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【2021年11月19日】第72回NHK紅白歌合戦の出演者発表を振り返る

氷室 美冬 氷室 美冬 • 更新: • 公開: • 読了約 16 分
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第72回NHK紅白歌合戦の出場歌手発表は、2021年11月19日に行われました。放送日は同年12月31日で、放送時間は午後7時30分から午後11時45分まで(途中ニュースによる中断あり)。発表された出場歌手は紅組22組、白組21組の合計43組です。

この年の特徴は、従来からの人気歌手に加えて、インターネットや若年層を中心に支持を集めるアーティストが複数選ばれたことです。上白石萌音、BiSH、KAT-TUN、Snow Man、DISH//、まふまふなど、活動ジャンルの異なる顔ぶれが初出場を果たしました。

なお、43組という数字は紅組・白組の通常出場歌手を合計したものです。松平健の「マツケンサンバII」は別枠の特別企画であり、通常の対戦出場歌手43組には含まれません。

【完全一覧】紅組22組・白組21組の出演者を紹介

紅白歌合戦2021出演者発表

第72回の出場者一覧は、長年紅白を支えてきたベテラン勢と、新しい音楽シーンを代表するアーティストが共存する構成でした。

紅組の出演者一覧(22組)

紅組には、女性ソロ歌手、アイドルグループ、ロックバンド、音楽プロジェクトなど、幅広いジャンルから22組が選ばれました。

  • AI
  • あいみょん
  • 石川さゆり
  • Awesome City Club(初)
  • 上白石萌音(初)
  • 坂本冬美
  • 櫻坂46
  • 天童よしみ
  • 東京事変
  • NiziU
  • 乃木坂46
  • Perfume
  • BiSH(初)
  • 日向坂46
  • 松田聖子
  • MISIA
  • 水森かおり
  • milet
  • millennium parade × Belle(中村佳穂)(初)
  • 薬師丸ひろ子
  • YOASOBI
  • LiSA

紅組の注目要点は、上白石萌音、BiSH、Awesome City Club、millennium parade × Belleという異なる音楽的背景を持つ4組が初出場を決めたことです。

上白石萌音は俳優としても活動する歌手で、音楽と映像作品の両方で知名度を持つ存在でした。BiSHはライブ活動を通じて熱心なファン層を築いてきたグループです。Awesome City Clubは「勿忘」などの楽曲で支持を集め、millennium parade × Belleは中村佳穂を迎えた音楽プロジェクトとして登場しました。

一方、石川さゆり、坂本冬美、天童よしみ、水森かおりといった演歌・歌謡曲の代表的な歌手も選出されています。世代やジャンルの異なる音楽を一つの番組に集める、紅白らしい構成が見られました。

白組の出演者一覧(21組)

白組は、男性アイドルグループ、ロックバンド、ソロ歌手、シンガーソングライターなど21組で構成されました。

  • KAT-TUN(初)
  • 関ジャニ∞
  • King & Prince
  • 郷ひろみ
  • GENERATIONS
  • 純烈
  • 鈴木雅之
  • SixTONES
  • Snow Man(初)
  • DISH//(初)
  • BUMP OF CHICKEN
  • 氷川きよし
  • 平井大(初)
  • 福山雅治
  • 星野源
  • 布袋寅泰(初)
  • まふまふ(初)
  • 三山ひろし
  • 宮本浩次
  • 山内惠介
  • ゆず

白組で特に目を引いたのは、KAT-TUNとSnow Manの初出場です。

KAT-TUNは2021年にデビュー15周年を迎えたグループ。長年の活動を経て初めて紅白の舞台に立つことになりました。Snow Manは前年に出場を辞退した経緯があり、2021年に初出場が実現しました。

加えて、DISH//、平井大、布袋寅泰、まふまふという、音楽性も活動スタイルも異なるアーティストが並びました。特に布袋寅泰は、日本国内にとどまらず海外でも活動してきたギタリストであり、初出場という肩書きだけでは測れないキャリアを持っています。

【初出場10組】上白石萌音・BiSH・KAT-TUN・Snow Manらの顔ぶれ

第72回で初出場を果たしたのは合計10組。内訳は紅組4組、白組6組でした。初出場という共通点はありますが、それぞれの活動背景やファン層は大きく異なります。

紅組の初出場4組

上白石萌音は、俳優としての知名度と歌手としての活動実績を持つアーティストです。ドラマや映画で親しまれてきた存在が音楽番組の大舞台に登場することは、俳優ファンと音楽ファンの双方にとって関心を集める出来事でした。

BiSHは、独自の音楽性とライブパフォーマンスで支持を広げてきたグループです。従来のアイドル像とは異なる表現スタイルを持ち、紅白の出演者構成に新しい色を加えました。

Awesome City Clubは、ポップスを軸に幅広いリスナーから支持を集めた音楽ユニットです。楽曲「勿忘」は2021年の音楽シーンを振り返る際にも欠かせない作品となりました。

millennium parade × Belle(中村佳穂)は、音楽プロジェクトとボーカリストの組み合わせによる出演です。一般的な歌手単独の出場とは異なり、作品世界と音楽表現が結び付いたステージとして注目されました。

