2026年6月17日、日本マクドナルドからFIFAワールドカップ26の開催を記念した限定グッズ「ワールドレジェンドカップ」が登場した。デビッド・ベッカム、ロナウジーニョ、ティエリ・アンリ、ソン・フンミン、ラミン・ヤマル、そしてマクドナルドの人気キャラクター・グリマスをデザインした全6種類のコレクタブルカップだ。
ところが、発売からわずか2日後の6月19日には、日本マクドナルドが多くの店舗で販売終了となったことを発表。週末に購入しようと考えていた人や、全種類を集めようとしていたサッカーファンの間に驚きが広がった。その後、Myマクドナルド リワードではコンプリートBOXの抽選企画も実施された。2026年11月5日現在、店頭販売や抽選企画はどうなっているのか。発売条件、6種類のデザイン、早期終了の経緯、代替となった入手方法まで整理する。
【商品解説】マックのワールドカップコップ「ワールドレジェンドカップ」とは?
「ワールドレジェンドカップ」は、FIFAワールドカップ26とのコラボレーションを記念して日本マクドナルドが展開したオリジナルのコレクタブルカップだ。
今回の企画の特徴は、単なるスポーツ大会の記念グッズではなく、サッカー界を代表する選手とマクドナルドのキャラクターを同じコレクションに組み込んだことにある。
日本マクドナルドは2026年6月4日の公式発表で、FIFAワールドカップ26のオフィシャルスポンサー兼オフィシャルレストランとして大会を盛り上げる取り組みを紹介。その一環として、6種類のカップが付属する「FIFAワールドカップ26セット」の発売を告知した。
FIFAワールドカップ26とのコラボ企画
カップが登場したのは、期間限定キャンペーン「VIVA!ワールドマック」の展開期間中だ。
同キャンペーンでは、北中米の食文化をイメージしたバーガーやサイドメニューなど、全8種類の新商品を展開。サッカーボールを思わせる特製バンズを使った商品も登場し、食事とコレクションを組み合わせた企画となった。
そのなかでもワールドレジェンドカップは、選手の知名度とランダム仕様によるコレクション性が重なり、発売前から注目を集めた。
【全6種類】ワールドレジェンドカップのデザイン一覧と人物の関係
ワールドレジェンドカップのラインアップは、サッカー界の歴史を彩った選手から現役のスター選手、さらにはマクドナルドのキャラクターまで、幅広い顔ぶれで構成されている。
日本マクドナルドの公式発表で紹介されたデザインは以下の6種類だ。
| デザイン | 人物・キャラクターの関係 | コレクション上の特徴 |
|---|---|---|
| デビッド・ベッカム | 元イングランド代表のスター選手 | 世界的な知名度を持つサッカー界の象徴的存在 |
| ロナウジーニョ・ガウーショ | 元ブラジル代表の名選手 | 華麗なテクニックで知られるレジェンド |
| ティエリ・アンリ | 元フランス代表の名ストライカー | フランスサッカーを代表する存在 |
| ソン・フンミン | 韓国代表のスター選手 | アジアを代表する国際的な選手 |
| ラミン・ヤマル | スペイン代表の若手スター選手 | 次世代サッカー界を象徴する存在 |
| グリマス | マクドナルドの公式キャラクター | サッカー選手とは異なるブランド独自のデザイン |
ベッカム・ロナウジーニョ・アンリは往年のファンにも人気
ベッカム、ロナウジーニョ、アンリの3人は、サッカーを長年見てきた世代にとって特別な存在だ。
ベッカムはイングランド代表のスターとして世界的な人気を獲得。ロナウジーニョはブラジル代表で卓越した技術と創造性を発揮し、アンリはフランス代表の攻撃を支えた名ストライカーとして知られる。
それぞれ異なる国とサッカー文化を象徴する人物が並ぶことで、単一チームの応援グッズとは異なる魅力が生まれている。
ソン・フンミンとヤマルが加わった意味
一方、ソン・フンミンとラミン・ヤマルは、現在の国際サッカーを象徴する選手としてラインアップに加わった。
歴代のスター選手だけでなく、現役世代の選手も採用したことで、幅広い年齢層のサッカーファンが興味を持ちやすい構成になっている。
なぜグリマスが入っている?
