ目標を持つことになります。
この対照的な人物設定が、作品全体の人間関係を理解する鍵になっています。
【キャスト一覧】一ノ瀬家・大家家・主要人物の関係を整理
ここでは、主要人物と演じる俳優、家族や周囲との関係をまとめます。
一ノ瀬りんの家族関係
りんの人物関係は、一ノ瀬家を中心に広がっています。
- 一ノ瀬りん:見上愛
主人公。元家老の家に生まれ、看護の世界へ進む女性。
- 一ノ瀬信右衛門:北村一輝
りんの父。元家老で、明治維新後は農家として暮らす。
- 一ノ瀬美津:水野美紀
りんの母。旧藩主の一族の出身で、気位の高さと豪胆さを持つ。
- 一ノ瀬安:早坂美海
りんの妹。姉とは異なる人生観を持ち、良家への嫁入りを望む。
- 中村義正:小林隆
信右衛門に仕えていた元陪臣。一ノ瀬家と関係を保ち続ける。
- 奥田亀吉:三浦貴大
りんの結婚相手となる人物。運送業で財を成した商人。
- 竹内虎太郎:小林虎之介
りんの幼なじみ。元足軽の家に生まれ、りんとは長い付き合いがある。
りんの家族関係で注目したいのは、父・信右衛門と母・美津の存在です。
北村一輝演じる信右衛門は、旧家の誇りを持ちながらも、娘たちに自分で考えることを教える人物。一方、水野美紀演じる美津は、旧家の気位を保ちながらも行動力のある母親です。
りんの人生を支える家族でありながら、時代の変化によってそれぞれの立場や価値観が揺らいでいく点も見どころです。
大家直美の家族関係
直美の家族関係は、物語の進行に伴って大きく変化します。
- 大家直美/小川直美:上坂樹里
もう一人の主人公。孤児として育ち、看護の道へ進む。
- 吉江善作:原田泰造
キリスト教の牧師。直美を引き取って以来、彼女を見守ってきた。
- メアリー:アニャ・フロリス
直美を見守る宣教師。
- 小川吾郎:甲斐翔真
直美が病院で出会う陸軍軍人。のちに直美の夫となる。
- 小川明:開原律
直美と吾郎の息子。
原田泰造演じる吉江善作は、直美にとって大切な精神的支えです。
直美が自立したいと願う気持ちを尊重しながら、離れて暮らすようになっても彼女を気にかけています。血縁だけでは説明できない、人を支える関係が描かれています。
また、直美は吾郎との結婚によって姓が変わり、劇中では「大家直美」から「小川直美」になります。
この変化について、上坂樹里もインタビューで、台本上の役名が変わったことに家族になった実感を覚えたと語っています。
東京で物語を広げる重要人物
2人の主人公を取り巻く東京の人物にも、重要な役割があります。
- 大山捨松:多部未華子
鹿鳴館の華と呼ばれた貴婦人。りんと直美に大きな影響を与える。
- 大山巌:髙嶋政宏
捨松の夫。陸軍卿を務め、後に初代陸軍大臣となる人物。
- 島田健次郎:佐野晶哉
外国語や新しい言葉に詳しい青年。りんの相談相手となる。
- 清水卯三郎:坂東彌十郎
日本橋の舶来品店「瑞穂屋」の主人。
- 柳川文:内田慈
瑞穂屋の店員。外国人客の接客もこなす。
- 松原喜介:小倉史也
瑞穂屋の手代。
- 勝海舟:片岡鶴太郎
清水卯三郎と旧知の仲。
- 小日向栄介:藤原季節
直美と出会う青年。物語の途中で正体に関わる展開もある。
- 柳生藤次:中村倫也
りんと直美が新潟で出会う患者。後に2人の前に大きな壁として立ちはだかる。
- 横沢公輔:井上祐貴
新潟の新聞記者。りんを気にかける人物。
特に多部未華子演じる大山捨松は、主人公たちが看護の仕事を通じて社会との関わりを深めるうえで重要な存在です。
佐野晶哉演じる島田健次郎も、単なる脇役ではありません。りんの相談相手として、言葉や知識を通じて主人公の考えを整理する役割を担っています。
【人物相関表】看護婦養成所・病院・恵風看護婦会のつながり
『風、薫る』の人間関係を理解するうえで、特に重要なのが看護婦養成所と病院、そして後半に登場する恵風看護婦会です。
