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【2026年最新】ダイヤモンドバックスの日本人選手とロースターの現状

榊原 纱英 榊原 纱英 • 更新: • 公開: • 読了約 17 分
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2026年11月4日時点で、ダイヤモンドバックスの公式40人枠にはラーズ・ヌートバーが登録されている。背番号は21で、登録上のポジションは外野手(LF)。一方、日本生まれの日本人選手が現役メンバーとして在籍しているわけではない。

この違いは、検索時に混同されやすいポイントだ。ヌートバーは日本にルーツを持ち、侍ジャパンでプレーした選手だが、出生地は米国カリフォルニア州エルセグンド。日本出身の選手として紹介するのは正確ではない。

球団公式の40人枠には、ヌートバーのほか、コービン・キャロル、ジョーダン・ロウラーらが掲載されている。オフシーズンに入った2026年11月時点では、開幕時の26人枠ではなく、40人枠を基準に所属状況を見る必要がある。

2026年の注目選手・基本プロフィール


なお、ヌートバーは左打ち・右投げの選手だ。外野の複数ポジションを守れる柔軟性も特徴で、球団が獲得した理由の一つに守備面の使い勝手があった。

2026年の公式40人枠に名前があることは、少なくともオフシーズン時点で球団の保有選手であることを示している。ただし、40人枠への登録と翌シーズンの開幕スタメン入りは別の話だ。

【移籍の全貌】ヌートバーはなぜカージナルスから移籍したのか?

ダイヤモンドバックス日本人

ヌートバーの移籍が発表されたのは、2026年8月3日。セントルイス・カージナルスからアリゾナ・ダイヤモンドバックスへのトレードが成立した。

MLB公式発表によると、ダイヤモンドバックスはヌートバーを獲得する代わりに、右腕ダニエル・イーガン、左腕サンドロ・サンタナ、後日指名選手1人をカージナルスへ譲渡した。

つまり、FAによる移籍でも、日本球界からの移籍でもない。球団同士が若手投手らとの交換で成立させた、トレード期限直前の補強だった。

ダイヤモンドバックスが獲得を決めた理由

最大の理由は、外野陣の補強と左打者の確保だった。

2026年夏のダイヤモンドバックスは、外野の選手層に問題を抱えていた。MLBの球団担当記者スティーブ・ギルバートによる報道では、ジョーダン・ロウラーとルルデス・グリエルJr.が故障者リストに入っていた。

その状況で獲得されたヌートバーは、左打者でありながら外野3ポジションの経験を持つ。打撃面だけでなく、複数の守備位置に対応できる点も、補強の合理性を高めた。

また、右投手に対して過去5シーズン連続でOPS.730以上を記録していたという実績も、球団が評価した材料だった。右投手との対戦で一定の打撃力を期待できる選手を加えた形だ。

カージナルスとのトレード内容

ここで注意したいのは、移籍理由をヌートバー本人の希望と結びつけないことだ。公表されたトレード資料が説明しているのは、ダイヤモンドバックスの補強ニーズと交換条件であり、本人が移籍を要求したという事実ではない。

背番号21は移籍後に変更されたのか?

答えは、基本的に変更ではなく継続だ。

MLB公式の選手移籍履歴では、ヌートバーは2025年4月15日に背番号42から21へ変更し、翌16日から21を着用している。2026年8月4日のダイヤモンドバックス加入時にも、球団のロースター発表で背番号21と明記された。

したがって、ダイヤモンドバックスで新たに21番を選んだというより、カージナルス時代から使用していた番号を新天地でも引き継いだと理解するのが正しい。

【2026年成績を検証】ヌートバーの打撃実績と2027年の保有権


MLB公式の2026年シーズン成績では、ヌートバーは90試合に出場し、285打数68安打、打率.239、8本塁打、33打点、出塁率.342、OPS.721を記録した。

