まず押さえておきたいのは、2026年の巨人二軍がすでに公式戦全日程を終え、現在は秋季キャンプを中心とした次のシーズンへの準備段階に入っていることだ。
2026年10月末から11月の注目ニュース
2026年10月29日、球団は秋季キャンプの参加メンバーを発表した。キャンプは10月30日から11月13日まで、ジャイアンツタウンスタジアムと読売ジャイアンツ球場の2拠点で実施される。
注目したい野手には、次の選手が含まれている。
- 石塚裕惺
- 浅野翔吾
- 中山礼都
- 岸田行倫
- 門脇誠
- 荒巻悠
- 増田陸
- 山瀬慎之助
投手では西舘勇陽、代木大和、宮原駿介、花田侑樹、園田純規、田村朋輝らが参加メンバーに入った。
また、竹丸和幸、森田駿哉、佐々木俊輔の3選手は10月31日まで練習に参加し、その後は侍ジャパンの代表合宿に合流する予定と発表されている。
今回の秋季キャンプは、単なるシーズン終了後の調整ではない。若手選手が翌シーズンの一軍入りを目指す重要な準備期間でもある。
球団の公式発表では、練習メニューや参加グループが分けられており、選手ごとの調整方針にも違いがある。
二軍ジャイアンツは2026年に何位だった?
NPBの2026年度ファーム・リーグ中地区の最終順位では、巨人は2位だった。
| 項目 | 2026年最終成績 |
|---|---|
| 順位 | 2位 |
| 試合数 | 124試合 |
| 勝利 | 75勝 |
| 敗北 | 47敗 |
| 引き分け | 2分 |
| 勝率 | .615 |
| 首位との差 | 3.0ゲーム |
首位は横浜DeNAベイスターズで、74勝40敗8分、勝率.649だった。
巨人は勝利数ではDeNAを上回ったものの、試合数の違いもあり、勝率で及ばなかった。
それでも勝率6割を超える成績を残しており、ファーム日本選手権への出場権を獲得した点は評価できる。
【監督・コーチ一覧】石井琢朗体制と育成方針を詳しく解説
2026年の巨人二軍は、石井琢朗監督を中心に、各分野の専門性を持つコーチ陣で構成されている。
NPBが公表している2026年度の監督・コーチ一覧によると、二軍の主な指導者は以下のとおりだ。
二軍の監督・コーチ関係一覧
石井琢朗監督の体制で注目したいこと
二軍の監督に求められる仕事は、単純に試合に勝つことだけではない。
一軍で不足しているポジションを補える選手を育て、若手には実戦経験を与え、実績のある選手には課題を修正する機会を提供する。
特に巨人のように一軍の競争が激しい球団では、二軍での取り組みがその後の選手生命を左右することもある。
また、打撃、守備、走塁、投手、バッテリーという各分野に担当コーチがいることで、選手は自分の課題に合わせた指導を受けられる体制になっている。
注目すべきは大田泰示氏や鈴木尚広氏の存在だ。実際に一軍で活躍した経験を持つ指導者が、若手に技術だけでなく、プロとして必要な準備や判断力を伝えられる点に意味がある。
なお、ここで紹介したのは2026年度の公示上の体制であり、2027年度の正式な指導陣とは区別して考える必要がある。
【注目選手】二軍ジャイアンツでブレークが期待される若手と実績
2026年の二軍で特に注目したいのは、浅野翔吾、石塚裕惺、中山礼都、ティマらの打撃成績だ。
浅野翔吾:ファーム打率3割超えの成長
浅野翔吾は、2026年のファーム公式戦で打率.322を記録した。
特に注目したいのは、単に安打数を積み上げただけではなく、15本の二塁打と6本塁打を記録している点だ。
長打を生み出す力と出塁能力の両方が数字に表れており、一軍で継続的に結果を残すための成長が期待される。
石塚裕惺:次世代の内野手として注目
2024年ドラフト1位の石塚裕惺は、2026年のファームで存在感を示した選手の一人だ。
特筆すべきなのは出塁率.427という数字。打率だけでなく、四球なども含めて塁に出る能力を示している。
遊撃手を中心に内野のポジションを担う将来の戦力候補として、今後の成長を見守りたい選手だ。
ほかにも注目したい選手
- 中山礼都:打率.298、4本塁打。打撃面での存在感を示した。
- ティマ:10本塁打、46打点。長打力が魅力。
- 皆川岳飛:若手外野手として経験を積んだ。
- 宮原駿介:投手陣の若手候補として注目。
- 花田侑樹:49回2/3を投げ、防御率1.99を記録。
投手では石川達也が22試合に登板して5勝0敗、防御率1.44という成績を残した。北浦竜次も28試合、防御率1.41と安定した数字を記録している。
これらはNPB公表のファーム個人成績に基づく数字だ。
2026年の二軍を見るときの評価ポイント
若手選手を評価する際は、打率や本塁打だけで判断しないことが大切だ。
例えば、打率が高くても出場試合数が少なければ、継続的な実力を判断する材料としては不足する。
逆に、打率が平均的でも、守備範囲、走塁、四球を選ぶ能力などが向上していれば、一軍に必要な戦力として評価される可能性がある。