以下に、主要人物を所属や関係ごとに整理しました。
| 人物・俳優 | 所属・関係 | 人物関係のポイント |
|---|---|---|
| 一ノ瀬りん/見上愛 | 主人公 | 直美と看護の道を歩む |
| 大家直美/上坂樹里 | 主人公 | りんの相棒。後に小川姓となる |
| 吉江善作/原田泰造 | 教会 | 直美を支える牧師 |
| 小川吾郎/甲斐翔真 | 直美の家族 | 直美の夫 |
| 大山捨松/多部未華子 | 鹿鳴館 | 2人に影響を与える貴婦人 |
| 島田健次郎/佐野晶哉 | 東京 | りんの相談相手 |
| 玉田多江/生田絵梨花 | 養成所同期 | 優等生気質の同級生 |
| 泉喜代/菊池亜希子 | 養成所同期 | 最年長の同級生 |
| 東雲ゆき/中井友望 | 養成所同期 | ナイチンゲールに憧れる女性 |
| 柳田しのぶ/木越明 | 養成所同期 | 後に織田姓となる |
| 工藤トメ/原嶋凛 | 養成所同期 | 青森出身の農家の娘 |
| 梶原敏子/伊勢志摩 | 養成所 | 校長・養成所長 |
| 松井エイ/玄理 | 養成所 | 舎監兼通訳 |
| バーンズ/エマ・ハワード | 養成所 | 看護教育を担当する教師 |
| 多田重太郎/筒井道隆 | 帝都医大病院 | 病院長 |
| 今井益男/古川雄大 | 帝都医大病院 | 外科教授 |
| 藤田邦夫/坂口涼太郎 | 帝都医大病院 | 外科助教授 |
| 黒川勝治/平埜生成 | 帝都医大病院 | 外科助手 |
| 永田フユ/猫背椿 | 帝都医大病院 | 看病婦 |
| 三浦ツヤ/東野絢香 | 恵風看護婦会 | 後に看護婦見習いとして学ぶ |
| 織田しのぶ/木越明 | 恵風看護婦会 | 派出看護婦 |
| 有森ソノ/竹田百花 | 恵風看護婦会 | 派出看護婦 |
| 川口ツル/うらじぬの | 恵風看護婦会 | 派出看護婦 |
| 魚住セツ/村上穂乃佳 | 恵風看護婦会 | 患者として登場後、見習いとして関わる |
看護婦養成所の同期5人はどんな人物?
りんと直美が入所する梅岡看護婦養成所には、異なる家庭環境や価値観を持つ女性たちが集まります。
玉田多江(生田絵梨花)
奥医師をしていた家に生まれた優等生タイプ。高い意識を持つ一方で、その考え方が周囲との衝突につながることもあります。
泉喜代(菊池亜希子)
同期の中では最年長。キリスト教を深く信仰し、過去に離縁した経験を持っています。仲間を静かに見守る存在です。
東雲ゆき(中井友望)
子爵の娘。ナイチンゲールに憧れ、それまで通っていた女学校から看護婦養成所へ転入しました。
柳田しのぶ(木越明)
日本橋の呉服屋の四女。西洋の本で見たナース服に憧れて入所した女性です。後に織田しのぶとなります。
工藤トメ(原嶋凛)
青森県出身の裕福な農家の末っ子。困難を乗り越える根性があり、仲間のムードメーカー的な存在です。
加えて、養成所を支える梶原敏子(伊勢志摩)、松井エイ(玄理)、バーンズ(エマ・ハワード)も重要です。
この養成所の特徴は、看護の技術だけでなく、出身も価値観も異なる女性たちが同じ目標に向かって学ぶ点にあります。
帝都医科大学附属病院の人物関係
養成所で学んだりんと直美は、帝都医科大学附属病院で看護婦見習いとして働き始めます。
ここでは、従来から病院に勤務していた看病婦と、新しい教育を受けたトレインドナースとの間に考え方の違いが生まれます。
主要な病院関係者は次のとおりです。
- 多田重太郎(筒井道隆):院長
- 渡辺行成(森田甘路):副院長
- 今井益男(古川雄大):外科教授
- 藤田邦夫(坂口涼太郎):外科助教授
- 黒川勝治(平埜生成):外科助手
- 永田フユ(猫背椿):看病婦
- 須永ヨシ(明星真由美):看病婦
- 三浦ツヤ(東野絢香):看病婦
- 柴田万作(飯尾和樹):用務員
