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朝潮親方はなぜ「クズ」と批判された?2021年の会食問題と退職、死去までを徹底解説

真壁 直樹 真壁 直樹 • 更新: • 公開: • 読了約 18 分
目次

「朝潮親方クズ」と検索される背景には、2021年に発覚した日本相撲協会の新型コロナウイルス感染対策ガイドライン違反があります。

問題の中心人物は、元大関・朝潮太郎として活躍し、高砂部屋の師匠を長年務めた長岡末弘さんです。錦島親方として協会に在籍していた2021年、外出自粛期間中に飲酒を伴う会食を繰り返し、弟子の朝乃山も会食に同席させていたことなどが明らかになりました。その後、退職願が受理され、2023年11月2日に67歳で亡くなっています。

批判の根拠は、単に外出したことだけではありません。弟子に規律を求める立場の親方自身が規則を破り、部屋の力士や付け人を会食に同席させていたこと、さらに朝乃山の不祥事をめぐって師匠としての監督責任が問われたことが大きな理由です。


【理由を解説】朝潮親方が「クズ」と批判された最大の原因は会食問題

朝潮親方クズ

「朝潮親方クズ」という強い検索ワードが生まれた背景には、2021年6月に明らかになった錦島親方のガイドライン違反があります。

当時、日本相撲協会は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、力士や親方など協会員に対して不要不急の外出を制限するガイドラインを設けていました。

本場所の開催や力士の稽古を継続するためには、協会員一人ひとりが感染対策を徹底する必要がありました。

ところが、先代高砂親方だった錦島親方自身が、そのルールに反する行動を繰り返していたことが判明します。

具体的に何をしたのか?

日刊スポーツやスポーツニッポンなどの報道によると、錦島親方には次のような行動が確認されました。

- 2020年7月場所中、観戦に来た知人らと飲酒を伴う会食をした。
- 2020年11月場所中にも同様の会食を行った。
- 2021年1月場所中にも知人らとの飲食を繰り返した。
- 2021年3月の春場所中にも会食を行った。
- 2020年7月以降、週2~3回ほど部屋近隣の飲食店で付け人を同席させて飲食していた。
- 2020年末には、朝乃山を家族らとの会食に同席させていた。

特に問題視されたのは、付け人を繰り返し会食に同席させていた点です。

付け人は力士の身の回りの世話などを担う立場にあり、親方の行動や生活態度から影響を受けやすい存在です。

指導者が規則を守らないだけでなく、弟子たちをその場に同席させていたことは、相撲部屋全体の規律という観点からも深刻な問題でした。

なぜ批判が大きくなったのか?

批判の核心は、親方という立場と実際の行動の矛盾です。

当時は新型コロナウイルスの感染防止のため、力士たちも自由な外出を制限されていました。一般社会でも感染対策への協力が求められていた時期です。

その状況で、弟子に規律を守らせるべき親方が自ら外出や会食を繰り返していたことは、指導者としての信頼を大きく損なうものでした。

日刊スポーツが報じたコンプライアンス委員会の調査・処分意見でも、錦島親方の振る舞いは厳しく問題視されています。

特に、指導者としての自覚や責任を欠いた行動が、弟子たちの規律意識にも悪影響を与えたという評価が重要です。

つまり、検索される「クズ」という言葉の背景には、会食そのもの以上に、自ら規則を破り、弟子にも悪影響を及ぼした指導者としての責任問題があったのです。

【2021年の真相】錦島親方のガイドライン違反と退職までの経緯

朝潮親方の問題を正しく理解するには、2020年から2023年までの出来事を時系列で整理する必要があります。

ここで注意したいのは、元大関朝潮が2021年当時に名乗っていた年寄名跡は「錦島」だったという点です。

高砂親方と錦島親方という名前が報道に登場するため、人物関係を混同しやすくなっています。

2021年以前からの経歴と問題発覚まで

時期 出来事 詳細
1955年12月9日 誕生 高知県出身。本名は長岡末弘
1978年3月 初土俵 近畿大学から幕下付け出しで角界入り
1983年5月 大関昇進 元大関朝潮として活躍
1985年3月 幕内初優勝 春場所で13勝2敗の成績
1989年3月 現役引退 その後、親方として後進を指導
2002年2月 高砂襲名 高砂部屋の師匠となる
2020年11月 師匠交代 元朝赤龍に高砂の名跡を譲り、錦島を襲名
2020年12月 定年・再雇用 65歳で定年を迎え、参与として協会に残る
2021年6月1日 退職願提出 ガイドライン違反問題を受けて提出
2021年6月10日 退職願受理 協会側との面談を経て受理
2021年6月11日 退職発表 日本相撲協会が臨時理事会後に発表
2023年11月2日 死去 小腸がんのため67歳で死去