6種類のなかで異彩を放つのが、マクドナルドのキャラクターであるグリマスだ。
ほかの5種類が実在するサッカー選手をモチーフにしているのに対し、グリマスはマクドナルド独自のキャラクター。日本マクドナルドが公式に認定するレジェンドとして今回のコレクションに加わった。
この組み合わせは、FIFAとの公式コラボレーションでありながら、マクドナルドらしい遊び心も感じさせるポイントだ。
【入手方法】FIFAワールドカップ26セットの対象メニューと配布条件
ワールドレジェンドカップは、通常のドリンク購入やハッピーセットでもらえる景品ではなかった。対象のバーガーセットを購入することで入手できる、数量限定の付属品だった。
対象メニューは4種類
日本マクドナルドの2026年6月9日付公式発表によると、対象となったのは「VIVA!ワールドマック」のバーガーを中心としたFIFAワールドカップ26セットだ。
- ザク切りポテト&肉厚ビーフ コク旨ガーリックペッパー
- メキシカンタコス チーズチキン
- アボカドマヨチーズシュリンプ
- ザク切りポテト&倍肉厚ビーフ コク旨ガーリックペッパー(夜マック限定)
朝マック限定の「メキシカンタコスチーズチキンマフィン」は、VIVA!ワールドマックの商品ではあるものの、FIFAワールドカップ26セットの対象ではない。ここは購入条件を調べる際に間違えやすいポイントだ。
価格と購入条件
基本的な購入方法は、対象商品のバリューセットに590円を追加する方式だった。
- 通常の対象バーガーセット:バリューセット価格+590円
- 夜マック対象セット:バリューセット価格+590円
- 販売開始時間:2026年6月17日午前10時30分
- 購入制限:1グループ1会計につき6個まで
- カップの種類:全6種類からランダムで1個
- デザイン指定:不可
- カップ単品購入:不可
公式発表に記載されたセット価格の目安は、ザク切りポテト&肉厚ビーフが1,470円から、メキシカンタコスチーズチキンとアボカドマヨチーズシュリンプがそれぞれ1,380円から。夜マックの倍肉厚ビーフは1,730円からだった。
なお、価格は店舗の立地や地域、デリバリーの利用状況などによって異なる場合がある。
カップは選べた?
結論からいえば、デザインを選ぶことはできなかった。
6種類のうちどれが付属するかはランダムで、ベッカムやヤマルなど特定の選手を狙って購入しても、希望のデザインが必ず手に入る仕組みではなかった。
また、カップだけを590円で購入することもできない。590円は対象バリューセットに追加する金額であり、カップ単品の販売価格ではない。
このランダム方式と数量限定という条件が、全種類を集めたい人にとってコレクションの難易度を高める要素になった。
【販売終了の経緯】なぜ発売から2日で多くの店舗から消えたのか?
今回の騒動で最も注目されたのが、発売からわずか2日で販売終了が発表されたことだ。
2026年6月17日に販売を開始したワールドレジェンドカップは、6月19日に日本マクドナルドから販売終了のお知らせが出された。予定されていたキャンペーン期間を待たずに、多くの店舗で提供が終了する異例の展開となった。
公式発表が示した販売終了の理由
日本マクドナルドが発表した理由は、予想を大幅に上回る売れ行きだった。
「予想を大幅に上回る売れ行きとなったため、多くの店舗で販売終了となりました」
これは同社の販売終了告知で示された説明だ。カップの人気が想定を超え、各店舗で予定していた数量を消化したことが早期終了につながった。
一方、具体的な製造数や店舗別の配分数、追加生産の可否については、販売終了の発表だけでは明らかになっていない。
発売から販売終了までの時系列
- 6月4日:日本マクドナルドがFIFAワールドカップ26セットと6種類のコレクタブルカップを発表。
- 6月9日:VIVA!ワールドマックの対象商品、価格、購入条件などを正式発表。
- 6月17日:FIFAワールドカップ26セットの販売開始。ワールドレジェンドカップの配布がスタート。
- 6月18日:発売翌日も各メディアでカップの人気やコレクション性が取り上げられる。
- 6月19日:日本マクドナルドが多くの店舗で販売終了したと発表。
- 6月20日:日刊スポーツなどが早期終了とファンの反応を報道。
- 6月26日以降:Myマクドナルド リワードでコンプリートBOXの抽選企画が展開される。
- 7月21日:コンプリートBOXの抽選応募期限。
SNSでは「早すぎる」と驚きの声
販売終了の発表後、Xでは購入予定だった人や、まだ手に入れていなかった人から驚きの声が上がった。
THE ANSWERや日刊スポーツなどの報道では、「明日買いに行く予定だった」「週末に買おうと思っていた」といった趣旨の反応が紹介されている。
特に目立ったのは、発売日からわずか2日で終了したことへの戸惑いだ。通常の期間限定メニューと同じ感覚で週末の購入を考えていた人にとって、販売終了の早さは予想外だった。
また、フリマサービスでの転売が報じられ、買い占めを疑う声も見られた。ただし、転売が早期終了の直接的な原因だったとする公式発表はない。確認できる公式説明は、あくまで予想を上回る売れ行きだったというものだ。
【現在の入手方法】マックのワールドカップコップは2026年11月も買える?