- 和泉千佳子(仲間由紀恵):患者
- 園部弥一郎(野添義弘):患者
- 丸山忠蔵(若林時英):患者
この病院編では、看護の知識を持っていることと、実際に患者と向き合えることは別問題だという現実が描かれます。
りんと直美にとって、養成所での学びを実践に移す重要な転換点です。
恵風看護婦会は物語後半の重要な舞台
物語後半で重要になるのが、恵風看護婦会です。
りんと直美は、病院で働く経験を経て、より多くの人に看護を届ける方法を考えるようになります。
恵風看護婦会には、次の人物たちが関わります。
- 一ノ瀬りん(見上愛)
- 小川直美(上坂樹里)
- 織田しのぶ(木越明)
- 有森ソノ(竹田百花)
- 川口ツル(うらじぬの)
- 三浦ツヤ(東野絢香)
- 魚住セツ(村上穂乃佳)
特に三浦ツヤは、病院で看病婦として働きながら看護婦を目指していましたが、仕事と勉強の両立が難しくなり、病院を解雇された人物です。
その後、りんと直美のもとを訪れ、看護婦見習いとして再び学ぶ道を歩みます。
この展開は、看護という仕事が一部の教育を受けた人だけのものではなく、次の世代へと広がっていく過程を象徴しています。
【相関図の変化】放送中に人物関係はどう更新された?
『風、薫る』の人物相関図は、放送開始時から固定されていたわけではありません。
物語が栃木、東京、新潟へと広がり、看護婦養成所、病院、恵風看護婦会へと舞台が移るたびに、登場人物や関係性が更新されました。
特に注目したい変化を時系列で整理します。
2026年3月:最初の相関図が公開
放送開始前の3月20日、NHKは主要人物24人を掲載した人物相関図を公開しました。
見上愛と上坂樹里のWヒロインを中心に、北村一輝、水野美紀、多部未華子、原田泰造、佐野晶哉らの出演が発表され、作品の人間関係が明らかになりました。
2026年4月:看護婦養成所の仲間が登場
第5週からの相関図では、養成所の同級生や教師が加わりました。
玉田多江、泉喜代、東雲ゆき、柳田しのぶ、工藤トメらが登場し、主人公2人を取り巻く人間関係が大きく広がります。
また、一ノ瀬家や奥田家など、序盤の人間関係が物語の進展に伴って整理されました。
2026年5~6月:病院編と新潟編へ
5月には帝都医科大学附属病院の医師、看病婦、患者など12人が新たに相関図に加わりました。
6月には、りんと直美が看護婦として働く段階に入り、病院での立場や周囲との関係も変化します。
さらに新潟編では柳生藤次(中村倫也)、横沢公輔(井上祐貴)らが加わり、物語は看護の仕事と社会制度の問題へと展開しました。
2026年8月:恵風看護婦会の人物関係が本格化
8月には、りんが新潟から戻り、恵風看護婦会に加わったことを受けて、新しい相関図が公開されました。
この時期には、織田しのぶ、有森ソノ、川口ツルらが看護婦会のメンバーとして紹介されています。
また、直美が小川吾郎と結婚したことで、役名が「大家直美」から「小川直美」に変更されました。
これは単なる名前の変更ではなく、直美の人生における大きな節目でした。
2026年9月:最終盤の人物相関図と最終回
9月には第23週以降の人物相関図が公開され、一ノ瀬家の人物や直美の亡き夫・吾郎など、物語の進展を反映した変更がありました。
9月15日には第25週からの相関図が公開され、三浦ツヤが恵風看護婦会の看護婦見習いとして加わりました。
そして、9月25日の第130回が最終回となりました。
最終回では、りんが執筆した看護の実用書『実践看護法』が発売され、多江が恵風看護婦会を訪れます。一方、シマケンは幼い子どもを連れた女性に出会い、看護の知識を伝える本を手渡します。
最後には、りんと直美の歩みを振り返る映像が流れ、現代の看護師として2人にそっくりな人物が登場しました。
【実在モデルを検証】大関和と鈴木雅はどんな看護師だった?
