ホーム スポーツ 【男子サッカー】U-21日本代表は韓国に0-1で敗れ、3大会連続の銀メダル

【男子サッカー】U-21日本代表は韓国に0-1で敗れ、3大会連続の銀メダル

氷室 美冬 氷室 美冬 • 更新: • 公開: • 読了約 16 分
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日本 0-1 韓国

2026年10月3日、愛知県の豊田スタジアムで行われた第20回アジア競技大会男子サッカー決勝。U-21日本代表はU-23韓国代表と対戦し、0-1で敗れました。

試合は前半を0-0で折り返しましたが、後半16分に韓国が均衡を破ります。決勝ゴールを決めたのは、韓国のオム・ジソン。スウォンジー・シティに所属する同選手が61分にネットを揺らし、その1点を最後まで守り切りました。

この結果、韓国はアジア大会男子サッカーで4大会連続の金メダルを獲得。日本は2018年ジャカルタ・パレンバン大会、2023年杭州大会に続き、3大会連続で決勝で韓国に敗れる結果となりました。

韓国の決勝ゴールまでの試合展開

試合序盤、日本は積極的に攻撃を仕掛けました。韓国の守備を崩そうと前線からプレッシャーをかけ、ゴールに迫る場面も作っています。

一方、韓国は試合が進むにつれて攻撃の圧力を強めました。

後半16分、オム・ジソンが決定的なシュートを決めて韓国が先制。その後、日本は同点を目指して攻撃を続けましたが、韓国GKキム・ジュンホンの守備もあり、最後までゴールを奪えませんでした。

アジア・オリンピック評議会(OCA)の試合報告でも、日本が試合の多くの時間帯で主導権を握りながら、韓国の守護神を攻略できなかった点が伝えられています。

韓国が強いモチベーションで臨んだ背景

今回の男子決勝を語るうえで見逃せないのが、両国の大会参加方針の違いです。

韓国は大会規定に沿ったU-23の編成に加え、オーバーエイジ枠も3人すべて活用しました。海外組も多く、2026年のFIFAワールドカップに出場した選手も含まれていました。

韓国にとってアジア大会の金メダルは、兵役に関する特例措置とも関係する大きな目標です。

一方、日本は2028年ロサンゼルス五輪を見据え、U-21世代を中心にチームを構成しました。

つまり、今回の決勝は単なる勝敗だけでなく、将来の五輪を見据えた日本と、大会規定上の上限に近い戦力で優勝を狙う韓国という、異なる強化方針がぶつかった試合でもありました。

【女子サッカー】なでしこジャパンは韓国に2-0!神谷千菜が2得点

サッカー日本代表韓国

日本 2-0 韓国

男子とは対照的に、女子の日韓戦では日本が明確な結果を残しました。

2026年9月29日、小笠山総合運動公園エコパスタジアムで行われたアジア大会女子サッカー準決勝。なでしこジャパンは韓国女子代表を2-0で破り、6大会連続となる決勝進出を決めました。

この試合の主役となったのが、FW神谷千菜です。

神谷は後半54分と63分に連続してゴールを決め、韓国の守備を打ち破りました。前半を0-0で終えた試合を、後半の2得点で決着させた形です。

神谷千菜の1点目は上野真実のクロスから

2026年9月29日・後半54分

日本の先制点は、上野真実のアーリークロスから生まれました。

ゴール前に走り込んだ神谷が、得意のヘディングシュートで韓国ゴールを攻略。試合の均衡を破る重要な得点となりました。

前半終了間際にも神谷は左足でボレーシュートを放ちましたが、惜しくもポストに阻まれていました。得点には至らなかったものの、前線での存在感を示していた選手です。

2点目は韓国のミスを逃さない鋭い判断

2026年9月29日・後半63分

追加点は、日本の前線からのプレッシングが生んだものでした。

上野真実と成宮唯が韓国の選手を挟み込むようにプレッシャーをかけ、相手のパスミスを誘発。こぼれ球に素早く反応した神谷が、左足でゴール右下に流し込みました。

この2点目によって、日本は試合を優位に進められる状況を作りました。

JFAの公式試合レポートによると、日本は雨の影響でボールコントロールが難しい状況でも、後半に攻撃の圧力を高めて韓国を上回りました。

また、GK大場朱羽を中心とした守備陣も韓国の反撃を封じ、無失点で試合を終えています。

なでしこジャパンは大会3連覇を達成

韓国を破った日本は、10月2日の決勝で朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)女子代表と対戦しました。

試合は90分と延長戦を終えて2-2。PK戦を5-3で制し、日本が金メダルを獲得しました。

これにより、なでしこジャパンは2018年、2023年に続くアジア大会3連覇を達成しています。

韓国戦の2-0という勝利は、単に決勝へ進んだだけでなく、最終的な金メダル獲得につながる重要な一戦でした。

【比較表】2026年アジア大会の日韓戦と代表カテゴリーの違い

ここで、2026年の男女の日韓戦を整理しておきます。

特に重要なのは、男子のU-21日本代表とSAMURAI BLUE(A代表)は別のチームだという点です。また、女子代表には男子のようなU-23の年齢制限がありません。