シーズン全体の成績だけでは、移籍後の働きは判断できない。カージナルスとダイヤモンドバックスの両方でプレーしたため、チーム別の数字も見る必要がある。

MLBの打撃統計によると、ダイヤモンドバックスでは42試合、127打数31安打、5本塁打、17打点、打率.244、出塁率.353、OPS.762だった。移籍後はシーズン全体のOPS.721を上回る数字を残している。

2026年の成績をどう評価するか

注目したいのは、打率だけでなく出塁率だ。

ヌートバーは四球を選ぶ能力と、ストライクゾーンの見極めに強みを持つ打者として知られている。2026年のダイヤモンドバックスでの出塁率は.353。打率.244を上回っており、単純な安打数だけでは評価しにくい貢献がある。

OPS.762もシーズン全体の.721より高い。もっとも、42試合というサンプルは長期的な実力を断定するには十分ではない。移籍後の成績が良かったことと、翌年も同じ数字を再現できることは分けて考えるべきだ。

ヌートバーの2027年保有権はどうなる?

移籍を考えるうえで重要なのが契約上の保有権だ。

2026年8月のMLB公式発表では、ダイヤモンドバックスはヌートバーを2027年シーズン終了まで保有できると説明されている。2026年シーズン終了後も、すぐにFAとなるわけではない。

MLBの契約制度では、保有権が残っている選手は球団との契約交渉や年俸調停の対象となる。ヌートバーは2026年終了後、年俸調停の最終対象年を迎える見込みで、2027年終了後にFAとなる見通しだ。

そのため、2027年はダイヤモンドバックスにとって、ヌートバーを戦力として活用できる重要なシーズンになる。長期契約の延長が発表されれば状況は変わるが、2026年11月4日時点で注目すべき基本線は2027年までの保有権である。

【歴代日本人選手】斎藤隆・平野佳寿と過去の在籍選手

ダイヤモンドバックスの日本とのつながりは、ヌートバーが初めてではない。

MLB公式の球団発表によると、2017年12月に平野佳寿との契約が発表された際、球団は斎藤隆を2012年に在籍した日本にルーツを持つ選手として紹介している。また、日本生まれの選手という分類では、2003~2004年にプレーしたスティーブン・ランドルフも記録されている。

ここでは、球団の歴史を正確に理解するため、日本出身選手と日本生まれの米国人選手を分けて整理する。

歴代選手の経歴・成績比較

選手 在籍時期・出身 主な実績・位置づけ スティーブン・ランドルフ 2003~2004年/沖縄県生まれ 日本生まれの米国人投手。日本出身の日本人選手とは区別される。 斎藤隆 2012年/宮城県仙台市出身 16試合登板、防御率6.75。球団で初めて登板した日系選手。 平野佳寿 2018~2019年/京都府宇治市出身 2018年75試合、防御率2.44、32ホールド。球団新人リリーフの記録を樹立。 ラーズ・ヌートバー 2026年8月加入/米国カリフォルニア州出身 背番号21。日本人の母を持ち、2023年WBCで侍ジャパンに参加。

斎藤隆:2012年に在籍したベテラン救援投手

は、宮城県仙台市出身の右腕。MLBではドジャース、レッドソックス、ブレーブス、ブルワーズなどを経験し、2012年にダイヤモンドバックスへ加入した。

2012年7月21日、球団は右ふくらはぎの故障者リストから斎藤を復帰させたと発表している。この際、MLB公式記事では、斎藤が登板すれば球団史上初めて日系の選手がダイヤモンドバックスで投げることになると紹介された。

2012年の最終成績は16試合登板、12イニング、防御率6.75、11奪三振。前年までの実績を考えると厳しい数字だったが、球団の歴史において重要な存在となった。

平野佳寿:2018年に75試合登板、防御率2.44

は京都府宇治市出身。オリックス・バファローズで抑えとして活躍した後、2017年12月にダイヤモンドバックスと2年契約を結んだ。

2018年はメジャー1年目からブルペンの中心的な存在となり、75試合に登板。防御率2.44、32ホールドという優秀な成績を残した。

特に32ホールドは、ダイヤモンドバックスの新人リリーフ投手として球団記録を樹立した数字だった。球団の記者協会から新人王にも選出されている。

2019年も62試合に登板し、5勝5敗、防御率4.75、61奪三振を記録。2年間で合計137試合に登板し、48ホールドを積み上げた。2018年と2019年の両シーズンで60試合以上に登板したことからも、救援陣での役割の大きさが分かる。

