野村萬斎の映画出演作を調べると、黒澤明監督の『乱』から、代表作として知られる『陰陽師』『のぼうの城』『シン・ゴジラ』『花戦さ』『七つの会議』まで、ジャンルの異なる作品が並びます。加えて、スタジオジブリ作品『風立ちぬ』では声優としてカプローニを演じ、2025年公開のドキュメンタリー映画『六つの顔』にも出演・監修として参加しました。
2026年には、亀梨和也主演のドラマ『ストーブリーグ』にも出演しています。ただし、これは映画ではなくテレビドラマです。この記事では、野村萬斎の映画出演作を公開年順に整理し、主演・出演・声の出演・モーションアクターの違い、代表作の見どころ、作品の評判、2026年11月現在の活動まで詳しく紹介します。
【出演作一覧】野村萬斎の映画歴代作品を年代順に総整理

野村萬斎の映画キャリアを振り返ると、伝統芸能を基盤とする時代劇や歴史映画だけでなく、現代企業を舞台にした社会派ドラマ、アニメーション、特撮作品まで幅広く出演していることが分かります。
特に注目したいのは、作品ごとに演技の方向性が大きく異なることです。安倍晴明のような超然とした人物から、親しみやすい戦国武将、飄々とした会社員、さらには巨大怪獣まで、表現の幅は広がっています。
以下は、主な映画作品を公開年順に整理した一覧です。
| 公開年 | 映画タイトル | 出演・担当役 | 出演区分・特徴 |
|---|---|---|---|
| 1985年 | 乱 | 鶴丸 | 出演・黒澤明監督作品 |
| 2001年 | 陰陽師 | 安倍晴明 | 主演 |
| 2003年 | 陰陽師II | 安倍晴明 | 主演・シリーズ続編 |
| 2011年 | はじまりの記憶 杉本博司 | 出演 | ドキュメンタリー |
| 2012年 | のぼうの城 | 成田長親 | 主演 |
| 2013年 | 風立ちぬ | カプローニ | 声の出演 |
| 2015年 | GAMBA ガンバと仲間たち | ノロイ | 声の出演 |
| 2016年 | スキャナー 記憶のカケラをよむ男 | 仙石和彦 | 主演 |
| 2016年 | シン・ゴジラ | ゴジラ | モーションアクター |
| 2017年 | 花戦さ | 池坊専好 | 主演 |
| 2019年 | 七つの会議 | 八角民夫 | 主演 |
| 2019年 | 引っ越し大名! | 引っ越し唄の振付・監修 | 演技出演とは異なる参加 |
| 2023年 | リボルバー・リリー | 滝田 | 出演 |
| 2024年 | もしも徳川家康が総理大臣になったら | 徳川家康 | 出演 |
| 2025年 | 六つの顔 | 出演・監修 | 狂言師・野村万作を追うドキュメンタリー |
※『乱』は1985年に初公開された作品です。2017年の公開は4Kリマスター版の再公開にあたります。また、『引っ越し大名!』は出演者としての参加ではなく、引っ越し唄の振付・監修としての関与です。
この一覧から分かるように、野村萬斎の映画活動は、単に出演本数を重ねるタイプではありません。作品のテーマや表現方法に応じて、俳優、声優、身体表現の担当、芸術面の監修と役割を変えています。
【代表作を深掘り】『陰陽師』『のぼうの城』『七つの会議』の魅力
1.『陰陽師』シリーズ:安倍晴明を演じた代表的な当たり役
野村萬斎の映画代表作を語るうえで、まず外せないのが2001年公開の『陰陽師』です。
原作は夢枕獏の人気小説。滝田洋二郎監督が映画化し、野村萬斎は主人公の陰陽師・安倍晴明を演じました。共演には伊藤英明、真田広之、小泉今日子らが名を連ねています。
物語の舞台は平安時代。人間界と鬼や怨霊の世界が交錯するなか、晴明がさまざまな怪異に立ち向かいます。源博雅との友情も作品の大きな魅力です。
この作品で印象的なのは、野村萬斎が狂言で培ってきた身体の使い方を、安倍晴明という人物の造形に生かしている点です。
大きく動いて感情を説明するのではなく、視線、姿勢、わずかな所作によって人物の知性や余裕を表現する。その独特の存在感が、超自然的な能力を持つ晴明という役柄に説得力を与えています。
2003年には続編『陰陽師II』が公開され、再び安倍晴明を演じました。こちらでは中井貴一らが出演し、前作から続く平安ファンタジーの世界を展開しています。
野村萬斎の映画を初めて観る人には、まずこの2作品をおすすめします。狂言師としての個性と映画俳優としての魅力が、非常に分かりやすく表れたシリーズです。
2.『のぼうの城』:型にはまらない戦国武将・成田長親
2012年公開の『のぼうの城』では、野村萬斎が主人公の成田長親を演じました。
