ホーム アニメ・漫画 湯婆婆の声優は夏木マリ!銭婆との一人二役と舞台版キャストを2026年最新徹底解説

湯婆婆の声優は夏木マリ!銭婆との一人二役と舞台版キャストを2026年最新徹底解説

榊原 纱英 榊原 纱英 • 更新: • 公開: • 読了約 16 分
目次

『千と千尋の神隠し』の湯婆婆(ゆばーば)の声優は、女優・歌手として活躍する夏木マリです。実は夏木マリは、湯婆婆だけでなく、双子の姉である銭婆(ぜにーば)の声も同時に担当しています。つまり、映画版では一人二役を演じているのです。

一方、舞台版『千と千尋の神隠し』では、夏木マリのほか、朴璐美、羽野晶紀、春風ひとみ、高橋ひとみなど複数の俳優が湯婆婆と銭婆を演じてきました。2026年には韓国・ソウル公演も行われ、作品の世界的な広がりとともにキャストにも変化が生まれています。

【映画版の答え】湯婆婆の声優は夏木マリ!銭婆も同じ人物が担当

湯婆婆声優

映画『千と千尋の神隠し』で湯婆婆の声を演じているのは、夏木マリです。これはディズニー公式の作品紹介ページに掲載されているキャスト情報でも確認できます。

さらに注目したいのは、湯婆婆の双子の姉である銭婆も同じ夏木マリが演じている点です。キャスト表記は「夏木マリ(湯婆婆/銭婆)」となっており、映画では一人二役という形で二人の魔女に命を吹き込んでいます。

映画版『千と千尋の神隠し』の主要キャスト

湯婆婆以外にも、映画には実力派の俳優や声優が多数参加しています。

  • 荻野千尋:柊瑠美
  • ハク:入野自由
  • 湯婆婆/銭婆:夏木マリ
  • 荻野明夫(お父さん):内藤剛志
  • 荻野悠子(お母さん):沢口靖子
  • リン:玉井夕海
  • 坊:神木隆之介
  • 釜爺:菅原文太
  • 青蛙:我修院達也
  • 番台蛙:大泉洋

映画の制作を担当したのはスタジオジブリ、原作・脚本・監督は宮崎駿です。2001年公開の本作は、2003年に米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞を受賞しました。

夏木マリの演技が印象的なのは、湯婆婆の強烈な存在感だけではありません。銭婆という対照的な人物まで同じ声で成立させていることが、声の演技としての大きな見どころです。

【役柄を徹底比較】湯婆婆と銭婆は何が違う?同じ声優でも性格は正反対

湯婆婆と銭婆は、見た目がよく似た双子の魔女です。しかし、二人の生活環境や千尋との関係、物語における役割には大きな違いがあります。

湯婆婆:油屋を支配する厳格な経営者

湯婆婆は、八百万の神々が訪れる温泉宿「油屋」を経営する魔女です。強い権力を持ち、従業員に厳しい態度を取り、千尋に対しても容赦なく接します。

特に印象的なのが、千尋と契約を交わす場面です。千尋の名前から一部を奪い、「千」という名前で働かせることで、相手を自分の支配下に置こうとします。

その一方で、油屋を経営する責任者としての顔も持っています。従業員を管理し、客を迎え、組織を維持する立場にあるため、単純に意地悪な魔女というだけでは説明できない人物です。

銭婆:穏やかさと厳しさを併せ持つ魔女

銭婆は湯婆婆の双子の姉です。物語の序盤では千尋たちに敵対する存在として登場しますが、物語が進むにつれて、その印象は大きく変わっていきます。

銭婆の住まいは、油屋とは対照的な静かな田舎の家です。千尋が訪ねてくると、お茶を出し、手仕事をしながら話を聞き、温かく迎え入れます。

ただし、銭婆も決して何でも許す優しい人物ではありません。相手の行動に対して厳しい判断を下す場面もあり、優しさの中に確かな意志を持っています。

二人の違いを一覧で整理

  • 湯婆婆:権力、契約、経営、管理を象徴する存在。
  • 銭婆:自立、生活の知恵、受容、助け合いを象徴する存在。
  • 共通点:どちらも強い魔力と自分なりの価値観を持つ魔女。

