2026年の埼玉西武ライオンズ対千葉ロッテマリーンズは、レギュラーシーズン全25試合を終え、西武が14勝11敗で勝ち越しを決めた。両チームの得点差はわずか85対83。勝敗では西武が上回ったものの、試合内容を見ると、最後まで接戦が続いたカードだった。
2026年10月6日にZOZOマリンスタジアムで行われた最終戦では、西武が3対0でロッテを完封。西武は79勝60敗4分でパ・リーグ2位、ロッテは63勝77敗3分で5位となった。シーズンを通じた対戦結果だけでなく、ベルーナドームとZOZOマリンスタジアムでの成績、先発投手、スタメン、順位の違いを整理すると、両チームの明暗を分けた要素が見えてくる。
【2026年の結論】西武対ロッテの対戦成績は14勝11敗!勝敗の流れを振り返る
2026年の西武とロッテの対戦は、25試合で西武が14勝、ロッテが11勝。引き分けはなかった。
西武はシーズン序盤こそロッテに苦しめられたが、5月や7月には勝ち越しシリーズを作り、終盤にも連勝を記録した。
特に注目したいのは、単純な勝敗数だけでなく、得点と失点の差だ。
| 比較項目 | 西武 | ロッテ |
|---|---|---|
| 対戦試合数 | 25 | 25 |
| 勝利 | 14 | 11 |
| 敗戦 | 11 | 14 |
| 引き分け | 0 | 0 |
| 対戦時の得点 | 85 | 83 |
| 対戦打率 | .240 | — |
| 対戦防御率 | 2.95 | — |
| 対戦本塁打 | 17 | — |
西武の勝ち越しは3試合だが、得点差はわずか2点。大差で一方的に勝ち続けたわけではない。
実際、2026年の対戦には10対0、11対0といった大差の試合があった一方、2対1や3対2などの僅差のゲームも多かった。
このカードを特徴づけたのは、打線の爆発力だけでなく、先発投手から救援陣につなぐ投手運用だった。
シーズン序盤はロッテが先行
開幕カードは3月27日から29日までZOZOマリンスタジアムで開催された。
西武は初戦を1対3、2戦目を0対11で落とし、開幕直後から苦しい展開となった。しかし、3戦目は平良海馬が先発して4対0で完封勝利。3連敗を回避した。
4月10日から12日のカードでは、県営大宮球場とベルーナドームで対戦。初戦こそ3対6で敗れたものの、その後は5対2、2対1と連勝し、ホームで巻き返した。
5月1日から3日のZOZOマリンでの3連戦では、西武が初戦10対0、2戦目5対4で連勝。3戦目は0対10で敗れたが、シリーズ全体では2勝1敗とした。
夏場から終盤にかけて西武が優位に
7月14日から16日のベルーナドーム3連戦では、西武が2勝1敗。8月14日から16日のホーム3連戦も2勝1敗で終えた。
一方、8月4日、5日のZOZOマリンでは3対5、0対8と連敗。9月1日も0対1で敗れ、敵地では苦戦する時期があった。
それでも9月19日の4対2、10月5日の7対1、10月6日の3対0と終盤に勝利を積み重ね、最終的に14勝11敗でシーズンを終えた。
【全25試合を一覧化】西武対ロッテ2026年の試合日程・結果・先発投手
2026年の公式戦は3月27日に開幕し、10月6日に全日程が終了した。
以下は西武側から見た全25試合の結果。スコアは左側が西武、右側がロッテで、先発投手は西武側を記載している。
| 日付 | 球場 | スコア | 西武先発 | 結果 |
|---|---|---|---|---|
| 3月27日 | ZOZOマリン | 1-3 | 渡邉勇太朗 | ● |
| 3月28日 | ZOZOマリン | 0-11 | 武内夏暉 | ● |
| 3月29日 | ZOZOマリン | 4-0 | 平良海馬 | ○ |
| 4月10日 | 県営大宮 | 3-6 | 渡邉勇太朗 | ● |
| 4月11日 | ベルーナドーム | 5-2 | 武内夏暉 | ○ |
| 4月12日 | ベルーナドーム | 2-1 | 平良海馬 | ○ |
| 5月1日 | ZOZOマリン | 10-0 | 佐藤爽 | ○ |
| 5月2日 | ZOZOマリン | 5-4 | 武内夏暉 | ○ |
| 5月3日 | ZOZOマリン | 0-10 | 平良海馬 | ● |
| 5月19日 | 前橋 | 3-2 | 武内夏暉 | ○ |
