歌舞伎界の若き実力派として注目を集める二代目尾上右近(おのえ・うこん)さん。2026年11月現在、34歳となった右近さんは、歌舞伎俳優と清元の唄方という二つの芸を受け継ぐ異色の存在です。2026年にはNHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で足利義昭を演じ、第33回読売演劇大賞の杉村春子賞、令和7年度(第76回)文化庁芸術選奨の文部科学大臣新人賞を受賞。加えて、11年間にわたって挑戦を続けてきた自主公演「研の會」も第十回でFINALを迎えました。
一方、プライベートでは結婚して妻がいるのか、2024年に報じられた年上女性との熱愛は現在も続いているのか、といった疑問も絶えません。本名・岡村研佑という名前の由来から、六代目尾上菊五郎や鶴田浩二につながる家系、初舞台と襲名の経緯、恋愛報道の事実関係、2026年の最新活動まで、公開情報と本人の発言をもとに全体像を整理します。
【プロフィール】二代目尾上右近の本名・年齢・身長と華麗な家系図
尾上右近さんは、歌舞伎俳優としての芸名だけでなく、清元の名跡も持つ人物です。まずは基本プロフィールと、その背景にある家系を確認しましょう。
本名は岡村研佑!2026年現在34歳のプロフィール
尾上右近さんの公式プロフィールによると、本名は岡村研佑(おかむら・けんすけ)。1992年5月28日生まれで、東京都出身です。
身長は170cm。歌舞伎俳優としての屋号は音羽屋で、定紋は「重ね扇に抱き柏」です。
出典:尾上右近公式プロフィール、所属事務所プロフィール、スポニチアネックスの2026年3月報道。
曾祖父は六代目尾上菊五郎、祖父は鶴田浩二
尾上右近さんの家系が注目される理由は、歌舞伎と映画という異なる芸能分野の名門につながっていることです。
父方には清元宗家の血筋、母方には歌舞伎の名門である音羽屋と、昭和の映画スター・鶴田浩二さんの系譜があります。
それぞれの関係を整理すると、次のようになります。
- 父方:清元宗家。父は七代目清元延寿太夫。
- 母方:俳優・鶴田浩二が祖父。
- 母方の曾祖父:六代目尾上菊五郎。
- 歌舞伎の師匠:七代目尾上菊五郎。
特に六代目尾上菊五郎との関係は、右近さんの芸を語るうえで欠かせません。2026年3月放送のテレビ朝日系『徹子の部屋』では、3歳のときに祖母の家で曾祖父の『春興鏡獅子』の映像を見たことが、歌舞伎を志すきっかけになったと語っています。
幼い頃に映像で出会った曾祖父の芸が、後年、自身の代表的な舞台作品へとつながっているのです。
また、右近さんは自身の家系について、テレビ番組で「先祖がスクランブル交差点状態」とユーモアを交えて表現しました。単に著名人の血筋を引いているだけでなく、複数の伝統芸能の流れを一身に受け継いでいることが特徴です。
【経歴・襲名】7歳で初舞台、12歳で二代目尾上右近を襲名した理由
右近さんは、幼少期から歌舞伎の稽古を積み、7歳で初舞台を経験しました。その後、12歳という若さで二代目尾上右近を襲名しています。
7歳で歌舞伎座『舞鶴雪月花』に出演
公式プロフィールによると、初舞台は歌舞伎座で上演された『舞鶴雪月花』。演じた役は松虫で、本名の岡村研佑として舞台に立ちました。
幼少期から歌舞伎俳優を志していた右近さんにとって、この初舞台は芸の道へ踏み出した重要な出発点です。
本人は2026年の『徹子の部屋』でも、3歳の頃に『春興鏡獅子』を見て歌舞伎に憧れた経緯を語っています。家系に芸能人がいたから自然に役者になったというより、幼い自分自身が舞台に魅了されたことが原点だったと分かります。
12歳で二代目尾上右近を襲名
その後、2004年前後にあたる12歳のとき、新橋演舞場で上演された『人情噺文七元結』などに出演し、二代目尾上右近を襲名しました。
襲名時の役は、長兵衛の娘お久など。女方としての経験も早くから積んでいたことが分かります。
歌舞伎の世界では、芸名の襲名は単なる改名ではありません。先人から受け継ぐ芸や名前の重みを背負い、観客や関係者にその名にふさわしい舞台を示していく節目でもあります。
2015年に自主公演「研の會」をスタート
23歳だった2015年には、自ら企画・プロデュースする自主公演「研の會」を開始しました。
本名の「研佑」にちなんだ公演名であり、通常の歌舞伎公演では挑戦しにくい演目や表現に取り組むための場として発展していきました。
2018年に七代目清元栄寿太夫を襲名
2018年1月には、清元唄方の名跡である七代目清元栄寿太夫を襲名します。
歌舞伎俳優としての尾上右近と、清元の唄方としての栄寿太夫。この二つの名跡を持つことによって、右近さんは歌舞伎界でも珍しい二刀流の活動を本格化させました。
初舞台から襲名、清元の名跡継承までの主な歩みを
【結婚・熱愛の真相】尾上右近に妻はいる?年上彼女との交際報道を検証
尾上右近さんについて検索されることが多いのが、結婚相手や現在の彼女に関する話題です。
2024年1月には写真週刊誌『FRIDAY』が年上女性との交際を報道。2026年4月にもNEWSポストセブンによる続報が伝えられ、恋愛事情が再び注目されました。
2026年11月現在、結婚して妻がいるのか?