監督は犬童一心と樋口真嗣。共演には榮倉奈々、佐藤浩市らが参加しています。原作は和田竜の小説で、戦国時代末期の忍城を舞台に、成田長親と豊臣軍の攻防を描きます。
長親は、周囲から「のぼう様」と呼ばれる一風変わった人物です。武将としての威厳を前面に押し出すタイプではなく、どこか頼りなく見えながら、領民から不思議な信頼を集めています。
この役の面白さは、野村萬斎の持つ独特の間合いが、人物のユーモアと結びついていることです。
狂言には、言葉のリズムや身体の動きによって笑いを生み出す技術があります。『のぼうの城』では、その技術が現代の映画演技に自然に取り込まれています。
豪快な合戦シーンと、長親のどこか力の抜けた存在感。その対照が作品の大きな魅力です。
3.『花戦さ』:花を武器に権力へ立ち向かう池坊専好
2017年公開の『花戦さ』では、野村萬斎が戦国時代の花僧・池坊専好を演じました。
豊臣秀吉が権力を握る時代を背景に、池坊専好が花の美しさを通して秀吉に立ち向かう物語です。共演者には市川猿之助、中井貴一、佐々木蔵之介、佐藤浩市らがいます。
この作品では、戦いや権力闘争を描きながら、花を生ける行為そのものに意味を持たせています。
池坊専好という人物は、力で相手をねじ伏せるのではなく、美意識と表現によって自分の信念を示します。その姿勢は、伝統芸能を守りながら新しい表現にも取り組んできた野村萬斎の活動とも重なります。
4.『七つの会議』:初のサラリーマン役で見せた意外な顔
2019年公開の『七つの会議』は、池井戸潤の企業犯罪小説を映画化した作品です。福澤克雄監督のもと、野村萬斎が主演を務めました。
演じたのは、中堅メーカー・東京建電の営業一課で働く万年係長、八角民夫です。
八角は、仕事に熱心とは言い難い一見ぐうたらな社員。ところが、社内でパワハラ問題が発生したことをきっかけに、会社の抱える大きな秘密が明らかになっていきます。
この作品は、野村萬斎にとって自身初のサラリーマン役としても知られています。
これまでの歴史上の人物や幻想的なキャラクターとは異なり、現代の会社員を演じることで、彼の表現力の別の側面が見えてきます。
特に、普段の飄々とした態度と、物語の核心に近づいたときの緊張感の対比が見どころです。
5.『シン・ゴジラ』:人間ではなくゴジラそのものを演じた
野村萬斎の映画出演歴のなかでも、異色の仕事が2016年公開の『シン・ゴジラ』です。
本作は庵野秀明総監督、樋口真嗣監督による日本版ゴジラ映画。野村萬斎は一般的な人間の登場人物ではなく、ゴジラのモーションキャプチャーアクターを担当しました。
つまり、フルCGで描かれたゴジラの身体の動きに、野村萬斎自身の身体表現が取り入れられているのです。
モーションキャプチャーとは、演者の身体の動きをデジタルデータとして取得し、CGキャラクターの動きに反映させる技術です。
狂言師は、人間以外の存在や動物などを身体の動きで表現する技術を持っています。そうした経験が、巨大怪獣の動きを作る仕事につながったことは興味深いポイントです。
『シン・ゴジラ』は、野村萬斎の身体表現が伝統芸能の舞台だけでなく、最先端の映像技術にも応用された代表的な事例といえます。
【声優作品も紹介】『風立ちぬ』のカプローニ役と出演形態の違い
野村萬斎の映画出演歴を調べる際、見落としやすいのが声の出演です。実写映画での演技だけでなく、アニメーション作品でも重要な役を担当しています。
『風立ちぬ』ではカプローニの声を担当
2013年公開のスタジオジブリ作品『風立ちぬ』では、イタリアの航空技師ジョヴァンニ・バッティスタ・カプローニの声を担当しました。
主人公の堀越二郎を演じたのは庵野秀明です。野村萬斎は主人公ではなく、二郎の夢の中に現れるカプローニを演じています。
カプローニは、二郎の人生や飛行機への情熱に大きな影響を与える存在です。物語のなかで、夢や創造、ものづくりについて語りかける重要な役割を担っています。
声だけで人物の雰囲気を作り出すアニメーションの演技では、舞台上の身体表現とは違った技術が大切です。野村萬斎の声の出演は、こうした表現の幅を知るうえでも興味深い仕事です。
『GAMBA ガンバと仲間たち』ではノロイ役
2015年公開のアニメーション映画『GAMBA ガンバと仲間たち』では、野村萬斎がノロイの声を担当しました。
ノロイは物語に登場する強大な敵です。『風立ちぬ』のカプローニとは性格も役割も異なり、声によってキャラクターの存在感を作り上げる仕事でした。
実写の晴明や成田長親、CGのゴジラ、アニメーションのノロイ。同じ演者がこれほど異なる存在を表現している点に、野村萬斎の特徴が表れています。
映画出演と声の出演、モーションアクターは何が違う?