2026年11月5日現在、ワールドレジェンドカップの通常販売は終了している。
発売当初は対象セットを購入すれば入手できたが、6月19日に多くの店舗で販売終了が発表され、その後も通常の店頭販売が継続しているという公式情報は確認できない。
マクドナルドの店舗で再購入できる?
現在、通常メニューとしてワールドレジェンドカップ付きセットを購入することはできない。
発売当初のように、対象バーガーセットへ590円を追加してカップを受け取る方法も、販売終了によって利用できなくなっている。
また、カップ単品の公式販売も実施されていなかったため、通常店舗でカップだけを注文する方法はない。
コンプリートBOXの抽選企画が代替手段に
販売終了後、日本マクドナルドはMyマクドナルド リワードを通じて、全6種類をまとめた「ワールドレジェンドカップコンプリートBOX」の抽選企画を案内した。
この企画は、店頭でランダムに1個を入手する方式とは異なり、6種類すべてをまとめて獲得できる可能性がある内容だった。
2026年6月29日に掲載されたマイナビニュースの日本マクドナルド提供記事によると、応募には250ポイントが必要で、抽選で50名に当たる企画として紹介されている。
応募期間は2026年7月21日まで。現在はすでに受付を終了している。
Myマクドナルド リワードとは?
Myマクドナルド リワードは、マクドナルド公式アプリを通じて利用できるポイントプログラムだ。
対象となる購入方法で商品を購入し、注文時にアプリのQRコードを読み取るなどの条件を満たすと、税込10円ごとに1ポイントが付与される仕組みとなっている。
貯めた要点は、クーポンやデジタルコンテンツ、限定グッズなどのリワードに利用できる。
今回のコンプリートBOXは、このポイントを使って抽選に応募する形式だった。250ポイントを使えば必ずカップがもらえるという交換制度ではなく、当選者50名を決める抽選企画だった点が重要だ。
フリマアプリや中古市場での購入は?
公式販売終了後にカップを探す場合、フリマサービスなどの二次流通市場が候補になる。
ただし、出品価格は出品者によって異なり、全6種類のセットなのか、単品なのか、未使用品なのかによっても条件が変わる。
購入を検討する場合は、次の点を確認したい。
- 6種類すべてがそろっているか。
- 掲載写真と実際の商品が一致しているか。
- 未使用品か、使用済みか。
- 傷や汚れ、付属品の欠品がないか。
- 送料込みの総額が妥当か。
特に注意したいのは、コンプリートBOXとカップ単品の価格を同じ基準で比較しないことだ。限定品という理由だけで高額な出品を購入するのではなく、状態や内容を確認して判断する必要がある。
【プロの結論】ワールドレジェンドカップが短期間で人気を集めた理由
今回のワールドレジェンドカップの特徴は、単純にマクドナルドの限定グッズだったという点だけではない。
人気を支えたのは、サッカー界の歴史と現在をつなぐ人物選定、ランダム仕様、数量限定という3つの要素が重なったことだ。
1. 世代を超えて訴求する人物ラインアップ
ベッカムやロナウジーニョ、アンリは、往年のサッカーファンにとって思い入れのある選手だ。一方、ソン・フンミンやヤマルは、現役世代のサッカーを追う人たちにも認知されている。
さらにグリマスを加えたことで、サッカーファン以外にもマクドナルドのキャラクターグッズとして興味を持つきっかけが生まれた。
つまり、単一の選手やチームに限定せず、複数のファン層を取り込めるコレクションだった。
2. ランダム仕様がコレクション需要を生んだ
6種類からランダムで1個という販売方式は、欲しいデザインが必ず手に入るわけではない。そのため、全種類を集めたい人にとっては難易度が高い。
しかも、販売期間が数量限定だったことで、購入を先延ばしにするリスクが大きくなった。
限定商品を購入する消費者にとって、入手できる期間が短いことは、購入判断を早める要因になりやすい。
3. 食品と限定グッズを組み合わせた販売戦略
今回の企画は、カップだけを販売する形式ではなく、バーガーのバリューセットに追加料金を支払う方式だった。
消費者は食事を楽しみながらコレクションを手に入れられ、マクドナルド側はFIFAワールドカップ26と期間限定メニューの両方を訴求できる。
こうした食品とコレクタブルグッズの組み合わせは、商品の魅力を食事以外の部分にも広げる仕組みとして機能した。
4. 転売が原因だったという見方には注意
販売終了後には、フリマサービスでの出品や転売をめぐる反応も報道された。
しかし、販売終了の理由としてマクドナルドが公表したのは、予想を大幅に上回る売れ行きだったという説明だ。転売による買い占めが原因だったと断定できる公式データは公表されていない。
また、店舗ごとの販売終了時期や在庫状況にも差があった。ある店舗で終了していても、同じ時点ですべての店舗が完売していたと解釈するのは正確ではない。
限定商品の購入を考える際には、SNS上の在庫情報と企業の公式発表を区別することが大切だ。
どんな人におすすめできるコレクションだった?
