NiziUの「Make you happy」は、2020年6月30日に配信されたプレデビューデジタルミニアルバムのリード曲。明るくキャッチーなメロディーと、サビで披露される「縄跳びダンス」で大きな話題を呼び、NiziUの名前を幅広い世代に知らしめた代表曲だ。2026年11月現在も、その存在感は色あせていない。2026年7月1日には初のベストアルバム『Portfolio』が発売され、同時期に新作MV「Make you happy (2026 ver.)」も公開された。デビューから6年目を迎えたメンバーの成長を振り返る作品として、再び注目を集めている。
この曲の魅力は、単に明るいアイドルソングというだけではない。J.Y. Parkが手がけた歌詞には、大切な人を笑顔にしたいという素直な願いが込められている。加えて、Nizi Projectから誕生した9人のストーリー、韓国語バージョン、世界的な再生実績など、楽曲を深く知るための背景も豊富だ。2020年の発売日から2026年版MVまで、歌詞の意味、振り付け、再生回数、ベストアルバムとの関係を整理する。
【基本情報】NiziUの「Make you happy」はどんな曲?発売日とプレデビューの背景
「Make you happy」は、NiziUが正式デビューする前に発表したプレデビュー曲だ。
2020年6月30日、Pre-Debut Digital Mini Album『Make you happy』として配信がスタート。日本と韓国では同日、世界配信は7月1日に行われた。
アルバムには全4曲が収録されており、表題曲以外にもオーディション番組で披露された楽曲が並ぶ。単独のシングルとして発表された作品ではなく、NiziUの出発点をまとめたデジタルミニアルバムという位置づけである。
基本情報
- アーティスト:NiziU
- 楽曲名:Make you happy
- 発売日:2020年6月30日
- 作品形態:プレデビューデジタルミニアルバム
- 収録曲数:4曲
- プロデューサー:J.Y. Park
- レーベル:Sony Music Labels Inc.
ソニーミュージックの公式ディスコグラフィでも、2020年6月30日発売のプレデビュー作品として登録されている。
Nizi Projectから誕生した9人組
NiziUの誕生につながったのが、JYPエンターテインメントとソニーミュージックによる合同オーディションプロジェクト「Nizi Project」だ。
2019年に始まった同プロジェクトでは、1万人を超える応募者の中から候補者が選抜され、東京合宿や韓国合宿などを経て、最終的に9人がNiziUのメンバーに選ばれた。
メンバーは以下の9人。
- MAKO
- RIO
- MAYA
- RIKU
- AYAKA
- MAYUKA
- RIMA
- MIIHI
- NINA
番組を通じてメンバーの努力や成長を見守ってきた視聴者にとって、「Make you happy」は単なる新曲ではなかった。オーディションを勝ち抜いた9人が、グループとして新しい一歩を踏み出す象徴的な楽曲だったのである。
プレデビューから正式デビューへ
2020年6月30日に「Make you happy」でプレデビューしたNiziUは、同年12月2日にシングル「Step and a step」で正式デビューした。
わずか半年足らずの間に、グループの認知度は大きく広がった。2020年12月には第62回日本レコード大賞で特別賞を受賞し、同月31日の第71回NHK紅白歌合戦にも初出場している。
「Make you happy」は、その急速な躍進を支えた最初の代表曲として、現在までグループの歴史に残り続けている。
【歌詞の意味】Make you happyが伝える「大切な人を笑顔にしたい」という願い
「Make you happy」の歌詞を理解するうえで重要なのは、タイトルが示す意味だ。
英語の「Make you happy」は、日本語にすると「あなたを幸せにする」という意味になる。
楽曲全体を通じて描かれるのは、好きな人や大切な相手の気持ちを知り、その人に喜んでもらえることを探そうとする姿勢だ。
歌詞に込められた3つのメッセージ
1.相手の気持ちを知りたいという思いやり
楽曲の前半では、相手が何を望んでいるのか、何をすれば笑顔になれるのかを考える気持ちが表現されている。
高価なプレゼントや特別な出来事だけが幸せではない。相手の好みや気持ちを理解しようとすること自体が、愛情の表れになっている。
2.失われた笑顔を取り戻してほしいという励まし
歌詞には、以前のような笑顔を取り戻してほしいというメッセージも含まれている。
いつも明るく過ごせる人ばかりではない。落ち込む日もあれば、自信を失うこともある。そんな相手に寄り添い、もう一度笑ってほしいと願う内容が、楽曲の温かさにつながっている。
3.相手の笑顔が自分の幸せにもなるという関係性
この曲の魅力は、一方的に誰かを幸せにするという話で終わらないところだ。
相手が笑顔になれば、自分もうれしくなる。つまり、誰かを大切にする気持ちと、自分自身が幸せを感じることが結びついている。
この双方向の感情が、曲全体に明るさと親しみやすさを与えている。
J.Y. ParkがNiziUを思い浮かべて制作した楽曲
作詞にはJ.Y. ParkとYuka Matsumoto、作曲にはJ.Y. ParkとLee Hae Solが参加している。
2020年6月30日に掲載されたメンバーインタビューでは、RIMAが自分たちのことを思い浮かべて作詞された曲だと聞き、感謝の気持ちを抱いたと語っている。
MAYAも、歌詞に込められたJ.Y. Parkの思いに心が温まったと振り返った。
NINAは、レコーディングの際に家族や応援してくれるファンを思い浮かべながら歌ったという。
こうしたメンバーの言葉からも、楽曲が単なる恋愛ソングではなく、NiziUと応援する人々とのつながりを意識した作品として受け止められていたことが分かる。
【MVと縄跳びダンス】Make you happyが社会現象になった理由
「Make you happy」の人気を語るうえで欠かせないのが、ミュージックビデオと縄跳びダンスだ。
楽曲の明るい雰囲気に合わせたカラフルな映像と、9人の息の合ったパフォーマンスが印象的で、サビの振り付けは多くの視聴者の記憶に残った。
縄跳びダンスとは?
