2026年11月現在、直木賞作家の志茂田景樹さんは86歳。関節リウマチや生来の呼吸器疾患を抱え、要介護5の認定を受けながら、車椅子を利用する生活を送っています。一方、身体の自由が大きく制限された現在も、ベッドの上で小説を書き、公式Xで日々の様子を発信するなど、作家としての活動を続けています。
2026年8月には妻・光子さんとの生活を紹介するTBSの独自取材が公開され、10月には本人が公式Xで原稿の修正がうまくいったことを報告しました。86歳の現在の病状、要介護5になった経緯、車椅子での暮らし、執筆活動、そして家族の支えまで、2026年の報道と本人の発信をもとに整理します。
【2026年最新】志茂田景樹の現在は?86歳の近況と生活の実情
志茂田景樹さんは2026年11月現在、86歳です。1980年に『黄色い牙』で直木賞を受賞した作家として知られ、独特のファッションやテレビ出演でも幅広い世代に親しまれてきました。
現在は関節リウマチによる関節の変形や痛みが進み、日常生活の多くで介助を必要としています。車椅子を利用し、自宅ではベッドで過ごす時間も長くなっていますが、創作活動やSNSでの発信は継続しています。
2026年10月26日、原稿の修正がうまくいったと報告
2026年10月27日付のTBS NEWS DIGの報道によると、志茂田さんは前日の26日に自身の公式Xを更新。椅子に座って両腕を上げる写真とともに、原稿の修正がうまくいったことを伝えました。
「たった3行ほどですが、原稿の直しがうまくいってバンザーイ!」
写真では、両腕を上げても胸のあたりまでしか動かせない様子が確認できます。本人も、腕を上げられる範囲には限界があることを説明しています。
注目したいのは、身体の動きが制限されていても、原稿の修正を終えたことを素直に喜んでいる点です。大きな仕事の完成だけでなく、数行の修正にも達成感を見いだしています。
また、10月23日の投稿では、肘や手首、指の関節の変形が進み、食事にも家族の介助が必要になっていると説明しました。痛みがあるため、食事の途中で休むこともあるといいます。
こうした近況から分かるのは、現在の志茂田さんが単に療養しているのではなく、限られた身体機能のなかで、執筆や情報発信を生活の一部として続けていることです。
公式Xで伝えている現在の心境
志茂田さんは公式X(旧Twitter)を通じて、病気や介護の状況を比較的率直に発信しています。
2026年10月26日の投稿では、小さな喜びを見つけること自体が喜びにつながるという考えも伝えました。身体の不自由さを隠すのではなく、できないことと、今もできることの両方を公開しているのが特徴です。
2026年8月のTBSの自宅取材でも、毎日のX投稿を楽しみにしていると語っています。自分の投稿を待っている人がいることが、発信を続ける理由の一つになっているようです。
【病状を詳しく解説】関節リウマチを発症したのは2017年、要介護5までの経緯
志茂田景樹さんの現在を理解するうえで欠かせないのが、2017年に発症した関節リウマチです。
2026年8月8日に公開されたTBS NEWS DIGの独自取材では、発症前から現在までの健康状態が詳しく紹介されました。
2017年に関節リウマチを発症
志茂田さんは2016年頃から、ジョギング中に右膝の違和感を覚えるようになりました。その後、2017年春に関節リウマチと診断されたことを本人が明らかにしています。
関節リウマチは、免疫の異常によって関節に炎症が起こる病気です。進行すると関節の破壊や変形、痛みなどが生じ、手足の動作にも影響します。
志茂田さんの場合、もともと気管支拡張症と考えられる呼吸器疾患も抱えていました。本人は、生来の肺疾患があるため、免疫を抑制する薬を使用できず、鎮痛剤を少なめに使いながら病気と向き合っていると説明しています。
つまり、関節リウマチだけを単独で治療すればよい状況ではなく、呼吸器疾患との兼ね合いも考えなければならない状態です。
2019年の転倒と腰椎圧迫骨折
2019年5月には、外出先で段差のあるタイル床に転倒し、腰椎を圧迫骨折しました。
その後、関節リウマチの悪化も重なり、要介護3の認定を受けて車椅子を利用する生活になったと本人が振り返っています。
以前はジョギングや長距離のウォーキングを楽しんでいた志茂田さんにとって、移動能力が大きく変わる出来事でした。
2024年5月に要介護5へ
2024年5月には、要介護度が5に引き上げられたことを本人が公表しました。
2026年10月13日付のTBS NEWS DIGによると、志茂田さんは要介護5の状態について、自分一人でできることがほとんどなくなった状態だと説明しています。
具体的には、食事、着替え、髭剃り、排便などに介助が必要で、排尿についてもカテーテルを使用していると明かしました。
ただし、要介護5という認定だけで余命や病状のすべてが決まるわけではありません。志茂田さんの場合は、関節の状態や呼吸器疾患、日常生活に必要な介助の範囲を含めて、現在の生活を捉える必要があります。
2026年の病状で特に目立つ手指と腕の問題
2026年3月には、両腕の可動域が非常に狭くなっていることを本人がXで説明しました。腕を少し動かすだけでも痛みが生じ、無理に動かすと激痛が走る状態だといいます。
同年8月には、スマートフォンの重さを支えることも難しく、10秒ほど持つだけでも痛みが出ると投稿しました。肘、肩、手首、指などの関節の変形が、日常的な動作に影響していることが分かります。
2026年10月時点でも、食事の際には家族の介助を受けながら、痛みと付き合っている状況です。
【車椅子とベッドでの生活】要介護5の志茂田景樹は何ができる?
