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映画ドラえもん興行収入2026最新!歴代ランキングと海底鬼岩城の最終成績を徹底解説

氷室 美冬 氷室 美冬 • 更新: • 公開: • 読了約 22 分
目次

映画ドラえもんの興行収入は、2026年の最新作『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』が公開52日間で40億円を突破するなど、依然として高い集客力を維持している。2026年8月時点の集計では同作の興行収入は42.6億円。2025年公開の『のび太の絵世界物語』も46.1億円を記録しており、近年のシリーズ作品は40億円台を安定して狙えるブランドへと成長している。

一方、歴代最高記録を調べるときには注意が必要だ。2Dアニメーションの本編シリーズでは2018年の『のび太の宝島』が53.7億円で首位だが、3DCG作品『STAND BY ME ドラえもん』まで含めると83.8億円という別格の記録が存在する。加えて、1980~1999年の旧作は現在とは異なる「配給収入」で成績が発表されていた。数字の意味を理解しなければ、正確な歴代ランキングは作れない。

【2026年最新】新・のび太の海底鬼岩城は52日間で40億円突破!最終興収は?

映画ドラえもん興行収入

2026年の映画ドラえもんシリーズ第45作として公開されたのが、『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』だ。

公開日は2026年2月27日。1983年公開の『のび太の海底鬼岩城』を現代の映像技術で再構成した作品で、矢嶋哲生が監督、村山功が脚本を担当している。

注目されたのは、公開後の興行成績だ。

公開52日間で40億円を突破

2026年4月20日のMANTANWEBなどの報道によると、本作は公開から52日間にあたる2月27日~4月19日の累計で、観客動員318万人、興行収入40億円を突破した。

加えて、3月30日には公開31日間で動員239万人、興行収入30億円を突破したこともORICON NEWSが報じている。

公開17日間の時点でも、公式ドラえもんチャンネルは動員147万人、興行収入18.9億円を発表。週末動員ランキングでは3週連続1位を獲得していた。

こうした推移からも、公開直後だけでなく、春休み期間を通じて幅広い観客を劇場に呼び込んだことが分かる。

2026年5月には42億円を突破

その後の成績については、テレビ朝日が2026年5月27日に公開した西新社長の定例会見要旨でも言及されている。

同会見では、『映画ドラえもん 新・のび太の海底鬼岩城』が興行収入42億円を突破したと報告された。

加えて、2026年8月時点の作品データ集計では、興行収入は42.6億円と掲載されている。

つまり、40億円突破は公開52日間の途中経過であり、その後も数字を伸ばした。40億円を最終興収として扱うのは正確ではない。

なぜ海底鬼岩城は40億円を超えたのか

本作の強みは、1983年の旧作が持つ知名度と、現代の映像表現を組み合わせた点にある。

旧作『のび太の海底鬼岩城』は、シリーズの中でも海底世界の神秘性や緊張感が印象に残る作品として知られる。今回のリメイクでは、深海の美しさや未知の世界への冒険を現代的な映像で表現している。

旧作を子どもの頃に観た世代には懐かしさを、新しく映画に触れる子どもたちには新鮮な冒険を提供できる。この世代をまたいだ集客構造が、長期的な興行成績を支える要因の一つになっている。

【歴代興行収入ランキング】映画ドラえもんで最も売れた作品TOP10

ここでは、3DCG作品を除いた通常の2D映画ドラえもん本編シリーズを対象に、国内興行収入を比較する。

2026年8月時点の確認可能な集計値を基準にすると、上位には2010年代後半から2020年代の作品が並ぶ。特に2018年の『のび太の宝島』と2019年の『のび太の月面探査記』は、現在もシリーズを代表する大ヒット作だ。

映画ドラえもんの興行収入ランキング一覧

順位 作品名 公開年 興行収入
1位 のび太の宝島 2018年 53.7億円
2位 のび太の月面探査記 2019年 50.2億円
3位 のび太の絵世界物語 2025年 46.1億円
4位 のび太の南極カチコチ大冒険 2017年 44.3億円
5位 のび太と空の理想郷 2023年 43.4億円
6位 のび太の地球交響楽 2024年 43.1億円
7位 新・のび太の海底鬼岩城 2026年 42.6億円
8位 新・のび太の日本誕生 2016年 41.2億円
9位 のび太のひみつ道具博物館 2013年 39.8億円
10位 のび太の宇宙英雄記 2015年 39.3億円

