村主さんの近況で、結婚と並んで注目を集めたのが子供を望んできた夫婦の歩みだ。2026年7月のABEMA出演では、夫との間に妊娠したものの流産を経験したこと、日本とトルコで計4回の体外受精に挑戦したことを明かした。
流産を経験し、4回の体外受精に挑戦
村主さんは、夫婦が仕事に打ち込んでいた時期に妊娠が判明したものの、その後流産したと説明している。これをきっかけに不妊治療について考えるようになった。
2026年9月7日公開のCHANTO WEBの本人インタビューでは、治療の詳細も明らかになった。
最初は日本で体外受精に取り組んだ。受精卵の状態が思わしくなく、子宮に戻す段階まで進めなかったという。その後、アメリカでの治療も検討したが、費用や身体への負担などを考慮し、知人の産婦人科医から紹介されたトルコの医療機関で治療を受けることにした。
トルコでは2つの病院で治療を経験。採卵した卵子を凍結し、移動先の病院まで自ら運んだというエピソードも紹介された。日本とトルコで合計4回の体外受精に挑戦したが、妊娠には至らなかった。
この経験について、村主さんは、競技生活で努力を積み重ねれば結果につながるという価値観を身につけてきたため、努力だけでは結果を変えられない現実を受け入れることが難しかったと振り返っている。
2026年9月時点では妊活を小休止
注目したいのは、2026年9月のインタビューで、村主さんが不妊治療を一時的に休んでいると明かしたことだ。
今後の選択肢として、アメリカでの卵子提供や養子を迎えることについても夫婦で話し合っているという。ただし、夫のデビンさんは、そうした選択を積極的に望んでいるわけではなく、2人の間で結論は出ていない。
また、村主さんは夫が13歳年下であることを踏まえ、自分と一緒にいることで夫が実子を持つ機会を失うのではないかと考え、円満離婚を思い浮かべることもあると語った。
一方、これは離婚が決定したという発表ではない。2026年9月の本人インタビューでも、夫婦で将来について話し合っている段階とされている。離婚報道と混同しないことが大切だ。
子供についても、2026年9月時点で出産したとの公表はない。妊娠・流産の経験と、その後の不妊治療について本人が語った内容が、現在公表されている情報の中心となっている。
【引退理由を検証】村主章枝はなぜ2014年に現役を退いたのか
村主さんがフィギュアスケートの競技生活に区切りをつけたのは、2014年11月13日。33歳で日本スケート連盟に引退届を提出し、記者会見を開いた。
トリノオリンピック4位から引退まで
村主さんは2002年ソルトレークシティー五輪で5位、2006年トリノ五輪で4位に入賞した実力者だ。2003年には日本人として初めてグランプリファイナルを制し、世界選手権では銀メダル1個、銅メダル2個を獲得。全日本選手権でも5度の優勝を果たしている。
特にトリノ五輪での演技は、村主さんの競技人生を象徴するものだった。メダルには届かなかったものの、本人は当時の力をほぼ出し切った演技だったと引退会見で振り返っている。
引退の決め手は全日本選手権への出場を逃したこと
引退を決意する直接的なきっかけは、2014年11月初旬の東日本選手権で8位となり、全日本選手権への出場権を獲得できなかったことだった。
村主さんは再びオリンピックの舞台に立つことを目標に、小さな予選大会から競技を続けていた。しかし、次の2018年平昌五輪を迎えるころには37歳になることも考え、競技者としての区切りを判断した。
「次回の五輪は年齢的に37歳ということもありますし、なかなか厳しいのかなと思いました」
これは2014年11月13日の引退会見で語った内容として、スポーツナビが報じている。
つまり、単純に年齢だけを理由に引退したわけではない。競技成績、全日本選手権への出場状況、次の五輪までの時間、そして自分自身が目指す競技水準を総合的に考えた決断だった。
引退後は振付師を目指し、新しい道へ
引退会見で村主さんは、引退後の目標として振付師への転身を掲げていた。長年師事してきた振付師ローリー・ニコル氏のように、スケートの伝統や魅力を後世に伝えたいという思いがあったからだ。
競技者として自ら滑る立場から、作品を作り、選手を通じて観客に感動を届ける立場へ。これは単なる職業変更ではなく、フィギュアスケートとの関わり方を変える選択だった。
その後、カナダで指導者としての資格を取得し、アメリカへ移住。指導、振付、アイスショーの構想、映画制作と活動領域を広げていった。2014年の引退会見で示した「未来に気持ちが向いている」という姿勢は、その後のキャリアにも一貫している。
【年収・収入の真相】村主章枝の2億円は現在の資産なのか
村主章枝さんの収入については、2026年2月のテレビ出演をきっかけに大きな関心が集まった。特に注目されたのが、現役時代に得た収入の総額が約2億円だったという本人の告白だ。
現役時代の最高年収は約3000万円
2026年2月13日放送のフジテレビ系「あの金どこいった?」で、村主さんは現役時代の最高年収について、約3000万円だったと振り返った。また、現役時代の総収入については約2億円と説明している。
ただし、この2億円は現在の年収や預貯金額ではない。競技を続けていた時期に得た収入の累計であり、本人によれば、そのお金は競技活動のために使い切ったという。