今回のカップは、次のような人に特に魅力的な商品だった。
- ベッカムやロナウジーニョなど往年のスター選手が好きな人。
- ソン・フンミンやヤマルなど現役選手のファン。
- FIFAワールドカップ26の記念グッズを集めたい人。
- マクドナルドのオリジナルキャラクターが好きな人。
- 全6種類をそろえるコレクションを楽しみたい人。
反対に、特定の選手のデザインだけが欲しい人や、カップだけを安く購入したい人には、発売当時のランダム方式やセット購入条件は必ずしも都合のよい仕組みではなかった。
【よくある質問】マックのワールドカップコップに関するFAQ
Q1:マックのワールドカップコップは現在も買えますか?
A1:2026年11月5日現在、通常の店頭販売は終了しています。公式のコンプリートBOX抽選も7月21日で応募期間を終えています。今後の再販についても、公式発表を確認する必要があります。
Q2:ワールドレジェンドカップは全部で何種類ですか?
A2:全6種類です。ベッカム、ロナウジーニョ、ティエリ・アンリ、ソン・フンミン、ラミン・ヤマル、グリマスがデザインされています。
Q3:カップだけを単品購入できましたか?
A3:できませんでした。対象のFIFAワールドカップ26セットを購入する必要があり、バリューセット価格に590円を追加する方式でした。
Q4:好きな選手のカップを指定できましたか?
A4:できません。全6種類からランダムで1個が付属する仕組みでした。
Q5:なぜ6月19日に販売終了したのですか?
A5:日本マクドナルドは、予想を大幅に上回る売れ行きとなったため、多くの店舗で販売終了したと説明しています。
Q6:コンプリートBOXの抽選には何ポイント必要でしたか?
A6:Myマクドナルド リワードの250ポイントが必要でした。抽選で50名に当たる企画で、応募期限は2026年7月21日でした。
Q7:対象セットに朝マックは含まれていましたか?
A7:朝マック限定のメキシカンタコスチーズチキンマフィンは対象外でした。対象となったのは、通常時間帯の3種類のバーガーセットと夜マック限定の倍肉厚ビーフセットです。
まとめ:マックのワールドカップコップは早期終了、現在は公式販売なし
マクドナルドの「ワールドレジェンドカップ」は、2026年6月17日に発売された全6種類の限定コレクタブルカップだ。ベッカム、ロナウジーニョ、アンリ、ソン・フンミン、ヤマル、グリマスという個性的なラインアップで、FIFAワールドカップ26の盛り上がりを商品として楽しめる企画だった。
しかし、発売から2日後の6月19日には、予想を大幅に上回る売れ行きを理由に、多くの店舗で販売終了。通常の対象セットによる入手は早い段階で難しくなった。
その後、Myマクドナルド リワードでコンプリートBOXの抽選企画が実施され、250ポイントで応募できる機会が設けられたものの、こちらも7月21日で受付を終了している。
2026年11月5日現在、公式の通常販売や抽選応募で新たに入手することはできない。今後の再販や追加企画については、日本マクドナルドの公式発表が判断材料になる。
今回の企画が示したのは、世界的なスポーツイベントと人気選手、そして身近な飲食ブランドの限定グッズを組み合わせることで、食品そのものを超えたコレクション需要が生まれるということだ。ワールドレジェンドカップは、その人気が販売期間を大きく上回るほどの反響につながった2026年の注目コラボ商品となった。
主な情報確認資料
- 日本マクドナルド公式発表(2026年6月4日・6月9日):商品概要、6種類のラインアップ、対象メニュー、価格、購入条件。
- 日本マクドナルドの販売終了告知を伝えたTHE ANSWER(2026年6月20日):販売終了理由とファンの反応。
- 日刊スポーツ(2026年6月20日):早期終了と転売をめぐる反応。
- マイナビニュース(2026年6月29日、日本マクドナルド提供):コンプリートBOXの応募期限、必要ポイント、当選人数。