2026年の安田章大の舞台活動を代表する作品が、PARCO PRODUCE 2026『髪結いの亭主』だ。
1990年公開のフランス映画を原作とし、日本で初めて舞台化された作品である。原作映画の監督・脚本を担当したのは、フランスの映画監督パトリス・ルコント。脚本にはクロード・クロッツも名を連ねている。
今回の舞台版では、物語の舞台をフランスから1950年代の戦後間もない茨城県へ大胆に変更。小さな理容室を中心に、男女の愛情や孤独、日常に潜む人間模様を描く。
公演日程と会場一覧
2026年の公演は東京・広島・大阪の3都市で開催される。
| 公演地 | 会場 | 公演期間 |
|---|---|---|
| 東京 | 新国立劇場 小劇場 | 9月28日~10月25日 |
| 広島 | JMSアステールプラザ 大ホール | 11月5日~6日 |
| 大阪 | 森ノ宮ピロティホール | 11月12日~20日 |
2026年11月6日時点では、東京公演と広島公演が終了し、大阪公演が次の開催地となる。
大阪・森ノ宮ピロティホールの公演スケジュール
大阪公演の開演予定は次のとおり。
- 11月12日(木):18:00
- 11月13日(金):13:00/18:00
- 11月14日(土):13:00
- 11月15日(日):12:00/17:00
- 11月16日(月):13:00
- 11月19日(木):13:00/18:00
- 11月20日(金):13:00
11月17日・18日は公演予定がない。
上演時間は約2時間、休憩なしの予定。 平日夜公演と週末公演が設定されているため、遠方から訪れる場合は交通機関の時間も含めて計画したい。
『髪結いの亭主』チケット料金
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 大阪公演料金 | 全席指定12,000円(税込) |
| ファンクラブ料金 | 全席指定12,000円(税込) |
| 一般発売 | 2026年10月4日開始 |
| 未就学児 | 入場不可 |
| 上演時間 | 約2時間・休憩なし予定 |
大阪公演は全席指定12,000円。公演日によって残席状況が異なるため、購入時には各販売窓口の最新情報を確認したい。
また、営利目的の転売は禁止されている。公式案内では、転売チケットによる入場を断られる可能性についても注意喚起されている。
髪結いの亭主のキャストと見どころ
主な出演者は以下のとおり。
- 安田章大
- 中村映里子
- 丸山智己
- 占部房子
- 村木仁
- 用松亮
- 浅井浩介
- 武谷公雄
- 中山求一郎
- 香月彩里
脚本・演出は劇団普通を主宰する石黒麻衣が担当する。
特に注目したいのが、安田章大の全編茨城弁による演技だ。
普段は関西弁を使う安田にとって、茨城弁は新たな挑戦となった。2026年9月27日の取材会では、茨城弁の独特なイントネーションや音の響きについて語り、言葉の難しさと面白さを明かしている。
単に方言を使うだけではなく、言葉のリズムそのものを役柄の表現に取り込む必要がある。俳優としての新しい挑戦が見える部分だ。
作品の魅力は、派手な展開よりも、理容室という限られた空間に集まる人々の感情や関係性にある。
映画の世界観をそのまま再現するのではなく、日本の戦後という時代背景に置き換えた点も大きな特徴だ。
【2027年新作】安田章大主演『ステージ』の公演日程とキャストを総まとめ

『髪結いの亭主』に続く注目作が、2027年上演の新作舞台『ステージ』だ。
2026年8月23日に上演が発表され、同年10月29日には公式サイトで全キャストと公演詳細が公開された。
主演は安田章大、作・演出は金沢知樹。両者が初めてタッグを組む完全オリジナル作品である。
東京・大阪・福岡の公演日程
東京公演
- 会場:明治座
- 日程:2027年1月30日(土)~2月7日(日)
大阪公演
- 会場:新歌舞伎座
- 日程:2027年2月13日(土)~2月21日(日)
福岡公演
- 会場:博多座
- 日程:2027年3月13日(土)~3月28日(日)
東京から大阪、そして福岡へと続く3都市公演だ。福岡公演は約2週間にわたる日程が組まれている。
『ステージ』のチケット料金と発売日
2026年11月6日時点で確認できる販売情報は次のとおり。
| 項目 | 発売・料金 |
|---|---|
| ファンクラブ会員料金 | 全席指定14,000円(税込) |
| ファンクラブ抽選受付 | 10月30日~11月6日正午 |
| 東京・大阪一般発売 | 12月26日10:00 |
| 福岡一般発売 | 2027年1月16日10:00 |
ファンクラブ先行受付は11月6日正午まで。一般発売は東京・大阪と福岡で日程が異なる。
劇場別の公表料金では、大阪・新歌舞伎座がS席14,000円、A席9,000円。福岡・博多座はS席14,000円、A席9,500円、B席5,500円となっている。
