2027年最新・氷のホテルはどこで泊まれる?トマムの宿泊料金28,000円と予約条件、7,500円の正体を解説
2026年11月現在、北海道で冬季限定の特別な宿泊体験を探している人から注目を集めているのが、星野リゾート トマムの「氷のホテル」だ。北海道勇払郡占冠村にある雪と氷の街「アイスヴィレッジ」に登場する施設で、天井、壁、ベッド、家具まで氷で造られたドーム型の空間に宿泊できる。2027年シーズンの宿泊期間は1月20日~2月20日。宿泊料金は1名1泊28,000円で、チェックインは21時40分、翌朝8時までの特別な滞在となる。
ただし、検索時に見かける「1名7,500円」「17:30・19:30」「各回40分」という数字には注意が必要だ。これらは氷のホテルそのものの宿泊料金ではなく、2027年に新登場する「氷のアフタヌーンティー」の料金と開催時間である。宿泊体験とティータイムは別のサービスだ。開催期間、予約条件、定員、寒さへの対策まで整理すると、申し込み前に知っておきたい違いが見えてくる。
【1】氷のホテルはどこにある?2027年の開催期間とアイスヴィレッジの現在
氷のホテルがあるのは、北海道勇払郡占冠村の「星野リゾート トマム」だ。
冬になると、施設内に「アイスヴィレッジ」と呼ばれる氷と雪の街が出現する。氷のホテルは、その街を構成する施設の一つであり、単独のホテルとして一般営業しているわけではない。
2026~2027年のアイスヴィレッジ営業期間
星野リゾート トマムの公式発表によると、2026~2027年シーズンのアイスヴィレッジは、次の日程で営業する予定だ。
- 営業期間:2026年12月20日~2027年3月10日
- 営業時間:17:00~22:00
- 最終入場:21:30
- 入場料金:7歳以上600円(税込)
- 対象:宿泊者・日帰り利用者
トマム ザ・タワーとリゾナーレトマムの宿泊者は、原則として入場無料(一部プランを除く)となっている。
注意したいのは、アイスヴィレッジ全体の営業期間と、氷のホテルの宿泊可能期間が異なることだ。
アイスヴィレッジ自体は12月から翌年3月まで楽しめるが、氷のホテルの宿泊体験は1月20日から2月20日までに限定される。
アイスヴィレッジには何がある?
氷のホテル以外にも、さまざまな施設が並ぶ。
- 氷の教会:祭壇やバージンロードまで氷と雪で造られた幻想的な空間
- 氷のBar:氷のカウンターと氷のグラスでドリンクを楽しめる
- 氷のレストラン:氷をテーマにした料理を提供
- 氷のスイーツショップ:冬ならではのオリジナルスイーツを販売
- 氷の写真館:氷の壁画などを背景に記念撮影ができる新施設
- アイスリンク:冬の自然の寒さを利用したスケートリンク
- 氷の滑り台:氷の街ならではのアクティビティ
2027年シーズンには、氷の写真館や氷のアフタヌーンティーなど、新しい楽しみも加わる。
つまり、氷のホテルに泊まらなくても、アイスヴィレッジを訪れるだけで冬のトマムならではの景色を楽しめる。
【2】氷のホテル2027年の料金はいくら?7,500円と28,000円の違いを比較
氷のホテルを調べる際、最も間違えやすいのが料金情報だ。
2027年シーズンには、氷のホテルで宿泊体験とアフタヌーンティーという2種類のサービスが用意されている。
両者は開催期間が同じだが、利用時間も料金も異なる。
| 項目 | 氷のホテル宿泊体験 | 氷のアフタヌーンティー |
|---|---|---|
| 開催期間 | 2027年1月20日~2月20日 | 2027年1月20日~2月20日 |
| 料金 | 28,000円/1名1泊 | 7,500円/1名 |
| 利用時間 | 21:40~翌8:00 | 17:30~・19:30~ |
| 所要時間 | 1泊 | 各回40分 |
| 定員 | 1日1組、最大2名 | 各回1組、最大2名 |
| 予約 | 公式予約ページ | 公式予約ページ |
| 宿泊条件 | トマムの指定ホテルへの同日宿泊が必要 | 宿泊者・日帰り利用者ともに対象 |
1名7,500円は宿泊料金ではない