※通常の2D本編シリーズを対象とした比較。『新・のび太の海底鬼岩城』は2026年8月時点の集計値を採用。3DCG作品『STAND BY ME ドラえもん』は別枠。

1位:のび太の宝島(53.7億円)

2018年3月3日に公開された『のび太の宝島』は、2D本編シリーズの歴代最高記録を保持する作品だ。

興行収入は53.7億円。シリーズの中でも特に高い集客力を示し、2010年代の映画ドラえもんを代表するヒット作となった。

海賊船や宝島という分かりやすい冒険の題材に加え、親子で楽しめる物語構成が幅広い観客層に受け入れられた。

現在も2Dシリーズで50億円を超える作品は限られており、本作の記録は一つの大きな基準となっている。

2位:のび太の月面探査記(50.2億円)

2019年公開の『のび太の月面探査記』は、興行収入50.2億円を記録した。

宇宙や月を題材にした壮大な冒険が特徴で、前作『のび太の宝島』に続いて50億円を突破。シリーズが連続して大ヒットを生み出した時期を象徴する作品である。

2作品が連続して50億円を超えたことは、映画ドラえもんのブランド力が一時的な話題性だけではないことを示している。

3位:のび太の絵世界物語(46.1億円)

2025年3月7日公開の『のび太の絵世界物語』は、シリーズ45周年記念作品として制作された第44作だ。

最終的な興行収入は46.1億円。2020年代の2D本編シリーズでは、非常に高い成績を残した。

ドラえもん公式チャンネルによると、公開45日間で観客動員349万人、興行収入41.9億円を突破。週末の観客動員ランキングでも公開から6週連続1位を獲得した。

絵の中の世界に入り込むという設定は、ひみつ道具の魅力と冒険の面白さを結び付けたものだ。名画を取り入れたオープニング映像も話題になり、作品の世界観を視覚的に印象づけた。

2026年の『新・のび太の海底鬼岩城』と比較しても、前作が46億円台に到達したことは、シリーズの興行基準を考えるうえで重要な実績となる。

STAND BY ME ドラえもんは83.8億円!シリーズ全体では別格

ここで忘れてはいけないのが、2014年公開の『STAND BY ME ドラえもん』だ。

本作は通常の2Dシリーズとは異なる3DCGアニメーション作品で、興行収入は83.8億円を記録した。

この数字は、2D本編シリーズの歴代最高である『のび太の宝島』の53.7億円を大きく上回る。

したがって、ランキングを作成する際は、次の2つを区別する必要がある。

  • 通常の2D本編シリーズ:『のび太の宝島』が53.7億円で歴代1位。
  • 3DCG作品を含む映画ドラえもん全体:『STAND BY ME ドラえもん』が83.8億円で最高記録。

単に「映画ドラえもんの歴代1位」と書くだけでは、どの作品群を対象にした記録なのか分からなくなる。比較対象を明確にすることが、ランキングを正しく読む第一歩だ。

【歴代作品一覧】1980年から2026年まで全45作品の歩み

映画ドラえもんは1980年公開の第1作『のび太の恐竜』から始まり、2026年の『新・のび太の海底鬼岩城』まで45作品が公開されている。

シリーズの歴史は、大きく大山のぶ代版と水田わさび版に分けられる。2005年のテレビアニメ声優陣の一新を経て、2006年の『のび太の恐竜2006』から新しいシリーズがスタートした。

