春本由香が劇団新派に入団したのは、2016年1月です。二代目水谷八重子に師事し、同年9月に新橋演舞場と大阪松竹座で上演された新派特別公演『婦系図』の妙子役で女優デビューしました。
劇団新派の公式発表でも、春本は新派にゆかりのある家系を受け継ぐ若手俳優として紹介されています。
主な舞台出演作品
松竹エンタテインメントの公式プロフィールに掲載された出演歴を中心に、代表的な作品を整理します。
- 2016年:『婦系図』
- 妙子役。
- 新橋演舞場、大阪松竹座で女優デビュー。
- 2017年:『黒蜥蜴』
- 岩瀬早苗役。
- 三越劇場で上演。
- 2018年:『犬神家の一族』
- 野々宮珠世役。
- 大阪松竹座、新橋演舞場で上演。
- 2018年:『怪人二十面相~黒蜥蜴二の替わり~』
- 河野不二子役。
- 2019年:『家族はつらいよ』
- 間宮憲子役。
- 松竹座での九月新派公演。
- 2019年:『道頓堀ものがたり』
- 白井瑤子役。
- 南座で上演。
- 2020年:『明日の幸福』
- 松崎富美子役。
- 三越劇場での初春新派公演。
- 2020年:『鶴八鶴次郎』
- 新派朗読劇で鶴八役。
- 2020年:『大つごもり』
- みね役。
- 朗読新派として出演。
テレビドラマにも出演
舞台を中心とする春本ですが、テレビドラマへの出演歴もあります。
公式プロフィールに記載されている主な作品は次の2本です。
| 放送年 | 作品 | 役柄 |
|---|---|---|
| 2017年 | NHK BSプレミアム『雲霧仁左衛門3』第4回 | お志乃 |
| 2020年 | BS12『課長バカ一代』 | 香坂瞳 |
春本のキャリアを見ると、舞台での経験を重ねながら映像作品にも出演してきたことが分かります。
特に『婦系図』は、春本にとって女優としての出発点になった作品です。新派の代表的な演目で経験を積んだことは、その後の舞台活動を理解するうえでも重要です。
【2026年最新】春本由香の舞台出演・テレビ出演を確認

2026年の春本由香は、舞台だけでなくテレビ番組にも出演しています。
確認できる主な情報は、6月の新派関連公演と7月のテレビ大阪の番組です。
2026年6月:『湯島境内』に出演
劇団新派は2026年6月2日、泉鏡花の『婦系図』をもとにした「湯島境内」の上演を公式サイトで発表しました。
この企画には、春本由香のほか、児玉真二、河合誠三郎、河合穗積らが出演者として名を連ねています。
公演概要は次のとおりです。
- 公演名:「湯島境内」二部作
- 原作:泉鏡花『婦系図』
- 日程:2026年6月19日・20日
- 会場:麻布区民センター区民ホール
- 総合プロデュース:水谷八重子
- 補綴・演出:成瀬芳一
新派の伝統的な演目に関わる公演であり、春本の活動の軸が引き続き舞台にあることを示す出演情報です。
2026年7月:テレビ大阪『おとな旅あるき旅』
2026年7月25日には、テレビ大阪の旅番組『おとな旅あるき旅』に出演しました。
番組では、俳優の三田村邦彦とともに兵庫県明石市を訪問。
海上釣り堀やBBQ、魚の棚商店街など、明石の食や観光を楽しむ内容でした。
番組情報でも、7月25日の第842回「兵庫・明石」のゲストとして春本由香の名前が掲載されています。
舞台とは違った自然な表情や、旅先でのコミュニケーションを見られる出演機会でした。
2025年の出産後も舞台活動を継続
2025年の活動も、2026年の現在を考えるうえで見逃せません。
春本は2025年5月6日に長男を出産しましたが、その後、7月に開催された歌舞伎俳優・尾上右近の自主公演、第九回『研の會』に出演しています。
演じたのは「盲目の弟」のお琴役です。
TBS NEWS DIGによると、尾上右近は春本と高校時代の同級生で、春本の新派女優としての経験を踏まえて出演を依頼したと説明しています。
オファーは出産直前の時期だったものの、春本は出演を引き受けたと報じられました。
加えて、2026年1月のよろず~ニュースの記事では、春本が自身のSNSで2025年を振り返り、第一子の誕生とともに舞台に3回出演したと報告していたことも紹介されています。
この経歴からは、出産を経ても舞台とのつながりを保ち、出演の機会を重ねてきたことが読み取れます。
なお、松竹エンタテインメントの公式プロフィールに掲載された出演一覧は、2020年までの作品が中心です。2026年の活動については、劇団新派の公演告知やテレビ番組の放送記録も併せて見る必要があります。
