2026年のロサンゼルス・ドジャースは、レギュラーシーズンを100勝62敗、勝率.617で終え、ナ・リーグ西地区の1位に輝いた。2位のサンディエゴ・パドレスには9ゲーム差をつけ、地区5連覇を達成。ナ・リーグ全体でもミルウォーキー・ブルワーズに次ぐ2位という好成績を残した。
一方、ポストシーズンではアトランタ・ブレーブスを地区シリーズで下したものの、リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに4連敗。レギュラーシーズンの圧倒的な強さと、ワールドシリーズ進出を逃した秋の戦いは対照的な結果となった。2026年11月現在の最終順位、勝率、ゲーム差、ライバル球団との比較、歴代成績、ポストシーズンの結果を整理する。
【2026年最終結果】ドジャースは100勝62敗でナ・リーグ西地区1位
2026年のドジャース順位表で最も注目すべき数字は、100勝62敗、勝率.617という成績だ。162試合を戦い抜き、勝ち越し38という安定した結果でシーズンを締めくくった。
9月27日のサンフランシスコ・ジャイアンツ戦では、延長10回に5対1で勝利。この試合でシーズン100勝に到達した。MLB公式サイトによると、アレックス・コールの勝ち越し二塁打に続き、アンディ・パヘスが3ラン本塁打を放ち、最終戦を勝利で飾った。
地区優勝自体は9月17日に確定している。シンシナティ・レッズを8対2で破り、5年連続となるナ・リーグ西地区のタイトルを獲得した。
2026年の最終順位は、単なる地区優勝にとどまらない。2位パドレスとの9ゲーム差は、シーズンを通じてドジャースが地区内で優位を保ったことを示している。
【NL西地区順位表】ドジャースとパドレスの最終成績を比較
2026年のMLBナ・リーグ西地区順位は以下の通り。レギュラーシーズン全162試合終了時点の最終成績である。
| 順位 | 球団 | 勝敗 | 勝率 | ゲーム差 |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ロサンゼルス・ドジャース | 100勝62敗 | .617 | --- |
| 2位 | サンディエゴ・パドレス | 91勝71敗 | .562 | 9.0 |
| 3位 | アリゾナ・ダイヤモンドバックス | 86勝76敗 | .531 | 14.0 |
| 4位 | サンフランシスコ・ジャイアンツ | 65勝97敗 | .401 | 35.0 |
| 5位 | コロラド・ロッキーズ | 58勝104敗 | .358 | 42.0 |
出典:MLB公式順位表、Baseball-Referenceの2026年最終順位データ。
1位ドジャース:100勝を達成した圧倒的なシーズン
ドジャースは勝率.617を記録し、162試合中100試合で勝利した。シーズン100勝は簡単に達成できる数字ではなく、長期間にわたって高い競争力を維持する必要がある。
得点は801、失点は600。得失点差はプラス201に達した。単に接戦を拾って勝ち星を積み上げたのではなく、得点力と失点抑制の両面で高い水準を維持したことが数字から読み取れる。
2位パドレス:91勝でも地区優勝には届かず
パドレスも91勝71敗、勝率.562という優秀な成績を残した。勝率5割を大きく上回り、ナ・リーグのワイルドカードでも最上位の成績を記録している。
ただし、ドジャースが100勝を挙げたため、9ゲーム差で地区2位となった。91勝という成績は決して低くない。それでも首位との距離が縮まらなかったことが、2026年の西地区を象徴している。
3位ダイヤモンドバックス:86勝でポストシーズンに届かず
アリゾナ・ダイヤモンドバックスは86勝76敗で3位。勝率.531と勝ち越したものの、ナ・リーグのワイルドカード進出枠には2ゲーム及ばなかった。