志茂田景樹さんは車椅子を利用していますが、現在の生活を単純に「寝たきり」と表現するのは正確ではありません。
2026年の報道や本人の投稿を見ると、ベッドで過ごす時間が長い一方、椅子に座った姿を公開することもあり、スマートフォンやノートパソコンを使った活動も続いています。
食事や着替えなど日常生活には介助が必要
2026年10月の本人の説明によれば、食事や着替え、髭剃りなど、以前は一人でできていた動作の多くに介助が必要です。
特に関節の変形によって手を動かすことが難しく、食事の際にも痛みが生じます。2026年8月のTBS取材では、妻の光子さんがご飯を一口サイズの海苔巻きにして食べやすくするなど、日々の食事を支えていることが紹介されました。
入浴にも専門的な介助を利用
2026年8月の本人のX投稿では、週2回の入浴介護を利用していることも明らかになりました。
組み立て式の浴槽を自宅に持ち込み、複数の介護スタッフによる介助を受けながら入浴する方法です。
身体の可動域が限られているため、一般的な入浴動作を自分だけで行うことは難しく、訪問介護などの専門的な支援が日常生活を支えています。
スマートフォンと音声入力は大切なコミュニケーション手段
手指の変形が進んでいるものの、スマートフォンは比較的軽い操作で使えるため、本人にとって重要な道具になっています。
指一本で画面を軽く操作したり、音声入力を利用したりすることで、公式Xへの投稿や情報の確認を続けています。
一方、ノートパソコンでの文字入力はさらに時間がかかります。2026年10月13日のTBS報道によれば、本人はキーボードをゆっくり操作し、1分間に10字ほど入力できると説明しました。
こうした状況でも執筆を諦めていないことが、現在の志茂田さんを象徴しています。
【現在の仕事と執筆活動】ベッドの上でも小説を書き続ける理由
志茂田景樹さんは、要介護5になった現在も作家としての活動を続けています。
テレビ出演や華やかなファッションで知られた時代とは活動の形が変わりましたが、文章を書くことへの意欲は失われていません。
1日30分、400〜600字を目標に長編小説を執筆
2026年8月8日のTBS NEWS DIGの独自取材では、志茂田さんがノートパソコンを使って長編小説を執筆していることが明らかになりました。
当時の執筆ペースは、1日平均30分ほどで400〜600字。以前のように速く書くことは難しくなったものの、少しずつ文章を積み重ねています。
本人は、毎日300〜400字でも書き続ければ、1年半ほどで長編小説を一冊完成させられるという考えを示しました。
この発想には、現在の身体状況に合わせて仕事の進め方を変えながら、創作そのものは継続するという姿勢が表れています。
2026年3月には久々の小説単行本出版への意欲を表明
2026年3月22日には、自身のXで、80歳を過ぎてから自己啓発書など4冊を出版してきたことに触れ、久しぶりに小説の単行本を出版できそうだと報告しました。
この投稿は日刊スポーツなどでも報じられ、要介護5の車椅子生活を送りながら小説の出版を目指す姿が注目されました。
ただし、2026年11月4日時点で、この投稿だけを根拠に新作小説がすでに発売されたと判断することはできません。8月のTBS取材では、長編小説の執筆を続け、今後2作品を書き上げることを目標にしていると紹介されています。
次に書きたいテーマは介護小説
2026年8月の取材で志茂田さんが意欲を見せたのが、介護をテーマにした小説です。
若い介護ヘルパーの恋愛なども描きながら、現在の介護問題を掘り下げたいという構想を明かしています。
自分自身が要介護5の生活を経験しているからこそ、介護を受ける側だけでなく、支える側の人間関係や日常にも目を向けようとしている点が興味深いところです。
介護を単なる苦労や悲劇として描くのではなく、そこで生まれる人間関係や前向きな側面も作品に取り入れたいという考えがうかがえます。
【妻・光子さんと家族の支え】86歳の生活を支える介護体制とは
志茂田景樹さんの現在を語るうえで、妻の光子さんの存在は欠かせません。
2026年8月8日にTBS NEWS DIGが公開した独自取材では、自宅での生活や妻との関係について、本人が詳しく語っています。
妻・光子さんは78歳、食事などを日常的にサポート
2026年8月の取材で紹介された妻の光子さんは78歳。志茂田さんの食事や生活を支える重要な存在です。