出典:日本相撲協会公式プロフィール、日刊スポーツ、スポーツニッポンの報道。

退職願を提出した理由は何だったのか?

2021年6月10日、錦島親方が日本相撲協会を退職する意向であることが報じられました。

翌11日の臨時理事会で退職が発表され、協会を離れることになりました。

注目すべきなのは、コンプライアンス委員会が当初、報酬減額の懲戒処分が相当と判断していた点です。

しかし、錦島親方はすでに65歳の定年を迎え、再雇用制度によって参与として在籍していました。

その立場も考慮され、委員会は退職願を受理することも検討するよう答申。最終的には本人の退職願が受理され、別途の懲戒処分を科す形ではなく、協会を退職することになりました。

この経緯から、単に年齢による定年退職だったと説明するのは正確ではありません。

定年後の再雇用期間中にガイドライン違反が発覚し、本人が責任を取る形で退職したというのが実際の経緯です。

【朝乃山の不祥事】6場所出場停止と高砂部屋の監督責任

朝潮親方への批判を理解するうえで、切り離せないのが元大関・朝乃山のコロナ禍での不祥事です。

2021年5月、朝乃山が日本相撲協会の新型コロナウイルス感染対策ガイドラインに違反していたことが報じられました。

問題となったのは、緊急事態宣言中の夏場所前に、接待を伴う飲食店、いわゆるキャバクラなどに複数回出入りしていたことです。

朝乃山の違反内容と処分

朝乃山は当初、協会の聞き取りに対して報道内容を否定していました。

しかし、その後の再聴取で事実を認め、夏場所12日目から休場しました。

日本相撲協会は2021年6月11日の臨時理事会で、次の処分を決定しました。

- 出場停止:6場所
- 報酬減額:6カ月間50%
- 大関からの陥落:決定

6場所の出場停止は非常に重い処分でした。

大関という立場にあったことに加え、協会の調査に対して当初事実を否定していたことなども処分の背景にあります。

朝乃山は2022年7月の名古屋場所で復帰しましたが、番付は三段目まで下がっていました。

朝潮親方と現役高砂親方の責任は違う

ここで重要なのが、朝乃山の入門時の師匠だった錦島親方と、2021年当時の現役師匠だった高砂親方は別の人物だという点です。

当時の高砂親方は元関脇・朝赤龍です。

2020年11月に師匠の交代が行われていましたが、錦島親方はその後も高砂部屋に住み続けていました。

一方、現師匠の高砂親方は部屋の近くにある自宅マンションから通う生活をしていたことが報じられています。

この部屋の運営体制も、コンプライアンス委員会の調査で問題になりました。

それぞれの責任を整理すると、次のようになります。

人物 当時の立場 問題・責任
錦島親方(元朝潮) 先代師匠・部屋付き親方 外出規制期間中の会食、付け人や朝乃山の同席など
高砂親方(元朝赤龍) 現役の師匠 朝乃山の行動を把握・監督できなかった責任
朝乃山 大関・高砂部屋所属 接待を伴う飲食店への出入り、協会への当初の否定報告