比較項目 男子サッカー 女子サッカー
日本代表 U-21日本代表 なでしこジャパン
韓国代表 U-23韓国代表 韓国女子代表
試合日 10月3日 9月29日
試合形式 決勝 準決勝
試合結果 日本0-1韓国 日本2-0韓国
日本の得点者 なし 神谷千菜(2得点)
韓国の得点者 オム・ジソン なし
日本の最終成績 銀メダル 金メダル
韓国戦の結果 韓国が勝利 日本が勝利

男子と女子で年齢制限が違う理由

アジア大会の男子サッカーは、2002年の釜山大会以降、基本的にU-23を対象とした競技になっています。オーバーエイジ選手は最大3人まで登録できます。

2026年大会では、日本が2028年ロサンゼルス五輪を見据えてU-21世代を中心に編成したのに対し、韓国はU-23を基本とするチームにオーバーエイジ選手を加えました。

一方、女子サッカーには年齢制限がありません。なでしこジャパンは女子のフル代表として大会に参加しています。

このため、男子と女子の試合結果を単純に並べて、日本代表全体の強さを評価するのは適切ではありません。

それぞれの大会目的、選手構成、育成段階を考慮する必要があります。

今回の日韓対決に関係した主要エンティティ

人物・チーム 所属・役割 今大会での関係
神谷千菜 なでしこジャパンFW 韓国戦で2得点
上野真実 なでしこジャパンFW 神谷の先制点をアシスト
成宮唯 なでしこジャパンMF 韓国戦の攻撃を支えた
大場朱羽 なでしこジャパンGK 韓国戦で無失点
オム・ジソン U-23韓国代表 男子決勝の決勝ゴール
市原吏音 U-21日本代表主将 男子チームの中心選手
SAMURAI BLUE 日本男子A代表 年代別代表とは別カテゴリー

【歴代対戦成績】日本代表と韓国代表はどちらが勝ち越している?

日本と韓国のサッカーは、長い歴史を持つライバル関係です。

ただし、対戦成績を調べる際には、A代表の国際Aマッチと、オリンピック世代などの年代別代表を区別する必要があります。

SAMURAI BLUEのA代表は韓国に負け越し

日本側のAマッチ集計を基準にすると、2025年7月の韓国戦前の通算成績は78試合15勝23分け40敗でした。

その後、2025年7月15日の東アジアE-1サッカー選手権で日本が韓国に1-0で勝利したため、同じ集計方法では次の成績になります。

なお、韓国側の集計では、日本がAマッチとして扱わない試合を3試合含めているため、通算成績に違いがあります。

これは単純な計算ミスではなく、過去の試合で両国が採用した代表選手の構成や、Aマッチとしての認定基準が異なることに起因します。

2025年7月の日韓戦は日本が1-0で勝利

2026年のアジア大会以前に行われた、SAMURAI BLUEの直近の日韓戦は2025年7月15日の東アジアE-1サッカー選手権です。

韓国の龍仁ミルスタジアムで開催された試合では、ジャーメイン良が前半8分に先制点を記録しました。

その後、韓国がホームの利を生かして攻勢を強めましたが、日本は守備陣とGK大迫敬介を中心にリードを守り切り、1-0で勝利しています。

この勝利によって、日本はE-1選手権2大会連続、通算3度目の優勝を達成しました。

加えて、2021年の親善試合、2022年のE-1選手権に続き、日韓戦で史上初の3連勝を記録しました。

2026年アジア大会の結果はA代表の通算成績に含まれる?

ここは検索ユーザーが間違えやすいポイントです。

2026年10月3日の男子決勝は、U-21日本代表とU-23韓国代表による試合です。2025年のE-1選手権のようなSAMURAI BLUE同士のA代表戦ではありません。

したがって、男子決勝の0-1という結果を、そのままA代表の日韓戦通算成績に加えることはできません。

女子についても、なでしこジャパンの大会成績は男子A代表の対戦成績とは別に管理する必要があります。

「日本代表対韓国代表」という検索結果には複数のカテゴリーが混在するため、試合の大会名と代表カテゴリーを確認することが大切です。

【2026年最新】日本代表と韓国代表の次の試合日程は?