二軍は選手の完成度を競う場所というより、成長の過程を確認する場所でもある。
【ファーム日本選手権】巨人は準優勝!2026年の戦いを振り返る
2026年の二軍ジャイアンツを振り返るうえで欠かせないのが、10月3日から4日にかけて開催されたファーム日本選手権だ。
巨人は中地区2位ながら、地区2位の中で最高勝率を記録したチームとしてワイルドカードで出場権を獲得した。
準決勝はDeNAに3対1で勝利
10月3日の準決勝では、横浜DeNAベイスターズと対戦。
巨人は3対1で勝利し、決勝進出を決めた。
レギュラーシーズンではDeNAに次ぐ2位だっただけに、短期決戦での勝利はチームにとって大きな成果だった。
決勝は日本ハムに2対5で敗北
翌10月4日の決勝では北海道日本ハムファイターズと対戦した。
試合は日本ハムが序盤から得点を重ね、巨人は5回に2点を返したものの、最終的には2対5で敗戦。
巨人の先発は又木鉄平で、その後は園田純規、田和廉、河野優作、花田侑樹と継投した。
日本ハムは29年ぶり2度目のファーム日本一を達成。巨人は準優勝という結果で2026年のファーム日本選手権を終えた。
この結果から分かるのは、巨人二軍には地区上位を争う力があった一方、全国規模の短期決戦で優勝するには、さらに投打の総合力を高める必要があるということだ。
【本拠地・観戦情報】ジャイアンツタウンスタジアムの魅力と2026年最新動向
二軍ジャイアンツの観戦拠点として重要なのが、東京都稲城市にあるジャイアンツタウンスタジアムだ。
2025年3月1日に開業した球場で、ファーム公式戦だけでなく、地域イベントなどにも活用されている。
ジャイアンツタウンスタジアムの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 開業日 | 2025年3月1日 |
| 所在地 | 東京都稲城市 |
| 収容人数 | 約2,900席 |
| 中堅 | 122m |
| 両翼 | 100m |
| グラウンド | 人工芝 |
| 主な用途 | ファーム公式戦・各種イベント |
公式施設情報によると、内野スタンドは4列を基本とした構造で、選手と観客の距離が近いことが特徴だ。
2026年の年間入場者数は12万人超え
2026年9月27日、巨人のファーム公式戦主催試合は全日程を終了した。
東京ジャイアンツタウンの公式発表によると、年間の入場者数は次のとおり。
- 主催試合:67試合
- 年間総入場者数:120,378人
- ジャイアンツタウンスタジアム:61試合、84,281人
- 読売ジャイアンツ球場:2試合、2,000人
- 本拠地開催合計:63試合、86,281人
特に東京ドームで開催された試合には23,397人が来場した。
9月27日の最終戦後には石井琢朗二軍監督がファンにあいさつし、約600人のファンとの大ハイタッチ会も実施された。
二軍の試合が、単なる育成のための競技機会にとどまらず、ファンとの交流の場としても成長していることが分かる。
2026年11月2日発表!東京ジャイアンツタウンに水族館が誕生
加えて、2026年11月2日には東京ジャイアンツタウンの新たな発表があった。
読売新聞東京本社、読売巨人軍、よみうりランドの3社は、建設中の水族館の名称を「東京よみうり水族館」と発表。開業は2027年夏を予定している。
この施設はジャイアンツタウンスタジアムのレフトスタンド後方に設けられ、球場と一体的に楽しめる構造となる。
加えて、飲食施設「G-TOWN TABLE」も同時期に開業予定だ。
これにより、野球観戦だけでなく、飲食や水族館を組み合わせたレジャー施設としての魅力も高まる。
実際に観戦するときのアクセス
公式FAQによると、主なアクセス方法は以下のとおり。
- 京王線「京王よみうりランド駅」から徒歩約15分
- 京王相模原線「稲城駅」から徒歩約15分
- 試合やイベント開催日には専用シャトルバスが運行される場合がある
また、球場での当日券販売は行わず、事前購入が案内されている。観戦を予定している場合は、試合日程とチケット販売状況を確認しておきたい。
【ネットの反応・炎上・噂の真相】巨人二軍をめぐる話題を検証
二軍ジャイアンツに関するニュースでは、若手の活躍だけでなく、主力選手の二軍降格やチーム内の役職をめぐる議論も注目される。
2026年に特に話題になったのが、岸田行倫の登録抹消だった。
岸田行倫の二軍降格でキャプテン制度に批判
2026年8月13日、岸田行倫は一軍の出場選手登録を抹消され、二軍に合流した。
この出来事は8月18日付の週刊女性PRIMEでも取り上げられ、巨人のキャプテンがシーズン途中で二軍に降格したことから、キャプテン制度そのものへの議論が起きた。
報道によれば、岸田は8月11日からの阪神戦で2試合連続してスタメンマスクを担当した後、登録抹消となった。