現師匠の高砂親方には、3カ月間の報酬20%減額という懲戒処分が下されました。

高砂親方は協会を通じて謝罪し、師匠としての監督責任を認めています。

このように、朝乃山の問題では、本人だけでなく、現師匠と先代師匠の双方が異なる立場から責任を問われました。

【朝潮親方の評判】大関を育てた実績と不祥事による評価の変化

朝潮親方の評判は、2021年の問題だけで語れるものではありません。

元大関朝潮太郎としての実績はもちろん、引退後には高砂部屋の師匠として多くの力士を指導してきました。

元大関朝潮太郎としての輝かしい実績

日本相撲協会の公式プロフィールによると、長岡末弘さんは1955年12月9日生まれで、高知県室戸市の出身です。

近畿大学から角界入りし、1978年3月場所で初土俵を踏みました。

1983年5月場所に大関へ昇進。1985年3月の春場所では13勝2敗で幕内優勝を果たしています。

主な実績は以下の通りです。

- 大関在位36場所
- 幕内優勝1回
- 通算564勝382敗33休
- 殊勲賞10回
- 敢闘賞3回
- 技能賞1回
- 金星5個

豪快な突き押し相撲で知られ、現役時代から人気を集めました。

師匠として朝青龍や朝乃山を育成

1989年に現役を引退した後、親方として後進の育成に携わりました。

2002年には高砂を襲名し、名門高砂部屋の師匠に就任します。

師匠として育てた代表的な力士には、横綱・朝青龍や大関・朝乃山がいます。

また、日本相撲協会の理事を4期8年間務めるなど、相撲界の運営にも関わってきました。

日刊スポーツの2023年の追悼記事では、稽古では理論を重視する指導者であり、酒席では周囲を笑わせる陽気な人物だったことも紹介されています。

「大ちゃん」という愛称で親しまれたのも、こうした人柄によるものでした。

評判が大きく変わった理由

問題は、過去の実績と2021年の行動が対照的だったことです。

長年、力士を育ててきた指導者でありながら、協会が定めた感染対策を自ら破り、付け人や弟子を会食に同席させていたことは、指導者としての信頼を損なう結果になりました。

一方で、現役時代の実績や弟子の育成まで否定することも適切ではありません。

評価を整理するなら、次の2つを分ける必要があります。

- 相撲人としての評価: 大関昇進、幕内優勝、朝青龍や朝乃山の育成など、実績は明確に残っている。
- 指導者としての評価: 2021年のガイドライン違反と弟子への影響については、厳しい批判を受ける根拠がある。

この両面を理解することが、朝潮親方の評判を正しく捉えるポイントです。

【2026年最新】朝潮太郎の現在は?2023年に亡くなっていた

「朝潮太郎現在」「朝潮太郎2023年死去」と検索する人も少なくありません。

結論からいえば、2026年現在、元大関朝潮の長岡末弘さんはすでに亡くなっています。

2023年11月2日に67歳で死去

2023年11月3日、日本相撲協会関係者の話として、長岡末弘さんの訃報が報じられました。

亡くなったのは2023年11月2日。享年67歳でした。

死因は小腸がんです。

日刊スポーツやスポーツニッポンの報道によると、長岡さんは亡くなる前から病気と闘っており、約1年前に発症していたとされています。

2021年の協会退職から約2年後の訃報でした。

したがって、2026年に朝潮親方が現在も相撲協会に在籍している、あるいは高砂部屋を指導しているという情報は誤りです。

なお、同じ「朝潮太郎」という四股名には、別人である第46代横綱の朝潮太郎も存在します。今回取り上げているのは、元大関で先代高砂親方だった長岡末弘さんです。

2026年の朝乃山はどうなっている?

