2026年11月3日時点で、28人の代表メンバーは公表されている。一方、全9人の正式なスターティングメンバーと完全な打順は、まだ明らかになっていない。
ただし、宮崎合宿初日の11月3日には、井口監督が打線の重要な部分について具体的な方針を示した。
- 1番:正木智也(ソフトバンク)
- 4番:山口航輝(ロッテ)
この2人の打順は、監督が明らかにした起用方針だ。
正木については、先頭打者から相手バッテリーに圧力をかけられる攻撃力を評価。山口については、長打力を生かした主軸としての役割を期待している。
特に山口は、井口監督がロッテを率いていた時代に指導した選手でもある。監督と選手の関係を知るファンにとっても、今回の4番起用は注目ポイントだ。
侍ジャパン公式サイトの11月3日付チームレポートでも、正木を1番、山口を4番で起用する方針が紹介されている。残る打順については、合宿での状態や選手の組み合わせを踏まえて調整される。
【侍ジャパン出場選手一覧】ポジション別28人を完全紹介
2026年10月7日、井口資仁監督が発表した代表メンバーは28人。内訳は投手13人、捕手3人、内野手7人、外野手5人だ。
以下が侍ジャパン公式発表に基づく出場予定選手の一覧となる。
投手13人
| 選手名 | 所属球団 | 背番号 |
|---|---|---|
| 吉田聖弥 | 中日 | 11 |
| 竹丸和幸 | 巨人 | 12 |
| 石田裕太郎 | DeNA | 14 |
| 武内夏暉 | 西武 | 16 |
| 髙橋宏斗 | 中日 | 19 |
| 金丸夢斗 | 中日 | 21 |
| 髙太一 | 広島 | 22 |
| 鈴木豪太 | ソフトバンク | 26 |
| 松本健吾 | ヤクルト | 28 |
| 九谷瑠 | 楽天 | 45 |
| 森田駿哉 | 巨人 | 47 |
| 篠原響 | 西武 | 52 |
| 中森俊介 | ロッテ | 56 |
投手陣の中心として注目されるのは、髙橋宏斗と竹丸和幸だ。左腕と右腕のバランスもよく、先発から救援まで幅広い起用が考えられる。
捕手3人
| 選手名 | 所属球団 | 背番号 |
|---|---|---|
| 松尾汐恩 | DeNA | 5 |
| 小島大河 | 西武 | 7 |
| 進藤勇也 | 日本ハム | 33 |
捕手では松尾汐恩が注目選手。小島大河、進藤勇也も含め、3人が代表の捕手陣を形成する。
短期決戦では、打撃だけでなく投手との意思疎通、相手打者への対応、試合展開に応じたリードも重要になる。
内野手7人
| 選手名 | 所属球団 | 背番号 |
|---|---|---|
| 宗山塁 | 楽天 | 1 |
| 渡部聖弥 | 西武 | 8 |
| 佐々木泰 | 広島 | 10 |
| 庄子雄大 | ソフトバンク | 25 |
| 正木智也 | ソフトバンク | 31 |
| 山口航輝 | ロッテ | 51 |
| 山縣秀 | 日本ハム | 54 |
内野陣の目玉は宗山塁と渡部聖弥。宗山は遊撃を含む内野守備、渡部は打撃と複数の守備起用に注目したい。
加えて、正木と山口という攻撃面で期待される2人が加わり、内野手登録の選手をどう組み合わせるかも見どころとなる。
外野手5人
| 選手名 | 所属球団 | 背番号 |
|---|---|---|
| 度会隆輝 | DeNA | 4 |
| 西川史礁 | ロッテ | 6 |
| 佐々木俊輔 | 巨人 | 44 |
| 長谷川信哉 | 西武 | 63 |
| 辰見鴻之介 | 広島 | 69 |
外野陣では西川史礁、度会隆輝、長谷川信哉らの起用が気になるところ。
西川は中軸候補としても期待でき、度会は打撃面での存在感が持ち味。長谷川や辰見を含め、相手投手や試合展開に応じた外野の組み合わせがポイントになる。
なお、ここで紹介した守備区分は公式の選手登録上の分類であり、試合当日の守備位置を確定するものではない。
【侍ジャパン打順予想2026】正木1番・山口4番を軸にしたオーダー
今回の打線を考えるうえで、最も重要なのは井口監督が明らかにした1番と4番の構想だ。
この2つの打順が見えてきたことで、残る選手をどう並べるかという議論が具体的になってきた。
現時点の編集部スタメン予想