| 5月20日 | 県営大宮 | 1-3 | 菅井信也 | ● |
| 7月14日 | ベルーナドーム | 2-1 | 平良海馬 | ○ |
| 7月15日 | ベルーナドーム | 7-3 | 佐藤爽 | ○ |
| 7月16日 | ベルーナドーム | 3-4 | 渡邉勇太朗 | ● |
| 8月4日 | ZOZOマリン | 3-5 | 平良海馬 | ● |
| 8月5日 | ZOZOマリン | 0-8 | 佐藤爽 | ● |
| 8月14日 | ベルーナドーム | 7-0 | 豆田泰志 | ○ |
| 8月15日 | ベルーナドーム | 1-5 | 隅田知一郎 | ● |
| 8月16日 | ベルーナドーム | 7-1 | 武内夏暉 | ○ |
| 9月1日 | ZOZOマリン | 0-1 | 平良海馬 | ● |
| 9月19日 | ZOZOマリン | 4-2 | 隅田知一郎 | ○ |
| 9月25日 | ベルーナドーム | 2-6 | 髙橋光成 | ● |
| 9月26日 | ベルーナドーム | 5-4 | 菅井信也 | ○ |
| 10月5日 | ZOZOマリン | 7-1 | 髙橋光成 | ○ |
| 10月6日 | ZOZOマリン | 3-0 | 武内夏暉 | ○ |
※9月20日、21日のZOZOマリンでの試合は中止となり、上記の25試合には含まれない。
注目試合① 5月1日の10対0
5月1日のZOZOマリンでの試合は、西武が10対0で圧勝した。
開幕カードで連敗を喫した球場で、今度は打線が大量得点を記録。翌2日も5対4で勝利し、敵地で連勝を飾った。
この2試合は、西武がロッテとの対戦で主導権を握り始めた時期を象徴する結果だった。
注目試合② 9月26日の5対4
9月26日のベルーナドームでは、両チームが終盤まで競り合った。
西武はロッテに逆転を許したものの、9回裏に中村剛也がサヨナラ適時打を放ち、5対4で勝利した。
終盤の粘りを示す試合であり、シーズン通算の勝ち越しを支えた重要な一戦でもある。
注目試合③ 10月5日の7対1
シーズン最終カード初戦では、西武がロッテに7対1で勝利した。
この勝利によって西武のパ・リーグ2位が確定。甲斐野央が最終回を無失点で締め、クライマックスシリーズの本拠地開催も決まった。
翌日の最終戦にもつながる、大きな意味を持つ勝利だった。
【パ・リーグ順位を比較】西武2位・ロッテ5位を分けたチーム力
2026年のパ・リーグは、福岡ソフトバンクホークスが91勝49敗3分で優勝した。
その後を追った西武は79勝60敗4分で2位。ロッテは63勝77敗3分で5位となった。
2026年パ・リーグ最終順位
- 1位:福岡ソフトバンクホークス 91勝49敗3分、勝率.650
- 2位:埼玉西武ライオンズ 79勝60敗4分、勝率.568
- 3位:北海道日本ハムファイターズ 78勝62敗3分、勝率.557
- 4位:オリックス・バファローズ 65勝76敗2分、勝率.461
- 5位:千葉ロッテマリーンズ 63勝77敗3分、勝率.450
- 6位:東北楽天ゴールデンイーグルス 58勝84敗1分、勝率.408
西武は3位の日本ハムに1.5ゲーム差をつけて2位を確保した。一方、ロッテは4位のオリックスから1.5ゲーム差の5位だった。
打撃力と投手力の違い
両チームのレギュラーシーズン成績を比較すると、特徴は明確だ。
西武
- チーム打率:.244
- 本塁打:109
- 得点:503
- 失点:464
- チーム防御率:2.87
ロッテ
- チーム打率:.236
- 本塁打:131
- 得点:492
- 失点:586
- チーム防御率:3.84
注目したいのは本塁打数だ。
ロッテは西武より22本多い131本塁打を記録している。長打力という面ではロッテに強みがあった。
しかし、チーム防御率では西武が2.87、ロッテが3.84と大きな差がついた。
加えて、シーズン失点も西武464に対してロッテ586。西武はロッテより122点少ない失点でシーズンを終えている。
つまり、2026年の順位差を説明するうえで重要なのは、単純な本塁打数ではなく、試合全体を通じた失点管理だった。
西武は打線の爆発力だけに頼らず、投手陣を中心に試合を組み立てることで安定した勝率を確保した。
【球場別に徹底比較】ベルーナドームとZOZOマリンでは何が違った?