朝潮親方と関係の深い朝乃山は、2026年現在も現役を続けています。

2021年の6場所出場停止から復帰した後、幕内に戻り、大関復帰を目指して土俵に立っています。

日本相撲協会の2026年11月場所の公式プロフィールでは、朝乃山は東前頭筆頭に位置しています。

2026年9月場所は10勝5敗。11月1日の報道では、朝乃山本人が大関復帰への意欲を語っています。

また、11月2日は先代高砂親方・長岡末弘さんの命日でした。

朝乃山は、入門から大関まで育ててもらった先代師匠への思いを語り、今後も相撲人生を頑張りたいという決意を示しています。

2021年の不祥事を経て、朝乃山が再び上位を目指していることは、当時の問題を振り返るうえでも重要な現在の動きです。

【プロの結論】朝潮親方の問題から見える相撲界の師匠の責任

朝潮親方をめぐる問題で、最も重要なのは、単なる個人の外出問題ではなく、相撲部屋という組織の指導体制が問われたことです。

相撲部屋では、師匠が弟子の日常生活や稽古、健康管理などに深く関わります。

そのため、師匠の行動は弟子たちの規律意識にも影響します。

今回の問題では、先代師匠が部屋に居住し続ける一方、現師匠が部屋の外から通うという運営体制も指摘されました。

こうした状況の中で、誰が日々の生活を管理し、誰が弟子の行動に責任を持つのかという問題が浮き彫りになったのです。

批判を判断するための3つの基準

1. 本人の違反と弟子への影響を分けて考える

錦島親方自身の会食問題と、朝乃山自身のキャバクラ通いは別の出来事です。

ただし、先代師匠が弟子を会食に同席させていたことは、両者の問題が無関係ではなかったことを示しています。

2. 退職と懲戒処分を混同しない

錦島親方は退職願の受理によって協会を離れました。

一方、朝乃山には6場所出場停止、現師匠の高砂親方には報酬減額処分が科されています。

それぞれの処分の性質は異なります。

3. 過去の実績と不祥事を別々に評価する

元大関としての功績や、横綱・朝青龍、大関・朝乃山を育てた実績は事実です。

しかし、それらの功績が2021年の問題を帳消しにするわけでもありません。

人物の評価では、功績と責任の両方を見なければなりません。

朝潮親方の問題は、スポーツ界における指導者のコンプライアンスと組織管理のあり方を考える事例として、今も振り返る価値があります。


【朝潮親方クズ】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:朝潮親方がクズと言われる理由は何ですか?

A1:2021年に発覚した日本相撲協会の新型コロナ対策ガイドライン違反が主な理由です。外出規制期間中に飲酒を伴う会食を繰り返し、付け人や朝乃山を同席させていたことが問題視されました。

Q2:錦島親方はなぜ日本相撲協会を退職したのですか?

A2:ガイドライン違反が発覚し、責任を取る形で退職願を提出したためです。2021年6月1日に提出され、6月10日に受理、翌11日に退職が発表されました。

Q3:元大関朝潮の長岡末弘さんは現在どうしていますか?

A3:2023年11月2日に小腸がんのため67歳で亡くなっています。2026年現在、相撲協会や高砂部屋に在籍しているわけではありません。

Q4:朝乃山も朝潮親方と一緒に処分されたのですか?

A4:朝乃山は自身のガイドライン違反により6場所出場停止と6カ月間の報酬50%減額となりました。錦島親方とは別の処分です。また、現師匠の高砂親方にも監督責任による報酬減額処分が科されています。

Q5:2026年現在、朝乃山は現役ですか?

A5:はい。2026年11月場所では東前頭筆頭です。2021年の処分から復帰し、幕内で再び上位を目指しています。


まとめ:朝潮親方への批判は2021年の行動と指導者責任に根拠がある

「朝潮親方クズ」という検索ワードの背景にあるのは、2021年の日本相撲協会の新型コロナ対策ガイドライン違反です。

元大関朝潮こと長岡末弘さんは、外出規制期間中に飲酒を伴う会食を繰り返し、付け人や朝乃山を同席させていたことが明らかになりました。

朝乃山の不祥事と重なったことで、先代師匠としての指導責任や高砂部屋の管理体制も厳しく問われました。

その結果、錦島親方は2021年6月に協会を退職。2023年11月には67歳で亡くなっています。

一方、元大関としての実績や、横綱朝青龍・大関朝乃山を育てた功績も残されています。

2026年現在、朝乃山は幕内上位で大関復帰を目指しています。

朝潮親方を評価する際には、現役時代の功績だけでも、2021年の不祥事だけでもなく、両方の事実を踏まえる必要があります。

最も大きな教訓は、指導者に求められるのは、弟子に規則を守らせることだけではなく、自らが率先して規則を守る姿勢であるという点です。

主要な事実確認に使用した資料

- 日本相撲協会「歴代大関・朝潮太郎」公式プロフィール
- 日本相撲協会「朝乃山」公式力士プロフィール(2026年11月場所)
- 日刊スポーツ(2021年6月11日)錦島親方の退職とガイドライン違反に関する報道
- スポーツニッポン(2021年6月11日)会食問題と退職経緯
- 日刊スポーツ(2023年11月4日)元大関朝潮の追悼記事
- 共同通信(2026年11月1日)朝乃山の大関復帰への意欲に関する報道

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真壁 直樹

美容・ファッション担当として8年以上の取材経験。beauty領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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