パドレスとの差は5ゲーム、首位ドジャースとの差は14ゲーム。上位2球団との競争力の差が最終順位に表れた。
4位ジャイアンツ、5位ロッキーズ
サンフランシスコ・ジャイアンツは65勝97敗、コロラド・ロッキーズは58勝104敗。両球団とも負け越しが大きく、地区上位争いから離れたシーズンとなった。
特にジャイアンツは首位から35ゲーム差、ロッキーズは42ゲーム差。ドジャースとパドレスが上位を形成する一方、下位2球団との実力差も大きく開いた。
【ナ・リーグ全体の順位】ドジャースはブルワーズに次ぐ2位
地区順位だけでなく、ナ・リーグ全体の成績で比較してもドジャースは上位に位置する。
2026年のナ・リーグ全体では、ミルウォーキー・ブルワーズが103勝59敗、勝率.636でトップ。ドジャースは100勝62敗、勝率.617で2位だった。
その後にはアトランタ・ブレーブスの94勝68敗、パドレスの91勝71敗、シカゴ・カブスの89勝73敗、フィラデルフィア・フィリーズの88勝74敗と続く。
つまり、ドジャースは西地区の優勝球団であると同時に、ナ・リーグ全体でも2番目に多い勝利数を記録したチームだった。
MLBワイルドカード順位でドジャースが見当たらない理由
MLBの順位表を確認するときに注意したいのが、地区順位とワイルドカード順位の違いだ。
2026年のナ・リーグのワイルドカード上位3球団は次の通りだった。
- 1位:サンディエゴ・パドレス(91勝71敗)
- 2位:シカゴ・カブス(89勝73敗)
- 3位:フィラデルフィア・フィリーズ(88勝74敗)
ドジャースがワイルドカード順位に掲載されないのは、地区優勝を達成しているからだ。ワイルドカードは地区優勝を逃したチームなどがポストシーズン進出を争う枠であり、ドジャースは地区優勝によって直接進出権を獲得している。
加えて、MLBのポストシーズン方式では、各リーグの地区優勝3球団のうち成績上位2球団が地区シリーズから登場する。2026年はブルワーズとドジャースがその対象となり、ワイルドカードシリーズを戦う必要がなかった。
この仕組みを理解すると、ドジャースがナ・リーグ全体2位でありながら、ワイルドカード順位表に登場しない理由も明確になる。
【パドレスとの順位比較】9ゲーム差を生んだドジャースの強さ
2026年の西地区で最も注目された比較対象は、やはりパドレスだ。両球団はともに90勝を超える好成績を記録しており、地区内の競争力を測るうえで重要な存在だった。
勝率の差は5.5ポイント
ドジャースの勝率は.617、パドレスは.562。その差は0.055、パーセントに換算すると約5.5ポイントとなる。
162試合という長いシーズンでこの差が積み重なり、最終的に9ゲーム差となった。1試合単位では小さな差に見えても、半年間にわたる勝敗の積み重ねは最終順位に大きく影響する。
得失点差から見る両球団の違い
両球団の得点と失点を比較すると、ドジャースは801得点、600失点で得失点差プラス201。対するパドレスは722得点、681失点でプラス41だった。
この比較で目立つのは、ドジャースの失点の少なさと得点の多さである。パドレスも得失点差をプラスに保ったが、ドジャースは得点で79点上回り、失点では81点少なかった。
得失点差だけを見ても、ドジャースが攻守の総合力で優位に立ったことが分かる。MLBの順位データに掲載された期待勝敗もドジャースは102勝60敗相当で、実際の100勝62敗に近い高水準だった。
ゲーム差の正しい見方
ゲーム差は単純な勝利数の差だけで決まる数字ではない。首位チームとの勝敗の差を組み合わせて算出される。
2026年の場合、ドジャースは100勝62敗、パドレスは91勝71敗。勝利数で9勝上回り、敗戦数でも9敗少なかったため、最終的なゲーム差は9.0となった。
順位表を見る際には、勝率とゲーム差をセットで確認すると、各球団の実力差やシーズン中の競争状況をより正確に把握できる。