西武対ロッテの2026年を振り返る際、見逃せないのが球場別の勝敗だ。
ベルーナドームとZOZOマリンでは、対戦結果に違いが表れた。
ベルーナドームでは西武が7勝3敗
ベルーナドームで行われた10試合では、西武が7勝3敗と優勢だった。
特に7月14日から16日の3連戦では2勝1敗、8月14日から16日の3連戦でも2勝1敗を記録した。
ホームでの戦いでは、先発投手が試合を作り、救援陣につなぐ展開が勝利につながった。
また、9月26日のサヨナラ勝利も、ベルーナドームでの対戦を印象づける試合だった。
ZOZOマリンでは6勝6敗
一方、ZOZOマリンスタジアムで行われた12試合は、西武6勝6敗の五分だった。
開幕3連戦では2敗1勝。5月には2連勝したが、8月には2連敗を喫している。
9月19日の勝利から、10月5日、6日の連勝まで、シーズン終盤に敵地で巻き返したことが最終的な勝ち越しにつながった。
球場別の対戦成績
- ベルーナドーム:西武7勝3敗
- ZOZOマリンスタジアム:西武6勝6敗
- 県営大宮・前橋:西武1勝2敗
なお、県営大宮と前橋での試合も含めて25試合の通算成績が14勝11敗となる。
この結果から、2026年の西武は本拠地で優位に立ち、ZOZOマリンでも最終的には互角の成績を残したことが分かる。
球場の違いだけで勝敗を説明することはできないが、ホームとビジターでの戦い方を比較する材料にはなる。
【先発投手・スタメンを検証】2026年最終2連戦の勝因は?
シーズンの締めくくりとなった10月5日、6日の試合では、西武の先発投手と打線の組み合わせが注目された。
10月5日:髙橋光成と西野勇士の先発対決
10月5日の試合では、西武が髙橋光成、ロッテが西野勇士を先発に起用した。
西武は序盤にロッテへ先制を許したものの、4回に追いつき、8回と9回に追加点を挙げて7対1で勝利した。
ロッテは山口航輝が38号ソロ本塁打を放ったが、得点はこの1点にとどまった。
西武は終盤の攻撃で試合を決定づけ、2位確定につながる白星を手にした。
10月6日:武内夏暉が最終戦に先発
レギュラーシーズン最終戦では、西武が武内夏暉、ロッテがJ.ルケーシーを先発に起用した。
この日の西武のスタメンは以下の通り。
埼玉西武ライオンズ
1. カナリオ(右翼)
2. 長谷川信哉(中堅)
3. 小島大河(捕手)
4. 中村剛也(指名打者)
5. 渡部聖弥(三塁)
6. 外崎修汰(一塁)
7. 石井一成(二塁)
8. 岸潤一郎(左翼)
9. 滝澤夏央(遊撃)
先発:武内夏暉
ロッテは西川史礁、山口航輝、寺地隆成、山本大斗、上田希由翔、高部瑛斗らを打線に並べた。
長谷川信哉の先制弾が試合を動かす
試合は初回、西武の長谷川信哉が13号ソロ本塁打を放って先制した。
2回には外崎修汰の内野ゴロの間に追加点。8回には小島大河の適時打で3点目を奪った。
投手陣もロッテ打線を無得点に抑え、3対0で完封勝利を達成した。
武内は4回を投げて3安打、4奪三振、無失点。続く救援陣も失点を許さず、最後は佐藤爽がプロ初セーブを記録した。
西武にとっては、2位確定後の最終戦を白星で締めくくる理想的な結果だった。
【テレビ放送・ネット配信】西武対ロッテの中継と試合ハイライトの確認方法
2026年の西武対ロッテは、主催球団や開催球場によってテレビ放送・ネット配信の組み合わせが異なっていた。
テレビ放送で確認できる主なチャンネル
西武主催試合では、フジテレビTWOを中心に、テレビ埼玉やBS放送などで中継される試合があった。
