上杉昇さんの病気について調べる際、最初に押さえておきたいのが、2020年と2021年の出来事は別々に記録されているという点です。
2020年8〜9月に体調不良を抱えながらライブを完遂
上杉昇さんの公式プロフィールによると、2020年8〜9月に開催された「ACOUSTIC TOUR 2020 防空壕」と、関連する試聴トークライブを、体調不良と闘いながら完遂しています。
この記載は、本人が当時、何らかの体調面の問題を抱えていたことを示す重要な情報です。ただし、公式プロフィールには病名、具体的な症状、発症原因、治療内容などは記載されていません。
そのため、2020年の体調不良を特定の内臓疾患や重大な病気と結び付ける根拠はありません。また、この時点で新型コロナウイルスに感染していたとする記録も確認できません。
同年は新型コロナウイルスの感染拡大によって、予定していたバンド編成のツアーが延期されるなど、音楽業界全体が大きな影響を受けていました。上杉さんもオンライン配信やアコースティック公演を取り入れながら活動を続けていました。
つまり、2020年には感染症流行による公演変更と、本人自身の体調不良という二つの出来事が存在します。この二つを同じ原因として扱わないことが大切です。
2020年の病名は現在も公表されているのか
2026年11月3日現在、公式プロフィールや確認できる本人側の発表には、2020年の体調不良について特定の病名を明らかにした記載は見当たりません。
したがって、現段階で整理できるのは「2020年に体調不良があり、本人は予定されていた公演を完遂した」という事実までです。
ネット上で見かける重病説や長期療養説についても、公式に発表された病名や診断内容と混同することはできません。
【2021年の新型コロナ感染】味覚障害から活動再開まで
上杉昇さんの病気に関する情報のなかで、最も具体的な公式発表が残っているのが2021年8月の新型コロナウイルス感染です。
2021年8月12日に感染が判明、4公演の日程を変更
公式バイオグラフィーには、2021年8月12日、上杉昇さんの新型コロナウイルス罹患により4公演の日程を変更したと記録されています。
さらに重要なのが、その後に掲載された公式サイトの「活動再開のご報告と、横浜公演延期のお知らせ」です。
この発表では、味覚障害によって新型コロナウイルス陽性が判明したこと、保健所の指示に従って自宅療養と経過観察を続けていたことが説明されています。
その後、特に体調の変化がなく、就業制限が解除されたため、ツアー再開に向けた最初のリハーサルを実施したと報告されました。
ここで注目したいのは、感染の事実だけでなく、療養後の経過についても公式に説明されていることです。少なくとも当時の発表では、療養を経て通常の音楽活動を再開する段階に進んでいました。
新型コロナ感染後に後遺症は残ったのか
感染時に味覚障害があったことは公式発表で確認できます。一方、その後に味覚障害がどの程度続いたのか、後遺症があったのかについて、具体的な説明は確認できません。
また、2021年の感染後に慢性的な疾患を抱えるようになったという公式発表も見当たりません。
味覚障害は新型コロナウイルス感染時に見られる症状の一つですが、それだけで重症度や長期的な健康状態を判断することはできません。
上杉さんの場合、公式発表で確認できるのは、自宅療養と経過観察を経て就業制限が解除され、リハーサルを再開したという経緯です。
療養後はどのように音楽活動へ戻ったのか
2021年9月には岡山市の「マチノブンカサイ2021」に出演。10月にはデビュー30周年と50歳の誕生日を祝うダブル・アニバーサリー・プロジェクトを発表しました。
加えて、11月から翌年2月にかけて、バンド編成による「30周年ツアー永劫回帰 #1」を全国18会場で開催しています。
2022年にはアルバム『永劫回帰I』とライブDVD『HEAVY TOUR 2021 Dignity』を発売し、3〜5月には全国18会場で30周年ツアーの第2弾を実施しました。
これらの活動記録を見る限り、2021年の感染後、音楽活動への復帰が進み、翌年以降も継続的にライブや作品制作に取り組んでいたことが分かります。
【公式年表で検証】上杉昇の体調不良・コロナ感染・療養後の経緯
ここまでの情報を年代順に整理すると、2020年の体調不良と2021年の新型コロナ感染、その後の活動再開という流れが明確になります。
出典:上杉昇公式サイト「Biography」「Live」「活動再開のご報告と、横浜公演延期のお知らせ」を基に編集。
この年表から読み取れるのは、2020年の体調不良については具体的な病名が明らかにされていない一方、2021年の新型コロナ感染については症状、療養方法、活動再開までの経緯が公表されているという違いです。
また、2021年の感染後には複数のライブや作品制作の記録が続いています。過去の療養歴だけを根拠に、現在も活動できない状態にあると判断することはできません。
【WANDS脱退後と猫騙】現在の活動スタイルが変わった理由
上杉昇の音楽キャリアを理解するための主な転換点
上杉昇さんの現在を理解するには、病気の話だけでなく、WANDS脱退後に選んできた音楽活動の変化にも目を向ける必要があります。
WANDS時代に築いた圧倒的な知名度