当時の橋上秀樹監督代行は、岸田について、一人で背負っているように感じられたため、ファームで心身をリフレッシュさせる意味合いがあったと説明したと報じられている。
ネットの反応は賛否両論
週刊女性PRIMEが紹介したネット上の反応には、大きく分けて次のような論点があった。
1. 岸田への同情
主将という立場で責任を負いながら二軍降格となったことについて、本人への負担を心配する意見が紹介された。
2. キャプテン制度への疑問
キャプテンという肩書が選手に過剰な責任を負わせるのではないかという制度面への批判もあった。
3. 新しいチームリーダーへの期待
若手の石塚裕惺など、これからチームを代表する選手が成長することを期待する論調も見られた。
噂の真相:二軍降格は必ずしも懲罰ではない
ここで整理したいのは、二軍降格と不祥事・懲罰を同じものとして扱わないことだ。
選手の登録抹消には、成績面の調整、コンディション管理、戦術上の判断、育成機会の確保など、さまざまな事情がある。
岸田のケースについても、報道で紹介された橋上監督代行の説明は心身のリフレッシュだった。
したがって、この件を不祥事や懲罰と結び付ける根拠はない。
また、二軍に降格した選手が必ずしも評価を失ったわけでもない。実戦を通じて課題を修正し、再び一軍に戻ることもプロ野球では珍しくない。
二軍落ちという結果だけで選手の将来性や球団内の評価を判断しないことが、ニュースを正しく理解するポイントだ。
【プロの結論】2026年の二軍ジャイアンツを評価する3つの視点
2026年の巨人二軍を評価する際には、次の3つの視点が欠かせない。
1. チームの勝敗だけでなく選手の成長を見る
巨人は中地区2位、勝率.615という結果を残した。
さらにファーム日本選手権では決勝まで進出している。競争力のあるチームだったことは数字からも分かる。
しかし、二軍の本来の目的は一軍で活躍する選手を育てることにある。
2. 若手の成績は複数の指標で判断する
浅野翔吾の打率.322、石塚裕惺の打率.319など、2026年には将来を期待させる成績が見られた。
一方で、実際の一軍定着には守備力、状況判断、継続性なども必要になる。
打率やホームラン数だけでなく、出塁率や出場試合数、守備での成長も確認したい。
3. ファームの観戦環境にも注目する
ジャイアンツタウンスタジアムの年間入場者数は12万人を超えた。
さらに2027年夏には東京よみうり水族館の開業が予定されている。
野球を観戦するだけの場所から、地域の人々が継続的に訪れる複合型の施設へと発展している点も、2026年の大きな変化だ。
二軍ジャイアンツに関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年の巨人二軍監督は誰ですか?
2026年度の二軍監督は石井琢朗氏です。金城龍彦氏、大田泰示氏、鈴木尚広氏らがコーチを務めています。
Q2:2026年の巨人二軍は何位でしたか?
ファーム・リーグ中地区で2位でした。124試合で75勝47敗2分、勝率.615を記録しています。
Q3:二軍ジャイアンツの本拠地はどこですか?
主な本拠地は東京都稲城市のジャイアンツタウンスタジアムです。2025年3月1日に開業し、2026年はファーム公式戦を61試合開催しました。
Q4:2026年の二軍で注目された若手選手は誰ですか?
浅野翔吾、石塚裕惺、中山礼都、ティマなどが注目選手です。特に浅野はファーム打率.322、石塚は.319を記録しました。
Q5:二軍に降格した選手は一軍に戻れますか?
戻ることは可能です。二軍は調整や実戦経験を積む場所でもあり、コンディションや成績、チーム事情などを踏まえて一軍への再昇格が判断されます。
まとめ:二軍ジャイアンツの今後の動向と注目ポイント
2026年の二軍ジャイアンツは、石井琢朗監督のもとで中地区2位という結果を残し、ファーム日本選手権でも決勝に進出した。
浅野翔吾や石塚裕惺といった若手選手の成長に加え、投手陣にも石川達也や花田侑樹など、好成績を残した選手がいる。
一方、岸田行倫の二軍降格をめぐる議論からも分かるように、選手の起用やチーム運営はファンの関心が高いテーマだ。
11月13日まで予定されている秋季キャンプでは、若手選手がどのような課題に取り組み、来季に向けてどのような成長を見せるかが注目される。
そして、ジャイアンツタウンスタジアムを中心とした施設整備も進んでいる。2027年夏の水族館開業によって、ファームを取り巻く環境にも新しい展開が期待できる。
二軍ジャイアンツを追いかけるなら、順位だけでなく、若手の成績、昇格の動き、秋季キャンプ、そして一軍での活躍までを一つの流れとして見ることが大切だ。
2026年の結果は、次世代の巨人を担う選手たちの現在地を知るうえで、重要なシーズンとなった。
主な情報源:日本野球機構(NPB)2026年度公示・ファーム公式戦成績・ファーム日本選手権試合結果、東京ジャイアンツタウン公式発表、週刊女性PRIME、日刊スポーツ。情報基準日:2026年11月2日。