フィギュアスケートは、選手個人が負担する費用も大きい。リンク使用料、コーチへのレッスン料、振付料、衣装代、海外遠征費などが継続的に必要になる。村主さんも競技を続けるために多額の費用を使ったことを明かしている。
現在の収入は非公表、映画制作は事業拡大の途上
2026年2月のスポニチ報道によれば、現在の収入について村主さんは、生活できるようになったという趣旨の説明をしている。また、ダラスの2LDKの家賃は月40万円と紹介された。
一方、映画制作については、2023年のFLASHの取材で短編映画の制作費が1本あたり1000万円弱になる場合もあると説明している。共同経営者と資金を出し合って制作する小規模なプロダクションであり、作品が受賞したからといって、すぐに大きな利益が生まれるわけではない。
したがって、検索される「村主章枝の年収2億円」という情報は正確ではない。正しくは、現役時代の累計収入が約2億円、最高年収が約3000万円という本人の説明である。2026年現在の正確な年収や純資産は公表されていない。
【プロの結論】村主章枝の現在から読み解く引退後のキャリア戦略
村主章枝さんの2026年の姿を追うと、引退後のキャリア形成について3つの特徴が見えてくる。
1. 過去の実績を新しい仕事の信用に変えている
約20人の生徒を教えるコーチとして活動できている背景には、五輪出場や世界選手権での実績がある。競技者としての経験は、引退後も指導者としての価値を生み出している。
2. 予定外の転機を新しい事業につなげている
映画制作は、最初から計画していた本業ではなかった。アイスショーの映像制作が出発点であり、コロナ禍によってショーが実現できなくなったことが映画への転身につながった。
これは、競技生活で培った判断力や実行力を、別の業界に応用した事例でもある。映画制作では資金調達から現場作業まで幅広く経験しており、単なる名前貸しのプロデューサーではない。
3. 競技での努力と人生の結果は必ずしも一致しない
2026年に公表した妊活の経験は、村主さんの人生を理解するうえで重要な転機となった。競技では努力や準備を重ねることで目標に近づけても、妊娠や出産は同じように結果をコントロールできるものではない。
本人も、不妊治療を通して、仕事や家族、これからの生き方について考え直していると語っている。
アスリートとしての成功だけで人物を評価するのではなく、指導者としての仕事、映画制作への挑戦、夫婦で向き合う人生の選択まで含めて見ることが、現在の村主章枝さんを理解するポイントだ。
村主章枝の現在に関するよくある質問(FAQ)
Q1:村主章枝は2026年現在どこに住んでいますか?
A1:アメリカ・テキサス州ダラスです。2018年にアメリカへ移住し、現在はフィギュアスケートのコーチと映画プロデューサーとして活動しています。
Q2:村主章枝の結婚相手は誰ですか?
A2:13歳年下のアメリカ人男性、デビンさんです。2026年7月にABEMAの番組で国際結婚を初公表しました。映画制作を通じて知り合い、仕事上の関係から交際に発展したと説明しています。
Q3:村主章枝に子供はいますか?
A3:2026年9月時点で、出産した子供がいるとの公表はありません。流産を経験したこと、日本とトルコで計4回の体外受精に挑戦したことを本人が明かしています。
Q4:村主章枝は離婚する予定ですか?
A4:離婚が決定したという発表はありません。夫の将来を考えて円満離婚を思い浮かべることもあると語っていますが、2026年9月時点では夫婦で今後の選択肢を話し合っている段階です。
Q5:村主章枝の現在の年収は2億円ですか?
A5:違います。約2億円は現役時代の累計収入です。最高年収は約3000万円と本人が説明しています。2026年現在の具体的な年収は公表されていません。
Q6:村主章枝はなぜフィギュアスケートを引退したのですか?
A6:2014年の東日本選手権で8位となり、全日本選手権への出場を逃したことが直接のきっかけです。次の2018年平昌五輪では37歳になることも考慮し、33歳で現役を退きました。
まとめ:村主章枝の現在は挑戦を続ける第二の人生
2026年11月現在、村主章枝さんはアメリカ・テキサス州ダラスを拠点に、フィギュアスケートのコーチと映画プロデューサーという二つの仕事を続けている。
2014年の現役引退後、カナダで指導者としての経験を積み、2018年にアメリカへ移住。アイスショーの構想から映画制作へと活動を広げ、短編映画『Son of Sheba』では映画賞も受賞した。
私生活では、13歳年下の夫デビンさんとの国際結婚を2026年7月に公表。流産や体外受精を経験し、現在は妊活を小休止しながら夫婦の将来について考えている。
また、現役時代に約2億円の収入を得ていたという話も、現在の資産額ではなく、競技生活を支えた累計収入である点を押さえておきたい。
村主さんの歩みは、オリンピックでの入賞や競技引退だけでは終わらない。指導者として後進を育て、映画制作という未知の世界に挑み、家族との将来についても自分なりの答えを探している。
これから注目したいのは、ダラスでの指導活動の発展、映画制作会社の新作や国際的な映画賞への挑戦、そしてデビンさんと話し合っている夫婦の将来だ。氷上で培った表現力と挑戦心を、別の舞台でも生かし続ける村主章枝さんの活動から目が離せない。