上杉昇さんは1972年5月24日、埼玉県川越市生まれです。1991年に大島康祐さん、柴崎浩さんとWANDSを結成し、ボーカリストとしてデビューしました。
1990年代には「もっと強く抱きしめたなら」「時の扉」「世界が終るまでは…」などのヒット曲を発表。中山美穂さんとの「世界中の誰よりきっと」も代表的な作品として知られています。
1994年には第8回日本ゴールドディスク大賞を受賞。公式プロフィールには、1993年度のシングル売上が411万2,008枚、アルバム売上が318万7,564枚と記録されています。
その後、1997年に柴崎浩さんとともにWANDSを脱退しました。
al.ni.co結成からソロ活動へ
WANDS脱退後の1997年、上杉さんは柴崎浩さんとal.ni.coを結成します。しかし、2001年に活動中止を発表。翌2002年からソロ活動を本格的にスタートさせました。
2006年にはバンド「猫騙」の活動を開始。ソロシンガーとしての表現とは異なるバンドサウンドにも取り組み、独自の音楽世界を築いてきました。
2018年にはアルバム『The Mortal』に関連したツアーやアコースティック公演なども展開。WANDS時代のポップロックとは異なる、より幅広い音楽性を示しています。
猫騙は解散したのか?現在の活動状況
猫騙については、解散が正式に発表されたわけではありません。
2026年6月16日公開の集英社オンラインのインタビュー記事では、猫騙は2018年を最後に目立った活動が確認されておらず、実質的には活動休止状態にあると紹介されています。
同記事では、上杉さんの現在の活動の中心はソロシンガーとしての活動であると説明されています。
したがって、猫騙の解散を断定するのは正確ではありません。現状は、バンドとしての目立った活動が確認されない一方、上杉さん本人はソロ活動を続けているという整理が妥当です。
WANDS時代の曲との向き合い方にも変化
2026年の集英社オンラインのインタビューでは、上杉さんがWANDS時代の楽曲をライブで歌う機会が増えていることにも触れられています。
かつてはWANDS時代の曲を歌うことに抵抗があったものの、現在はバンドそのものと、自分が歌い手として関わった楽曲を分けて考えるようになったという趣旨の発言をしています。
特に「世界が終るまでは…」は、アニメ『SLAM DUNK』を通じて海外にも広く知られる楽曲です。上杉さん自身が中国の会場で観客と一緒に歌う経験について語っている点も印象的です。
こうした変化は、過去のヒット曲だけに依存するのではなく、長年のキャリアを現在のソロ活動に取り込んでいることを示しています。
【2026年最新】上杉昇の現在の活動状況とライブ出演情報
2026年現在の上杉昇さんは、54歳。公式サイトではライブ、イベント出演、メディア出演などの情報が継続的に更新されています。
特に2026年10月にはYouTubeへのゲスト出演が告知され、10月29日には11月のイベント出演スケジュールが発表されました。現在も音楽活動を続けていることが確認できます。
2026年11月の出演予定
2026年11月3日時点で、公式サイトに掲載されている今後の主な出演情報は次のとおりです。
出典:上杉昇公式サイト・2026年10月29日付イベント出演スケジュール。出演時間や内容は変更・中止の可能性があります。
11月16日のBリーグ出演では、WANDS時代の代表曲を披露する予定となっています。往年のファンだけでなく、スポーツ観戦を通じて上杉さんの歌声に触れる人にとっても注目の機会です。
2026年10月には沖縄公演も開催
2026年10月17日には、沖縄・那覇TopNoteで「SHOW WESUGI ACOUSTIC LIVE Glacierite OKINAWA 2026」が開催されました。
公式サイトでは10月15日に前売チケット受付終了のお知らせ、10月16日に当日券販売のお知らせが掲載されています。
また、9月には横浜ビー・コルセアーズのホームゲーム出演が発表されるなど、秋以降のスケジュールも具体化しています。
YouTubeやメディアへの出演も継続
2026年10月20日には、公式サイトで「ZIGGY 森重樹一 MJチャンネル」へのゲスト出演が告知されました。
森重樹一さんとの初対談ではデビュー当時のエピソードやビーイング時代の話題が取り上げられ、ZIGGYの「BIRDS ON STRINGS」のスペシャルセッションも披露しています。
ライブだけでなく、対談や動画コンテンツを通じた発信にも取り組んでいることが分かります。
2025年にはテレビ番組にも出演
2025年7月には、日本テレビ系の音楽番組「THE MUSIC DAY 2025」に出演し、テレビ番組で32年ぶりに「世界中の誰よりきっと」を歌唱しました。
加えて、2025年には自身初のアジアツアーを開催。厦門、広州、成都、香港などでの公演を予定・実施し、海外での活動も広げています。
2026年はデビュー35周年を迎える年でもあります。公式サイトでは12月4日をデビュー35周年として掲げ、2026〜2028年にかけた35周年プロジェクトを展開しています。
【プロの結論】上杉昇の病気について知っておきたい3つの判断基準