縄跳びダンスとは、実際に縄を使うことなく、縄跳びをしているような動きを取り入れた振り付けのこと。
サビに登場する特徴的な動きは、曲を知らない人でも映像を見れば印象に残りやすい。
2020年のメンバーインタビューでも、MAYAとNINAがこの振り付けを注目ポイントとして紹介。NINAはファンにも一緒に踊ってほしいと呼びかけていた。
このように、楽曲を聴くだけでなく、実際に踊って楽しめる仕掛けがあったことが、幅広い層への浸透につながった。
SNSで広がった人気の構造
縄跳びダンスが広まった背景には、SNSとの相性のよさがある。
- サビだけでも楽曲の特徴が伝わる。
- 振り付けに分かりやすい特徴がある。
- 複数人で踊るとグループの一体感が出る。
- 年齢やダンス経験を問わず挑戦しやすい。
- 動画として投稿しやすく、ほかの人も参加できる。
当時はアーティストや芸能人だけでなく、一般のリスナーによるダンス動画も広がった。
2022年12月にNiziUが出演した「THE FIRST TAKE」の紹介記事でも、縄跳びダンスと多数のカバー動画が話題になったことが振り返られている。
MVの再生回数はどれほど?
「Make you happy」の人気を裏付ける数字として、公式プロフィールに掲載されている実績がある。
| 指標 | 実績・時期 |
|---|---|
| MV公開 | 2020年6月 |
| YouTube MV再生回数1億回 | 2020年8月31日 |
| YouTube MV再生回数2億回 | 2020年12月31日 |
| YouTube MV再生回数3億回 | 2022年10月23日 |
| ストリーミング累計 | 公式プロフィールで3億回を記録 |
| 2026年版MV | 2026年7月1日公開 |
2022年10月23日には、オリジナルMVがYouTubeで3億回を突破した。日刊スポーツも当時の達成を報じている。
また、NiziUの公式プロフィールでは、ストリーミング累計再生回数も3億回を記録した作品として紹介されている。
ここで押さえておきたいのは、MV再生回数とストリーミング再生回数は別の指標だということ。両方が3億回に達したことが、この曲の幅広い浸透を示している。
【関係者・作品相関表】NiziUとMake you happyをつなぐ重要人物・作品
「Make you happy」の背景には、オーディション、韓国の音楽制作体制、日本のレコード会社、メンバー自身の経験が結びついている。
それぞれの関係を整理すると、楽曲がどのように誕生し、現在まで受け継がれてきたのかが見えてくる。
この関係性で特に重要なのは、NiziUがJYPエンターテインメント単独の企画から生まれたグループではなく、ソニーミュージックとの合同プロジェクトを通じて誕生した点だ。
韓国の音楽制作ノウハウと日本の音楽市場への展開が組み合わさり、プレデビューの段階から日韓同時配信、世界配信という展開が実現した。
【2026年最新】Make you happy (2026 ver.)とベストアルバムPortfolioで再注目
2026年の大きなトピックが、NiziU初のベストアルバム『Portfolio』と「Make you happy (2026 ver.)」のMV公開だ。
ソニーミュージックは2026年7月1日、ベストアルバムの発売と同時に、プレデビュー曲の最新MVを公開した。
公式発表では、6年目を迎えたNiziUがこれまで築いてきた歩みを記録した映像として紹介されている。2020年のデビュー前から応援してきたファンにとっては、グループの原点を現在の姿と重ねて楽しめる機会になった。
2026年版MVは何が新しい?