白組の初出場6組

KAT-TUNはデビュー15周年という節目に初出場を決めました。長年にわたるグループ活動の実績があり、記念年の紅白出演はキャリアを振り返るうえでも象徴的な機会となりました。

Snow Manは、前年の出場辞退を経て初めて紅白のステージに立つことになりました。グループとしての人気と音楽活動の広がりが、初出場の背景にあります。

DISH//は、バンドとしての演奏活動とポップスを組み合わせたスタイルが特徴です。音楽活動を重ねてきたグループにとって、紅白初出場は大きな節目でした。

平井大は、ギターを軸としたサウンドと親しみやすいメロディーで知られるシンガーソングライターです。幅広いリスナーに届く音楽性が初出場組の一角を担いました。

布袋寅泰は、長いキャリアを持つギタリストであり、ソロ活動や海外での音楽活動でも知られています。初出場は音楽活動の開始時期を意味するものではなく、あくまで紅白への初出演という意味です。

まふまふは、動画投稿やインターネットを通じた音楽活動を背景に、多くのリスナーを獲得してきたアーティストです。ネット発の音楽文化が地上波の大型音楽番組に登場した象徴的な人選の一つでした。

この10組の選出から見えてくるのは、紅白の出演者構成が従来型のテレビ・音楽番組での露出だけでは決まらないという点です。配信、動画、ライブ、映画やドラマとの連動など、複数の活動領域で支持を得ているアーティストが選ばれていました。

【司会・会場・特別企画】大泉洋、川口春奈、和久田麻由子が進行

司会は大泉洋・川口春奈・和久田麻由子

第72回の司会を務めたのは、俳優の大泉洋、俳優の川口春奈、NHKアナウンサーの和久田麻由子です。

大泉洋は前年に続く司会起用で、2年連続の大役となりました。俳優としての活動に加え、バラエティー番組などで培った進行力や親しみやすさも、番組の進行に生かされました。

川口春奈は紅白初司会。俳優として幅広い作品に出演してきた実績を持ち、この年は新たに番組の進行役を担当しました。

和久田麻由子はNHKアナウンサーとして司会に参加。番組全体を安定して進行する役割を担いました。

なお、この年は従来の「紅組司会」「白組司会」「総合司会」という呼称を統一し、全員を「司会」とする方式が採用されました。紅白のチーム分けは維持しながら、進行役の呼び方を変更した点も特徴です。

東京国際フォーラムが開催会場に選ばれた理由

2021年の紅白は、東京・有楽町にある東京国際フォーラムで開催されました。

例年の会場であるNHKホールが改修工事中だったためです。NHKホール以外での開催は、1972年以来となる大きな変更でした。

また、2020年は無観客で実施されたため、2021年は2年ぶりに観客を入れて開催されました。会場の変更と有観客への復帰という二つの変化が重なり、通常とは異なる年末の番組となりました。

松平健の「マツケンサンバII」が特別企画に

第72回の大きな話題の一つが、松平健による「マツケンサンバII」の特別企画です。

「マツケンサンバII」は、華やかな衣装や振り付け、印象的なメロディーで知られる楽曲です。紅白の特別企画として披露されることで、通常の紅組・白組の対戦とは異なるエンターテインメント性を加えました。

松平健は2004年以来、2回目の紅白出演となりました。演歌やポップス、ロック、アイドル音楽とは異なる舞台演出が盛り込まれた点も、この年の見どころです。

【選考基準を検証】紅白歌合戦2021の出演者はどう選ばれた?

NHKが2021年11月19日の発表時に示した選考の基本的な考え方は、例年と同じく次の3項目です。

  1. 今年の活躍
  2. 世論の支持
  3. 番組の企画・演出

単純なCD売上ランキングや人気投票だけで出演者が決まるわけではありません。NHKは複数の資料を参考にしながら総合的に判断したと説明しています。

選考の主体・項目 具体的な評価資料・内容 出演者との関係
今年の活躍 CD・DVD・Blu-rayの売上、ダウンロード、ストリーミング、ミュージックビデオ再生数、SNSなど その年の音楽活動や作品の広がりを評価する材料
ライブ・音楽活動 有線・カラオケのリクエスト調査、ライブやコンサートの実績 音源の売上だけでは捉えにくい支持や活動実績を確認
世論の支持 全国7歳以上を対象とする3553人の電話調査、8000人のウェブアンケート 幅広い年齢層の視聴者が希望する歌手を把握
NHKの番組企画・演出 番組全体の構成や企画との適合性 紅白という番組で実現するステージや音楽表現を考慮

特に注目したいのは、世論調査の規模です。NHKは7歳以上の全国3553人を対象とした電話調査と、全国8000人を対象としたウェブアンケートを参考資料としていました。

電話調査では男女それぞれ3組、ウェブアンケートでは男女それぞれ3組以上10組まで、紅白に出場してほしい歌手を尋ねる方式が採用されました。

この方法から分かるのは、紅白の出演者選考が一つの人気指標に依存していないということです。音楽作品の実績、ライブ活動、世論の支持、番組としての演出意図を組み合わせることで、幅広い世代が楽しめる番組を構成する仕組みになっています。

2021年の出演者を見ると、配信を通じて支持を集めるまふまふや、若年層に人気のSnow Man、BiSHなどと、長年紅白を支えてきた石川さゆり、郷ひろみ、坂本冬美らが同じ番組に並んでいます。こうした組み合わせは、複数の選考軸を設ける意味を理解するうえで分かりやすい事例です。

【発表後の重要な変更】2021年の出演者一覧と実際の放送は違う?