興味深いのは、二人が単純な善人と悪人の関係ではないことです。湯婆婆には経営者としての責任があり、銭婆にも厳しい一面があります。異なる生き方をする双子として描かれているからこそ、同じ声優が演じることに大きな意味が生まれます。

【夏木マリの経歴】歌手デビューから俳優・声優としての活躍まで

湯婆婆の声優として知られる夏木マリは、もともと声優を中心に活動してきた人物ではありません。歌手として芸能界に入り、舞台、映画、テレビドラマ、パフォーマンスなど幅広い分野で表現活動を続けてきました。

1973年に歌手デビュー、1980年代から演劇にも進出

日本コロムビアの公式プロフィールによると、夏木マリは1973年に歌手デビューしています。その後、1980年代から演劇にも活動の場を広げ、俳優としての実績を積み重ねました。

1993年には、コンセプチュアルアートシアター「印象派」で活動を開始。エディンバラやアヴィニヨンなどの演劇祭にも参加し、身体表現を取り入れた独自の芸術活動を展開しています。

2009年にはパフォーマンス集団MNT(マリナツキテロワール)を立ち上げ、後進の指導にも取り組んできました。

声の表現でも存在感を発揮

夏木マリの声の仕事は、湯婆婆だけではありません。日本コロムビアの公式プロフィールには、ディズニーアニメーション映画『モアナと伝説の海』(2017年)や、ウェス・アンダーソン監督のストップモーションアニメーション映画『犬ヶ島』(2018年)への声の出演も記載されています。

また、2020年からはBS-TBSの「むかしばなしのおへや」で朗読を担当。ラジオ番組のDJとしても活動しています。

こうした経歴を見ると、夏木マリの魅力は単に特徴的な声を持っていることではないと分かります。歌手として培ったリズム感、舞台で磨いた身体性、俳優としての人物理解が、声だけでキャラクターを成立させる力につながっています。

【映画版と舞台版を比較】湯婆婆役は誰?朴璐美・羽野晶紀・春風ひとみも出演

「湯婆婆の声優」を調べていると、夏木マリ以外にも朴璐美、羽野晶紀、春風ひとみといった名前が出てきます。

これは映画版と舞台版のキャスト情報が混在しているためです。映画版では夏木マリが声を担当していますが、舞台版では実際に俳優が舞台上で湯婆婆と銭婆を演じています。

映画版・舞台版のキャスト関係一覧

作品・公演時期 湯婆婆/銭婆役 出演形態・ポイント
映画版 夏木マリ 湯婆婆と銭婆の声を一人二役で担当
舞台初演・2022年 夏木マリ、朴璐美 同じ役をWキャストで担当
舞台版・2024年公演 夏木マリ、朴璐美、羽野晶紀、春風ひとみ 公演や出演日程に応じて配役
舞台版・2026年ソウル公演 夏木マリ、羽野晶紀、高橋ひとみ 交互出演で湯婆婆/銭婆を担当
2026~2028年ワールドツアー ツアー版の配役は公式ページで未掲載 各会場の出演者は決定次第案内

朴璐美:舞台初演から参加した実力派声優

朴璐美(ぱく・ろみ)は、アニメや吹き替えなどで幅広く活躍する声優・俳優です。

舞台『千と千尋の神隠し』では、2022年の世界初演から夏木マリとともに湯婆婆/銭婆役を担当しました。

東宝の公式製作発表では、朴璐美は作品に含まれるさまざまな矛盾を表現できることに手応えを感じた旨を語っています。声優として培ってきた表現力を、生身の舞台でどう発揮するのかが注目された配役です。