東京公演の席種別料金については、明治座の最新案内を確認したい。
『ステージ』のあらすじと安田章大の役柄
本作のテーマは、人生の分岐点と再生。
舞台となるのは、死後の世界に存在する不思議な劇場だ。
安田章大が演じるのは、劇場を取り仕切る風変わりな演出家・戸高左千夫。
彼の仕事は、亡くなった人の人生における重要な選択や出来事を、舞台上で演劇として再現することだ。
物語では、人生を終えた男・岡晋一(小野塚勇人)が劇場を訪れる。戸高は助手の佐世保子(南沢奈央)とともに、晋一の人生を大きく変えた3つの分岐点を再現していく。
そこで浮かび上がるのは、過去の過ち、恋愛における後悔、そして母親から注がれた愛情だ。
観客は、劇中劇という仕掛けを通じて、一人の人間の人生を振り返ることになる。
『ステージ』の主要キャスト
| 俳優 | 役柄 |
|---|---|
| 安田章大 | 戸高左千夫 |
| 南沢奈央 | 佐世保子 |
| 小野塚勇人 | 岡晋一 |
| 松下由樹 | 岡幸江 |
| 今野浩喜 | 北昇一郎 |
| 谷口ゆうな | 時津由香里 |
| 藤田ハル | 役者 |
| 瀧澤翼 | 川棚和也 |
| 豊永阿紀 | 嬉里綾 |
| 角川美紗 | 大村琴乃 |
| 堀源起 | 船津総一郎 |
そのほか、マー坊、河合雪絵、ノボせもんなべらも出演する。
音楽を担当するのは松隈ケンタ。作・演出の金沢知樹とともに、作品の世界観を構築するスタッフ陣にも注目したい。
【出演歴・年表】安田章大の歴代舞台作品と演技の変遷
安田章大の舞台出演歴を振り返ると、作品のジャンルや演出家との組み合わせが徐々に広がってきたことが分かる。
アイドルとしての知名度に依存するのではなく、作品ごとに異なる役柄や演劇表現へ挑戦してきた点が特徴だ。
年代別の主な出演作品
2008年の『818』は、STARTO ENTERTAINMENTの公式バイオグラフィーにも記録されている。以降の代表作についても、各公演の公式資料で確認できる。
2017年『俺節』から2019年『マニアック』へ
2017年の『俺節』は、安田の舞台俳優としての代表作を語るうえで欠かせない作品だ。
その後、2019年には『マニアック』と『忘れてもらえないの歌』に出演。
特に『マニアック』では、古田新太との舞台初共演が実現した。青木豪が作・演出を手掛けた音楽劇で、ブラックユーモアやナンセンスを織り込んだ作風が特徴だった。
この組み合わせは、2026年の『音楽劇 ポルノスター』にもつながっていく。
2021~2024年:作品の幅を広げた時期
2021年の『リボルバー』では、フィンセント・ファン・ゴッホを演じた。
2022年の『閃光ばなし』では福原充則と組み、2023年には唐十郎の『少女都市からの呼び声』に主演。演出は新宿梁山泊の金守珍が担当した。
特に『少女都市からの呼び声』は、唐十郎の幻想的な演劇世界に安田が本格的に踏み込んだ作品として重要だ。
Bunkamuraの公演資料でも、安田が以前から唐作品に関心を持っていたことが紹介されている。
翌2024年の『あのよこのよ』では、再び青木豪とタッグを組んだ。
明治初期を舞台にしたオリジナル時代劇で、安田は浮世絵師・刺爪秋斎を演じた。時代劇の要素にアクションやユーモアを組み合わせた作品だった。
2025年『アリババ』『愛の乞食』で唐十郎の世界へ
2025年は、唐十郎の初期作品『アリババ』『愛の乞食』に主演した。
両作品は、唐十郎が旗揚げした状況劇場によって、それぞれ1966年、1970年に初演された作品だ。
演出は新宿梁山泊主宰の金守珍。花園神社の特設テント公演に加え、世田谷パブリックシアターでの劇場公演も行われた。
劇場版では全編関西弁で演じるという試みも採用された。関西出身の安田にとって、自身の言葉の感覚を作品に反映させる機会となった。
2026年『音楽劇 ポルノスター』で古田新太と再共演
2026年3~4月には『音楽劇 ポルノスター』に出演。
作・演出は青木豪、共演は古田新太。2019年の『マニアック』以来、7年ぶりの再タッグとなった。
大阪の森ノ宮ピロティホール、東京の新国立劇場 中劇場、福岡の久留米シティプラザで上演された。
ブラックユーモアと80年代のディスコサウンドを組み合わせた不条理犯罪ファンタジー音楽劇であり、これまでの安田の舞台出演作とは異なるエンターテインメント性も打ち出された。
【現在の活動を分析】安田章大の舞台出演が注目される理由
2026年11月現在、安田章大はSUPER EIGHTのメンバーとしての音楽活動を続けながら、俳優としても舞台作品に出演している。
PARCO STAGEの公式プロフィールでは、『EIGHT-JAM』『ありえへん∞世界』へのレギュラー出演や、J-WAVEの『SONG STORIES』でのパーソナリティ活動も紹介されている。
舞台での活動を分析すると、次の3つの特徴が見えてくる。
1. 演出家との継続的な関係を大切にしている