特に重要なのが、7,500円という価格の意味だ。
これは2027年に新登場する「氷のアフタヌーンティー」の料金である。
氷のホテルの空間を利用しながら、氷のスタンドに盛り付けられた7種類のティーフーズを楽しめる特別企画だ。
メニューには、氷の輝きをイメージした「氷のプリズムジュレ」や、氷の結晶を表現したクロテッドクリーム付きのスコーンなどが含まれる。
開催時間は17:30と19:30の2回で、各回40分間。1組2名までの予約制となっている。
加えて、宿泊者だけでなく日帰り利用者も申し込める。
一方、氷のホテルに実際に泊まる場合は、1名28,000円が必要だ。さらに指定ホテルの宿泊費も別途必要になる。
宿泊以外なら無料見学も可能
氷のホテルは宿泊しなくても見学できる。
2027年シーズンの公式案内では、次の時間帯に無料見学が設定されている。
- 17:00~17:20
- 18:20~19:20
- 20:20~21:00
宿泊費をかけずに氷のドームの内部を見てみたい人には、見学という選択肢もある。
【3】氷のホテルの実態とは?一枚氷でできたドームの仕組みを解説
氷のホテルの最大の特徴は、一般的な雪のかまくらとは異なり、継ぎ目のない一枚氷でドームを造っていることだ。
星野リゾートの公式発表によると、宿泊体験の提供は2008年に始まった。2025~2026年シーズンで18年目を迎えており、長年にわたって技術を蓄積してきた冬季限定の施設である。
氷のドームはどうやって造られる?
建設には、トマム特有の厳しい寒さが欠かせない。
一般的な雪のかまくらや氷のブロックを積み上げる建造物とは違い、アイスドームは水と雪を凍らせて、一体化した氷の構造を形成する。
公式資料で紹介されている制作工程は次のとおりだ。
1. 建設場所にバルーンを設置する。
2. バルーンに計算されたロープをかけ、氷の厚みを調整する。
3. 氷点下10~20度ほどの環境で、水と雪を凍らせる。
4. 3~5日ほどかけて氷を固める。
5. 内部のバルーンを取り除き、ドームを完成させる。
完成したドームは、直径約8.5メートル、高さ約3.5メートル。
氷の厚みや構造を工夫することで、建築物としての強度を確保している。
特に重要なのが気温だ。トマムでは1~2月に最低気温が氷点下30度に達することもある。この極寒の環境が、透明感のある美しい氷を生み出す条件になっている。
客室も家具も氷でできている
氷のホテルでは、天井、壁、床、ベッド、家具などが氷で造られている。
一般的なホテルのような暖房の効いた客室ではなく、氷の美しさと静寂を体感するための特別な空間だ。
2025年12月に公表された星野リゾートの資料では、室内温度は平均して氷点下5~7度ほどと説明されている。
氷のベッドには、寝袋やルームウェアが用意される。
加えて、氷に囲まれた露天風呂も特徴の一つだ。占冠村の湯の沢温泉からくみ上げた温泉を利用し、白樺の木々や星空を眺めながら入浴できる。
氷の空間と温泉の温かさが同時に味わえることは、一般的なホテルにはない魅力といえる。
【4】氷のホテルの予約方法は?2027年の受付期間と利用条件
氷のホテルは1日1組限定のため、一般的なホテルより予約枠が限られている。
2027年シーズンの予約は、星野リゾート トマムの公式予約ページで受け付けている。
氷のホテルの予約手順
予約の流れは次のとおりだ。
1. 星野リゾート トマム公式サイトの氷のホテル予約ページを開く。
2. 利用したい月を選択する。
3. カレンダーから希望日を選ぶ。
4. 空席状況を確認して予約手続きへ進む。
5. リピーター認証と利用者情報を入力する。
6. 入力内容を確認し、予約を完了する。
2027年シーズンの予約受付開始日は2026年9月18日。受付終了は利用日の7日前となっている。
宿泊には指定ホテルの予約が必要
ここは申し込み前に必ず確認したい条件だ。
氷のホテルは、星野リゾート トマムの宿泊者限定の体験である。
利用するには、次のいずれかのホテルに同日宿泊する必要がある。
- トマム ザ・タワー
- リゾナーレトマム
