大谷翔平選手の腕時計は何を使っているのか。2026年10月現在、最も注目されているのは、10年間にわたって大谷選手を起用してきたセイコーの腕時計だ。2026年4月にはセイコーブランドのグローバルアンバサダーに就任し、7月には世界で1本だけの特別な機械式時計「Seiko Star Time」が贈呈された。さらに11月7日には、国内限定1,700本の「Nexter 大谷翔平 2026限定モデル(HAB012J)」が発売される予定となっている。
ただし、広告で着用する時計、本人に贈られた特別モデル、イベントや公の場で確認された時計は、それぞれ意味が異なる。グランドセイコーのSBGW295やアストロンのSBXC175、プロスペックスのSBEJ029なども含め、価格・発売日・仕様・確認できる着用歴を整理する。大谷翔平選手が現在愛用している時計を知りたい人にも、同じモデルを購入したい人にも役立つ情報をまとめた。
【先に結論】大谷翔平の腕時計ブランドはセイコー!2026年の最新事情

大谷翔平選手の腕時計を調べるうえで、最初に押さえたいブランドがセイコーだ。
セイコーウオッチの公式発表によると、大谷選手がセイコーブランドのアンバサダーに就任したのは2016年。国内での継続的な起用を経て、2026年4月9日にはグローバルアンバサダーへの就任が発表された。
2026年はアンバサダー就任10周年にあたる。これまでの国内中心の活動から、世界に向けたブランド発信へと展開を広げた節目でもある。
セイコーは4月9日から新テレビCM「Keep Going Forward 2026 篇」を公開。加えて、プロスペックスとキングセイコーの広告グラフィックも国内外に展開した。
このとき公式に紹介された時計は、プロスペックスの「SBEJ029」とキングセイコーの「SDKV001」。一方、アストロンの「SBXC175」も過去の広告掲載モデルとして知られている。
つまり、大谷選手とセイコーの関係は、単一の腕時計を宣伝するだけのものではない。アストロン、プロスペックス、キングセイコーといった複数のコレクションを通じて、ブランド全体の魅力を発信する活動へと広がっている。
2026年の注目モデルを整理すると、次の3つに分けられる。
- HAB012J:一般購入が可能な数量限定モデル。2026年11月発売予定。
- Seiko Star Time:大谷選手本人に贈呈された世界で1本の特別モデル。非売品。
- SBEJ029など:テレビCMや広告グラフィックで起用されている通常販売モデル。
この3種類を混同しないことが、大谷翔平の腕時計を正しく理解する第一歩になる。
【2026年最新】大谷翔平モデルHAB012Jの価格・発売日・スペックを解説
2026年秋の新作として注目を集めているのが、セイコー アストロン Nexterシリーズの「HAB012J」だ。
セイコーウオッチは2026年9月に、大谷翔平選手のさらなる活躍を願った特別カラーの限定モデルを発表した。発売予定日は2026年11月7日(土)。日本国内限定1,700本という希少性も特徴となっている。
HAB012Jの商品情報と価格
- ブランド:セイコー アストロン
- シリーズ:Nexter(ネクスター)
- 品番:HAB012J
- 希望小売価格:440,000円(税込)
- 発売予定日:2026年11月7日(土)
- 限定数量:国内限定1,700本
- 予約開始日:2026年9月25日(金)正午
- 販売区分:セイコーグローバルブランドコアショップ専用モデル
予約はセイコーオンラインストア、セイコードリームスクエア、全国のセイコーブティックなどで受け付けられると案内されている。
ドジャースのカラーと背番号17を採用したデザイン
HAB012Jの大きな特徴は、大谷選手が所属するロサンゼルス・ドジャースのホームユニフォームから着想を得たカラーリングだ。
文字盤や外装の各所には、ドジャースを象徴するブルー、ホワイト、レッドを採用。3時位置のサブダイヤルには、大谷選手の背番号17がユニフォームと同じ書体で配置されている。
ケースサイドのボタンとりゅうずにもブルーのアクセントが施され、スポーティーで統一感のあるデザインに仕上がった。
加えて、投手と打者の両方で活躍する大谷選手の二刀流をイメージした、ツートンカラーのシリコン製替えストラップが付属する。
裏ぶたには大谷選手のサインと「LIMITED EDITION」の文字、個別のシリアルナンバーを刻印。専用のサイン入りスペシャルボックスも用意されている。
GPSソーラーを搭載した実用的な高機能モデル
外観だけでなく、時計としての機能も充実している。