まず結婚については、2026年11月6日現在、本人や所属先から結婚を正式に発表した事実は確認できません。
したがって、尾上右近さんに妻がいる、すでに入籍しているといった情報を確定事項として扱うことはできません。
2024年1月の『FRIDAY』の直撃取材では、記者から結婚を意識しているか質問された右近さんが、結婚について公表できることはないと説明。加えて、結婚する場合には歌舞伎界や関係者、師匠に話を通したうえで世間に報告したいという考えを示しました。
同じ取材では、当時の交際相手について「僕より少し上」と説明し、一般の女性であるため、そっとしておいてほしいとプライバシーへの配慮を求めています。
2024年に報じられた年上女性との熱愛
最初に大きく報じられたのは、2024年1月の『FRIDAY』による熱愛スクープです。
報道によると、右近さんは2023年12月頃から年上の一般女性と親密な関係にあり、都内でのデートや自宅マンションでの生活が伝えられました。
当時の取材では、女性と一緒に暮らしているかという質問に対して、右近さんは肯定する趣旨の返答をしています。交際そのものについても、取材を通じて否定していません。
ただし、相手は芸能活動をしている人物ではなく一般女性です。名前や職業、詳しいプロフィールについては公表されていません。
また、一部の記事では女性が著名な女性タレントに似ていると表現されていますが、これは容姿の比較であって、本人がそのタレントであるという意味ではありません。
2026年4月にも交際継続をうかがわせる続報
さらに2026年4月28日、ライブドアニュースがNEWSポストセブンの報道を紹介しました。
記事では、2024年に報じられた年上女性との関係が続いており、現在も半同棲状態にあると梨園関係者が証言したと伝えています。
右近さん本人への直撃取材では、結婚や交際について「何とも申しようがないんですよ」といった趣旨の返答が紹介されました。
この続報から読み取れるのは、以前報じられた女性との関係が2026年にも話題になっていることです。一方、結婚が決まった、婚約した、入籍したという確定情報が出たわけではありません。
歴代彼女は何人?複数の熱愛相手がいたという情報は本当か
検索すると「歴代彼女」という言葉が見られますが、複数の女性との交際歴が公的に明らかになっているわけではありません。
報道として具体的に追えるのは、2024年の年上女性との交際報道と、2026年4月の同じ女性に関する続報です。これらを別々の交際相手として数えるのは正確ではありません。
また、本人が過去に好意を寄せていた人物について語ったエピソードと、実際に交際していた相手の情報も区別する必要があります。
現時点で「歴代彼女が何人」と断定できるだけの公表情報はありません。
尾上右近本人が語った結婚願望と結婚観
右近さんは、結婚に消極的な人物というわけではありません。
2023年3月4日、カンテレの番組『モモコのOH!ソレ!み~よ!』に出演した際には、結婚について次のように語っています。
「若いうちからしたいなあとずっと思ってます」
同時に、実際に結婚するタイミングについては、自分の状況や気持ちが整ったときに判断したいという考えも明かしました。
歌舞伎界では、結婚は本人同士の問題であると同時に、師匠や関係者、家の芸を受け継ぐ将来にも関係する側面があります。2024年の取材で、結婚の際には関係者に筋を通して報告したいと語ったことも、こうした世界で活動する右近さんならではの考え方と重なります。
結婚願望があることと、結婚をすぐに決断することは別問題です。2026年11月現在も、仕事と私生活のどちらを優先するかを含め、本人から新たな婚姻発表は出ていません。