【ドジャース歴代順位】2026年の100勝はどれほどすごいのか
2026年の100勝は、単独の好成績ではない。ドジャースが長年にわたって築いてきた地区支配を象徴する数字でもある。
MLB公式発表によると、2026年の地区優勝は5年連続。さらに14年間で13度目のナ・リーグ西地区制覇となった。
直近5シーズンのレギュラーシーズン成績
- 2022年:111勝51敗、地区1位。
- 2023年:100勝62敗、地区1位。
- 2024年:98勝64敗、地区1位。
- 2025年:93勝69敗、地区1位。
- 2026年:100勝62敗、地区1位。
2022年から2026年まで5シーズン連続で地区優勝を達成している。2026年は2023年と同じ100勝62敗という成績で、再び100勝の大台に到達した。
この期間の成績を見ると、2025年に93勝まで数字が下がった年も地区優勝を維持しており、単年の爆発力だけでなく、シーズンを通じた安定性が際立っている。
デーブ・ロバーツ監督が達成した歴史的記録
2026年の100勝は、監督デーブ・ロバーツにとっても大きな節目となった。
MLB公式サイトは2026年9月27日、ロバーツ監督が通算6度目のシーズン100勝を達成したと報じている。これは殿堂入り監督のボビー・コックス、ジョー・マッカーシーに並ぶ記録だ。
また、2026年はチームにとって過去7回のフルシーズン中5度目の100勝シーズンでもあった。
ロバーツ監督の指揮下で継続的に100勝前後を記録できることは、選手層、編成、シーズン運営の総合力を示す重要な実績となっている。
【2026年ポストシーズン結果】ブレーブス撃破後にブルワーズに敗退
レギュラーシーズンを100勝62敗で終えたドジャースは、ポストシーズンでも優勝候補として注目された。しかし、最終的にはナ・リーグ優勝決定シリーズで敗退し、ワールドシリーズ進出を逃している。
地区シリーズ:ブレーブスに3勝1敗で勝利
ドジャースはナ・リーグ地区シリーズでアトランタ・ブレーブスと対戦。シリーズを3勝1敗で制し、リーグ優勝決定シリーズへの進出を決めた。
4試合の結果は以下の通り。
- 第1戦:ドジャース 5-3 ブレーブス
- 第2戦:ドジャース 2-3 ブレーブス
- 第3戦:ドジャース 3-1 ブレーブス
- 第4戦:ドジャース 3-1 ブレーブス
第2戦を落としたものの、第3戦と第4戦を連勝。3勝1敗でシリーズを突破した。
リーグ優勝決定シリーズ:ブルワーズに0勝4敗
続くナ・リーグ優勝決定シリーズの相手は、ナ・リーグ最高成績のミルウォーキー・ブルワーズだった。
しかし、ドジャースは初戦から苦戦。4試合を戦い、1勝も挙げられないままシリーズ敗退となった。
- 第1戦:ブルワーズ 2-1 ドジャース
- 第2戦:ブルワーズ 7-4 ドジャース
- 第3戦:ブルワーズ 6-2 ドジャース
- 第4戦:ブルワーズ 6-4 ドジャース
結果はブルワーズの4勝0敗。レギュラーシーズンで100勝を記録したドジャースにとって、非常に厳しい結末となった。
2026年のワールドシリーズ優勝はブルワーズ
ブルワーズはそのままワールドシリーズに進出し、タンパベイ・レイズを4勝1敗で下して球団初のワールドシリーズ制覇を成し遂げた。
ドジャースは2024年、2025年とワールドシリーズを連覇していたが、2026年は3連覇を達成できなかった。レギュラーシーズンの順位表だけでは分からない、短期決戦の難しさが表れたシーズンだった。
MLB公式のポストシーズン記録でも、ドジャースの2026年は地区シリーズ突破、リーグ優勝決定シリーズ敗退という結果で確定している。
【プロの結論】2026年の順位表から読み解くドジャースの本当の実力
2026年のドジャースを評価するうえで、100勝62敗という数字だけを見るのは十分ではない。