1980~1999年:大山のぶ代版の映画作品

初期の映画シリーズは、藤子・F・不二雄の原作を基盤に、毎年春の大冒険を描くスタイルを確立していった。

  • 1980年:のび太の恐竜
  • 1981年:のび太の宇宙開拓史
  • 1982年:のび太の大魔境
  • 1983年:のび太の海底鬼岩城
  • 1984年:のび太の魔界大冒険
  • 1985年:のび太の宇宙小戦争
  • 1986年:のび太と鉄人兵団
  • 1987年:のび太と竜の騎士
  • 1988年:のび太のパラレル西遊記
  • 1989年:のび太の日本誕生
  • 1990年:のび太とアニマル惑星
  • 1991年:のび太のドラビアンナイト
  • 1992年:のび太と雲の王国
  • 1993年:のび太とブリキの迷宮
  • 1994年:のび太と夢幻三剣士
  • 1995年:のび太の創世日記
  • 1996年:のび太と銀河超特急
  • 1997年:のび太のねじ巻き都市冒険記
  • 1998年:のび太の南海大冒険
  • 1999年:のび太の宇宙漂流記

この時代の代表作として挙げられるのが、1989年の『のび太の日本誕生』だ。配給収入は20.2億円で、1980~1999年の旧シリーズにおける最高記録とされている。

2000~2004年:旧シリーズの終盤

2000年代前半には、従来のシリーズの世界観を受け継ぐ作品が続いた。

  • 2000年:のび太の太陽王伝説
  • 2001年:のび太と翼の勇者たち
  • 2002年:のび太とロボット王国
  • 2003年:のび太とふしぎ風使い
  • 2004年:のび太のワンニャン時空伝

2000年からは興行成績の発表基準が興行収入に切り替わっている。『のび太の太陽王伝説』と『のび太のワンニャン時空伝』は、ともに30.5億円を記録した。

2006~2026年:水田わさび版の映画作品

2006年以降は、声優陣の一新に合わせて新しい映画シリーズが展開された。過去作のリメイクと新規ストーリーの両方を取り入れながら、現代の子どもたちに向けた作品を送り出している。

  • 2006年:のび太の恐竜2006
  • 2007年:のび太の新魔界大冒険
  • 2008年:のび太と緑の巨人伝
  • 2009年:新・のび太の宇宙開拓史
  • 2010年:のび太の人魚大海戦
  • 2011年:新・のび太と鉄人兵団
  • 2012年:のび太と奇跡の島
  • 2013年:のび太のひみつ道具博物館
  • 2014年:新・のび太の大魔境
  • 2015年:のび太の宇宙英雄記
  • 2016年:新・のび太の日本誕生
  • 2017年:のび太の南極カチコチ大冒険
  • 2018年:のび太の宝島
  • 2019年:のび太の月面探査記
  • 2020年:のび太の新恐竜
  • 2021年:劇場版新作の公開なし
  • 2022年:のび太の宇宙小戦争 2021
  • 2023年:のび太と空の理想郷
  • 2024年:のび太の地球交響楽
  • 2025年:のび太の絵世界物語
  • 2026年:新・のび太の海底鬼岩城

2021年は新型コロナウイルス感染拡大の影響などで公開スケジュールが変更され、当初予定されていた作品は翌2022年に公開された『のび太の宇宙小戦争 2021』となった。

こうした歴史を振り返ると、映画ドラえもんは単純に旧作を繰り返すシリーズではないことが分かる。リメイクによって過去の名作を次世代に届ける一方、オリジナル作品によって新しい観客を獲得してきた。

【観客動員数を比較】興行収入だけでは分からない映画ドラえもんの人気

映画の人気を考える際、興行収入と並んで重要になるのが観客動員数だ。

興行収入が同じでも、鑑賞料金が異なれば入場者数は変わる。したがって、作品の集客力を分析するときには、売上金額だけでなく、何人が劇場に足を運んだのかも確認したい。

2026年と2025年の観客動員数

公式発表や報道で確認できる公開途中の数字を比較すると、次のようになる。

  • 2026年『新・のび太の海底鬼岩城』:公開52日間で318万人、興行収入40億円突破。
  • 2025年『のび太の絵世界物語』:公開45日間で349万人、興行収入41.9億円突破。

ただし、集計期間が異なるため、この2作品の数字をそのまま比較して優劣を判断することはできない。

2025年の作品は45日間で349万人を動員し、2026年の作品は52日間で318万人を動員した。公開時期、上映回数、上映館数、作品の特性なども含めて評価する必要がある。