【2026年最新】大河ドラマ『豊臣兄弟!』で足利義昭を演じる尾上右近
2026年の尾上右近さんを語るうえで欠かせないのが、NHK大河ドラマ第65作『豊臣兄弟!』への出演です。
右近さんが演じるのは、室町幕府最後の将軍として知られる足利義昭。歌舞伎で培ってきた身体表現や人物解釈を、歴史ドラマの世界で発揮しています。
足利義昭役に起用された背景
『豊臣兄弟!』は仲野太賀さん主演の2026年NHK大河ドラマです。豊臣秀長を主人公に、兄・豊臣秀吉とともに戦国時代を駆け上がる兄弟の物語を描いています。
右近さんの出演は2025年12月に発表され、2026年1月の放送開始に合わせて足利義昭役として登場しました。
足利義昭は、室町幕府の再興を目指し、織田信長との関係を深めながら政治の中心に立とうとした人物です。しかし、時代の変化や信長との対立によって、次第に厳しい立場へ追い込まれていきます。
ドラマでは小栗旬さん演じる織田信長との関係も、義昭の人物像を描く重要な要素になっています。
NHK財団のインタビューで語った義昭への共感
2026年4月5日公開のNHK財団運営メディア「ステラnet」のインタビューでは、右近さんが足利義昭をどのように解釈しているのかが紹介されました。
右近さんは、義昭について、自分の意思で未来を切り開こうとする一方、本人の意思ではどうにもならない時代の流れにも向き合う人物だと分析しています。
特に興味深いのは、義昭のセリフに繰り返し登場する「順番」という言葉への着目でした。
「代々受け継がれている世界、僕の場合は歌舞伎ですが、その流れの中に身を置いている人間特有の感覚」
この発言は、歌舞伎の名跡を継承してきた右近さん自身の人生と、将軍家の継承を背負った足利義昭の境遇が重なっていることを示しています。
単に時代劇の衣装をまとって歴史上の人物を演じるのではなく、代々受け継がれる立場の責任や葛藤を、自分自身の経験と結びつけて表現しているのです。
また、右近さんにとって大河ドラマ出演は初めてではありません。2021年の『青天を衝け』では孝明天皇役を演じています。『豊臣兄弟!』は、その経験を経て再び大河の舞台に立つ機会となりました。
【歌舞伎と清元の二刀流】七代目清元栄寿太夫としての実力と評価
尾上右近さんの最大の特徴は、歌舞伎俳優と清元の唄方を兼ねていることです。
一般的に歌舞伎俳優は、演技や舞踊を通じて舞台を成立させます。一方、清元は歌舞伎舞踊などに用いられる浄瑠璃の一種で、唄や語りによって物語や登場人物の心情を表現します。
右近さんは、演じる側と音楽を担う側の両方を経験しているため、歌舞伎の舞台を異なる角度から理解できる立場にあります。
父から受け継いだ清元の芸
父は清元宗家の七代目清元延寿太夫。清元の家に生まれた右近さんは、幼少期からこの芸に触れてきました。
2018年1月、25歳で七代目清元栄寿太夫を襲名。歌舞伎俳優の芸名とは別に、清元の名跡も受け継ぐことになりました。
清元の唄方として舞台に立つ経験は、歌舞伎俳優としての表現にもつながります。唄の節回しや声の響き、音楽の間合いを理解することは、舞踊の表現を深めるうえでも大きな意味を持ちます。
立役と女方を演じ分ける舞踊の才能
右近さんは、男性役の立役と女性役の女方の両方を勤める俳優です。
特に舞踊の評価が高く、2025年の『春興鏡獅子』では小姓弥生と獅子の精という対照的な役を一人で演じ分けました。
可憐な女性的表現から、荒々しく力強い獅子の表現へと変化する舞踊は、身体の使い方や役柄への理解が求められる演目です。