スティーブン・ランドルフ:日本生まれだが日本人選手とは別分類

は1974年に沖縄県で生まれた米国人投手だ。MLB公式プロフィールにも出生地は日本の沖縄と記録されている。

2003~2004年にダイヤモンドバックスでプレーしたことから、日本生まれの選手という意味では歴代の球団関係者に含まれる。ただし、日本出身の日本人選手や日本代表経験者と同じ分類にするのは適切ではない。

このランドルフの存在を知っておくと、ダイヤモンドバックスの日本人選手の歴史を調べた際に、出生地と国籍・ルーツが混同される問題を避けられる。

【日本人と日系アメリカ人の違い】ヌートバーと侍ジャパンの関係

ヌートバーが日本の野球ファンに広く知られるようになったきっかけは、2023年のWBCだった。

彼は日本生まれではないが、日本人の母を持つ日系アメリカ人として、日本代表の資格を満たし、侍ジャパンの外野手として大会に参加した。

MLB公式の2023年3月7日付記事では、ヌートバーが日本代表としてプレーした初の日本国外生まれの選手として紹介されている。日本代表の公式プロフィールにも、2023年大会の外野手として登録された記録が残っている。

ヌートバーが日本代表として出場できた理由

要点は、母親が日本出身であることだ。

MLB公式のインタビュー記事では、父親がオランダ系・英国系・ドイツ系の米国人で、母親が日本人であることが紹介されている。ヌートバー自身も日本とのつながりを大切にしており、WBCでの代表参加は単なる競技上の選択にとどまらない意味を持っていた。

2023年のWBCでは、侍ジャパンの一員として優勝を経験。MLB公式もヌートバーを2023年大会の金メダリストとして記録している。

日本出身選手・日系アメリカ人・侍ジャパン経験者の違い

この3つのカテゴリーは、似ているようで意味が異なる。

- 日本出身選手: 日本で生まれ、日本の野球界で育った選手。斎藤隆や平野佳寿が該当する。
- 日系アメリカ人: 日本にルーツを持ちながら米国で生まれ育った選手。ヌートバーが該当する。
- 侍ジャパン経験者: 日本代表として国際大会などに出場した選手。ヌートバーは2023年WBCの代表経験者である。

つまり、ヌートバーは日本出身の日本人選手ではないが、日本代表としてプレーした実績を持つ。これが、ダイヤモンドバックスの日本との関係を考えるうえで最も大切な区別だ。

2026年WBCと今後の代表入りは別問題

2023年に侍ジャパンで優勝したからといって、2026年大会への出場が自動的に決まるわけではない。代表選出は大会ごとの選考や本人のコンディション、所属球団との調整などによって決まる。

したがって、2026年のヌートバーを紹介する際は「2023年WBC侍ジャパン優勝メンバー」とするのが正確であり、2026年大会への出場を既定事実として扱うべきではない。

【プロの結論】ダイヤモンドバックスの日本人選手を調べる際の3つの判断基準

ダイヤモンドバックスと日本人選手の関係を正しく理解するには、単に選手名を並べるだけでは足りない。出生地、代表歴、所属時期、契約上の立場を分けて確認する必要がある。

特に2026年はヌートバーの加入によって、過去の日本出身選手と現在の日本にルーツを持つ選手が同じ球団の歴史に並ぶことになった。

判断基準1:日本出身か、日系アメリカ人か

日本人選手という検索語は広い意味で使われることがある。しかし、選手の出生地とルーツを区別すれば、斎藤隆・平野佳寿とヌートバーの違いが明確になる。

判断基準2:現在の所属と過去の在籍を混同しない

斎藤隆は2012年、平野佳寿は2018~2019年の在籍であり、2026年の現役ロースターではない。過去の所属実績を現在の所属情報として紹介しないことが大切だ。

判断基準3:契約上の保有権と実際の出場機会を区別する

ヌートバーは2027年まで球団の保有権があるが、それは全試合への出場やレギュラー確約を意味しない。故障、競争相手、打撃成績、球団の補強方針によって役割は変化する。