『風、薫る』を深く理解するために欠かせないのが、実在モデルとなった2人の女性です。
本作は、近代日本の看護を切り開いた大関和(おおぜき・ちか)と鈴木雅(すずき・まさ)の歩みをモチーフにしています。
ドラマの登場人物と実在人物の名前が異なるため、混同しないように整理しておきましょう。
大関和:看護教育と衛生の普及に尽力した先駆者
大関和は、1858年に現在の栃木県大田原市にあたる黒羽地域で生まれ、1932年に亡くなった看護師です。
旧黒羽藩の家老の家に生まれ、結婚と出産を経験した後、夫と離婚。上京して生活するなかで牧師の植村正久と出会い、看護の道を志すようになりました。
1886年、桜井女学校附属看護婦養成所に入学。翌1887年には、帝国大学医科大学附属第一医院での実習に参加し、1888年に修了しました。
その後は外科の看病婦取締を務め、新潟県の知命堂病院でも看護婦長として活躍しました。
特に注目したいのが、感染症対策と看護教育への貢献です。
当時は赤痢などの感染症が人々の生活を脅かしていました。大関和は衛生的な環境づくりを重視し、後輩の看護婦を育成しながら公衆衛生の普及に取り組みました。
また、『派出看護婦心得』や『実地看護法』といった著書を通じて、看護の知識を広める活動にも力を注ぎました。
鈴木雅:派出看護の仕組みを築いた人物
もう一人の実在モデルが鈴木雅です。
鈴木雅は1857年生まれ、1940年没。大関和と同じく、桜井女学校附属看護婦養成所で学んだ看護師の草分けです。
1888年に卒業した後、帝国大学医科大学附属第一医院で看護婦取締を務めました。
その後、1891年に慈善看護婦会を設立。後の東京看護婦会につながる組織を築き、派出看護の普及に取り組みました。
さらに1896年には東京看護婦講習所を設立し、看護教育にも力を注ぎました。
大関和が看護の現場や教育、衛生の普及に尽力したのに対し、鈴木雅は看護婦会や派出看護の仕組みを整えた人物として知られています。
ドラマと史実の違いを比較
| 比較項目 | 『風、薫る』 | 実在の歴史 |
|---|---|---|
| 主人公 | 一ノ瀬りん・大家直美 | 大関和・鈴木雅 |
| 看護教育 | 梅岡女学校附属看護婦養成所 | 桜井女学校附属看護婦養成所 |
| 看護婦としての活動 | 帝都医科大学附属病院など | 帝国大学医科大学第一医院など |
| 後半の組織 | 恵風看護婦会 | 慈善看護婦会・東京看護婦会など |
| 主な功績 | 看護の普及と新しい仕組みづくり | 看護教育、衛生、防疫、派出看護の発展 |
| 代表的な書籍 | 劇中の『実践看護法』 | 大関和の『実地看護法』 |
ここで重要なのは、ドラマの学校名や組織名を、そのまま史実上の名称として扱わないことです。
例えば、劇中の梅岡看護婦養成所と史実の桜井女学校附属看護婦養成所は別の名称です。また、恵風看護婦会という劇中の組織と、鈴木雅が設立した慈善看護婦会・東京看護婦会も区別する必要があります。
『風、薫る』は歴史上の人物の功績を土台に、架空の人物や人間関係を組み合わせたドラマです。 史実を知ることで、作品の人物設定や看護の歴史的背景がより深く理解できます。
【放送終了後の最新情報】キャスト・最終回・映像ソフトの動向
2026年11月3日現在、『風、薫る』は放送を終了しています。
放送終了後に注目したいのは、最終回で描かれた看護の継承と、作品を振り返るための映像ソフトの展開です。
最終回で描かれた看護の未来
最終回の大きな見どころは、りんが書いた『実践看護法』の出版です。
りんが積み重ねてきた看護の経験が、一冊の本という形になり、次の世代に伝わることになります。