- ムーブメント:キャリバー5X63
- 駆動方式:ソーラーGPS衛星電波修正
- 駆動期間:フル充電時約6か月、パワーセーブ時約2年
- 精度:非受信時平均月差±15秒
- ケース素材:純チタン
- ケースサイズ:横43.4mm、縦50.0mm、厚さ12.4mm
- ガラス:サファイアガラス
- 防水性能:10気圧防水
- 重量:121g
GPS衛星電波による時刻修正に加え、38タイムゾーンのワールドタイム、デュアルタイム表示、ストップウオッチ、パーペチュアルカレンダーなどを搭載している。
海外遠征や複数のタイムゾーンを移動する生活にも対応しやすい構成だ。チタンケースによる軽量性も、日常使いを考えるうえで魅力になる。
なお、HAB012Jは大谷選手の広告出演を記念した限定商品であり、本人が日常的にこの品番を着用していると確認されたわけではない。商品としての価値と本人の私物としての使用実績は分けて考えたい。
【非売品】Seiko Star Timeとは?大谷翔平だけに贈られた世界で1本の腕時計
2026年の大谷翔平とセイコーの関係を象徴する出来事が、7月3日に発表された「Seiko Star Time」の贈呈だ。
セイコーウオッチは、大谷選手のために開発した世界で1本だけの特別な機械式腕時計を贈呈した。一般販売を目的とした商品ではなく、公式発表でも非売品とされている。
100万時間を積算する前例のない機構
Seiko Star Timeの最大の特徴は、時計としての現在時刻だけでなく、累積した時間を最大100万時間まで表示できることだ。
100万時間は、およそ114年に相当する。大谷選手がこれまで積み重ねてきた努力と、これから続いていく野球人生の時間を表現するために考案された。
文字盤には5枚の円盤針が重なる独特の構造を採用。それぞれの円盤が異なる時間を積算していく。
- 24時間
- 1,000時間
- 10,000時間
- 100,000時間
- 1,000,000時間
円盤針がゆっくりと回転する様子を、夜空を移動する星々の軌跡になぞらえたことから「Seiko Star Time」という名称が付けられた。
加えて、各円盤針にはダイヤモンドを配置。複雑な機構と独創的な意匠を組み合わせた、一般的な市販腕時計とは一線を画す特別な作品となっている。
開発のきっかけは大谷選手自身の時間に対する思い
セイコーの公式発表によると、開発が始まったのは約3年前。大谷選手自身の「野球選手として、あとどれくらいの時間を積み重ねられるだろう」という思いが出発点だった。
大谷選手は贈呈時に、時計を身につけて今後も頑張っていくためのものを形にしたかったという趣旨のコメントを寄せている。
「これまでどれだけの時間を積み重ねてきて、あとどれだけできるのかなというのを、身につけて頑張れる一つのモノを形にしたいと思っていました。」
約3年間の開発期間を経て完成した時計は、セイコーの服部真二会長兼CEO兼CCOから大谷選手へ贈呈された。
Seiko Star Timeの仕様と販売価格
- 名称:Seiko Star Time
- ケース素材:ブライトチタン
- ストラップ:シリコン
- ガラス:ボックス型サファイアガラス
- ケースサイズ:直径41.8mm
- 厚さ:17.4mm
- 防水性能:10気圧防水
- 特徴:100万時間積算機構、5枚の円盤針、ダイヤモンド
- 販売区分:非売品・世界で1本
一般向けの希望小売価格は設定されていない。したがって、44万円のHAB012Jや181万5,000円のグランドセイコー SBGW295と単純に価格を比較することはできない。
Seiko Star Timeは高額な市販モデルというより、大谷選手の競技人生とセイコーの時計製造技術を結びつけた記念碑的な一本だ。
【歴代モデル一覧】大谷翔平が関係するセイコーの腕時計を年代別に整理
大谷翔平選手とセイコーの関係は、2016年のアンバサダー就任から続いている。これまでには、アストロンを中心にプロスペックスなどから複数の大谷翔平限定モデルが登場した。
ここで注意したいのは、限定商品の発売と大谷選手本人の着用歴は別の情報だという点だ。以下では、公式に発売された大谷翔平モデルと、広告に登場したモデル、公の場で着用が報道された時計を区別して整理する。
| 年代 | モデル・品番 | 価格・限定数 | 確認できる関係 |
|---|---|---|---|
| 2016年 | セイコー アンバサダー | 商品情報ではない | 国内アンバサダー就任 |
| 2022年 | アストロン SBXC115 | 275,000円・1,700本 | 大谷翔平限定モデル |