ロッテ主催試合では、日テレNEWS24、チバテレ、BS10などが放送予定に掲載されるケースがあった。
ただし、すべての試合が同じ放送局で中継されるわけではない。
ネット配信の主なサービス
2026年の球団公式放映スケジュールには、次のサービスが掲載されていた。
- DAZN
- ベースボールLIVE
- Rakuten パ・リーグSpecial
- RakutenTV
- パーソル パ・リーグTV
- フジテレビTWOsmart(契約条件あり)
視聴できる試合や見逃し配信の条件はサービスごとに異なるため、試合日ごとの放映予定を確認する必要がある。
試合ハイライトは10月5日・6日の動画にも注目
シーズン終盤の試合を振り返るなら、パーソル パ・リーグTVが公開した公式ハイライトが参考になる。
特に注目したいのは次の2試合だ。
- 10月5日:ロッテ1対7西武。西武の終盤の追加点と2位確定の瞬間が見どころ。
- 10月6日:ロッテ0対3西武。長谷川の先制本塁打、武内の好投、佐藤爽のプロ初セーブが見どころ。
スポーツナビやパ・リーグ公式の試合ページでも、試合映像や注目プレーを確認できる。
2026年のレギュラーシーズンはすでに終了しているため、現在はライブ中継ではなく、公開済みのハイライトや試合記録を中心に振り返る形となる。
【西武対ロッテに関するよくある質問(FAQ)】
Q1:2026年の西武対ロッテの対戦成績は?
A1:全25試合で西武が14勝11敗と勝ち越した。引き分けはなく、得点は西武85、ロッテ83だった。
Q2:2026年の西武とロッテの最終順位は?
A2:西武は79勝60敗4分、勝率.568でパ・リーグ2位。ロッテは63勝77敗3分、勝率.450で5位だった。
Q3:2026年の西武対ロッテ最終戦の結果は?
A3:10月6日にZOZOマリンスタジアムで行われ、西武が3対0で勝利した。長谷川信哉の13号ソロが先制点となり、武内夏暉を含む投手陣が完封リレーを完成させた。
Q4:ベルーナドームとZOZOマリンではどちらが西武に有利だった?
A4:2026年の対戦では、ベルーナドームで西武が7勝3敗、ZOZOマリンでは6勝6敗だった。ホームでの成績がより良かった。
Q5:西武対ロッテの試合ハイライトはどこで見られる?
A5:パーソル パ・リーグTVやスポーツナビの試合動画ページなどで、2026年の公式ハイライトや注目プレーを確認できる。
まとめ:2026年の西武対ロッテは投手力と終盤の勝負強さが明暗を分けた
2026年の西武対ロッテは、西武が14勝11敗で勝ち越した。
西武はパ・リーグ2位、ロッテは5位という最終順位にも差が表れたが、直接対決の得点差はわずか2点だった。
シーズン全体を比較すると、西武はチーム防御率2.87、ロッテは3.84。ロッテの本塁打数が西武を上回った一方で、失点管理では西武が大きく優位に立った。
球場別ではベルーナドームで西武が7勝3敗。ZOZOマリンでは6勝6敗と互角だった。加えて、シーズン最終カードの2連勝によって、西武は2位を確定させ、最終戦も3対0の完封勝利で締めくくった。
今後の対戦をチェックする際には、単純な順位や勝敗だけでなく、先発投手の状態、救援陣の運用、球場別成績、得点と失点のバランスを確認したい。
2026年の西武対ロッテを象徴するのは、西武の安定した投手力と、最後まで勝負を諦めなかった両チームの競争だった。 次回の公式戦日程やスタメン発表にも注目したい。
主な資料:日本野球機構(NPB)公式記録、パ・リーグ公式試合情報、TBS NEWS DIG、球団公式放映スケジュール。