出演情報を正確に理解するには、クレジット上の役割を区別する必要があります。
- 実写出演:本人が映像に登場し、人物として演技する。『陰陽師』『のぼうの城』『七つの会議』など。
- 声の出演:映像内のキャラクターの声を担当する。『風立ちぬ』『GAMBA ガンバと仲間たち』など。
- モーションアクター:身体の動きをCGキャラクターに反映させる。『シン・ゴジラ』のゴジラ役。
- 振付・監修:作品の演技や表現を支える立場。『引っ越し大名!』の引っ越し唄など。
この違いを理解すると、映画データベースに掲載された出演情報をより正確に読み取れます。
【評判・人気ランキング】野村萬斎の映画は何から観るべき?
野村萬斎の映画には、時代劇、企業ドラマ、ファンタジー、アニメーションなど複数のジャンルがあります。どの作品が代表作なのかは、観る人が何を求めているかによって変わります。
ここでは、知名度、役柄の印象、俳優としての表現力、初めて観る人への入りやすさを基準に、代表作を紹介します。興行収入だけを基準にした公式ランキングではありません。
第1位:陰陽師・陰陽師II
おすすめの理由:野村萬斎の個性を最も理解しやすいシリーズ。
安倍晴明という役柄と、狂言師として培ってきた所作や間合いが自然に結びついています。野村萬斎の映画代表作を一本選ぶなら、まず候補に入れたい作品です。
第2位:のぼうの城
おすすめの理由:ユーモアと人間的な魅力を楽しめる。
成田長親の不思議な存在感が作品全体を支えています。歴史映画が好きな人だけでなく、娯楽性の高い作品を探している人にもおすすめです。
第3位:七つの会議
おすすめの理由:現代劇での演技の幅を確認できる。
企業の不正や組織の論理を描いた社会派エンターテインメントです。八角民夫の飄々とした姿と、物語が進むにつれて見えてくる人物像の変化が魅力です。
映画.comの作品評価では、公開後のレビューが多数寄せられており、2026年時点の掲載情報では3.8点、547件のレビューが確認できます。評価は更新されるため、鑑賞時には最新の集計も参考にするとよいでしょう。
第4位:シン・ゴジラ
おすすめの理由:狂言師の身体技術が映画表現に応用された珍しい事例。
野村萬斎がゴジラのモーションキャプチャーを担当したという事実を知ってから観ると、巨大怪獣の動きに対する見方が変わります。特撮や映像技術に興味がある人にもおすすめです。
第5位:花戦さ
おすすめの理由:日本の美意識と伝統文化を楽しめる。
花を通して権力に立ち向かう池坊専好の物語は、野村萬斎の表現と相性のよい題材です。歴史や美術、華道に興味がある人に向いています。
第6位:風立ちぬ
おすすめの理由:声だけで作るキャラクター表現を楽しめる。
カプローニ役は、実写映画での野村萬斎とは異なる魅力を味わえる出演作です。宮崎駿監督の世界観やジブリ作品が好きな人にもおすすめできます。
なお、2025年公開の『六つの顔』も評価を確認したい作品です。ただし、これは野村萬斎を主演俳優として追う映画ではなく、父・野村万作の芸と人生を中心に据えたドキュメンタリーとして観るのが適切です。
野村萬斎の映画が向いている人・向いていない人
おすすめできる人
- 伝統芸能と現代映画の融合に興味がある人
- 独特の間合いや身体表現を楽しみたい人
- 歴史映画や社会派ドラマが好きな人
- 俳優の役柄による表現の違いを比較したい人
好みが分かれる可能性がある人
- 自然主義的で日常会話に近い演技だけを求める人
- 様式化された動作や独特の台詞回しが苦手な人
- 伝統芸能を取り入れた表現より、テンポの速い娯楽映画を優先する人
ただし、作品ごとに演技の方向性は異なります。『陰陽師』の様式美が好みに合わなくても、『七つの会議』の現代的な人物描写なら楽しめる可能性があります。
【2025年最新映画】『六つの顔』は野村萬斎が主演なのか?