| 2023年 | プロスペックス SBDC191 | 187,000円・1,700本 | 大谷翔平限定モデル |
| 2023年 | アストロン SBXC141・SBXC143 | 330,000円・1,700本/352,000円・300本 | 大谷翔平限定モデル |
| 2024年 | アストロン SBXC165・SBXC167 | 440,000円・1,700本/462,000円・500本 | ドジャース移籍後初の限定モデル |
| 2024年 | グランドセイコー SBGW295 | 1,815,000円・世界500本 | 公の場での着用を報道 |
| 2025年 | プロスペックス SBEJ023・SBEJ025 | 各330,000円・1,700本/500本 | 大谷翔平限定モデル |
| 2025年 | アストロン SBXC175 | 352,000円 | 大谷選手の広告掲載モデル |
| 2026年4月 | プロスペックス SBDC222・SBDC224 | 各286,000円・各1,700本 | 大谷翔平2026限定モデル |
| 2026年4月 | プロスペックス SBEJ029・キングセイコー SDKV001 | 247,500円・396,000円 | 2026年の公式広告モデル |
| 2026年7月 | Seiko Star Time | 非売品・世界1本 | 大谷選手に贈呈 |
| 2026年11月予定 | アストロン HAB012J | 440,000円・1,700本 | 大谷翔平2026限定モデル |
価格は各モデルの発表時の希望小売価格(税込)。販売終了品については、現在の中古市場価格や在庫状況とは異なる。SBXC175とSBEJ029は通常販売モデルとして広告に登場したもので、限定モデルとは区別される。
2022年:アストロン SBXC115
大谷翔平限定モデルの歴史を振り返るうえで、2022年のアストロン SBXC115は代表的な一本だ。
希望小売価格は27万5,000円、数量限定1,700本。GPSソーラーを搭載し、アストロンらしい先進的な機能を備えたモデルとして発売された。
2023年:アストロンとプロスペックスに展開
2023年にはアストロンのSBXC141とSBXC143が登場。SBXC141は国内1,700本、SBXC143はセイコーオンラインストア限定300本という構成だった。
同年にはプロスペックスのSBDC191も発売された。こちらは希望小売価格18万7,000円で、グレーを基調に赤を取り入れたデザインが特徴。大谷選手の背番号17もデザインに反映されている。
この年の展開は、アストロンだけでなくプロスペックスにも大谷翔平モデルが広がった転換点といえる。
2024年:ドジャース移籍後初の限定モデル
2024年には、ドジャースのチームカラーを採用したアストロン SBXC165とSBXC167が発売された。
SBXC165は44万円で国内限定1,700本。SBXC167は46万2,000円で、オンラインストア限定500本だった。
ブルーを基調にレッドをアクセントとして加えたデザインは、新天地での大谷選手の挑戦を象徴するものとして企画された。
2025年:プロスペックスの限定モデルが登場
2025年はプロスペックスからSBEJ023とSBEJ025が登場した。
いずれも希望小売価格33万円。SBEJ023は1,700本、SBEJ025はオンラインストア限定500本で販売された。
機械式ダイバーズにGMT機能を組み合わせたシリーズで、ドジャースのチームカラーを取り入れた特別仕様となっている。
2026年:プロスペックスとアストロンの2つの限定展開
2026年4月24日には、プロスペックスのSBDC222とSBDC224が発売された。どちらも希望小売価格28万6,000円、国内限定1,700本。ダイバーズ1965ヘリテージをベースに、ドジャースのビジターユニフォームの色とゴールドの差し色を取り入れている。
そして11月7日には、アストロンのHAB012Jが発売予定。44万円、国内限定1,700本という新たな展開が控えている。
このように、歴代の大谷翔平モデルは、選手の活躍や所属チームの変化をデザインに取り入れながら展開されてきた。
【現在の着用時計は?】SBXC175・SBEJ029・SBGW295の私物と広告着用の違い
「大谷翔平が現在着けている腕時計は何?」という疑問には、少し丁寧な整理が必要だ。
2026年10月31日時点で、セイコーの公式広告に登場しているモデルと、公の場で着用が報道された時計は複数ある。しかし、本人が現在所有している時計をすべて公開した公式リストはない。