| 打順 | 選手候補 | 起用の見どころ |
|---|---|---|
| 1 | 正木智也 | 監督が1番起用を明言 |
| 2 | 宗山塁 | 出塁と攻撃のつなぎ役 |
| 3 | 西川史礁 | 中軸につなぐ打撃 |
| 4 | 山口航輝 | 監督が4番起用を明言 |
| 5 | 渡部聖弥 | 中軸を支える打撃 |
| 6 | 度会隆輝 | 左打者としての存在感 |
| 7 | 松尾汐恩 | 捕手としての守備と打撃 |
| 8 | 庄子雄大 | 内野の組み合わせと機動力 |
| 9 | 長谷川信哉 | 下位打線からの攻撃 |
※2番、3番、5~9番は独自の予想。守備位置や打順を含め、正式発表ではない。選手のコンディションや対戦相手によって変更される可能性がある。
1番・正木智也が担う攻撃的なリードオフマン
井口監督は、正木の打撃について相手に圧力をかけられる存在だと評価している。
正木本人も、野手最年長としてチームと打線を引っ張りたいという意欲を示した。
1番打者が出塁するだけでなく、初回から長打で得点を狙えることは、短期決戦において大きな武器になる。
4番・山口航輝が新生ジャパンの主砲に
山口の魅力は、長打で試合の流れを変えられること。
本人も代表初選出を喜び、4番という役割に対して強い意欲を示している。
井口監督は、山口の間に誰を2番、3番に置くかが打順構成のポイントになるとの考えを示している。
つまり、2026年の侍ジャパン打線は、1番正木と4番山口を軸に、その間をどうつなぐかが大きなテーマとなる。
2番・3番は宗山塁と西川史礁が候補
宗山と西川を上位に配置する予想は、打線のバランスを考えたものだ。
ただし、井口監督が2番と3番の選手を正式に指名したわけではない。宮崎合宿での打撃状態や、相手投手の左右によっても選択肢は変わる。
【侍ジャパン先発投手予想】髙橋宏斗と竹丸和幸が二本柱
2026年の侍ジャパン投手陣で、最も注目を集めるのが髙橋宏斗だ。
10月7日の代表発表会見で、井口監督は髙橋について、チームのエースになることは間違いないとの考えを示した。
WBCやプレミア12への出場経験もあり、国際大会での経験を若い選手に伝える役割も期待されている。
日刊スポーツの11月2日付報道によると、井口監督は先発ローテーションについて、竹丸と髙橋宏斗を中心に組み立てる方針を示した。
加えて、11月7日のロッテ戦と8日の広島戦で登板順や投球イニングを確認し、11月12日の初戦に向けた最適なローテーションを決める考えだという。
先発候補として注目したい投手
| 選手 | 所属 | 注目ポイント |
|---|---|---|
| 髙橋宏斗 | 中日 | 監督指名のエース |
| 竹丸和幸 | 巨人 | 先発ローテの軸 |
| 武内夏暉 | 西武 | 左腕の先発候補 |
| 金丸夢斗 | 中日 | 左腕の選択肢 |
| 吉田聖弥 | 中日 | 左腕の選択肢 |
| 石田裕太郎 | DeNA | 先発・継投の候補 |
特に髙橋と竹丸のどちらが台湾との開幕戦を任されるのかは、注目すべきポイントだ。
ただし、両者がローテーションの軸であることと、初戦の先発投手が決定していることは別の話。登板順の正式決定が待たれる。
また、代表投手は13人いるため、先発だけでなく中継ぎ・抑えの役割分担も重要になる。国際大会では連投や対戦相手との相性を踏まえた継投が勝敗を左右する。
【注目選手の関係性と歴代侍ジャパンスタメン】2026年の特徴を比較
今回の代表は、単に各球団の若手を集めただけのチームではない。
井口資仁監督のもと、次の国際大会を見据えて経験を積ませるという明確な方向性がある。
侍ジャパン公式サイトの11月3日付レポートでは、井口監督が2028年ロサンゼルス五輪での金メダル獲得を目標に掲げ、2027年のプレミア12を見据えたチームづくりを説明している。
「ここにいる選手が1人でも多く招集されてほしいという思いで今回招集させてもらいました」
また、所属球団とは異なる役割を任せる可能性にも触れ、選手に積極的な準備と適応を求めている。
2026年代表の注目人物・関係性一覧
この関係性から見えてくるのは、投手の軸、攻撃の軸、守備の軸をそれぞれ形成するチームづくりだ。