【プロの結論】春本由香の魅力は芸能一家の肩書きだけではない
春本由香を語るとき、兄・尾上松也の妹という肩書きや、父・六代目尾上松助の娘という家系が注目されがちです。
しかし、女優としての歩みを追うと、単に有名な家族を持つ人物という説明では足りません。
1. 歌舞伎ではなく新派を選んだこと
父と兄は歌舞伎俳優ですが、春本は劇団新派を活動の基盤に選びました。
新派は、近代日本の社会や人間関係、家族の情愛などを描く演劇として発展してきたジャンルです。
春本は『婦系図』や『大つごもり』など、新派の作品に継続して出演しています。
家族から受け継いだ舞台芸術との縁を、自分自身の演劇活動につなげている点が特徴です。
2. 舞台とテレビで異なる表現の場を持つ
春本の出演歴は舞台が中心ですが、『雲霧仁左衛門3』『課長バカ一代』などのドラマや、2026年の『おとな旅あるき旅』にも出演しています。
舞台では役柄を通じた表現、テレビの旅番組では本人の自然な受け答えや人柄が伝わります。
出演媒体が異なることで、舞台を知らない視聴者にも名前を知ってもらう機会が生まれています。
3. 結婚・出産後も舞台との関係を続けている
2022年の結婚、2025年の長男誕生というライフイベントを経ても、春本は舞台出演を続けています。
2025年7月の『研の會』、2026年6月の「湯島境内」への出演は、その具体例です。
子育てと仕事の両立について本人が詳しい生活状況を公表しているわけではありませんが、仕事上の実績からは、家庭生活と俳優活動の双方を大切にしている姿がうかがえます。
春本由香について情報を調べる際の判断基準
| 調べたい情報 | 優先して確認したい情報源 |
|---|---|
| 生年月日・家族構成 | 松竹エンタテインメント公式プロフィール |
| 結婚・出産 | 本人の発表を伝えた大手報道 |
| 夫の経歴 | 吉永秀平の出演情報・報道 |
| 舞台出演 | 劇団新派・松竹の公式公演情報 |
| テレビ出演 | テレビ局の番組情報・放送記録 |
| 最新の近況 | 本人の公式SNS・所属先の発表 |
特に注意したいのは、公式プロフィールの更新日と実際の活動時期が必ずしも一致しないことです。プロフィールの出演一覧が古くても、その後の活動が止まっているとは限りません。
春本のように舞台出演が活動の中心にある俳優の場合、劇団の公演告知や出演者発表を確認することが、最新情報を把握する近道になります。
【春本由香に関するよくある質問(FAQ)】
Q1:春本由香の夫は誰ですか?
A1:夫は俳優の吉永秀平です。2人は2022年7月13日に結婚を発表しました。この日は春本の父・六代目尾上松助の誕生日でもあり、2人で話し合って入籍日を決めています。
Q2:春本由香に子供はいますか?
A2:います。2025年5月6日14時5分に第一子となる長男を出産しました。夫の吉永秀平も自身のSNSで誕生を報告しています。
Q3:春本由香の兄は尾上松也ですか?
A3:はい。兄は歌舞伎俳優の二代目尾上松也です。父は六代目尾上松助、母は元新派女優の河合盛恵で、兄妹はそれぞれ異なる舞台芸術の世界で活動しています。
Q4:春本由香は2026年も芸能活動をしていますか?
A4:はい。2026年6月の新派関連公演「湯島境内」への出演が公式発表され、7月25日にはテレビ大阪『おとな旅あるき旅』にも出演しました。
まとめ:春本由香の現在と今後の活動に注目
春本由香は、歌舞伎俳優の六代目尾上松助を父に、元新派女優の河合盛恵を母に持ち、二代目尾上松也を兄とする芸能一家に生まれた女優です。
2016年に劇団新派へ入団し、『婦系図』の妙子役で女優デビュー。その後も『黒蜥蜴』『犬神家の一族』『大つごもり』など、舞台を中心に経験を積んできました。
プライベートでは、2022年7月13日に俳優・吉永秀平と結婚。2025年5月6日には長男が誕生しています。
2026年には新派関連公演「湯島境内」やテレビ大阪『おとな旅あるき旅』への出演も確認できます。
春本由香の歩みで注目したいのは、芸能一家という環境を背景にしながらも、歌舞伎とは異なる新派の舞台を自らの活動の軸にしていることです。
家族から受け継いだ伝統と、自分自身の俳優としてのキャリア。その両方を大切にする春本由香の今後の舞台活動にも期待が集まります。