出演者一覧を確認する際に注意したいのが、11月19日の発表時点と12月31日の本番時点では、一部内容が異なることです。

代表的な例が松田聖子です。松田聖子は11月19日の出場歌手発表で紅組の一員として名前が掲載され、25回目の出場予定となっていました。

しかし、2021年12月25日、NHKは松田聖子の出場辞退を発表しました。そのため、11月19日に公表された紅組22組という数字は、あくまで発表時点の一覧です。

したがって、情報を調べる際には、次の二つを区別する必要があります。

  • 出演者発表時の一覧:紅組22組、白組21組、合計43組。
  • 本番に向けた変更:松田聖子の出場辞退など、発表後の変更が反映される。

また、松平健の特別企画は通常の紅組・白組の出場歌手とは別枠です。43組という数字と特別企画の出演者数を混同しないことも、正確な一覧を理解するポイントです。

2026年に過去の紅白を振り返る場合も、発表時の情報なのか、本番の出演実績なのかを区別しておくと、出演回数や出場者数の誤認を避けられます。

【紅白歌合戦2021の出演者発表】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:紅白歌合戦2021の出演者発表日はいつですか?
A1:2021年11月19日です。NHKが第72回NHK紅白歌合戦の出場歌手を発表しました。

Q2:2021年の紅白歌合戦には何組が出場しましたか?
A2:発表時点では紅組22組、白組21組の合計43組です。松平健の「マツケンサンバII」は別枠の特別企画でした。

Q3:紅白歌合戦2021の初出場歌手は誰ですか?
A3:紅組はAwesome City Club、上白石萌音、BiSH、millennium parade × Belle(中村佳穂)の4組。白組はKAT-TUN、Snow Man、DISH//、平井大、布袋寅泰、まふまふの6組で、合計10組です。

Q4:2021年の紅白歌合戦の司会は誰でしたか?
A4:大泉洋、川口春奈、NHKアナウンサーの和久田麻由子の3人です。川口春奈は紅白初司会、大泉洋は2年連続の司会でした。

Q5:2021年の紅白歌合戦の会場はどこですか?
A5:東京都千代田区有楽町にある東京国際フォーラムです。NHKホールが改修工事中だったため、会場が変更されました。

Q6:松平健は2021年の紅白で何を歌いましたか?
A6:特別企画として「マツケンサンバII」を披露しました。通常の紅組・白組の対戦枠とは別の出演でした。

Q7:紅白歌合戦2021の出場者はどのような基準で選ばれましたか?
A7:NHKが示した主な選考基準は「今年の活躍」「世論の支持」「番組の企画・演出」の3項目です。CDや配信の実績、SNS、ライブ活動、世論調査などが参考資料とされました。

まとめ:紅白歌合戦2021は音楽シーンの多様化を映した大会

第72回NHK紅白歌合戦は、2021年11月19日に出演者が発表され、紅組22組、白組21組の計43組が選ばれました。初出場は10組で、上白石萌音、BiSH、KAT-TUN、Snow Man、布袋寅泰、まふまふなど、多様な活動背景を持つアーティストが名を連ねました。

大泉洋、川口春奈、和久田麻由子の3人による司会、東京国際フォーラムへの会場変更、松平健の「マツケンサンバII」という特別企画も、第72回を特徴付ける要素です。

選考基準に目を向けると、CD売上だけでなく、ストリーミング、SNS、ライブ実績、世論調査、番組の企画意図まで考慮されていたことが分かります。2021年の出演者構成は、音楽の楽しみ方やアーティストを知る経路が多様化していた時代を反映していました。

なお、出演者一覧を正確に把握するには、11月19日の発表時点と本番までの変更を区別することが大切です。松田聖子の出場辞退は、その違いを示す代表的な事例です。

2026年から振り返っても、第72回は伝統的な歌謡曲からアイドル、ロック、ネット発の音楽までが一堂に会した、紅白歌合戦の変化を理解するうえで重要な大会です。

主な事実確認資料

- 出場歌手43組・初出場10組・出演者一覧:ORICON NEWS、マイナビニュース、日刊スポーツ。
- 選考基準・世論調査の人数:スポニチ、ENCOUNT。
- 司会・会場・特別企画:マイナビニュース、スポニチ、Billboard JAPAN。
- 松田聖子の出場辞退:日刊スポーツ、NHK発表を伝えた報道。

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コンテンツディレクター 氷室 美冬
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