羽野晶紀:2024年公演から加わった舞台キャスト

羽野晶紀は、2024年3月開幕の舞台『千と千尋の神隠し』への出演が2023年11月に東宝芸能から発表されました。担当するのは湯婆婆/銭婆役です。

2024年の公演は帝国劇場を皮切りに全国各地で上演され、ロンドン公演も実施されました。映画版の印象が強い湯婆婆を、舞台俳優としてどう表現するかという新しい楽しみを生み出しました。

春風ひとみ:舞台版で湯婆婆と銭婆を担当

春風ひとみも、舞台版の湯婆婆/銭婆役を務めた俳優の一人です。

2024年の梅田芸術劇場公演の公式キャスト情報では、羽野晶紀とともに湯婆婆/銭婆役として掲載されています。

ここで押さえておきたいのは、これらの俳優が映画版の声優を交代で担当したわけではないという点です。あくまでも舞台版の出演者であり、映画版の夏木マリとは別のキャスト情報です。

【役作りの秘密】夏木マリが湯婆婆を単なる悪役にしなかった理由

夏木マリの湯婆婆を語るうえで欠かせないのが、宮崎駿監督との役作りに関するエピソードです。

東宝の舞台公式サイトに掲載された製作発表時のコメントで、夏木マリは映画制作時の役作りについて振り返っています。

「湯婆婆は一生懸命湯屋を守っている人。悪人じゃない」

これは、夏木マリが悪役だと考えて準備していた際に、宮崎監督から伝えられた言葉です。

この言葉は、湯婆婆というキャラクターを理解するうえで重要な手がかりになります。

怖さの裏側にある経営者としての責任

湯婆婆は、千尋に厳しい態度を取り、契約を通じて相手を支配しようとします。その姿だけを見ると、典型的な悪役に見える可能性があります。

しかし、油屋という大きな施設を経営する立場から見ると、彼女には組織を維持し、従業員を管理し、訪れる客に対応する責任があります。

もちろん、そのやり方が正しいとは限りません。それでも、宮崎監督の説明によって、湯婆婆の行動には彼女なりの事情や価値観があることが浮かび上がります。

夏木マリの声が湯婆婆に与えた説得力

夏木マリの声の魅力は、力強さだけではありません。低く芯のある響き、言葉の輪郭がはっきりした発声、そして台詞の間に生まれる緊張感が、湯婆婆の威圧感を際立たせています。

一方で、単に大声で怒鳴るだけの演技ではありません。相手を見下すような態度、経営者としての判断、坊に向ける母親としての顔など、場面によって人物の異なる側面が表れます。

同じ声優が演じる銭婆では、その力強さを残しながらも、穏やかな会話や生活感のある表現が前面に出ます。この演じ分けによって、二人が双子であることと、それぞれ異なる人生を歩んでいることの両方が伝わってきます。

夏木マリは舞台版への出演についても、20年後に再び同じ役に向き合えることへの驚きと、新しい作品として新人のつもりで取り組みたいという意欲を語っています。映画で完成した役を舞台で再構築する姿勢も、長く支持される理由の一つです。

【2026年最新】舞台『千と千尋の神隠し』の湯婆婆役と今後の展開

2026年の『千と千尋の神隠し』は、海外公演の広がりという点でも大きな節目を迎えています。

2026年の韓国・ソウル公演には夏木マリも出演

舞台『千と千尋の神隠し』は、2026年1月7日から韓国・ソウルの芸術の殿堂オペラハウスで公演を行いました。

醍醐虎汰朗の公式サイトに掲載された公演情報では、湯婆婆/銭婆役として次の3人が発表されています。

  • 夏木マリ
  • 羽野晶紀
  • 高橋ひとみ

映画版で実際に湯婆婆と銭婆の声を担当した夏木マリが、海外の舞台公演でも同じ役を演じている点は注目に値します。

舞台版は2026年3月のソウル公演千秋楽までに、国内外で上演回数491回、累計観客動員数90万人を突破したと東宝の公式公演サイトが発表しています。

2026年12月から2028年までワールドツアーへ

東宝は、2026年12月から2028年にかけて舞台『千と千尋の神隠し』のワールドツアーを開催すると発表しています。

予定されている主な公演地は次のとおりです。

  • 台北:2026年12月17日~2027年1月31日
  • 東京:2027年3月~5月、明治座
  • 愛知:2027年6月、御園座
  • 大阪:2027年6月~7月、梅田芸術劇場メインホール
  • 福岡:2027年7月~8月、博多座
  • 北海道:2027年8月、札幌文化芸術劇場hitaru
  • トロント:2027年5月~8月
  • ロサンゼルス:2027年9月~10月
  • ロンドン:2028年3月~7月