興行収入が伸びる背景にある三世代の観客層

映画ドラえもんの大きな特徴は、子どもだけでなく、大人も一緒に楽しめる点にある。

子どもにとっては、ドラえもんのひみつ道具や未知の世界を舞台にした冒険が魅力となる。一方、親世代には自分が子どもの頃に観た作品への懐かしさがある。

加えて、過去の映画をテレビ放送や配信で知った若い世代も、新作を劇場で鑑賞するようになる。

このように、作品の公開時期に合わせて新しい観客を獲得しながら、以前からのファンも劇場に呼び戻せることが、シリーズの安定した興行成績につながっている。

【配給収入と興行収入の違い】旧作と新作を単純比較できない理由

映画ドラえもんの歴代ランキングで、特に注意したいのが「配給収入」と「興行収入」の違いだ。

1980年代や1990年代の作品の成績を調べると、現在の作品とは異なる金額が掲載されていることがある。これは単なる表記の違いではなく、集計する対象そのものが違うためだ。

興行収入とは何か

興行収入とは、映画館でチケットが販売されたことによって得られる入場料収入の総額を指す。

基本的な考え方は、次のとおりだ。

興行収入=有料入場者数×平均鑑賞料金

例えば、平均鑑賞料金が1,500円で、100万人が有料で鑑賞した場合、興行収入は15億円となる。

実際には一般料金、子ども料金、各種割引などがあるため、全員が同じ料金を支払うわけではない。

配給収入とは何か

配給収入とは、映画館側と配給会社側で興行収入を分配した後、配給会社に支払われる映画料などを基礎とする収入のことだ。

映画ジャーナリストの和田隆氏がITmediaビジネスオンラインで解説した映画ビジネスの仕組みによれば、映画館と配給会社の間で入場料収入を分配し、配給会社側の収入から配給手数料や宣伝費などの経費を差し引いて製作側に還元する仕組みになっている。

そのため、配給収入は映画館で観客が支払ったチケット代の総額とは一致しない。

2000年が集計基準の大きな転換点

一般社団法人日本映画製作者連盟の統計資料によると、日本の映画興行成績は2000年から興行収入による発表に切り替わった。1999年までは配給収入が使用されていた。

この違いは映画ドラえもんの歴代作品にも当てはまる。

  • 1989年『のび太の日本誕生』:配給収入20.2億円
  • 1999年『のび太の宇宙漂流記』:配給収入20.0億円
  • 2000年『のび太の太陽王伝説』:興行収入30.5億円
  • 2004年『のび太のワンニャン時空伝』:興行収入30.5億円

ここで重要なのは、1989年の20.2億円と2018年の53.7億円を、同じ基準の数字として単純に比較できないことだ。

配給収入を一定の倍率で掛ければ興行収入になる、と考えるのも正確ではない。劇場側と配給側の取り分は作品や契約条件によって異なるため、旧作の成績を現在の興行収入に機械的に換算することはできない。

旧作は旧作の配給収入ランキング、新作は興行収入ランキングとして整理することが、最も誤解の少ない比較方法だ。

【最終興収と速報値の違い】映画ドラえもんのランキングで失敗しない見方

映画ドラえもんの興行収入を調べると、同じ作品なのにニュースによって数字が違うことがある。

その大きな理由は、公開中の速報値と、上映終了後に確定した最終興行収入が異なるためだ。

公開52日間の40億円は最終成績ではない

2026年4月20日に報じられた『新・のび太の海底鬼岩城』の40億円突破は、公開52日間の累計成績だった。

その後、テレビ朝日の2026年5月27日の社長会見では42億円突破が報告され、2026年8月時点の集計では42.6億円が掲載されている。

つまり、同じ作品でも集計した日付によって40億円、42億円、42.6億円という異なる数字が存在する。

2025年の絵世界物語にも同じ現象がある

『のび太の絵世界物語』も同様だ。

公式チャンネルが2025年4月26日に公表した数字は、公開45日間で41.9億円だった。その後、歴代ランキングなどで掲載されている最終的な興行収入は46.1億円となっている。