APBC2026は若手選手の登竜門
アジアプロ野球チャンピオンシップには、通常のトップチームの国際大会とは異なる出場資格がある。
2026年大会の登録規定は以下の通り。
- 選手登録は28人。
- 24歳以下、またはプロ入団3年目までの選手が基本。
- オーバーエージ枠は29歳以下で最大3人。
- 全試合でDH制を採用。
チーム編成が困難な場合には、主催団体間の了承を条件に25歳以下の選手を登録できる規定も設けられている。
この制度があるため、代表選考では現在の実力だけでなく、次の大会に向けた成長可能性も重要になる。
井口監督が2027年のプレミア12、2028年のロサンゼルス五輪まで見据えていることも、今回の選手起用を考えるうえで欠かせない。
歴代侍ジャパンスタメンと2026年の違い
APBCの過去大会を振り返ると、日本は2017年の第1回大会と2023年の第2回大会で連続優勝している。
特に参考になるのが、2023年11月17日の韓国戦だ。
NPBの試合記録に残る当日のスタメンは以下の通り。
| 打順 | 2023年の選手 | 守備位置 |
|---|---|---|
| 1 | 岡林勇希 | 中堅 |
| 2 | 小園海斗 | 遊撃 |
| 3 | 森下翔太 | 左翼 |
| 4 | 牧秀悟 | 一塁 |
| 5 | 佐藤輝明 | 三塁 |
| 6 | 万波中正 | 右翼 |
| 7 | 坂倉将吾 | 捕手 |
| 8 | 門脇誠 | 二塁 |
| 9 | 野村佑希 | DH |
先発は隅田知一郎。日本は韓国に2対1で勝利した。
2023年のスタメンでは、岡林の出塁、小園のつなぎ、森下・牧・佐藤輝明の中軸という構成が特徴だった。
一方、2026年は正木と山口という長打力のある打者を1番と4番に配置する構想が明らかになっている。
過去の実績を踏襲するのではなく、新しい選手の持ち味に合わせて打線を設計している点が、井口ジャパンの特徴といえる。
【APBC2026試合日程】侍ジャパンの対戦カードと宮崎合宿
APBC2026は、2026年11月12日から15日まで東京ドームで開催される。
参加するのは日本、韓国、チャイニーズ・タイペイ、オーストラリアの4チームだ。
侍ジャパンの試合日程
| 日程 | 開始時刻 | 対戦カード | 会場 |
|---|---|---|---|
| 11月12日(木) | 19:00 | 台湾-日本 | 東京ドーム |
| 11月13日(金) | 19:00 | 日本-韓国 | 東京ドーム |
| 11月14日(土) | 12:00 | オーストラリア-日本 | 東京ドーム |
| 11月15日(日) | 11:00 | 3位決定戦 | 東京ドーム |
| 11月15日(日) | 19:00 | 決勝戦 | 東京ドーム |
予選は4チームによる総当たり方式。最終日の順位決定戦で優勝チームが決まる。
日本にとって、初戦の台湾戦は大会の流れをつくる重要な試合になる。続く韓国戦はライバルとの直接対決であり、オーストラリア戦では予選最終戦をどう戦うかも注目される。
宮崎合宿の日程と練習試合
侍ジャパンは大会に先立ち、宮崎県で事前合宿を実施する。
| 日程 | 内容 |
|---|---|
| 11月3日 | 合宿開始・練習 |
| 11月4日 | 練習 |
| 11月5日 | 休養日 |
| 11月6日 | 練習 |
| 11月7日 | 千葉ロッテとの練習試合 |
| 11月8日 | 広島との練習試合 |
| 11月9日 | 練習・東京へ移動 |
会場はひなたサンマリンスタジアム宮崎。練習試合は両日とも13時開始予定で、観戦は無料と案内されている。
特に注目したいのは、11月7日と8日の練習試合だ。
この2試合では、単に勝敗を確認するだけでなく、以下のポイントを見たい。
- 正木と山口を中心とした打線の組み合わせ。
- 宗山、渡部、西川らの守備位置と打順。
- 髙橋宏斗、竹丸ら先発候補の登板順。
- 松尾、小島、進藤の捕手起用。
- 投手交代後の継投パターン。
特に先発投手の登板イニングと順番は、本大会のローテーションを読み解く材料になる。
日本は大会3連覇を目指す
日本は2017年の初代大会で優勝し、2023年大会でも全勝優勝を達成した。