「Make you happy (2026 ver.)」は、2026年6月30日にJYP Entertainmentの公式YouTubeチャンネルで公開され、7月1日にベストアルバム『Portfolio』の発売を迎えた。
このMVの注目点は、楽曲が持つ原点のイメージと、6年目を迎えたNiziUの歩みを結びつけたことだ。
2020年当時のメンバーと現在のメンバーでは、経験や表現力、パフォーマンスに違いがある。だからこそ、同じ楽曲を新しい映像として見直すことで、グループが積み重ねてきた時間そのものを感じ取れる。
ただし、ここには押さえておきたいポイントがある。
「2026 ver.」という名称が付いているのは、公式発表上では新しいMVである。
『Portfolio』の公式CDトラックリストでは、収録曲名は「Make you happy」と表記されている。「Make you happy (2026 ver.)」という別の再録音曲が収録されているとは案内されていない。
そのため、2026年版MVの公開と、音源そのものの再録・再編曲を同じ意味で扱わないことが大切だ。
ベストアルバム『Portfolio』の発売日と収録内容
『Portfolio』は、2026年7月1日発売のNiziU初のベストアルバム。
これまでの活動を彩ってきた代表曲を中心に、全20曲が収録されている。
主な収録曲は以下のとおり。
- Make you happy
- Baby I'm a star
- Step and a step
- Take a picture
- Poppin' Shakin'
- Super Summer
- Chopstick
- ASOBO
- CLAP CLAP
- Blue Moon
- Paradise
- COCONUT
- Memories
- SWEET NONFICTION
- RISE UP
- YOAKE
- LOVE LINE -Japanese ver.-
- Emotion
- Too Bad
- Light it Up
初のベストアルバムというだけでなく、NiziUの活動を振り返るための作品として構成されている。
完全生産限定盤には、CDに加えてBlu-rayが付属。『Portfolio』Best Memoriesと、メンバーの歩みを振り返るスペシャルインタビューが収録されている。
また、通常盤、初回生産限定盤、ファンクラブ会員向けのWithU盤など、複数の形態が用意された。WithU盤にはユニット曲やメンバーのボイスメッセージも収録されている。
なぜ2026年に再注目されているのか
再注目の理由は、単に懐かしい曲がベストアルバムに入ったからだけではない。
大きく3つの背景がある。
第一に、NiziUの原点を再確認できるタイミングだったこと。
『Portfolio』は、グループ初のベストアルバム。代表曲をまとめることで、プレデビューから現在までの成長を一続きのストーリーとして振り返れる。
第二に、2026年版MVによって視覚的にも原点を振り返れること。
音源を聴き直すだけでなく、新しい映像を通じて現在のNiziUと過去の楽曲を結びつけられる。
第三に、楽曲そのものの普遍性があること。
誰かを笑顔にしたいというメッセージは、特定の時代や流行に依存しにくい。初めて聴く人にも意味が伝わりやすく、過去にファンだった人が再び聴いても新しい発見がある。
2020年のヒット曲が2026年のグループの歴史を象徴する作品として再び取り上げられたことに、この曲の強さが表れている。
【韓国語バージョン】日本語版との違いと収録アルバムを解説
「Make you happy」には韓国語バージョンも存在する。
日本語版しか知らない人にとっては意外かもしれないが、NiziUはプレデビュー直後から韓国語でのパフォーマンス映像も公開していた。
韓国語版の公開日は2020年7月15日
「Make you happy」の韓国語版パフォーマンス映像は、2020年7月15日にNiziU公式YouTubeチャンネルで公開された。
日本語版と同じ楽曲の魅力を、韓国語の歌唱で楽しめる映像だ。
この公開は、JYPエンターテインメントを制作面の基盤とするNiziUが、早い段階から日本国内だけにとどまらない活動を意識していたことを示すものでもある。
韓国語版の音源は『U』初回生産限定盤Bに収録
韓国語版の音源については、2021年11月24日発売の1stアルバム『U』にも注目したい。
ソニーミュージックの公式発表によると、初回生産限定盤BのCD Disc2に「Make you happy -Korean ver.-」が収録された。
このディスクには、ほかにも以下の楽曲が収録されている。
- Baby I'm a star
- Boom Boom Boom
- 虹の向こうへ
- Make you happy -Korean ver.-
- Step and a step -Korean ver.-
- Take a picture -English ver.-
- Poppin' Shakin' -English ver.-