上杉昇さんの健康状態について、公開情報から読み取れることは大きく3つあります。
1. 2020年の体調不良と2021年の感染は別の出来事
2020年の体調不良については病名が公表されていません。一方、2021年の新型コロナ感染については、味覚障害、陽性判明、自宅療養、活動再開という具体的な経緯が公式に発表されています。
両者の間に医学的な因果関係があったとする情報はありません。2020年の体調不良を2021年の感染と結び付けたり、同じ病気が長期間続いていたと判断したりすることはできません。
2. 病名が公表されていないことと、現在も病気であることは違う
有名な歌手であっても、健康状態の詳細をすべて公表する義務があるわけではありません。特に2020年のように、体調不良という事実だけが公式記録に残されているケースでは、診断名まで推測するべきではありません。
一方、2021年の療養後にはリハーサルを再開し、その後も全国ツアー、アルバム制作、海外公演などを行っています。2026年にも公式の出演情報が掲載されているため、現在の活動状況を把握する際には、こうした新しい記録も合わせて見る必要があります。
3. 健康状態を判断するなら最新の公式活動記録を確認する
上杉さんのように、長いキャリアを持ち、ライブを中心に活動するアーティストの場合、出演予定や公演変更のお知らせは活動状況を把握する手掛かりになります。
ただし、ライブ出演があることだけで、医学的に健康であると証明できるわけではありません。反対に、過去の公演延期だけで現在も病気であると判断することもできません。
情報を見極める際には、次の区別が役立ちます。
- 公式プロフィールに記載された体調不良:確認できる事実
- 2021年の新型コロナ感染:本人側が公表した事実
- 2020年の具体的な病名:公表を確認できない情報
- 現在の慢性疾患や後遺症:公表を確認できない情報
- 2026年のライブ・イベント出演:公式サイトで確認できる活動情報
過去の病歴を過度に強調するより、本人が現在どのような音楽活動を続けているかを見ることが、上杉昇さんの現状を理解するうえで適切です。
【上杉昇の病気】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:上杉昇さんは現在、何か病気を患っているのでしょうか?
A1:2026年11月3日現在、現在進行形の病気や慢性疾患について、本人側から具体的な公表は確認できません。公式サイトには2026年11月のライブ・イベント出演予定も掲載されています。
Q2:上杉昇さんが2020年に体調不良になった原因は何ですか?
A2:公式プロフィールには、2020年8〜9月に体調不良と闘いながらアコースティックツアーを完遂したと記載されています。ただし、病名や原因は明らかにされていません。
Q3:上杉昇さんは2021年に新型コロナウイルスに感染したのですか?
A3:はい。2021年8月12日に感染による4公演の日程変更が公式プロフィールに記録されています。活動再開のお知らせでは、味覚障害によって陽性が判明し、自宅療養と経過観察を行ったことも説明されています。
Q4:新型コロナ感染後、上杉昇さんは活動を再開できたのでしょうか?
A4:はい。療養後に就業制限が解除され、ツアー再開に向けたリハーサルを実施しました。その後、2021年9月のイベント出演や30周年ツアーなど、音楽活動を続けています。
Q5:上杉昇さんは2026年現在もライブ活動をしていますか?
A5:はい。2026年11月8日のボートレース住之江、11月16日の横浜BUNTAIでのBリーグ関連イベント、11月22日のボートレース芦屋でのスペシャルライブなどが公式サイトに掲載されています。
Q6:猫騙は解散したのでしょうか?
A6:正式な解散発表は確認されていません。2026年6月の集英社オンラインの記事では、2018年以降は目立った活動が確認されず、実質的には活動休止状態と紹介されています。現在は上杉さんのソロ活動が中心です。
まとめ:上杉昇の病気の真相と2026年の現在
上杉昇さんの病気について、公式情報から確認できる重要な出来事は、2020年の体調不良と2021年8月の新型コロナウイルス感染です。
2020年には体調不良を抱えながらライブを完遂しましたが、具体的な病名は公表されていません。2021年には味覚障害を伴う新型コロナウイルス感染が判明し、自宅療養と経過観察を経て音楽活動を再開しました。
その後は30周年ツアーやアルバム制作、海外公演などを続け、2025年には「THE MUSIC DAY 2025」に出演。2026年にはYouTube出演やライブ・イベント活動も確認できます。
特に2026年11月には、ボートレース住之江、横浜BUNTAI、ボートレース芦屋での出演が予定されており、12月4日にはデビュー35周年という節目も控えています。
現時点で確認できるのは、過去に体調不良と新型コロナ感染を経験し、その後も音楽活動を継続しているという事実です。現在の病気や後遺症を示す公式発表は確認されていません。
WANDS時代の名曲を大切にしながら、ソロシンガーとして独自の表現を続ける上杉昇さん。今後も公式サイトで発表されるライブ情報や35周年プロジェクトの展開に注目が集まりそうです。