そのため、広告で確認できる時計を、そのまま本人の普段使いの私物と判断することはできない。
SBXC175:アストロンの広告掲載モデル
SBXC175は、セイコー アストロン NexterシリーズのGPSソーラーモデルだ。
希望小売価格は35万2,000円。GPSソーラーによる時刻修正やデュアルタイム表示、クロノグラフ機能などを備えたスポーティーなモデルとなっている。
セイコーのアストロン公式ブランドサイトでは、大谷選手の広告掲載モデルとして紹介されている。
したがって、SBXC175は大谷選手が広告で着用した時計として扱うのが適切だ。本人が日常的に使っている私物だと断定できる情報とは異なる。
SBEJ029:2026年の新広告に登場したプロスペックス
2026年4月9日のグローバルアンバサダー就任発表に伴い、セイコーはプロスペックスの新CMと広告グラフィックを公開した。
そのCMで起用されたのがSBEJ029だ。
プロスペックスのダイバーズ1968ヘリテージ GMTに属するモデルで、マリンスポーツを楽しむライフスタイルをイメージしたデザインが特徴。希望小売価格は24万7,500円と公式発表されている。
機械式ムーブメントとGMT機能を組み合わせた実用性の高い時計であり、異なるタイムゾーンを移動する人にも魅力的な仕様だ。
2026年の広告活動で明確に品番が公表されているため、現在の大谷翔平とセイコーの関係を象徴するモデルのひとつといえる。
SBGW295:2024年の公の場で話題になったグランドセイコー
アストロンとは別に注目を集めたのが、グランドセイコーのSBGW295だ。
2024年1月の全米野球記者協会ニューヨーク支部主催の夕食会や、2月のドジャースのファンフェスタなどで、大谷選手の左腕に見えた時計がSBGW295ではないかと報道された。
2024年1月のFull-Countやデイリースポーツの記事でも、このモデルとみられる時計が取り上げられている。
SBGW295は、セイコー腕時計110周年を記念したグランドセイコーの限定モデルだ。
- ブランド:グランドセイコー
- 品番:SBGW295
- 希望小売価格:181万5,000円(税込)
- 限定数量:世界500本(国内100本)
- ケース素材:ブリリアントハードチタン
- ケースサイズ:直径38mm
- 厚さ:10.9mm
- ムーブメント:手巻きキャリバー9S64
- パワーリザーブ:約72時間
特徴的なのは、黒漆を用いた文字盤と、日本の伝統的な鎧織ストラップだ。ケースには軽量性と耐傷性を両立したブリリアントハードチタンが採用されている。
181万5,000円という価格も注目されたが、この時計については公の場での着用報道と本人の所有確認を区別する必要がある。
また、グランドセイコーはセイコーと同じ時計メーカーの系譜にあるものの、独立したブランドとして展開されている。セイコーブランドのアンバサダー契約と、グランドセイコーの時計を着用したという報道は同じ意味ではない。
私物と広告着用を見分ける3つのポイント
大谷選手の腕時計に関する情報を見極める際は、次の3点を確認したい。
1. セイコー公式が広告モデルとして品番を明示しているか
公式CMや広告グラフィックに品番が掲載されている場合は、広告着用モデルとして確認できる。SBEJ029やSDKV001は2026年の公式発表で明示されている。
2. 写真の撮影状況が分かるか
球場入り、記者会見、授賞式、イベントなど、着用した場面と撮影日を確認する。広告撮影と私的な外出では、時計を着ける目的が異なる可能性がある。
3. 本人またはメーカーが所有・使用について公表しているか
写真で腕時計が確認できても、本人が購入したのか、贈呈されたのか、撮影用に貸与されたのかまでは分からない。本人の私物と判断するには、所有についての公表や信頼できる報道が必要になる。
特にSNSで拡散される時計の特定画像は、角度や照明、文字盤の色によって別モデルに見える場合もある。品番まで確認できない画像を根拠に断定するのは避けたい。
【価格と購入方法】大谷翔平モデルは44万円から?選び方と注意点
大谷翔平選手に関連するセイコーの時計は、20万円台から40万円台の限定モデルを中心に、グランドセイコーの181万5,000円のモデルまで幅広い。
ただし、販売価格はモデルの発表時点の希望小売価格であり、現在の購入価格とは異なる。特に限定モデルは販売終了後に中古市場や二次流通市場で価格が変動する。
2026年に注目したい価格帯
- 24万7,500円:プロスペックス SBEJ029。2026年の広告モデル。