つまり、韓国語版はファンによる翻訳動画や非公式アレンジではなく、公式に公開・収録された音源である。
なお、2026年のベストアルバム『Portfolio』の通常の20曲のCD収録リストには、韓国語版の記載はない。韓国語版をCDで楽しみたい場合は、アルバム『U』の初回生産限定盤Bという収録形態を確認する必要がある。
【プロの結論】Make you happyの人気の理由と今聴く価値
「Make you happy」が6年を経てもNiziUの代表曲として残っている理由は、音楽・振り付け・グループの物語が一つの作品にまとまっているからだ。
特に注目したいのは、次の4つの要素である。
1. 楽曲の分かりやすさ: 誰かを笑顔にしたいという普遍的なメッセージがある。
2. ダンスの参加しやすさ: 縄跳びダンスという視覚的に分かりやすい振り付けがある。
3. 誕生までのストーリー: Nizi Projectを通じて9人の成長を見守れる背景がある。
4. 時代を超えた再発信: 2026年の『Portfolio』と新MVによって、現在のNiziUから原点を振り返れる。
こんな人におすすめ
- NiziUを最近知り、代表曲から聴いてみたい人
- Nizi Projectを見ていた当時の思い出を振り返りたい人
- 歌詞の意味やJ.Y. Parkの制作背景を知りたい人
- 縄跳びダンスや韓国語版を改めて楽しみたい人
- 2026年版MVとオリジナルMVを見比べたい人
反対に、最新のNiziUの音楽性や現在のパフォーマンスだけを知りたい人は、『Portfolio』のほかの収録曲や2026年の作品も合わせて確認すると、より幅広い魅力を理解できる。
「Make you happy」だけを聴いて現在のNiziUの音楽性を判断するのではなく、2020年の原点と2026年の現在を比較することが、作品を楽しむうえでのポイントだ。
【よくある質問】NiziUのMake you happyに関するFAQ
Q1:NiziUの「Make you happy」の発売日はいつ?
A1:2020年6月30日。NiziUのプレデビューデジタルミニアルバムとして配信された。世界配信は2020年7月1日からスタートしている。
Q2:「Make you happy」はNiziUのデビュー曲?
A2:正確にはプレデビュー曲。正式なデビューシングルは2020年12月2日発売の「Step and a step」だ。
Q3:「Make you happy」の歌詞にはどんな意味がある?
A3:大切な相手を笑顔にしたい、相手の望みを知りたいという思いやりが中心に描かれている。相手の笑顔が自分の幸せにもなるという、温かいメッセージを持つ楽曲だ。
Q4:縄跳びダンスとは何?
A4:サビで披露される、縄跳びをしているような動きを取り入れた振り付け。2020年にSNSなどで広く話題になり、NiziUの代表的なパフォーマンスとして知られるようになった。
Q5:「Make you happy」のMV再生回数は何億回?
A5:オリジナルMVは2022年10月23日にYouTubeで3億回を突破。公式プロフィールでも、MVとストリーミングの累計再生回数がそれぞれ3億回を記録したと紹介されている。
Q6:「Make you happy (2026 ver.)」はいつ公開された?
A6:2026年7月1日に公式発表され、同時期に公開された。NiziU初のベストアルバム『Portfolio』の発売に合わせた新作MVで、6年目を迎えたグループの歩みを記録した映像として紹介されている。
Q7:「Make you happy」の韓国語バージョンはどこで聴ける?
A7:韓国語版のパフォーマンス映像は2020年7月15日に公開された。また、音源は2021年発売の1stアルバム『U』初回生産限定盤BのDisc2に収録されている。
まとめ:Make you happyはNiziUの原点であり続ける代表曲
NiziUの「Make you happy」は、2020年6月30日のプレデビューからグループの成長を支えてきた重要な楽曲だ。
J.Y. Parkが手がけた、誰かを笑顔にしたいというメッセージ。SNSで大きな広がりを見せた縄跳びダンス。そして、MVとストリーミングの双方で累計3億回を記録した実績。これらが重なり、NiziUを象徴する代表曲として定着した。
2026年7月1日には初のベストアルバム『Portfolio』が発売され、「Make you happy (2026 ver.)」のMVも公開された。
2020年の9人の姿を知っている人にとっては、6年間の成長を振り返るきっかけになる。一方、2026年に初めてNiziUを知った人にとっては、グループの原点を理解する入口になる。
「Make you happy」は、NiziUがどこから始まり、どのように歩んできたのかを知るために欠かせない一曲だ。
これからNiziUの音楽を聴き始めるなら、まずは2020年版のオリジナルMVと2026年版MVを見比べてほしい。同じ楽曲に重なる時間の変化こそ、この作品を2026年に聴き直す大きな魅力となっている。