契約更改と合わせてチェックしたいのが、FA権を取得した選手の動向だ。
FA権は、選手が一定の条件を満たすことで得られる権利であり、取得したからといって必ず移籍するわけではない。残留、権利行使、他球団への移籍は、それぞれ別の判断となる。
2026年度のFA有資格選手
NPBが2026年10月19日に公示したFA有資格選手一覧では、オリックスから以下の選手が掲載されている。
| 区分 | 選手 |
|---|---|
| 国内FA権保有 | 宗佑磨 |
| 国内FA権保有 | 中川圭太 |
| 国内FA権保有 | 田嶋大樹 |
| 国内FA権保有 | 石川亮 |
| 今季国内FA取得 | 山岡泰輔 |
| 海外FA権保有 | 西野真弘 |
| 今季海外FA取得 | 若月健矢 |
| 今季海外FA取得 | 大城滉二 |
| 今季海外FA取得 | 岩嵜翔 |
この一覧で重要なのは、国内FA権と海外FA権を区別することだ。
また、FA権を保有している選手と、今季新たに取得した選手も分けて考える必要がある。
FA権取得が契約更改に与える影響
FA権を取得した選手は、球団にとっても重要な契約交渉の対象になる。
特に注目したいのは、次の3点だ。
- 球団が来季の戦力としてどの程度必要としているか。
- 選手自身が残留を希望しているか。
- 契約年数や待遇について、双方の条件が一致するか。
ただし、FA権を持っていることと、実際にFA宣言することは別問題だ。
例えば、若月健矢や中川圭太のようにチーム内で重要な役割を担う選手については、FA権の取得状況だけでなく、球団の編成方針や本人の意向も注目される。
FAと現役ドラフトの関係にも注意
FA資格を持っている選手や、過去にFA権を行使した選手は、現役ドラフトの対象外となる。
つまり、FA権を持つ選手が現役ドラフトで他球団に移籍するという見方は制度上正しくない。
契約更改、FA宣言、現役ドラフトはそれぞれ異なる制度であり、混同しないことが大切だ。
【契約更改日程2026】いつから始まる?速報を確認する方法
オリックスの契約更改は、シーズン終了後から選手ごとに交渉が進められる。
2026年11月4日時点では、2026年オフの個別契約更改日程について、球団公式サイトで確認できる新しい開催予定はまだ掲載されていない。
したがって、11月何日に宮城や森が更改する、といった具体的な日付を確定情報として扱うことはできない。
前回の契約更改スケジュール
参考になるのが、前回の2025年シーズン終了後の契約更改だ。
オリックスの公式契約更改情報では、2025年11月10日から選手ごとの交渉結果が掲載され、12月にかけて主力選手の更改が進んだ。
主な日程は以下のとおりだった。
- 11月10日:若手選手を中心に交渉開始
- 11月14日:投手・野手の契約更改
- 11月18日:複数選手の交渉
- 11月22日:投手陣を中心に交渉
- 11月26日:主力投手らの契約更改
- 12月4日:森友哉、西川龍馬らが更改
- 12月11日:紅林弘太郎らが更改
- 12月12日:太田椋らが更改
- 12月18日:宮城大弥らが更改
- 翌年1月28日:杉本裕太郎が更改
前回は杉本が唯一の越年交渉となり、1月28日に契約を終えた。
2026年オフの速報でチェックする場所
契約更改の最新情報を追うなら、次の情報源を優先したい。
1. オリックス・バファローズ公式サイト: 選手別の契約更改情報や球団発表を確認できる。
2. NPB公式サイト: FA資格、支配下選手登録、制度変更などを確認できる。
3. 日刊スポーツ・スポーツ報知: 推定年俸、増減額、交渉後の選手コメントなどを確認できる。
4. デイリースポーツ: 選手別の年俸一覧や昇給・減俸の比較に役立つ。
特に契約金額は推定報道が中心となるため、公式発表と報道ベースの数字を分けて読むことが重要だ。
【よくある質問】契約更改オリックスに関するFAQ
Q1:オリックスの2026年契約更改は現在何人が終わっていますか?
A1:2026年11月1日時点では、支配下57人のうち更改済みは0人で、全員が未更改という集計になっている。今後の球団発表によって状況は更新される。
Q2:オリックスで最も年俸が高い選手は誰ですか?
A2:2026年度の推定年俸では、森友哉と西川龍馬が4億円でトップタイ。宮城大弥が2億2000万円で続いている。
Q3:宮城大弥の2026年の年俸はいくらですか?
A3:2026年度の推定年俸は2億2000万円。2025年オフに2000万円増で契約を更改した。2026年オフの新年俸はまだ確定していない。
Q4:紅林弘太郎と太田椋は年俸アップが期待できますか?
A4:両選手とも昇給を検討する材料となる成績を残している。紅林は18本塁打、太田は打率.280を記録した。ただし、2027年度の年俸は契約交渉が終わるまで確定しない。
Q5:オリックスの現役ドラフト2026はいつ開催されますか?
A5:2026年12月9日(水)に開催予定。球団が提出する候補者リストは非公開であり、特定の選手が選ばれるかどうかは事前に断定できない。
Q6:FA権を取得した選手は現役ドラフトの対象になりますか?
A6:FA資格を持つ選手や、過去にFA権を行使した選手は現役ドラフトの対象外となる。FA権の取得と現役ドラフトの候補資格は分けて考える必要がある。
Q7:オリックスの2026年契約更改はいつから始まりますか?
A7:11月4日時点では、今オフの具体的な交渉日程は球団公式サイトで確認できない。前回は11月10日から交渉が進んだが、2026年も同じ日程になるとは限らない。
まとめ:オリックス契約更改2026は主力の査定と若手の成長に注目
2026年11月1日時点のオリックス契約更改は、支配下57人が全員未更改という状況だ。2027年度の年俸が正式に決まるのは、これから始まる選手ごとの交渉を経てからとなる。
今回の契約更改で特に注目したいのは、次の5つのポイントだ。
- 宮城大弥: 2026年の登板数減少を踏まえたエースとしての評価。
- 森友哉: 4億円の年俸と出場機会、捕手としての貢献度。
- 杉本裕太郎: 前年の16本塁打から2026年の不振をどう立て直すか。
- 紅林弘太郎: 18本塁打を記録した成長が昇給につながるか。
- 太田椋: 打率.280を記録した主力内野手として、さらなる評価を得られるか。
加えて、12月9日の現役ドラフトやFA権取得選手の動向も、来季のチーム編成を考えるうえで見逃せない。
【プロの結論】年俸の増減だけでなく、チームの未来を読む
オリックスの契約更改を見るとき、最も大切なのは単純な年俸ランキングではない。
注目すべきは、球団がどの選手を次の主力として育て、どの選手に中心的な役割を期待しているかという点だ。
紅林や太田のような成長途上の選手が評価を高める一方、宮城や森のような実績十分の選手には、安定した稼働とチームへの貢献が求められる。
また、杉本のように過去の実績と直近の成績に差がある選手は、契約更改の数字だけでなく、来季の起用方針にも注目したい。
2026年オフは、主力の再評価と若手の台頭が交差する契約更改になる。 推定年俸、正式な更改日、増減額、FAの動向、現役ドラフトの結果を順番に確認することで、2027年のオリックスがどのようなチームを目指すのかが見えてくる。