安田の舞台出演歴には、青木豪、福原充則、金守珍といった演出家との仕事が繰り返し登場する。
一度きりの出演で終わるのではなく、異なる作品を通して同じ演出家と再び組むことで、表現の方向性を深めている。
『マニアック』から『ポルノスター』への再共演は、その分かりやすい例だ。
2. 方言や身体表現を含む役作りに挑戦している
2025年の『アリババ』『愛の乞食』では関西弁、2026年の『髪結いの亭主』では茨城弁を取り入れた。
これは単にセリフを覚える作業ではない。言葉のテンポ、音の響き、会話の間合いまで含めて人物を表現する挑戦だ。
音楽活動で培ったリズム感を、舞台上の言葉の表現に生かせる点も興味深い。
3. 既存作品の再解釈とオリジナル作品の両方に取り組む
安田の出演作には、唐十郎の戯曲、フランス映画を原作とした作品、完全オリジナルの時代劇や音楽劇などが並ぶ。
2026年の『髪結いの亭主』は既存映画を日本の戦後社会に置き換えた作品。一方、2027年の『ステージ』は完全オリジナルの物語だ。
この両方に取り組んでいることは、安田の舞台活動が特定ジャンルだけに限定されていないことを示している。
【プロの結論】2026年から2027年は舞台俳優としての新しい転換点
注目すべきなのは、2026年と2027年の作品が、それぞれ違う演劇的な方向性を持っていることだ。
- 『髪結いの亭主』:方言と日常的な人間関係を掘り下げる作品。
- 『ステージ』:劇中劇を通じて人生の分岐点を描くオリジナル作品。
前者では言葉や人間関係の細かな表現、後者では劇場全体を使った物語構造や人物の存在感が求められる。
安田の舞台を観る際は、単に主演かどうかだけでなく、誰が脚本・演出を担当し、どんな演劇表現に挑戦する作品なのかを見ると、出演歴の変化がより理解しやすくなる。
初めて観劇する人におすすめの作品選び
| 観劇の好み | おすすめ作品 |
|---|---|
| 方言や繊細な人間ドラマが好き | 髪結いの亭主 |
| ブラックユーモアや音楽劇が好き | ポルノスター |
| 幻想的なアングラ演劇が好き | 少女都市からの呼び声 |
| 時代劇やアクションが好き | あのよこのよ |
| 人生や選択をテーマにした物語が好き | ステージ |
【よくある質問】安田章大の舞台に関するFAQ
Q1:2026年現在、安田章大が出演している舞台は何ですか?
A1:2026年11月6日時点では、主演舞台『髪結いの亭主』の公演期間中です。東京・広島公演を終え、11月12日から大阪・森ノ宮ピロティホールで公演が始まります。
Q2:『髪結いの亭主』の大阪公演はいつからいつまでですか?
A2:2026年11月12日(木)から11月20日(金)までです。会場は森ノ宮ピロティホールで、全席指定12,000円(税込)です。
Q3:『髪結いの亭主』の原作は誰の作品ですか?
A3:1990年公開のフランス映画です。監督はパトリス・ルコント、脚本はパトリス・ルコントとクロード・クロッツが担当しています。日本版舞台では石黒麻衣が脚本・演出を手掛けています。
Q4:2027年の安田章大主演舞台『ステージ』はいつ上演されますか?
A4:東京公演は2027年1月30日~2月7日、大阪公演は2月13日~21日、福岡公演は3月13日~28日です。
Q5:『ステージ』の作・演出は誰ですか?
A5:金沢知樹です。安田章大との初タッグとなる完全オリジナル作品で、死後の世界の劇場を舞台に、人生の分岐点を振り返る物語です。
Q6:安田章大の代表的な舞台出演作は何ですか?
A6:『俺節』『マニアック』『リボルバー』『閃光ばなし』『少女都市からの呼び声』『あのよこのよ』『アリババ』『愛の乞食』『音楽劇 ポルノスター』などが代表的な出演作です。
まとめ:安田章大の舞台活動は2027年『ステージ』へ続く
2026年の安田章大は、『音楽劇 ポルノスター』に続き、主演舞台『髪結いの亭主』で新しい演技に挑戦している。
特に、全編茨城弁で描かれる『髪結いの亭主』は、これまでの出演作とは異なるアプローチを見せる作品だ。11月の大阪公演は、2026年の舞台活動を締めくくる重要な機会となる。
さらに2027年には、金沢知樹と初めて組む『ステージ』が東京・大阪・福岡の3都市で上演される。
2008年の『818』から始まった舞台出演歴を振り返ると、音楽劇、時代劇、アングラ演劇、映画原作の舞台化、完全オリジナル作品へと、挑戦の幅が広がってきた。
今後の安田章大の舞台活動を追ううえでは、単純な出演本数だけでなく、作品ごとに異なる演出家や題材との出会いに注目したい。
2026年の『髪結いの亭主』、そして2027年の『ステージ』。この2作品は、安田章大の俳優としての現在地と、次の表現への挑戦を知るうえで見逃せない舞台となっている。
記事基準日:2026年11月6日。公演日程・料金・販売情報は各公演の公式発表に基づきます。出演者・公演内容・販売状況は変更される場合があります。