この差は、公開途中の数字を最終成績として扱ってはいけないことを示している。

ランキングを確認するときの4つの判断基準

映画ドラえもんの興行成績を比較するときは、次の点を確認すると数字の誤読を避けられる。

  • 集計日:公開何日目の数字なのか、上映終了後の数字なのか。
  • 収入の種類:興行収入なのか、旧作の配給収入なのか。
  • 対象作品:2D本編シリーズだけなのか、3DCG作品も含めるのか。
  • 集計範囲:日本国内の興行収入なのか、海外市場を含む世界興収なのか。

この4点を確認すれば、異なる記事に掲載された数字を見ても、なぜ金額が違うのか理解しやすくなる。

【映画ドラえもんの興行収入】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:映画ドラえもんの歴代最高興行収入は何億円ですか?
A1:通常の2D本編シリーズでは、2018年公開の『のび太の宝島』が53.7億円で歴代1位です。ただし、3DCG作品も含める場合は、2014年公開の『STAND BY ME ドラえもん』が83.8億円で最高記録となります。

Q2:2026年最新作『新・のび太の海底鬼岩城』の興行収入はいくらですか?
A2:2026年4月19日までの公開52日間で40億円を突破しました。テレビ朝日は同年5月の社長会見で42億円突破を報告しており、2026年8月時点の集計では42.6億円となっています。

Q3:『のび太の絵世界物語』の興行収入はいくらですか?
A3:2025年公開の『のび太の絵世界物語』は46.1億円です。公開45日間で41.9億円、観客動員349万人を突破し、最終的には2D本編シリーズの歴代3位に入る成績を残しました。

Q4:『のび太の宝島』と『のび太の月面探査記』はどちらが上ですか?
A4:『のび太の宝島』が53.7億円で、『のび太の月面探査記』の50.2億円を上回っています。2D本編シリーズでは、それぞれ歴代1位と2位です。

Q5:昔のドラえもん映画の興行収入が低く見えるのはなぜですか?
A5:1999年以前は興行収入ではなく配給収入で成績が発表されていたためです。配給収入は映画館で販売されたチケット代の総額ではなく、配給側に分配された収入を基礎とする数字です。現在の作品と単純比較することはできません。

Q6:映画ドラえもんの2026年最新作は歴代何位ですか?
A6:2026年8月時点の42.6億円を基準に、通常の2D本編シリーズだけで比較すると歴代7位です。3DCG作品を含める場合はランキングの対象範囲が変わります。

まとめ:2026年の映画ドラえもん興行収入から分かる歴代記録と今後の注目点

2026年の映画ドラえもんは、『新・のび太の海底鬼岩城』が公開52日間で40億円を突破し、その後も42億円台まで成績を伸ばした。2025年の『のび太の絵世界物語』も46.1億円を記録しており、近年のシリーズが安定した興行力を持っていることが分かる。

2D本編シリーズの歴代最高記録は、2018年公開の『のび太の宝島』が持つ53.7億円。続く『のび太の月面探査記』は50.2億円、2025年の『のび太の絵世界物語』は46.1億円となっている。

一方、3DCG作品『STAND BY ME ドラえもん』の83.8億円は、シリーズ全体を考えるうえで欠かせない記録だ。

【プロの結論】

映画ドラえもんの興行成績を正しく理解するためには、単に金額の大きさだけで順位を決めないことが重要だ。2D本編と3DCG作品を分け、国内興行収入と海外興収を区別し、旧作については配給収入という歴史的な集計基準を理解する必要がある。

また、公開途中の速報値と最終興収を区別することも欠かせない。公開52日間の40億円突破と、その後の42.6億円は、同じ作品の異なる時点の成績を示している。

映画ドラえもんの魅力は、世代を超えて親しまれるキャラクターと、毎年新しい冒険を届ける作品づくりにある。今後の作品が『のび太の宝島』の53.7億円を超えるのか、それとも新たな歴代最高記録を生み出すのか。シリーズの次回作にも引き続き注目したい。

主な参照資料: 日本映画製作者連盟、ドラえもん公式チャンネル、テレビ朝日社長定例会見、MANTANWEB、ORICON NEWS、ITmediaビジネスオンライン。

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氷室 美冬
コンテンツディレクター 氷室 美冬
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