氷のホテルだけを単独で予約して宿泊することはできない。
また、前日までに指定ホテルの宿泊予約が確認できなければ、氷のホテルを利用できない。
利用人数とキャンセル条件
2027年シーズンの公式予約案内では、次の条件が設定されている。
- 利用人数:最大2名
- 対象年齢:小学生以上
- 利用枠:1日1組
- 予約締切:利用日の7日前
- 支払い:指定ホテルのチェックアウト時に精算
キャンセル料金は以下のとおり。
- 利用日前日:体験料金の50%
- 利用日当日:体験料金の100%
なお、氷で造られた施設という性質上、天候などによって安全が確保できない場合は、急きょ体験が中止される可能性もある。
予約が取れた後も、旅行直前には営業状況を確認しておきたい。
【5】氷のホテルは寒くない?宿泊体験と防寒対策の実態
氷のホテルを検討する人が最も気になるのは、やはり一晩を氷の空間で過ごせるのかという点だろう。
結論からいえば、寒さを感じない一般的なホテルとはまったく違う。
室内は氷点下になるため、通常のホテルの寝具やパジャマだけで快適に過ごせる環境ではない。
寒冷地仕様のシュラフが用意される
星野リゾートが用意するのは、氷点下30度まで対応できる寒冷地仕様のシュラフ(寝袋)とルームウェアだ。
氷のベッドに直接寝るのではなく、専用の寝袋を利用して身体を保温する仕組みになっている。
2026年2月に公開された宿泊体験記でも、実際にシュラフに入った際には暖かさを感じた一方、顔など露出した部分には厳しい冷気を感じたという報告がある。
つまり、寝袋の保温性能だけでなく、顔や首などの露出部分への対策も考えておきたい。
宿泊前に準備したい防寒用品
現地での移動や屋外での時間を考えると、次のような準備がおすすめだ。
- 保温性の高いインナー
- フリースなどの中間着
- 厚手の靴下
- ネックウォーマー
- 手袋
- 耳まで覆える帽子
- 着替え用の乾いた衣類
特に足元や首元は冷えやすい。屋外で過ごす時間も考慮して、十分な防寒対策をしておきたい。
また、氷のホテルに宿泊する場合は、同じリゾート内の指定ホテルにも客室が確保されていることが大きなポイントだ。
通常のホテルに戻れる環境があるため、氷のホテルでの宿泊に不安を感じる人にとっても安心材料になる。
ただし、寒さへの感じ方には個人差がある。寒冷環境での睡眠に不安がある人は、無理に宿泊せず見学やアフタヌーンティーを選ぶ方法もある。
【6】氷のホテルの評判と口コミは?実際に泊まった人が感じた魅力と注意点
氷のホテルの評判を考えるうえでは、幻想的な写真だけで判断しないことが大切だ。
2026年2月12日には、旅行系発信者による実際の宿泊記が公開された。
その体験記では、氷のドームで眠る非日常感だけでなく、夜間の寒さや睡眠中の体感についても紹介されている。
宿泊体験で評価されるポイント
実際の体験記や現地レポートから読み取れる魅力は、大きく3つある。
1. 誰もいない氷の街を独占できる
1日1組限定という条件は、氷のホテルならではの魅力だ。
一般の見学者が帰った後、静まり返ったアイスヴィレッジで過ごす時間は、通常の観光とは異なる体験になる。
2. 氷の建築そのものを体感できる
透明感のある氷の壁や天井、氷のベッドなど、普段の生活では触れる機会の少ない空間に滞在できる。
写真を撮るだけでなく、氷の空間に身を置くこと自体が大きな価値になっている。
3. 翌朝の雪景色を楽しめる
宿泊体験記では、早朝のアイスヴィレッジで朝日に照らされた雪景色やダイヤモンドダストを楽しんだ様子も紹介されている。
夜のライトアップとは違う、静かな朝の風景も宿泊者ならではの魅力だ。
一方で、寒さは想像以上という報告も
同じ宿泊記では、寝袋に入った直後は暖かく感じたものの、夜中には顔に冷気を感じ、何度か目が覚めたという体験も紹介されている。
隣には暖炉付きの避難小屋が設置され、緊急連絡用の携帯電話も用意されていたという。
このように、氷のホテルは単純に豪華さや快適さを競う施設ではない。
寒さを含めた冬の自然環境を楽しむ、体験型の宿泊施設という性格が強い。
どんな人におすすめ?