- 28万6,000円:プロスペックス SBDC222・SBDC224。2026年限定モデル。
- 35万2,000円:アストロン SBXC175。広告掲載モデル。
- 44万円:アストロン HAB012J。2026年11月発売予定の限定モデル。
- 181万5,000円:グランドセイコー SBGW295。世界限定500本の記念モデル。
Seiko Star Timeは非売品のため、一般向けの購入価格は存在しない。
購入するならどのモデルがおすすめ?
大谷翔平2026限定モデルを手に入れたい人にはHAB012Jが有力候補となる。
背番号17、ドジャースカラー、大谷選手のサイン、国内限定1,700本という特徴がそろっている。記念性を重視する人には魅力的な選択肢だ。
普段使いと実用性を重視する人にはSBEJ029やSBXC175も候補になる。
SBEJ029は機械式ダイバーズとGMT機能を備え、SBXC175はGPSソーラーによる利便性を持つ。機械式の時計を楽しみたいのか、時刻修正の手間を減らしたいのかによって選び方が変わる。
高級時計としての仕上げや伝統工芸を重視する人にはSBGW295が興味深いモデルだ。ただし、すでに限定販売が終了した商品であり、正規販売店での通常購入は難しい。
限定モデルを購入するときの注意点
HAB012Jは2026年11月7日発売予定で、予約受付は9月25日から始まっている。国内限定1,700本のため、発売日までに販売予定数へ達する可能性もある。
購入を検討する際は、販売店の在庫、予約状況、購入条件を確認したい。限定モデルのシリアルナンバーや大谷選手のサインがあることだけで、転売価格が適正だと判断するのは危険だ。
中古品を購入する場合は、保証書、付属品、スペシャルボックス、シリアルナンバー、販売店の保証条件などを確認することが大切になる。
特に限定モデルでは、付属品の欠品や状態の違いによって価格が大きく変わることがある。希望小売価格と中古販売価格を分けて比較したい。
【プロの結論】大谷翔平の腕時計から見えるセイコーのブランド戦略
大谷翔平選手の腕時計をめぐる話題は、高級時計の価格や希少性だけでは説明できない。
2016年から続くアンバサダー活動、2024年のドジャース移籍、2026年のグローバルアンバサダー就任、そしてSeiko Star Timeの開発。これらを時系列で見ると、セイコーが大谷選手のキャリアの変化とともに、時計のデザインやブランド発信を進化させてきたことが分かる。
1. アストロンは先進技術と挑戦のイメージ
アストロンはGPSソーラーを中心とする先進的な時計づくりを特徴としている。
世界を舞台に活動する大谷選手のイメージと、複数のタイムゾーンに対応する時計の機能性には自然な接点がある。SBXC175やHAB012Jのようなモデルは、そのブランドイメージを分かりやすく表現している。
2. プロスペックスは競技者の実用性を表現
プロスペックスのSBEJ029やSBDC222は、耐久性や防水性、機械式時計の機能を重視したモデルだ。
大谷選手の挑戦を表現する広告と、時計そのものの実用性を結びつけることで、スポーツを楽しむ幅広いユーザーにも訴求できる。
3. Seiko Star Timeは広告を超えた特別な取り組み
Seiko Star Timeは、通常の限定モデルとは異なる位置づけだ。
100万時間という数字には、大谷選手の競技人生を時間の積み重ねとして表現する意味がある。単に背番号やチームカラーを文字盤に取り入れるのではなく、本人の考えを時計の機構そのものに反映した点が特徴だ。
約3年間の開発期間と大谷選手との協議を経て完成したという背景も、10周年の節目を象徴する取り組みになっている。
時計選びで本当に見るべきポイント
大谷翔平モデルを購入する際は、次の基準で考えると選びやすい。
- 記念性重視:大谷翔平の名前、背番号、サインが入った限定モデル。
- 実用性重視:GPSソーラーやGMTなど、日常生活で役立つ機能。
- 機械式時計重視:自動巻きや手巻きのムーブメント、時計づくりの伝統。
- 希少性重視:限定本数、販売履歴、付属品、シリアルナンバー。
- 資産価値重視:中古市場の流通量、状態、正規販売価格との比較。
反対に、大谷選手が広告で着けていたという理由だけで購入するのはおすすめできない。時計は長く使うものだからこそ、自分の腕に合うサイズ、重さ、駆動方式、デザインを優先したい。
【大谷翔平の腕時計】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:大谷翔平が現在愛用している腕時計は何ですか?