2026年11月4日時点で、JFAが公表しているSAMURAI BLUEの2026年試合日程には、韓国代表との次の対戦は掲載されていません。

そのため、次の日韓戦について確定した開催日や会場を示すことはできません。

SAMURAI BLUEの2026年11月以降の予定

JFAの2026年試合日程によると、男子A代表には以下の試合が予定されています。

開催日 対戦相手 大会・会場
11月14日 ブラジル シンガポール・ナショナルスタジアム
11月17日 パラグアイ シンガポール・ナショナルスタジアム
12月30日 未定 パナソニックスタジアム吹田

いずれも韓国戦ではありません。

今後の日韓戦で注目したいポイント

今後の対戦を予想するうえでは、次の3点が重要です。

1. SAMURAI BLUEの強化状況

A代表は2025年のE-1選手権で韓国に勝利し、日韓戦3連勝を達成しました。2026年の代表活動を通じて、森保一監督のチームがどのように進化するかが注目されます。

2. 2028年ロサンゼルス五輪世代の成長

U-21日本代表は2026年アジア大会で銀メダルを獲得しました。決勝での敗戦は課題を残しましたが、若い選手たちにとって国際舞台で韓国と戦った経験は、今後の強化につながります。

3. なでしこジャパンのアジアでの競争力

女子は韓国を2-0で破り、最終的にアジア大会3連覇を達成しました。神谷千菜をはじめとする攻撃陣と、失点を抑えた守備陣の連係が今後も注目されます。

【プロの結論】2026年の日韓サッカーは結果だけでなく代表カテゴリーを見るべき

2026年の日本と韓国のサッカーを振り返ると、男子と女子で明確に異なる結果が残りました。

男子はU-21日本代表がU-23韓国代表に0-1で敗れ、3大会連続の銀メダル。女子はなでしこジャパンが韓国に2-0で勝ち、最終的に大会3連覇を成し遂げました。

この2試合から読み取れるのは、代表チームの評価には試合結果だけでなく、選手の年齢構成や大会の目的も欠かせないということです。

特に男子は、2028年ロサンゼルス五輪を見据えた日本と、U-23世代を中心に優勝を狙った韓国という構図でした。

一方、女子は年齢制限のない代表同士の対戦で、日本が攻撃と守備の両面で結果を残しました。

サッカー日本代表と韓国代表の歴代対戦成績では、A代表の通算勝利数は依然として韓国が上回っています。しかし、2021年から2025年にかけて日本がA代表の日韓戦で3連勝したことも、見逃せない変化です。

2026年の結果を評価するなら、男子は次世代の育成、女子はアジアでの競争力、A代表は長期的な対戦成績という3つの視点を分けて見ることが、最も正確な理解につながります。

【サッカー日本代表と韓国代表】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年アジア大会の男子日本代表と韓国代表の結果は?

A1:2026年10月3日の決勝で、U-21日本代表はU-23韓国代表に0-1で敗れました。韓国のオム・ジソンが後半61分に決勝ゴールを決めています。

Q2:なでしこジャパンと韓国の試合結果は?

A2:2026年9月29日の準決勝で日本が2-0で勝利しました。神谷千菜が後半54分と63分に2得点を記録しています。

Q3:神谷千菜は韓国戦で何点取った?

A3:2得点です。1点目は上野真実のクロスからヘディングで決め、2点目は韓国のパスミスから生まれたボールを左足でゴールに流し込みました。

Q4:日本代表と韓国代表のA代表の歴代対戦成績は?

A4:日本側の集計を基準にすると、2025年7月のE-1選手権終了時点で79試合16勝23分け40敗です。集計基準によって数字が異なる場合があります。

Q5:2026年にSAMURAI BLUEと韓国代表の試合予定はある?

A5:2026年11月4日時点で、JFAの公表日程に韓国戦はありません。11月にはブラジル、パラグアイとの試合が予定されています。

Q6:U-21日本代表とSAMURAI BLUEは同じチーム?

A6:別のカテゴリーです。SAMURAI BLUEは男子A代表、U-21日本代表は21歳以下を中心とする年代別代表です。2026年アジア大会の男子決勝はA代表戦ではありません。

まとめ:日本と韓国のサッカーは次世代とA代表の両面に注目

2026年アジア大会の日韓戦は、男子が韓国の1-0、女子が日本の2-0という結果になりました。

- 男子:U-21日本代表は決勝で敗れ、銀メダル。
- 女子:なでしこジャパンは神谷千菜の2得点で韓国を撃破。
- 女子大会:北朝鮮との決勝をPK戦で制し、3連覇。
- A代表:2025年の韓国戦で日本が1-0で勝利し、日韓戦3連勝。
- 今後:2026年11月4日時点で、次のA代表の日韓戦は未発表。

日韓戦は歴史的な対戦成績だけでは測れない、世代ごとの強化方針やチームの成熟度が表れるカードです。

今後はSAMURAI BLUEの新たな対戦、ロサンゼルス五輪世代の成長、そしてなでしこジャパンの国際大会での活躍を、それぞれ分けて追いかけることが重要になります。


主な情報源:日本サッカー協会(JFA)公式試合記録・大会レポート、アジア・オリンピック評議会(OCA)、TBS NEWS DIG、日刊スポーツ、Soccer D.B.。情報基準日:2026年11月4日。

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コンテンツディレクター 氷室 美冬
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