例えば、関節の変形によって食事動作が難しくなった志茂田さんのために、ご飯を小さな海苔巻きにして食べやすくするなど、細かな介助を行っています。
志茂田さんは妻について、母親のような存在であり、友人でもあり、長年連れ添った夫婦でもあると話しました。
「壊れない絆で結ばれている」
長年の夫婦関係を経て、現在は生活を支え合うパートナーとしての関係が、より強く表れているようです。
家族だけでなく訪問介護・看護の支援も受けている
現在の介護生活は、妻だけがすべてを担っているわけではありません。
TBSの取材では、訪問介護や看護、入浴介護など、周囲の専門職によるサポートも紹介されました。
志茂田さん自身も、家族や介護に携わる人たちの支えがあって、今の生活や執筆活動が成り立っているという趣旨を発信しています。
妻も78歳であり、夫婦ともに高齢であることから、いわゆる老老介護という側面もあります。そのため、専門的な介護サービスと家族の支援を組み合わせることが、日々の生活を維持するうえで重要になっています。
家族への感謝と作家としての目標を両立
志茂田さんは、身体の不自由さについて率直に語る一方、日常の小さな楽しみも大切にしています。
2026年8月の取材では、今後の目標として長編小説2作品の完成を挙げました。特に介護を題材にした小説への意欲を示しており、生活の支援を受けながらも、自分自身の目標を持ち続けています。
家族や介護スタッフの支援と本人の創作意欲。その両方が、現在の志茂田さんの暮らしを形作っています。
【プロフィール・経歴年表】直木賞受賞から2026年の現在まで
志茂田景樹さんは、1970年代から小説家として活動し、1980年の直木賞受賞によって広く知られるようになりました。
その後は小説だけでなく、児童書、絵本、テレビ出演、ファッション、読み聞かせ活動など、多彩な分野で活躍してきました。
現在の健康状態や執筆活動を理解するためにも、主な経歴と生活の変化を整理しておきましょう。
| 時期 | 人物・出来事 | 関係・内容 |
|---|---|---|
| 1940年3月25日 | 志茂田景樹さん誕生 | 静岡県生まれ。本名は下田忠男。 |
| 1976年 | 作家デビュー | 『やっとこ探偵』で第27回小説現代新人賞を受賞。 |
| 1980年 | 直木賞受賞 | 小説『黄色い牙』で第83回直木賞を受賞。 |
| 1998年 | 読み聞かせ活動 | 「よい子に読み聞かせ隊」を結成し、隊長に就任。 |
| 2014年 | 絵本作家としても評価 | 『キリンがくる日』で第19回日本絵本賞読者賞を受賞。 |
| 2017年 | 関節リウマチを発症 | 本人が発症を公表。身体の状態が徐々に変化する。 |
| 2019年5月 | 転倒・腰椎圧迫骨折 | 車椅子生活となり、要介護3の認定を受ける。 |
| 2024年5月 | 要介護5に認定 | 介助を必要とする範囲が広がったことを本人が公表。 |
| 2026年3月 | 小説出版への意欲 | 久々の小説単行本を出版できそうだとXで報告。 |
| 2026年8月 | 妻・光子さんとの生活を紹介 | TBSの自宅取材で介護生活と長編小説の執筆状況が明らかに。 |
| 2026年10月26日 | 公式Xを更新 | 原稿の修正がうまくいったことを写真とともに報告。 |
プロフィールの生年月日や受賞歴は、本人の公式プロフィールおよび出版社などの著者紹介でも確認できます。
直木賞を受賞した代表作『黄色い牙』
志茂田さんの代表的な実績として欠かせないのが、1980年に第83回直木賞を受賞した小説『黄色い牙』です。
1976年の『やっとこ探偵』で第27回小説現代新人賞を受賞して作家としての道を歩み始め、その後、直木賞作家としての地位を確立しました。
また、1999年には初の絵本を発表し、読み聞かせ活動にも力を入れました。2014年には『キリンがくる日』が第19回日本絵本賞読者賞を受賞しています。
小説家、児童書作家、絵本作家という複数の顔を持つことが、志茂田さんのキャリアの特徴です。
【プロの結論】志茂田景樹の現在から分かる3つの要点
2026年の報道や本人の発信を整理すると、志茂田景樹さんの現在を理解するためには、次の3つの視点が重要です。
1. 要介護5と創作活動の継続は両立している
要介護5という認定は、日常生活で非常に多くの介助を必要としていることを示します。しかし、それが創作活動を完全に諦めなければならないことを意味するわけではありません。