2027年に向けて注目すべきなのは、外野の守備位置、出塁率、長打力、そしてシーズンを通じた健康状態だ。2026年の移籍後のOPS.762を維持できれば、チームの攻撃力を支える存在として期待が高まる。

【ダイヤモンドバックスの日本人選手】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2026年現在、ダイヤモンドバックスに日本人選手はいますか?
A1:日本生まれの日本人選手ではなく、日本にルーツを持つ選手としてラーズ・ヌートバーが在籍しています。2026年11月時点の球団公式40人枠に登録されています。

Q2:ヌートバーの背番号と守備位置は何番ですか?
A2:背番号21で、主な守備位置は外野手です。MLB公式プロフィールでは左翼手(LF)として掲載されています。

Q3:ヌートバーはなぜカージナルスから移籍したのですか?
A3:2026年8月3日のトレードで移籍しました。ダイヤモンドバックスは外野陣の故障者問題を抱えており、左打者と外野の戦力を補強する目的で獲得しました。

Q4:ダイヤモンドバックスに所属した歴代日本人選手は誰ですか?
A4:代表的な日本出身選手は2012年の斎藤隆と2018~2019年の平野佳寿です。また、2003~2004年には沖縄生まれの米国人投手スティーブン・ランドルフが在籍しました。

Q5:ヌートバーは日本人ですか?侍ジャパンに選ばれた理由は?
A5:米国カリフォルニア州生まれの日系アメリカ人です。日本出身の母を持ち、代表資格を満たしたことで2023年WBCの日本代表に選出されました。

Q6:ヌートバーは2027年もダイヤモンドバックスでプレーできますか?
A6:球団は2027年シーズン終了まで保有権を持っています。そのため、契約延長やトレードなどの変更がなければ、2027年もダイヤモンドバックスでプレーする可能性があります。

Q7:ヌートバーの2026年の成績はどれくらいですか?
A7:シーズン全体では90試合、打率.239、8本塁打、33打点、OPS.721でした。ダイヤモンドバックス移籍後は42試合で打率.244、5本塁打、17打点、OPS.762を記録しています。

まとめ:2027年も注目されるダイヤモンドバックスと日本のつながり

2026年のダイヤモンドバックスにおける日本との最大の接点は、8月に加入したラーズ・ヌートバーだ。背番号21の外野手として、カージナルスからトレードで移籍し、2026年シーズンは移籍後のOPS.762を記録した。

歴代の日本出身選手では、2012年の斎藤隆、2018~2019年の平野佳寿が代表的な存在だ。加えて、日本生まれの米国人選手としてスティーブン・ランドルフの名前も球団史に残っている。

ヌートバーは日本生まれではないものの、2023年WBCで侍ジャパンの優勝に貢献した日系アメリカ人選手である。日本出身選手と日系選手、そして日本代表経験者という3つの視点を分けることで、球団と日本の野球界の関係を正確に理解できる。

今後の最大の注目点は、2027年まで残るヌートバーの保有権と、移籍後の成績をどこまで伸ばせるかだ。ダイヤモンドバックスでの2年目に向けて、打撃と守備の両面でどのような存在感を示すのか、引き続き注目したい。


主な情報源:MLB公式サイト、アリゾナ・ダイヤモンドバックス公式ロースター、侍ジャパン公式選手プロフィール、MLB公式選手統計、Baseball Savant。情報基準日:2026年11月4日。

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デジタルマーケター 榊原 纱英
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アイドル・グラビア担当として4年以上の取材経験。idol領域の公式発表・配信元の告知を一次情報として確認し、確認できない情報は記事に含めない方針です。

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