2025年8月22日に公開された『六つの顔』は、野村萬斎の映画出演歴を調べる人が注意したい作品です。
この映画は、狂言師・野村万作の芸と人生を追ったドキュメンタリーです。監督・脚本は犬童一心。上映時間は82分で、狂言の演目『川上』を中心に、万作が磨き上げてきた芸の境地に迫っています。
野村萬斎は出演者の一人であると同時に、監修も担当しています。野村裕基も出演し、オダギリジョーがナレーションを務めています。
作品の中心にいるのは、萬斎本人ではなく、父であり人間国宝の野村万作です。映画では万作の公演に寄り添い、長い芸歴のなかで培われた狂言の世界を映像化しています。
監督の犬童一心は、以前に野村萬斎主演の『のぼうの城』を手がけた人物です。『のぼうの城』で萬斎の演技に触れた監督が、今度は狂言そのものの魅力を映像に収めたというつながりも興味深いところです。
「狂言は美しくあらねばならない」
これは『六つの顔』の公式作品情報に掲載された野村万作の言葉です。狂言の笑いを支える型や美意識を、映画という別の表現形式で伝えようとする作品の姿勢が表れています。
『六つの顔』は、野村萬斎の出演映画として記録される一方、狂言師・野村万作の芸術を知るための作品でもあります。親子二代、さらに野村裕基へとつながる芸の継承を感じられる点も見どころです。
【2026年最新】ドラマ『ストーブリーグ』と野村萬斎の現在の活動
『ストーブリーグ』は映画ではなく全8話のテレビドラマ
2026年の野村萬斎の出演情報として話題になっているのが、日本版『ストーブリーグ』です。
本作は2019年に韓国SBSで放送された同名ドラマの日本リメイク版。野球未経験のゼネラルマネージャーが、万年最下位のプロ野球チームを再建していくヒューマンドラマです。
2026年3月28日からLemino・WOWOWで配信・放送が始まり、全8話で構成されています。
主演は亀梨和也。野村萬斎が演じるのは、主人公の前に立ちはだかる球団社長・根岸壮です。
主な出演者には長濱ねる、葉山奨之、梶原善、木村柾哉、勝地涼、板尾創路、甲本雅裕、剛力彩芽、吉田鋼太郎らが名を連ねています。
この作品については、映画出演作一覧に加えるのではなく、2026年のテレビドラマ出演として分類するのが正確です。
野村萬斎は2026年4月に還暦を迎えた
野村萬斎は1966年4月5日生まれ。2026年4月に満60歳を迎えました。
2026年秋には、還暦を記念した「狂言ござる乃座72nd」が開催され、狂言師としての活動も続いています。
2026年11月現在、万作の会の公演情報には、次の出演予定が掲載されています。
- 11月15日:野村萬斎還暦記念「狂言ござる乃座 in KYOTO 21st」。京都観世会館で開催予定。
- 11月29日:「万作を観る会」。国立能楽堂で開催予定。狂言『樋の酒』や新作狂言『楢山節考』などに出演予定。
加えて、シス・カンパニーの公式プロフィールには、NHK AM『野村萬斎のラジオで福袋』の出演情報も掲載されています。放送は第1・第2水曜日の20時05分からです。
2027年には、シェイクスピア作品『テンペスト』への出演も予定されています。東京公演は2027年2月24日から3月15日まで、続いて富山・大阪公演も予定されています。
映画、ドラマ、ラジオ、舞台、狂言のそれぞれで活動を続けていることからも、野村萬斎の現在の仕事は映画出演だけでは捉えきれません。
【プロの結論】野村萬斎の映画を観るなら作品ごとの表現の違いに注目
野村萬斎の映画キャリアを整理すると、単純な出演作の多さよりも、異なるジャンルで身体表現の技術を応用してきたことが大きな特徴です。
『乱』では若き日の鶴丸、『陰陽師』では安倍晴明、『のぼうの城』では成田長親、『花戦さ』では池坊専好、『七つの会議』では八角民夫を演じました。