志茂田さんは、身体を動かすことが難しくなった現在も、ノートパソコンや音声入力を利用しながら執筆を続けています。以前と同じ速度や方法で働くのではなく、身体の状態に合わせて仕事の方法を変えているのです。
2. 家族の支援と専門的な介護サービスが生活を支えている
妻・光子さんの支えは大きなものですが、それだけで現在の生活が成立しているわけではありません。
訪問介護、訪問看護、入浴介護など、専門職の支援も重要な役割を担っています。家族の愛情だけを強調するのではなく、介護サービスを含めた生活環境全体を見ることが大切です。
3. 病状だけでなく本人の発信にも注目する
志茂田さんについては、病気や要介護度に関する見出しが注目されがちです。しかし、2026年の公式Xやインタビューを見ると、原稿の修正、小説の構想、日々の小さな喜びなど、作家としての活動や本人の考えも数多く発信されています。
現在の志茂田さんを知るには、病状を伝える報道だけでなく、本人の公式Xや自宅取材での発言も合わせて確認が必要です。
特に、過去の写真だけを見て現在の健康状態を判断したり、要介護5という言葉だけで生活のすべてを推測したりするのは適切ではありません。最新の日付が明示された本人の発信や、具体的な取材内容を基準にすることで、実際の近況が見えやすくなります。
志茂田景樹の現在に関するよくある質問(FAQ)
Q1:志茂田景樹は2026年現在何歳ですか?
A1:1940年3月25日生まれで、2026年11月現在86歳です。
Q2:志茂田景樹の現在の病気は何ですか?
A2:2017年に発症した関節リウマチのほか、生来の呼吸器疾患である気管支拡張症を抱えています。本人によれば、複数の病気と折り合いをつけながら生活しています。
Q3:志茂田景樹は要介護5になったのですか?
A3:はい。2024年5月に要介護5の認定を受けたことを本人が公表しています。
Q4:現在は車椅子生活ですか?
A4:はい。車椅子を利用しています。自宅ではベッドで過ごす時間も長く、日常生活の多くで家族や介護スタッフの支援を受けています。
Q5:志茂田景樹は現在も小説を書いていますか?
A5:はい。ノートパソコンを使って長編小説の執筆を続けています。2026年8月の取材では、1日平均30分、400〜600字ほどのペースで書いていると紹介されました。
Q6:2026年に新しい小説は出版されましたか?
A6:2026年3月には久々の小説単行本を出版できそうだと本人が発信しました。8月の取材でも長編小説の執筆や介護小説の構想が紹介されていますが、発売済みの新作として書名や発売日まで確認できる情報とは区別する必要があります。
Q7:志茂田景樹の妻は誰ですか?
A7:妻は光子さんです。2026年8月のTBS取材では78歳と紹介され、食事の介助など、日々の生活を支える姿が伝えられました。
Q8:志茂田景樹の最新情報はどこで確認できますか?
A8:本人の公式X(旧Twitter)と公式ウェブサイトが主な確認先です。また、TBS NEWS DIG、テレビ朝日系のニュース、日刊スポーツ、オリコンなどでも本人の投稿や取材内容が報じられています。
まとめ:志茂田景樹は86歳、要介護5でも創作を続ける現役作家
2026年11月現在、志茂田景樹さんは86歳。関節リウマチや呼吸器疾患を抱え、2024年5月から要介護5の認定を受けています。車椅子を利用し、日常生活の多くで介助が必要な状況です。
一方、妻の光子さんや介護スタッフの支えを受けながら、ベッドでの執筆や公式Xでの発信を続けています。2026年10月26日にも原稿の修正がうまくいったことを報告しており、創作への意欲は現在も健在です。
直木賞を受賞した『黄色い牙』から始まる長い作家人生は、現在、新しい生活環境のなかで続いています。特に、介護をテーマにした小説を書きたいという2026年の発言は、これまでの経験が今後の創作にどう結びつくのかという点でも注目されます。
志茂田景樹さんの現在を知るうえで大切なのは、病状だけに注目するのではなく、本人の発信、家族の支え、そして今も続く執筆活動を合わせて見ることです。86歳の直木賞作家は、身体の制約と向き合いながら、自分にできる方法で今日も文章を書き続けています。
主な確認資料: 志茂田景樹公式プロフィール、TBS NEWS DIG(2026年8月8日・10月13日・10月27日)、日刊スポーツ(2026年3月22日)、テレビ朝日系ニュース(2026年8月・10月)。