2025年の『義経千本桜』では佐藤忠信実は源九郎狐を勤め、自身の自主公演では『盲目の弟』の角蔵を演じました。
これらの舞台は、2026年の二つの新人賞を受賞するうえでも重要な評価対象となりました。
なぜ二刀流が強みになるのか
歌舞伎と清元は、同じ古典芸能の世界に属しながらも、必要とされる技術が異なります。
歌舞伎俳優としては、身体表現、せりふ、人物の造形、舞台全体の構成を理解する必要があります。一方、清元の唄方には、声の使い方、音程、節回し、語りの表現力が大切です。
両方を身につけることは、単純に活動領域が二倍になるという話ではありません。舞台の演じ手と音楽の担い手、それぞれの視点を理解することで、古典芸能全体への解像度が高まる点に価値があります。
右近さんの場合、父方から清元、母方から音羽屋につながる家系を受け継いでいることも、この二刀流を特徴づける背景となっています。
【2026年の受賞歴】読売演劇大賞・杉村春子賞と文化庁芸術選奨の評価
2026年の尾上右近さんは、演劇界と国の文化芸術分野から相次いで評価を受けました。
特に注目したいのは、二つの賞が単に知名度や話題性を評価したものではなく、舞踊・演技・声の表現といった舞台上の実績に基づいている点です。
第33回読売演劇大賞・杉村春子賞を受賞
2026年2月、右近さんが第33回読売演劇大賞の杉村春子賞を受賞したことが公式サイトで発表されました。
読売演劇大賞は、舞台芸術の分野で優れた成果を挙げた作品や俳優などを顕彰する賞です。その中の杉村春子賞は、年間で活躍した新人を対象とする賞です。
右近さんの受賞対象となった作品は、次の3作品です。
- 『春興鏡獅子』
- 『盲目の弟』
- 『義経千本桜』
2026年2月27日に行われた贈賞式には本人も出席しました。
歌舞伎座での古典舞踊、自主公演での新たな挑戦、そして大役を勤めた歌舞伎作品。それぞれ性質の異なる舞台で実績を残したことが評価につながっています。
第76回文化庁芸術選奨・文部科学大臣新人賞も受賞
さらに2026年3月2日、文化庁から令和7年度(第76回)芸術選奨の受賞者が発表され、右近さんは演劇部門の文部科学大臣新人賞に選ばれました。
文化庁芸術選奨は、演劇・映画・音楽・舞踊・文学・美術など12部門で、優れた業績を挙げた人物や新しい展開を切り開いた人物を顕彰する制度です。
文化庁の公式受賞者紹介では、右近さんの2025年の活動について、次のような点が評価されています。
- 六代目尾上菊五郎が手掛けた『春興鏡獅子』での小姓弥生と獅子の表現。
- 『義経千本桜』における狐忠信の演技。
- 自主公演で取り組んだ『盲目の弟』の角蔵役。
- 七代目清元栄寿太夫として鍛えた声の表現。
- 規矩正しく、完成度の高い舞踊の技量。
文化庁の贈賞理由では、歌舞伎俳優としての古典的な表現力に加え、清元の唄方として磨いてきた声の技術も評価の対象になっています。
つまり、右近さんの強みである二刀流が、国の芸術賞においても明確に認められた形です。
2026年の二つの受賞が意味するもの
二つの賞は、評価の対象や選考の枠組みが異なります。
読売演劇大賞の杉村春子賞は、舞台での演技や年間の活躍を評価する演劇賞です。一方、文化庁芸術選奨は、国の文化行政の枠組みで優れた芸術活動を顕彰するものです。
異なる選考制度で同じ年に新人賞を受けたことは、右近さんの実績が歌舞伎ファンの間だけでなく、より広い演劇・芸術分野でも評価されていることを示しています。
2025年に積み重ねた舞台の成果が、2026年に二つの形で評価されたという時間的なつながりにも注目です。
【研の會FINAL】11年間の挑戦が2026年10月に完結!次のステージは?