加えて、『風立ちぬ』では声の出演、『シン・ゴジラ』ではモーションアクターという形で、本人の姿が画面に映らない仕事にも取り組んでいます。
こうした経歴を踏まえると、野村萬斎の俳優としての魅力は、伝統芸能の技術をそのまま映画に持ち込むことではありません。作品の世界観に合わせて、身体の動き、声、間合い、人物の見せ方を変化させていることにあります。
初めて観るなら『陰陽師』、人間的な魅力を楽しむなら『のぼうの城』、現代劇での演技を知りたいなら『七つの会議』、身体表現の可能性を確認するなら『シン・ゴジラ』がおすすめです。
そして、2025年の『六つの顔』は、野村萬斎個人の主演映画という枠を超え、狂言の継承と野村万作の芸を知る作品として位置づけると、その意味がより深く理解できます。
野村萬斎の映画に関するよくある質問(FAQ)
Q1:野村萬斎の一番有名な映画は何ですか?
A1:代表作として特に知られているのは、2001年公開の『陰陽師』です。安倍晴明を演じた作品で、2003年には続編『陰陽師II』も公開されました。『のぼうの城』『七つの会議』も代表作として挙げられます。
Q2:野村萬斎は『シン・ゴジラ』で何の役を演じましたか?
A2:ゴジラのモーションキャプチャーアクターを担当しました。CGで描かれたゴジラの身体の動きに、野村萬斎の動作が反映されています。
Q3:『風立ちぬ』では何の声を担当しましたか?
A3:イタリアの航空技師カプローニの声を担当しました。主人公の堀越二郎役ではありません。
Q4:『六つの顔』は野村萬斎が主演する映画ですか?
A4:主役として描かれるのは、父である狂言師・野村万作です。野村萬斎は出演・監修を務め、野村裕基も出演しています。2025年8月22日公開のドキュメンタリー映画です。
Q5:2026年の『ストーブリーグ』は映画ですか?
A5:映画ではなく、全8話の日本版テレビドラマです。亀梨和也が主演し、野村萬斎は球団社長・根岸壮を演じています。2026年3月28日からLemino・WOWOWで配信・放送されています。
Q6:2026年現在、野村萬斎は映画以外に何をしていますか?
A6:狂言の舞台出演、ラジオ、テレビドラマ、演劇など幅広く活動しています。2026年11月には京都での還暦記念公演や国立能楽堂での公演が予定され、2027年には舞台『テンペスト』への出演も予定されています。
まとめ:野村萬斎の映画代表作と2026年の活動を正しく理解する
野村萬斎の映画出演作は、1985年の『乱』から始まり、『陰陽師』『のぼうの城』『シン・ゴジラ』『花戦さ』『七つの会議』など、時代やジャンルを超えて広がっています。
特に重要なのは、出演形態の違いです。『風立ちぬ』は声の出演、『シン・ゴジラ』はモーションアクター、『引っ越し大名!』は振付・監修としての参加です。それぞれを区別することで、映画キャリアの全体像が見えてきます。
また、2025年公開の『六つの顔』は野村万作を中心としたドキュメンタリーであり、2026年の『ストーブリーグ』はテレビドラマです。この2作品を混同しないことも、最新の出演情報を調べるうえで大切です。
60歳を迎えた2026年も、野村萬斎は狂言を活動の軸に置きながら、映像作品や舞台で表現の幅を広げています。映画を通じてその魅力を知った人は、ぜひ舞台での狂言にも目を向けてみてください。映画と舞台の両方を観ることで、野村萬斎という表現者の奥深さを、より立体的に理解できるはずです。
主な事実確認資料: シス・カンパニー公式プロフィール、万作の会公式公演情報、映画.com、日本映画データベース(JFDB)、スタジオジブリ公式作品情報、WOWOW、映画『六つの顔』公式作品情報。