おすすめできる人
- 一生に一度の珍しい宿泊体験をしてみたい人
- 氷の建築や自然の造形美に興味がある人
- カップルや友人と特別な思い出を作りたい人
- 冬の北海道ならではの自然を楽しみたい人
- 一般的なホテルとは違う体験に価値を感じる人
あまりおすすめできない人
- 暖房の効いた快適な室内で眠りたい人
- 寒さに弱く、氷点下の環境が苦手な人
- 睡眠環境の変化に敏感な人
- 通常のホテルと同じ設備や利便性を求める人
- 宿泊費と移動費を含めて旅行予算を抑えたい人
【プロの結論】氷のホテルは快適性より体験価値で選ぶ施設
氷のホテルの価値は、28,000円という料金だけでは測れない。
一枚氷で造られたドーム、氷に囲まれた露天風呂、宿泊者だけが過ごせる夜と朝。これらを一つの体験として楽しむことに意味がある。
一方で、寒さが苦手な人が無理をして宿泊する必要はない。無料見学や7,500円のアフタヌーンティーでも、氷のホテルの世界観を味わえる。
自分が求めているのが「氷の世界を見ること」なのか、「氷の世界で一晩過ごすこと」なのか。この違いを明確にすることが、満足度の高い選択につながる。
【7】氷のホテルに関するよくある質問(FAQ)
Q1:氷のホテルは2027年のいつまで宿泊できますか?
A1:2027年1月20日~2月20日が宿泊体験の予定期間だ。アイスヴィレッジ全体の営業期間は2026年12月20日~2027年3月10日(予定)だが、氷のホテルの宿泊期間はそれより短い。
Q2:氷のホテルは1名7,500円で泊まれますか?
A2:7,500円は宿泊料金ではなく、氷のアフタヌーンティーの料金だ。実際に宿泊する場合は1名1泊28,000円で、指定ホテルへの宿泊費も別途必要となる。
Q3:氷のホテルは日帰りでも利用できますか?
A3:宿泊体験は指定ホテルの宿泊者限定だが、無料見学や氷のアフタヌーンティーは日帰り利用者も対象となっている。アフタヌーンティーは1名7,500円で、事前予約が必要だ。
まとめ:氷のホテルは2027年も冬限定の特別な宿泊体験
星野リゾート トマムの氷のホテルは、北海道の厳しい寒さを活かして造られる、冬季限定の宿泊施設だ。
2027年シーズンの主な情報を整理すると、次のようになる。
- 氷のホテル宿泊期間:2027年1月20日~2月20日
- 宿泊料金:1名1泊28,000円
- 宿泊時間:21:40~翌朝8:00
- 定員:1日1組、最大2名
- 予約開始:2026年9月18日
- 予約締切:利用日の7日前
- 必須条件:トマム ザ・タワーまたはリゾナーレトマムへの同日宿泊
また、2027年の新企画である氷のアフタヌーンティーは、17:30・19:30の各40分間で、1名7,500円。宿泊とは別の体験として楽しめる。
大切なのは、宿泊料金とアフタヌーンティー料金を混同しないこと、そして氷のホテルが指定ホテルへの宿泊を条件としていることだ。
2026年11月現在、2027年シーズンの予約受付はすでに始まっている。1日1組という限られた枠であるため、宿泊を希望する場合は指定ホテルの空室と合わせて早めに確認したい。
幻想的な氷の世界を見学するだけでも、そこで一晩を過ごすとしても、冬の北海道でしか出会えない特別な体験になる。
主な事実確認資料
- 星野リゾート トマム公式「アイスヴィレッジ」2026~2027年営業情報
- 星野リゾート トマム公式「2026-27 氷のホテル」予約案内
- 星野リゾート トマム公式「氷のアフタヌーンティー」予約案内
- 星野リゾート公式プレスリリース「氷のホテル」の構造・宿泊設備
- 2026年公開の宿泊体験記および現地取材記事