2026年の大きな節目として、もう一つ挙げられるのが自主公演「研の會」のFINALです。
2015年に始まった「研の會」は、右近さん自身が企画・プロデュースし、挑戦的な演目に取り組んできた公演です。2026年の第十回をもってシリーズとして一区切りを迎えました。
2026年9月は大阪、10月は東京で開催
第十回「研の會 FINAL」は、大阪と東京の2会場で開催されました。
FINALで披露した3つの演目
この3作品は、右近さんの芸の幅を示す構成になっています。義太夫の歴史と芸の継承を扱う『藝阿呆』、女方の表現力が問われる『鷺娘』、そして舞踊の技量を存分に発揮する『春興鏡獅子』です。
歌舞伎俳優としての身体表現だけでなく、清元の家に生まれた背景や古典芸能への理解も生かせるプログラムでした。
10回目でFINALを迎えた理由は引退ではない
ここで誤解してはいけないのが、「研の會FINAL」は尾上右近さんの歌舞伎俳優としての引退を意味するものではないという点です。
2015年に始まった自主公演シリーズを第十回で一区切りとしたものであり、本人が舞台活動を終えるという発表ではありません。
2026年10月5日の日刊スポーツ報道では、東京・明治座での千秋楽を終えた右近さんが、今後も「春興鏡獅子」を80歳で踊りたいという目標を語ったことが紹介されました。
また、10月6日付の読売新聞オンラインでは、11年間続けた「研の會」の大千秋楽を迎え、観客への感謝と今後も歌舞伎に励んでいく意欲を示したコメントが掲載されています。
自主公演という一つの挑戦を終えたことは、むしろ次の活動へ向かう節目と考えるのが自然です。
今後は通常の歌舞伎公演や舞踊公演、大河ドラマを含む映像作品など、活動の場がどのように広がるのかが注目されます。
【よくある質問】二代目尾上右近に関する疑問(FAQ)
Q1:二代目尾上右近は2026年現在、結婚していますか?
A1:2026年11月6日現在、本人や所属先から結婚を正式発表した事実は確認できません。妻がいると確定できる公表情報もありません。2024年から年上の一般女性との交際が報じられ、2026年4月にも続報がありました。
Q2:尾上右近の本名と年齢、身長は?
A2:本名は岡村研佑(おかむら・けんすけ)です。1992年5月28日生まれで、2026年11月現在34歳。身長は170cmです。
Q3:尾上右近の祖父は鶴田浩二で、六代目尾上菊五郎との関係は?
A3:鶴田浩二は母方の祖父、六代目尾上菊五郎は母方の曾祖父にあたります。父は清元宗家の七代目清元延寿太夫で、歌舞伎と清元の両方の芸を受け継いでいます。
Q4:尾上右近は2026年の大河ドラマで何役を演じていますか?
A4:NHK大河ドラマ『豊臣兄弟!』で、室町幕府最後の将軍・足利義昭を演じています。2021年の『青天を衝け』に続く大河ドラマ出演です。
Q5:「研の會 FINAL」で尾上右近の自主公演は終了したのですか?
A5:2015年から続いた自主公演シリーズが2026年の第十回で一区切りとなりました。歌舞伎俳優としての活動や通常の舞台出演が終了したわけではありません。
まとめ:二代目尾上右近は伝統を継ぎながら新しい歌舞伎を切り開く存在
二代目尾上右近さんは、本名・岡村研佑として生まれ、7歳で初舞台、12歳で二代目尾上右近を襲名した歌舞伎俳優です。曾祖父に六代目尾上菊五郎、母方の祖父に鶴田浩二、父に清元宗家の七代目清元延寿太夫を持つ、複数の芸能の系譜を受け継いでいます。
プライベートでは、2024年に年上の一般女性との交際が報じられ、2026年4月にも続報がありました。しかし、結婚については正式な発表がなく、妻がいると断定できる状況ではありません。本人は以前から結婚願望を語っているものの、実際のタイミングについては慎重な姿勢を示しています。
仕事面では、2026年の大河ドラマ『豊臣兄弟!』で足利義昭役を務め、第33回読売演劇大賞の杉村春子賞と第76回文化庁芸術選奨の文部科学大臣新人賞を受賞。さらに自主公演「研の會」も第十回FINALを迎えました。
今後の尾上右近さんを評価するうえで注目したいのは、次の3点です。
- 歌舞伎俳優としての進化:立役・女方・舞踊の各分野で、古典の大役にどのように挑戦していくのか。
- 清元との二刀流:七代目清元栄寿太夫としての活動が、歌舞伎の表現にどのような深みを加えるのか。
- 自主公演後の展開:「研の會」で培った挑戦の姿勢を、通常公演や新しい舞台企画にどう生かしていくのか。
尾上右近さんの魅力は、名門の家系だけでは説明できません。受け継いだ芸を磨きながら、自ら挑戦の場をつくり、歌舞伎と清元の双方で実績を積み上げてきたことにあります。
2026年は、二つの新人賞、大河ドラマへの出演、そして「研の會」の完結が重なった大きな転換点です。自主公演という一つの章を閉じた右近さんが、次にどのような舞台で新しい表現を見せるのか。これからの活動にも期待が集まります。