地区2位のパドレスに9ゲーム差をつけ、得失点差プラス201を記録し、ナ・リーグ全体でも2位。これらの数字を合わせて考えると、ドジャースはレギュラーシーズンを通じてリーグ屈指の総合力を発揮したチームだった。
一方、ポストシーズンではブルワーズに4連敗した。これは、長いレギュラーシーズンと短期決戦では求められるものが異なることを示している。
162試合では選手層や継続的な安定感が勝敗を左右する一方、短期決戦では対戦相手との相性、投手起用、試合ごとの展開が大きく影響する。地区優勝や100勝が、そのままワールドシリーズ制覇を保証するわけではない。
2026年のドジャースは、地区5連覇と100勝という歴史的な成果を残した。しかし、最後に頂点へ届かなかったことも、同じシーズンの重要な事実である。
順位表を見るときは、次の3点を基準にするとチームの実力を正しく評価しやすい。
- 地区順位:同じ地区のライバルに対して、どれほど優位だったか。
- ナ・リーグ全体の順位:他地区の強豪と比べてどの位置にいたか。
- ポストシーズンの結果:レギュラーシーズンの実績を短期決戦でも発揮できたか。
この3つを合わせて見ることが、2026年のドジャースを理解するうえで最も有効な判断基準となる。
ドジャース順位表2026年に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年のドジャースの最終順位は何位?
A1:ナ・リーグ西地区1位。100勝62敗、勝率.617でレギュラーシーズンを終えた。
Q2:ドジャースとパドレスのゲーム差はいくつ?
A2:最終的なゲーム差は9.0。パドレスは91勝71敗で地区2位だった。
Q3:2026年のドジャースはナ・リーグ全体で何位?
A3:ナ・リーグ全体では2位。103勝59敗のミルウォーキー・ブルワーズに次ぐ成績だった。
Q4:ドジャースはワイルドカードでポストシーズンに進出した?
A4:いいえ。ナ・リーグ西地区優勝によって直接進出した。ワイルドカード順位表では、パドレス、カブス、フィリーズが上位3枠を獲得した。
Q5:ドジャースは2026年のポストシーズンでどこまで進んだ?
A5:地区シリーズでブレーブスを3勝1敗で破ったが、リーグ優勝決定シリーズでブルワーズに0勝4敗で敗れた。
Q6:2026年のドジャースは地区優勝何連覇?
A6:5年連続。2022年から2026年までナ・リーグ西地区の優勝を続け、14年間で13度目の地区優勝を達成した。
Q7:ドジャースの2026年の勝率はいくつ?
A7:勝率は.617。100勝を162試合で記録した結果で、パドレスの.562を上回った。
まとめ:ドジャースは2026年も西地区の絶対王者だった
2026年のドジャースは100勝62敗、勝率.617でナ・リーグ西地区1位。2位パドレスに9ゲーム差をつけ、5年連続の地区優勝を達成した。ナ・リーグ全体でもブルワーズに次ぐ2位という申し分のない成績だった。
一方、ポストシーズンではブレーブスを破った後、ブルワーズに4連敗。ワールドシリーズ3連覇の夢は実現しなかった。
それでも、100勝、得失点差プラス201、地区5連覇という実績は、2026年のドジャースがメジャー屈指の強豪だったことを裏付けている。
2026年の順位表を振り返る際には、地区1位という結果だけでなく、パドレスとの9ゲーム差、ナ・リーグ全体2位、そしてポストシーズンでの敗退まで含めて評価することが大切だ。レギュラーシーズンの強さと短期決戦の難しさ、その両方を示したシーズンだった。
主な事実確認資料: MLB公式の2026年最終順位・ワイルドカード順位、ドジャース公式ポストシーズン記録、MLB公式のデーブ・ロバーツ監督の100勝記録に関する報道、Baseball-Referenceの球団別年度成績。