また、シマケンこと島田健次郎が、幼い子どもを連れた女性に本を渡す場面も印象的でした。
ラストでは、これまでの物語を振り返る映像に続き、現代の医療現場で働く2人の看護師が登場します。
これは、明治時代に始まった看護の精神が、時代を超えて受け継がれていることを表現した演出です。
2026年11月以降の映像ソフト発売予定
NHKエンタープライズの公式商品情報では、完全版のブルーレイ・DVD BOXが全3巻で展開されています。
| 商品 | 収録内容 | 発売日 |
|---|---|---|
| 完全版 BOX1 | 全4枚 | 2026年9月25日 |
| 完全版 BOX2 | 全4枚 | 2026年11月27日 |
| 完全版 BOX3 | 全5枚 | 2027年2月26日 |
11月3日時点では、BOX1は発売済み。BOX2は11月27日発売予定、BOX3は2027年2月26日発売予定です。
放送終了後も、作品を最初から振り返る機会は続いています。特に人物関係の変化を追いながら見直すと、序盤に登場した人物が後半でどのような役割を果たしたのか、改めて確認できます。
【よくある質問】『風、薫る』のキャスト相関図最新情報
Q1:『風、薫る』のWヒロインは誰ですか?
A1:見上愛と上坂樹里です。見上愛が一ノ瀬りん、上坂樹里が大家直美を演じています。2人は異なる生い立ちを持ちながら、看護婦養成所で出会い、看護の道を歩みます。
Q2:北村一輝と水野美紀は何役ですか?
A2:北村一輝は一ノ瀬りんの父・信右衛門、水野美紀は母・美津です。一ノ瀬家を支える両親として登場します。
Q3:原田泰造が演じる吉江善作は直美の実父ですか?
A3:実父ではありません。キリスト教の牧師で、幼い頃の直美を引き取り、彼女を見守ってきた人物です。
Q4:多部未華子が演じる大山捨松とはどんな人物ですか?
A4:鹿鳴館の華と呼ばれた貴婦人です。りんと直美の人生に大きな影響を与える役柄で、夫の大山巌を髙嶋政宏が演じています。
Q5:佐野晶哉が演じる島田健次郎は誰と関係がありますか?
A5:島田健次郎は、外国語や新しい言葉に詳しい青年で、りんの良き相談相手です。物語終盤にも登場し、最終回では看護の知識を伝える重要な役割を果たします。
Q6:りんと直美の実在モデルは誰ですか?
A6:大関和と鈴木雅です。2人は明治時代に近代的な看護教育を受け、看護の発展に貢献した先駆者です。
Q7:『風、薫る』はもう放送終了していますか?
A7:はい。2026年9月25日に第130回の最終回が放送されました。現在は放送終了後の映像ソフト展開が進んでいます。
まとめ:『風、薫る』の相関図はWヒロインと看護の歴史が鍵
『風、薫る』のキャスト相関図を理解するうえで、最も重要なのは一ノ瀬りんと大家直美の2人を中心に人物関係を整理することです。
見上愛演じるりんの家族には、北村一輝演じる父・信右衛門と水野美紀演じる母・美津がいます。一方、上坂樹里演じる直美には、原田泰造演じる牧師・吉江善作や、後に夫となる小川吾郎との関係があります。
加えて、多部未華子演じる大山捨松、佐野晶哉演じる島田健次郎、看護婦養成所の同期、帝都医科大学附属病院の関係者、恵風看護婦会の仲間たちが物語を支えています。
実在モデルである大関和と鈴木雅の功績を知ると、ドラマで描かれた看護教育や派出看護の意味もより鮮明になります。
2026年9月25日に完結した『風、薫る』は、明治時代の2人の女性の挑戦を通して、看護という仕事が次の世代へ受け継がれていく姿を描いた作品です。 放送終了後に改めて見返す際も、人物相関図と実在モデルを照らし合わせることで、物語の背景をより深く楽しめます。