2023年は予選で台湾、韓国、オーストラリアを破り、決勝でも韓国に4対3で勝利している。
2026年は井口監督の初陣であると同時に、過去2大会の優勝を受け継ぐ重要な大会となる。
【プロの結論】2026年の侍ジャパンは打順と先発ローテーションが最大の見どころ
今回の代表を分析すると、注目すべき要点は3つに整理できる。
第一に、正木智也と山口航輝を中心とした新しい攻撃スタイル。
1番と4番という打線の重要なポジションに、長打力を持つ選手を配置する構想は興味深い。従来型の俊足リードオフマンを中心とした打線とは異なるアプローチになる。
第二に、髙橋宏斗と竹丸和幸を軸とする投手運用。
髙橋は監督からエースに指名され、竹丸も先発ローテーションの中心として報じられている。短期決戦では、先発投手がどこまで試合をつくれるかが重要だ。
第三に、若手選手の国際経験と今後の代表定着。
宗山、渡部、西川、松尾らは、今回の大会で存在感を示せば、2027年のプレミア12や2028年のロサンゼルス五輪を見据えた競争でも注目される存在になる。
スタメンを予想するときは、次の判断基準が役立つ。
- 打順を見るなら: 監督が公表した起用方針と実際の練習試合の打順を優先する。
- 先発を見るなら: エース指名だけでなく、登板順や投球イニングを確認する。
- 守備位置を見るなら: 代表登録上のポジションと実際の試合での起用を区別する。
- 将来性を見るなら: 今大会の結果だけでなく、国際大会での対応力にも注目する。
侍ジャパンの強さは、単純にスター選手を並べることだけでは生まれない。限られた準備期間で、異なる球団の選手が役割を理解し、チームとして機能することが優勝への鍵となる。
【侍ジャパンスタメン2026】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の侍ジャパンスタメンは正式発表された?
A1:代表メンバー28人は10月7日に発表された。11月3日には正木智也の1番、山口航輝の4番起用方針も明らかになったが、全9人の正式なスタメンはまだ公表されていない。
Q2:侍ジャパンの4番は誰?
A2:井口監督はロッテの山口航輝を4番に起用する方針を明らかにしている。
Q3:侍ジャパンの1番打者は誰?
A3:ソフトバンクの正木智也。井口監督が11月3日に1番で起用する方針を明言した。
Q4:侍ジャパンの開幕戦の先発投手は誰?
A4:髙橋宏斗と竹丸和幸が先発ローテーションの軸として報じられている。ただし、11月12日の台湾戦の先発投手は、正式な登板順の発表を待つ必要がある。
Q5:侍ジャパンの注目野手は誰?
A5:宗山塁、渡部聖弥、西川史礁、松尾汐恩、正木智也、山口航輝ら。特に正木と山口は、監督が具体的な打順構想を示している。
Q6:APBC2026はいつから開催される?
A6:2026年11月12日から15日まで東京ドームで開催される。日本は12日に台湾、13日に韓国、14日にオーストラリアと対戦する。
Q7:侍ジャパンの過去のAPBC優勝回数は?
A7:2017年と2023年の過去2大会で連続優勝している。2026年大会では3大会連続の優勝を目指す。
まとめ:侍ジャパン2026のスタメンは宮崎合宿と練習試合に注目
2026年の侍ジャパンは、井口資仁監督のもとで新たなスタートを切った。
10月7日に発表された28人には、髙橋宏斗、宗山塁、渡部聖弥、西川史礁、松尾汐恩ら期待の若手が集結。加えて、正木智也と山口航輝が1番・4番を担う攻撃的な打線構想も明らかになっている。
現時点で押さえておきたい要点は次の通りだ。
- 代表メンバー28人は10月7日に発表済み。
- 1番正木智也、4番山口航輝の起用方針が公表済み。
- 先発ローテーションは髙橋宏斗と竹丸和幸が軸。
- 11月7日・8日の練習試合が最終的な起用を占う重要な機会。
- 11月12日に台湾との開幕戦を迎える。
2026年の侍ジャパンを追うなら、宮崎合宿での打順、先発投手の登板順、捕手の組み合わせの3点を重点的にチェックしたい。
3連覇を目指す井口ジャパンが、どのようなスタメンで東京ドームの初戦に臨むのか。新世代の侍たちが国際舞台でどんな結果を残すのか、開幕まで目が離せない。