なお、2026年11月4日時点で、東宝のワールドツアー公式キャストページには千尋役の出演者が掲載されていますが、今後の各会場における湯婆婆/銭婆役の配役はまだ掲載されていません。

したがって、夏木マリや羽野晶紀らが次のワールドツアーでも同役を務めるかどうかは、会場ごとの正式なキャスト発表を待つ必要があります。

【プロの結論】映画と舞台のキャスト情報は分けて確認する

湯婆婆の声優を調べる際に最も大切なのは、映画版と舞台版を混同しないことです。

映画版の声優を知りたいなら、答えは夏木マリです。舞台版の出演者を知りたいなら、上演年と公演地まで確認する必要があります。

特に2026年以降はワールドツアーによって出演者の構成が変わる可能性があります。過去の公演キャスト一覧だけを見て、最新公演の配役だと判断しないことが大切です。

【湯婆婆の声優】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:『千と千尋の神隠し』の湯婆婆の声優は誰ですか?
A1:映画版の湯婆婆の声優は夏木マリです。ディズニー公式のキャスト情報にも掲載されています。

Q2:銭婆の声優も夏木マリですか?
A2:はい。映画版では湯婆婆と銭婆の両方を夏木マリが担当しています。双子の魔女を一人二役で演じています。

Q3:舞台版で湯婆婆を演じたのは誰ですか?
A3:夏木マリ、朴璐美、羽野晶紀、春風ひとみなどです。2026年のソウル公演では高橋ひとみも出演しました。公演ごとにキャストが異なります。

Q4:朴璐美は映画版の湯婆婆の声優ですか?
A4:いいえ。朴璐美は映画版ではなく、2022年に初演された舞台版で湯婆婆/銭婆を演じています。映画版の声優は夏木マリです。

Q5:夏木マリは湯婆婆以外の声優も担当していますか?
A5:はい。『モアナと伝説の海』(2017年)や『犬ヶ島』(2018年)などにも声の出演をしています。また、朗読活動にも取り組んでいます。

Q6:2026年以降の舞台版でも夏木マリが湯婆婆を演じますか?
A6:2026年のソウル公演には出演しました。一方、2026~2028年の新しいワールドツアーについては、11月4日時点で湯婆婆/銭婆役の出演者が公式キャストページに掲載されていません。

まとめ:湯婆婆の声優は夏木マリ!映画と舞台の違いを知ればもっと楽しめる

『千と千尋の神隠し』の映画版で湯婆婆を演じたのは夏木マリです。さらに銭婆も同じ人物が担当しており、二人の魔女を一人二役で表現しています。

夏木マリは1973年の歌手デビュー以降、演劇や映画、パフォーマンス、声の仕事へと活動の幅を広げてきました。そうした多彩な表現経験が、湯婆婆の威厳や銭婆の穏やかさを演じ分ける力につながっています。

舞台版では朴璐美、羽野晶紀、春風ひとみ、高橋ひとみなども同役を担当してきました。2026年にはソウル公演が実施され、さらに2026年12月から2028年にかけて世界各地を巡るワールドツアーも予定されています。

湯婆婆を単なる悪役として見るのではなく、油屋を守る経営者としての顔や、銭婆との対照的な生き方にも注目してみてください。夏木マリの声の演技が、作品に込められた人物描写をより深く味わう手がかりになります。

同じカテゴリの記事

榊原 纱英
デジタルマーケター 榊原 纱英
プロフィールを見る →

アイドル・グラビア担当として4年以上の取材経験。idol領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

おすすめの関連記事