A1:2026年10月現在、本人が日常的に愛用している時計を一つに特定できる公式情報は公表されていない。公式広告ではプロスペックス SBEJ029やキングセイコー SDKV001などが確認でき、過去にはグランドセイコー SBGW295とみられる時計の着用も報道されている。
Q2:大谷翔平の2026年最新腕時計HAB012Jはいくらですか?
A2:希望小売価格は44万円(税込)。2026年11月7日発売予定で、国内限定1,700本。ドジャースカラーや背番号17、大谷選手のサイン入り裏ぶたが特徴だ。
Q3:Seiko Star Timeは一般購入できますか?
A3:購入できない。2026年7月に大谷選手へ贈呈された世界で1本だけの特別な非売品であり、100万時間を積算表示できる機械式腕時計だ。
Q4:大谷翔平が着用したグランドセイコーのモデルは何ですか?
A4:2024年の公の場で着用していた時計として、グランドセイコーのSBGW295が複数の報道で取り上げられた。希望小売価格181万5,000円、世界限定500本の記念モデルだった。
Q5:SBXC175とSBEJ029はどちらも大谷翔平の時計ですか?
A5:どちらも大谷選手の広告活動と関係するモデルだが、シリーズが異なる。SBXC175はアストロン Nexter、SBEJ029はプロスペックスのダイバーズGMTモデル。広告への起用と本人の私物であることは区別する必要がある。
Q6:大谷翔平はセイコーのアンバサダーにいつ就任しましたか?
A6:2016年にセイコーブランドの国内アンバサダーに就任した。2026年4月9日には就任10周年を機にグローバルアンバサダーへと起用範囲が拡大した。
まとめ:大谷翔平の腕時計はセイコーが中心!2026年はHAB012JとStar Timeに注目
大谷翔平選手の腕時計を整理すると、中心となるブランドはセイコーであり、アストロン、プロスペックス、キングセイコーなど複数のコレクションが関係している。
2026年の大きな話題は2つある。
ひとつは、11月7日発売予定のアストロン HAB012J。44万円、国内限定1,700本で、大谷選手の背番号17やドジャースカラーを取り入れた特別モデルだ。
もうひとつは、7月に大谷選手へ贈呈されたSeiko Star Time。100万時間を積算できる世界で1本の機械式腕時計であり、一般販売されない非売品だ。
加えて、SBXC175やSBEJ029などの広告着用モデル、2024年に話題になったグランドセイコー SBGW295など、過去の情報にも見逃せない時計がある。
大切なのは、広告モデル、限定商品、本人への贈呈品、実際の着用報道を混同しないことだ。品番や発売日、メーカーの公式発表を確認すれば、SNSで広がる曖昧な時計情報にも惑わされにくくなる。
大谷選手の挑戦とともに歩んできたセイコーの腕時計。2026年はアンバサダー就任10周年という節目を迎え、HAB012Jの発売とSeiko Star Timeの登場によって、その関係が新たな段階に入った年として記憶されそうだ。